【2022年】有馬記念予想
お久しぶりです。ブログを結構さぼってしまいました。
今後も気まぐれでやります。
しかしながら、有馬記念は書いてくれと言われたので、渋々やります。
内枠が有利は本当か?
有馬記念は内枠が有利とされていますが、真に受けてしまうと危険と思います。
枠に関しては2つのポイントを押さえておかなければなりません。
1つ目は中山の開催は進んでいることに留意すべきです。
コース形状的には内枠は有利なのですが、馬場が荒れてきてしまうと内枠の恩恵はそれほどないでしょう。
歴代の有馬記念を見てみると、内からスルスルと伸びていく馬もいますが、それよりも外差し傾向がある年の方が多いです。
内枠が有利というのは、内の馬場が荒れていないときのお話です。
今年は既に内ラチ沿いが伸びる時期は逸したように感じます。
しかし、大外から豪快に差す競馬はあまり見られませんので、枠の有利不利で言えば「中枠」が有利でしょうか。
とは言えど、そこまで枠だけを気にすることはないでしょう。
2つ目は「8枠が不利」であることです。先ほど枠を気にする必要はないと書きましたが、8枠だけは別です。
8枠は過去10年で1頭だけ3着があるのみで(2018年のシュヴァルグラン)、他は人気馬を含めて馬券内はありません。
今年はこの鬼門の枠にブレークアップとディープボンドが入りました。
この2頭はともに先行する競馬ということもあり、かなり厳しいと言わざるを得ないでしょう。
有力馬解説
全頭解説すると長くなるので、絞って解説します。
⑨イクイノックス
東京競馬場で速い上がりを使っているのが印象的なので、アーモンドアイを連想させる人もいるかもしれませんが、血統的にはむしろ有馬記念向きだと思います。
ただ、まだトモが成長途上でどうしても後ろからになるので、有馬記念向きになるのは1年後かなと思っています。
それでも全然向かないということはないと思います。
⑬タイトルホルダー
昨年は鬼門の8枠から先行して5着でした。8枠は影響しましたが、この時はまだ勝てるだけの力も足りていなかったように感じています。
しかし、4歳になってから1段階も2段階も成長しました。
この1年で大きく成長した今なら、7枠から逃げてもそのまま押し切れるのではないかと感じます。
凱旋門賞でのダメージだけが懸念点です。
⑤ジェラルディーナ
オールカマーは内枠有利の馬場で最内枠、エリザベス女王杯では外有利の馬場で大外枠でした。
枠にはかなり恵まれた連勝ですが、力が無いと勝てません。
今回も少し距離不安がある中で内よりの枠をとれたのは良かったと思います。
あとは前走重馬場で激走した後のダメージが残っているかどうかですね。
⑥ヴェラアズール
前走のジャパンカップでは内からスルスルと抜け出して勝利。芝では4-0-2-0と馬券外がありません。
これまでのレースを見てみると、スローペースからの末脚を活かした競馬が得意なようです。
今回はペースも速めになるので、前走の再現はなかなか難しいと思います。
ただし、追い込んで3着はあるかもしれません。
⑦エフフォーリア
昨年の覇者ですが、今年は低迷しています。
長い休みで復活するのはあり得ますが、昨年と同じだけ走れば勝てるメンバー構成ではないと思いますので、復活があったとしても連覇は厳しいかなと考えています。
印と買い目
◎ ⑬タイトルホルダー
メンバー構成から見ても、タイトルホルダーが逃げた時に絡んでいく馬もいなさそうなので、昨年5着のリベンジを果たせそうです。
〇 ⑨イクイノックス
タイトルホルダーを負かすとしたらイクイノックスが今までよりも前で競馬をした時だと思います。
▲ ⑩ジャスティンパレス
夏にで大きく成長しました。神戸新聞杯は圧勝でしたし、菊花賞も3着ではありましたが外枠からの強い競馬でした。
△ ③ボルドグフーシュ
調教が非常に良いです。後ろすぎるので勝ち負けは厳しいですが、3着はあると見ています。
単勝 ⑬
3連単 ⑨⑬→③⑨⑩⑬→③⑨⑩⑬
【2022年】天皇賞・秋 予想
今回は話している人が少ない視点からの予想をしていきます。
ハイペースの時にどういう馬が来るか?
メンバーを見ると稀代の逃げ馬パンサラッサがいるだけでなく、同じく逃げ馬のバビット、前走は控えたものの逃げで連勝したジャックドールもいるため、ペースが速くなることが確実視されています。
こういうときにどういう馬が来るのか?ということを考えると、1つは差し・追い込み馬ですよね。ハイペースで前の馬がバテたところを差し切るというのはよくあります。
じゃあ差し・追い込みの脚質だけ買っておけばいいのか?というとそんなに単純な話ではないと考えています。ハイペースでも先行馬が粘ることはあります。
では、どういう馬がハイペースでも好走出来るのか?
