5連敗の影でDanが引退の危機!

久々の先発マスクで2安打1打点と活躍したDan Wilsonが右膝前十字靱帯断裂でDL入りです。おそらく今季絶望、もしかしたらそのまま引退もささやかれています。


うーーん、厳しいー。


Danが控えててのOlivo育成というのが首脳陣の描いていた絵だと思うのですが、これで今季は本当にOlivoと心中となりました。もうバッティングは目をつぶるからリードとフィールディングを鍛えて欲しいです。
ちなみに、Danの変わりはWiki Gonzalezがタコマから上がってきます。哀愁のCirilloとのトレードでやってきた人ですね。

あと、Dave Hansenも昨日から上がってきてます。入れ替わりにChooがタコマ行き。しっかり修行して秋には一回り成長して上がってきて欲しいです。


昨日の試合も中軸+ICHIROが不発で完敗です。これで5連敗。すっかり定位置になったAL West最下位で首位と5ゲーム差。昨日の時点で28試合消化したわけですが、昨年度と比較してみると、勝ち星はほぼ同じで打率.252→.249、HR20→17と低下しており、むしろERAが4.66→4.00と良くなってます。今のところオフの買い物は無駄遣いですね。

明日からはBOS、NYYとの12連戦です。16日のNYY戦は観戦予定。今のところAL弱小対決です。

Sonics プレーオフ一回戦突破。マリナーズ4連敗。

昨日は結局マリナーズの試合を主に見ながら時々Sonicsを見てました。


逆にすればよかった!


まぁ、マリナーズはあっさりと負けてくれたので一番盛り上がった4th Quarterはゆっくり見られた訳ですが。


昨日もあまり見どころは無かったです。SEX様のホームランと、9回ツーアウトの男Shin-soo Chooのメジャー初ヒット(しかも初打点)くらいでしょうか。最後もICHIRO三振でしょんぼり。スタンドも寒そうやった。すぐ近くのKEY-ARENAではお祭り騒ぎしてるのに。

いい意味ではどっしり構えてる、悪い意味では動きが無さ過ぎるHargroove監督もそろそろ打順の組み換えも考えてるようです。まあ中軸をすこし組み換えてみてもいいかと思いますが、問題はキャッチャーでしょう。今年はOlivoと心中する気でしょうかねぇ。バッティングの悲惨さはある程度目をつぶったとしてもフィールディングの悪さがちょっと気になります。ここ数試合本塁でのクロスプレーがことごとくセーフ。タイミング的にはアウトなものもポロリしたりブロックが甘かったり。僅差のゲームが多かっただけに痛かったです。肩はすばらしいものを持ってるのですけどねぇ。しばらくDanを先発させてもいいかと思うんですが。

Danで思い出しましたがOlerudがBostonとマイナー契約交わしたみたいです。左足靱帯断裂の手術の後、リハビリをしながらチームを探してたみたいなのでよかったよかった。お父上もお喜びでしょう

 借金生活

同地区、東の2強(今年はそうでもないですが)との連戦が続くマリナーズですが、先週末から3連敗です。OAKでの2試合は終盤攻め立てたのですがあと一本が出ない歯がゆい試合でした。そんれにしても大金使った3,4番がさっぱりですなー。どないなっとんねん。あと、Valdezはもうちょっとバント練習しないと。
昨日の試合は久々にゆっくりとテレビ観戦してたのですがしょーもない試合でした。1回の裏に立ち上がり制球が定まらないWashburnからICHROがヒット、Winnが四球でノーアウト1,2塁。先週末に何度も見たような光景。ここで一発打って嫌な空気を一掃してくれ!!と思ってたらBeltreはセカンドライナー。当りはよかったけどね。送球エラーでICHIROが3塁へ進む。バッターSexson。もう外野フライでええから、頼みまっせ。とか思ってたらあっさり三振。ダブルスチールでWinnが上手に1,2塁間に挟まれてるのにICHIROが途中で止まってしまいアウト。明らかにICHIROの判断ミス。前から思ってたけどWinnって走塁センスあるなぁ。
それ以降はまったく見るとこなし。先発のフランキーは四死球でランナー置いてホームラン打たれるいつものパターン。もう見飽きたわ!!唯一の見せ場だったICHROの7回の守備もトイレに行ってて見逃したし。あーNBAのプレイオフでも見とけばよかったよ。
開幕から予想外にがんばってた投手陣もここにきてお疲れ気味。というか本来の姿に。高給取りのお二人のバットも湿りがち。お買い得と思われたValdezも守備ではがんばってるものの相手チームに研究されてバッティングはさっぱり。ドミニカンにしては速球に弱すぎ。Reeseは手術になる可能性高そうだし。何しに来たんやこいつは。


