グローバル人材のためのプチ情報

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2分間の価値

今の時代、製品を海外へ売り込みたい会社は多いです。しかし実際に行動を起こす会社は少ないです。

 

そんな会社へは「1歩だけ足をすすめる」事をアドバイスしています。1歩だけでも進むと現実がよく分かる事が多いからです。

 

私自身も多くの「やりたいと思っていながら手を付けてない事」があります。

 

で、最近実践しているのが、「2分間だけやる」です。

 

インターネットでちょっと調べて問い合わせメールするとかですね。それぐらいの事です。

 

初動のハードルは高いです。主に心理的なものです。

 

とりあえず手を付けてみるのは早い方がよいと思っています。問題が概念的なものから具体的なものに変わります。

製品がよくても売れない

日本のよい製品が世界で売れない事がある。

よい製品を出しているのはよい会社である。社員の定着率も高い。外部の目が入りにくい。

ずっとその製品を知っている社員には客観的な評価をしたり疑問を持つのが難しい。

自分たちが当たり前と思っている事が外部には当たり前でないことは多々ある。

海外の顧客においてはなおさらである。

自身を客観的に見るのは限界がある。少し離れた位置から適切なアドバイスしてくれる人がいればラッキーである。

(自分も含めての話)

プライドとメンツの問題

本日3月16日から北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業されました。

東京から敦賀まで最短3時間。劇的に近くなりました。

将来、京都・大阪まで延伸してぐるっと一周するようなれば、インバンドも含めて観光客が倍増すること間違いありません。

実際、環状にする計画はあるのですが、下図の京都を通る点線部分が進んでいないのです。

ここで疑問が生じます。

滋賀県米原にはすでに新幹線の駅があります。

敦賀米原はすぐ近くです。この区間だけ新幹線を通せば、すぐに環状になるのです。

なぜ、そうしないのか?

それは歴史的な経緯があります。

約15年前に滋賀県の南部に新幹線新駅をつくる計画がありました。

すでに駅工事に着工していたのですが、そのタイミングで滋賀県の知事選挙があり、「滋賀県に新幹線の新駅はいらない!もったいない!」と主張した候補が当選したのです。

新駅は中止。JR東海は激怒して、「2度と滋賀県に新幹線は作らない」となったのです。

悲しい事です。

もし新幹線が環状になれば、埼玉、群馬、長野、新潟も含めてものすごい経済波及効果があるでしょう。

それが過去の経緯でできたのです。

で、提案。

今の滋賀県知事にJR東海に公式に詫びをいれていだきたい。

「過去の新駅中止の件は大変申し訳ありませんでした。ぜひ、敦賀米原間に新幹線を通してください。」 とです。

JR東海も「そこまで言うなら仕方がないな」とメンツが立つでしょう。

滋賀県JR東海のプライドの問題で、素晴らしい経済波及効果があり、地方再生の起爆剤になるであろう環状新幹線ができないのは、あまりに残念です。

こういった事、日本のあちこちであるのかもしれませんが... プライド、メンツもほどほどがよいと思います。

AI の進化

ChatGPTに代表されるAIの進化は想像を超えている。

openAI(マイクロソフト)は次のブレーク・スルーがあったとき、それを直ちに発表するだろうか? 何も言わずに常に1-2世代前のモノを供給し続けるのが資本の論理としては正しい気がする。

すでに怪物は生まれているかもしれない。

 

#AI 

フィリピンで考えたこと

はじめてフィリピンを訪問しました。

役にたったのがGRABという携帯アプリです。個人タクシー手配のアプリです。UBER(ウーバー)の東南アジア版ですね。
昨年、ベトナム到着後に空港からホテルまでタクシーに乗ったら、いきなりボラれたのです。
で、今回は日本でGRABを携帯にいれてフィリピンに行ったのです。
最初に料金でるし、運転手評価も分かるし、言葉を使う必要ないし、ルート上の自分の場所もでるし... まったくもって安心して目的地に着けました。
この経験から、逆に海外からの訪日観光客の立場になれば、使い慣れたUBERかGRABを日本でも使いたいのではと思った次第です。
いくら日本が安全といっても、バスや地下鉄のるのも複雑だし、タクシーも言葉や料金の面で不安でしょうから。
(GOの外国語での使いやすさは知りませんが..)
PS
友人は日光で世界遺産循環バスにのったときに、乗客のほとんどが外国人であるにもかかわらず、運転手が英語を話せず「料金は後払いor 前払い」が伝わらずに揉めているのを見たそうです。「観光都市がこんな事もできてないのか」と、ある意味ビックリしたそうです。

スーパーチューズデーに思う

3月6日のスーパーチューズデー共和党の大統領候補選、トランプ氏の圧勝でした。

ここに至っても「なぜトランプ?」といった報道が多いようです。

最初からトランプ支持者の最大の理由は国境問題です。

以下、彼のメインの主張です。

1.    合法移民はよい。しかし不法移民を許してはならない。

2.    不法入国しようとして失敗した人の難民申請を許して釈放してはならない(キャッチアンドリリース制度)。難民申請するなら最初から国境検問所に来るべきだ。

3.    不法移民にまで宿泊施設の提供をしているニューヨークや他のサンクチュアリシティ(聖域都市)は、不法移民の流入を促進している。

トランプを支持する私の友人は、そろって「トランプが言っている事はコモンセンス(常識)だ。」と言います。

しかし、この分かりやすい主張を詳しく報道する日本のTVを見たことがありません。8年前からです。Qアノンや陰謀論に騙されるアメリカ人といった報道ばかりです。

トランプのメインの主張部分をカットしているのです。

アメリカの報道機関は多くの有権者の信頼を失いました。

日本はこれからどのようにこの問題を報道するのでしょう。

 

報道における自分のフィルター

最近はメディアも増えていろんな海外報道があります。何が事実なのかが分からない時代です。

しかし、実際にその地に行って、人と話した経験があると、それが自分なりのフィルターになると思ってます。

それは肌感覚のようなものです。

「あの場所で大規模な抗議運動ができるはずがない」といった違和感ですね。