答えは距離適性が長い馬ではないかと考えています。
天皇賞・秋は意外と2400m以上で好走経験のある馬も活躍が目立ちます。
マイルを専門とする馬が好走することもあるのですが、ペースが速くなると距離適性が長めの馬が活躍する傾向にあります。
ハイペースの天皇賞・秋は2012年まで遡りますが、1着エイシンフラッシュ、2着フェノーメノ、3着ルーラーシップと全て2400m以上での実績があり、
その前の年の2011年はレコードタイムが出るほどのハイペースでしたが、やはり1着はトーセンジョーダンで2400m以上の実績があり、2着ダークシャドウは2000mまででしたが、3着ペルーサも2400mの実績がありました。
今回のメンバーで2400m以上での実績馬は、今年のダービー2着のイクイノックス、昨年のダービー1着シャフリヤール、昨年のオークス1着のユーバーレーベンです。
ユーバーレーベンは調子を落としているので、イクイノックスとシャフリヤールを手厚く買おうと思います。
◎ ⑧シャフリヤール
〇 ⑦イクイノックス
他の注目馬
穴候補はマリアエレーナです。前走で覚醒した感があります。
ここではなくエリザベス女王杯に出てくれれば本命にしていました。
ですがタフな小倉記念でも圧勝したように、クロフネ産駒ですが長い距離の方が良さそうです。
ダノンベルーガはダービーでの敗因が仕上げすぎでテンションが高かったということであれば、ここでは少し見直せる可能性はあります。
それでもイクイノックスには及ばないかなという評価をしています。
ジオグリフはここではちょっと中途半端な感があります。長距離の適性は無いのはもちろん、前残りの展開でも届かないイメージをしています。
あとはジャックドールやパンサラッサの先行勢にも全くノーチャンスかというとそうではないとは思っています。
意外とペースが抑えられることもあり得ますから、そうなればワンツー決着になりそうです。(今回はそうならないという予想をしました)
【2022年】秋華賞はナミュール本命である理由
なぜナミュールが本命なのか?という視点で書いた方が面白そうなので、今までとは違う書き方にします。
クロノジェネシスとの共通点が多い
ナミュールを評価した理由は2019年の秋華賞で勝利したクロノジェネシスに重なる部分が多かったからです。
私が考えるクロノジェネシスとナミュールの共通点は以下の通りです。
①2歳〜3歳春までは上がりの速さを武器にしていた
③秋華賞で馬体重大幅増
④欧州系に分類される父の産駒
クロノジェネシスは稍重の宝塚記念を圧勝しているようにタフな馬場が得意な馬でしたが、
3歳春までは東京1800mのアイビーSで上がり3Fを32.5で勝利するなど、強烈な追い込みを武器にしていました。
当時は馬体重も430kg程度と馬体も小さく、先行出来るようなトモの強さもなかったのでしょう。
ところがオークス3着後に休養を経て馬が変わります。
夏を越して大きく成長し、馬体重20kg増で臨んだ秋華賞ではタフな稍重馬場で中団から押し切って完勝。
そもそもバゴ産駒が強烈な追い込みを武器にするというのがちょっと合いません。
秋華賞や宝塚記念などで見せた姿が本来の個性であり、3歳夏で成長したからこその秋華賞の勝利だったでしょう。
ナミュールにも同じことを期待しています。
父ハービンジャーで母父ダイワメジャーなので、2歳の新馬戦や赤松賞で見せたような上がりの脚を武器にするのが本来の姿では無いと思っています。
クロノジェネシスと同様に夏で成長し、3歳春までのイメージでは無いと思っています。
馬体重はレースの約1時間前に発表されますが、調教後の馬体重は既に発表されており、ナミュールは前走から30kgも増加していました。
当日も20kg以上の馬体重増でレースに臨むことになるでしょう。
古馬であれば30kgも増えていたらひと叩き必要と判断するところですが、ナミュールの場合は阪神JF以降馬体が増えずに悩んでいたくらいですから、馬体重の大幅増は大きなプラス要素でしょう。
馬体が増えていなければ、ここでは無印評価にしていました。
スターズオンアースとスタニングローズの評価は?
ナミュールを高評価した理由は上記の通りですが、予想は相対評価なので他の有力馬のことも考えなければなりません。
スターズオンアースは両脚の骨折からの休み明けですので、急仕上げ感が否めませんでした。
2週前よりも1週前、1週前よりも最終追い切りでタイムが速くなっており、なんとか間に合ったという感じではないでしょうか?