今日はSonicsのプレーオフGAME5もあるからそっち見ようかなぁ。


いまのところ打開策はこれといって無いんですが、3,4番の復調を待つことと、Felixの昇格を早めること。思い切ってトレードでこの人を獲ってみるのもどうでしょうか?もうそんなお金なさそうですが。


まぁ悪夢の90年代阪神タイガースを応援し続けた自分としては全然平気ではあるのですが。


とか書いてると阪神もシッカリ5連敗してるし・・・。

ハンセン復帰

と言っても不沈艦の方ではありません。



2004年にマリナーズ左の代打の切り札として活躍したDave Hansenがマリナーズマイナー契約した模様です。2004年のシーズン途中にパドレスへトレードされるまで57試合に出場.282、2HR、12RBIと代打としては十分な成績を残していました。今年はカブスのキャンプに招待選手として参加していましたが開幕前にリリースされています。Hansenは1998年には我が阪神タイガースでもプレーしていました。主に3番を打ってたように思います。何度か生観戦でも見てるのですが正直ほとんど記憶にありません。まぁチームも暗黒時代の真っ只中だったし、あまりいい印象はなかったと思います。

しかしながらメジャーでは14年間主に代打として活躍。代打ホームラン歴代7位(15本)、代打ツーベース歴代2位(22本)という記録も持っています。去年何試合か見ましたが、確かにいいところで打ってました。選球眼もよかったです。取り敢えずは3Aタコマに合流するみたいですが、もし上に上がってきたらChooと入れ替わりでしょうかねー。それもちょっと残念。

Strongがドーピングで10日間出場停止

ここ数日はゆっくりと中継を見れてませんが、マリナーズは良くもなく悪くもなく昨日の時点で10−10の5割です。去年のことを思うと上出来なのですが、大金をはたいて補強した打線よりも、Freddyが抜けてスケールダウンした投手陣ががんばってるのがちょっときになるところです。特に42歳のMoyerががんばってます。すでに4勝!! 去年の勝ち頭のVillonが8勝(笑)だったことを考えるとすごいですねー。まだ4月ですよ。


それはさておき、今朝の新聞に出てたのですがマリナーズトッププロスペクトの一人であるJamal Strongがドーピング検査に引っかかり10日間の出場停止処分になったそうです。Strongはこの春のキャンプでも最後まで開幕ロースター入りを争ってましたが外野手の層が厚いために結局残れずにタコマでがんばっていました。すでに十分メジャーで通用するであろう期待の若手です。
本人は明らかなステロイドの使用は否定していますし、なにより彼の体格(176cm、82kg)から考えても意図的なドーピングは考えにくく何らかのサプリメントに反応したんだと思います。今年から強化されたドーピング検査ではマイナー選手はメージャー選手よりもより厳密な検査(たくさんの種類の化合物をチェックされるという意味だとおもいます)が義務付けられているそうです。この検査に引っかかって処分されたマリナーズのマイナー選手は彼で9人目です。これが多いのか少ないのかは良く分かりませんが、ほとんどの選手は日常的に摂取しているサプリメントでひっかかってるみたいです。たしかにアメリカのスーパーやらドラッグストアに行くと恐ろしいくらいサプリメントが並んでるもんなー。子供用も含めて。みんな家であんまり野菜食べないみたいだし。とか考えてたらランチの時に同僚からこんな話を聞きました。小学生に食べたことのある野菜を書きなさいって質問したらフライドポテトしか書かなかった子供がたくさんいたらしい。うん、十分ありえる。この国では。

うちの娘も野菜嫌いでグミのビタミン剤を愛用してるのでこのままだとアメリカ風合理的食生活が身についていつの日かスポーツ選手になった時にドーピングに引っかかってしまうのでなんとかせねば。