能力は高いですので完全に切ることは難しいですが、抑えまでの評価です。
スタニングローズは本命と迷いました。今でもナミュールとスタニングローズのどっちが勝つのかは分かりません。
紫苑Sは仕上げ途上で勝利し、今が最高の状態でしょう。
ナミュールを本命に選んだのは成長を見越してのことですので、連軸にはスタニングローズが最適と思います。
プレサージュリフトは選ばなかった理由
ナミュールと同じハービンジャー産駒のプレサージュリフトも出走していますが、こちらはあまり評価していません。
プレサージュリフトはクイーンCで強烈な末脚で勝利しており、その点はナミュールと同様です。
しかしプレサージュリフトはオークスの時点で馬体重が468kgであり、今回の調教後の馬体重は474kgとほぼ変化がありません。
既に春の時点で馬体はある程度完成していたと考えています。(馬体重に反映されないトモの強さ等の面はあるかもしれませんが)
また、血統を見ても母父がディープインパクトなので、ディープインパクトのキャラクターが強く出たと考えれば、
プレサージュリフトの末脚を活かす競馬も納得です。
つまりナミュールとは違い、馬が変わってくることは期待しにくいということです。
※能力で劣るとは思っていません。阪神2000mで末脚特化のタイプは能力を発揮しにくいという話です。
【2022年】スプリンターズS簡易予想
お久しぶりです。
色々あって全然予想をアップしてませんでした。
(出張、資格試験、スプラトゥーンとか色々ありましたね)
リハビリがてら予想を簡単に書いてみます。
実力馬が順当に好走するレース
過去10年の結果を見てみると、3番人気以内が9回も勝利しています。
スタートして下りながらスピードをつけていくコースであるため走りやすく、
実力がある馬が力を発揮しやすいのだと思われます。
昨年までのグランアレグリアのような大本命はいませんが、人気になる馬はよっぽどのことがなければ逆らわない方が良さそうです。
ただし、想定3番人気のシュネルマイスターについては“よっぽど”がありそうです。
1200mはおろか、1400mすら経験していないのにいきなりG1は無謀です。
マイルや1800mでも中団から後ろでレースを進める馬が、1200mの急流にいきなり対応できるとは思えません。
実力はありますが、ここではとても買えません。
となると、少なくとも1頭は4番人気以下の馬はやってきそうなので、どういった馬を買うべきか考えます。
実はあまり差しは決まりにくいレースでは??
スプリンターズSの過去の傾向を見ると、昨年は先行馬のピクシーナイトが勝利したものの、
2011年から2020年までの10年間で実に9回も中団からの差し、あるいは後方からの追い込んだ馬が勝利しています。
(※唯一の先行は2013年のロードカナロア。5番手からなので、差しと解釈出来るかもしれません。)
「じゃあ昨年が例外なだけで、差し追い込みが決まりやすいレースなのでは?」
となるのはちょっと待って欲しいです。
2着や3着をよく見ると、穴馬で馬券になっているのは内枠の先行馬が多いです。
穴馬が馬券になる条件というのは、コース適性やレース適性がマッチした結果ではないでしょうか?
つまり、本質的にはスプリンターズSは内枠の先行馬が有利なのではないかと考えているのです。
差し追い込み馬が多く勝利してきたのは、圧倒的な実力で押し切った結果と結論づけています。
穴馬は先行馬しかいないのか?と言われればそうではなく、2020年の3着アウィルアウェイなど、差し追い込みの穴馬も存在します。
しかし、アウィルアウェイの例であればグランアレグリアという競馬史に残る追い込み馬が連れてきたとも言えます。
今はこれというスプリンターは不在ですし、ナランフレグは強烈な追い込みの脚を持っていますが、
ほぼ最後方からぶち抜いて勝った馬はグランアレグリアだけです。
ナランフレグがグランアレグリア並みの末脚を持っていると考えないと、頭で買うのは難しいでしょう。
もちろん、グランアレグリア並ではなくても3着は考えてもいいかもしれませんが。
印と買い目
◎ ⑬メイケイエール
1番人気ですが、逆らえません。
上で内枠の先行馬が有利と書きましたが、メイケイエールは気性の不安も少しあるので外枠が良かったと思います。
スタートで後手を踏む不安はありますが、勝利予想をするならメイケイエールになるので本命です。
〇 ⑨ナムラクレア
こちらも2番人気ですが、他に推したい馬も存在せず、順当に2番手評価とします。
スッと先行できれば、斤量の恩恵もあるので勝ちのチャンスもあると思いますが、前走のように先行出来ずに外を回すと馬券内も厳しくなるので、スタートが最重要だと思います。
▲ ④ダイアトニック
穴で面白いのは内枠の先行馬なのでピッタリです。