SEA 0 - 3 OAK

淡々と進行して山場も無くあっというまに終わったような試合でした。


今季初のナイター観戦。日中はもう半袖でもOKなくらい暖かくなったけど、一旦日が暮れるとまだまだ寒さが厳しいSeattle。寒さ対策もばっちりしていざスタジアムへ。

と、思ってたら夕方に突然のミーティングが・・・。


4時にはラボからフェードアウトと目論んでたのに、ようやく脱出できたのは5時半!まずは自宅に車を取りに帰る。スタジアム観戦仕様に着替えを済ませてお待ちかねの家内と娘をつれて出発。途中のI-90が予想以上に大渋滞。何かおかしいと思ってたらやっぱり事故。5台くらいの玉突きで、救急車も2台出動している。路肩に首をおさえてうずくまってる人も。この時点で試合開始まで5分しかないけど、焦らずに安全運転で行こうと自分に言い聞かせる。

球場周辺は車の量が少ない。平日ナイターだとこんなもんか。駐車場も$5-8で選び放題。球場西側の徒歩3分くらいのところに駐車。6月に日本から後輩たちが遊びに来るので、球場に入る前にチケットオフィスで6月のPHI戦のチケットを購入。ライトスタンド一階席、5列目をゲット。イチローの真後ろ。

この日はホームプレート後方の3階席($17)。この席は初めてだったけど投球のコースや守備陣形がよくわかって楽しい。難点はかなり高い位置から見てるのでボールの高低が分かりにくいことくらい。既に試合開始してたので3階のデッキでPuget湾に沈む夕日を眺めながらサーモンサンドイッチとビール(もちろんRed Hook)で夕食。中から歓声とため息が聞こえてくるので見に行くとOAKが先制していた。Franklinの確変も終了したのか。今日は序盤からフラフラんくりんなのか。

席について落ち着いて見出したのは2回の裏から。Booneがセカンド内野安打。送球がそれてフェンスまで転がってる間にBooneは2塁を狙う。でも、あんた大周りしすぎ!!足が殆ど外野の芝生にかかるとこまで行ってるやん。余裕でアウト。場内から失笑。次のIbanezも倒れてチェンジ。今日のHardenは多少荒れ球ながらMAX97MPHの直球が要所でいいとこに決まってる。こりゃピッチャーかわってからが勝負やなぁ。とか考えてたら次の3回表にKotsayに2ランHRをくらう。3階からでも打った瞬間わかるすごい当りやった。


その後の試合展開が早かった。もう昨日の今日でも忘れそうになるくらい。


マリナーズ打線は四球やらヒットやらでチャンスを作るもののなかなか点が入らない。チャンスで三振、チャンスで三振の繰り返し。なんか上原と対戦してる阪神(2003年以前)を思い出した。一方のフラフラんくりんも4回以降は立ち直って確変継続中をアピール。お互いランナーを出しても点はやらない粘り強い投げ合い。Hardenは結局7回を5安打無失点8三振の完璧なピッチングでマウンドを下りる。8回裏は2アウトからヒットとエラーで1,2塁としてクローザーのDotelを引っ張り出す。バッターはインフルエンザ明けのSexson。3階から見ててもでかい。もう遠近法違反。もう三振かホームランかどっちかを期待してたら中途半端なライトフライ。最後9回裏2アウト1塁で代打にタコマから上がってきたShin-Soo Chooが登場。このときはちょっと盛り上がる。彼は目つきがすばらしい。ベンチで座ってても常に誰かにメンチ切ってるし。プレッシャーに負けないように自分を奮い立たせてる感じがなんとも懐かしい。大阪に住んでた頃はこんな輩がいっぱい回りにいてたなぁ。少ないチャンスを生かしてアピールして欲しかったが変化球を引っ掛けてボテボテのファーストゴロで終了。

この日の収穫は今まさにBig3を超えていくHardenのピッチングを生で見れたこと。藪は結局登場しなかった。ブルペンですら投げてなかった。誰ともしゃべらずじーっとブルペンのベンチに座ってた。なんか寂しそうやった。

あとよかったのは、今季大事なところでエラーをしてるBooneの守備がだいぶ安定してきたこと。ショートのValdezとの息も合ってきたし。Valdez守備いいです。肩もいいし。もうReeseいらんのとちゃう?


AL WestはLAAがちょっと抜け出しそうな気配ですが、まだまだ混戦が続きそうです。