今年の阪急杯を勝利しており、その後の高松宮記念は重馬場、安田記念は距離が長く致し方なしです。
このメンバーならまだやれると思います。
△ ①テイエムスパーダ
△ ②ジャンダルム
△ ⑦ウインマーベル
△ ⑩タイセイビジョン
<買い目>
馬連 ⑨ー⑬
3連単 ⑨⑬→⑨⑬→①②④⑦⑩
⑨⑬→①②④⑦⑩→⑨⑬
じゃい氏の主張には同意だが、裁判の寄付を募るのは疑問
ちょっと前の話題になってしまいますが、芸人のじゃいさんが馬券の利益に対する追徴課税を請求され、騒動になっています。
これについての考えをまとめました。
騒動の経緯
経緯は以下の通りです。
- じゃい氏は自身のYouTubeチャンネルで、2020年末に数千万円の超高額馬券を的中させたことを発信しています。
- その後、じゃい氏の自宅に税務署員が来て、じゃい氏の通帳等を調査しました。
- 税金はきちんと納めている認識であったが、周りのアドバイスもあり雑所得で計上していた。
- 結果としては雑所得ではなく一時所得「マンションを買えるくらいの請求」が来たそうです。
- 裁判を考えたが、長期間になってしまい、費用も嵩むために一度は断念し、お子さんの将来のための貯蓄から支払ったそうです。
- 上記の件や自身の考え(競馬の税制のあるべき論)をYouTubeチャンネルで発信しました。
- 様々な意見を見て、競馬の税制度を変えるために立ち上がることを決意し、寄付を募ります。
- 寄付は不服申し立てをしたことによる弁護士費用、税理士費用に充てるとのことです。
ということです。
追徴課税をくらった1番の要因は、雑所得と判断していたことでしょう。
馬券収入が基本的に一時所得になってしまうことは、ある程度馬券を買っている人間であれば常識です。
雑所得になる場合は「業として」の収入でなければなりません。
馬券における雑所得と一時所得の大きな違いは、外れ馬券を計上するかどうかです。
例えば下記2つの馬券を買ったケースを考えてみましょう。
①単勝2倍の馬に1点100万円だけを賭けて的中した場合。
②一方で1万通りのWIN5を購入し(1点100円なので、購入費用は100万円)、的中したときの払い戻しが200万円だった場合。
この2つのケース、どちらも馬券収支としてはプラス100万円ですが、税金の考え方は違います。
馬券は基本的には一時所得なので、以下の課税対象の考え方になります。
①単勝のケースでは、的中した200万円から、的中馬券の購入費用100万円を控除した100万円を課税対象にします。
②WIN5のケースでは、的中した200万円から、的中馬券の購入費用100円を控除した199万9900円を課税対象にします。
つまり同じ税率ならWIN5のケースでは約2倍の税金が持っていかれてしまうのです。
WIN5で的中しなかった9999通りの購入費用は無視され、さも100円が200万円になったかのように課税されてしまうのです。
ちなみに、雑所得である場合はどちらも100万円を課税対象にします。一般的な感覚ではこっちですよね。
「基本的に」一時所得と書いたのは、ごく一部の例外があります。
「卍氏」という人の裁判では、ソフトによる自動投票ツールを利用して機械的に購入していたことが「業」であると認められたため、雑所得と認定されたことがあります。
ただし、そんな買い方をしている人はほぼいませんので、一般的に予想しながら馬券を買っている人は一時所得と認定されます。
じゃい氏は様々なメディアを通して予想や馬券購入をしていたので、馬券購入は「業」と考えていたようですが、税務署は一時所得と判断しました。
税務署の判断は、現行の税制度や過去の判例を考えれば妥当なものではあります。
しかし、その税制度には問題点が多くあります。
現行の税制度の問題点① 馬券収支マイナスでも課税
現状の税制度での問題点はいくつかあり、まず1つ目は馬券が当たった時の払戻をうかつに使うことは出来ないことです。
馬券を楽しむ人には、馬券が当たって払い戻された金額を使って、次のレースを購入することがよくあると思います。
そして勝ったり負けたりしながら楽しむもので、回収率100%超え(プラスにすること)を目指しています。
しかし、税金のことを考えれば、「馬券が当たったから次のレース買おう」は難しくなります。
極端な話、年間でトータル200万円馬券を購入し、払戻が100万円だったとしても課税対象です。
これはもう意味がわかりませんが、現行の税制度ではウソのようなホントの話なのです。
現行の税制度の問題点② 年間50万円から課税対象になるのはハードルが低すぎる
2つ目は課税対象のハードルの低さです。
現行の制度では、年間50万円から課税対象になります。
これはあまりにも少なすぎます。
年間50万円は月42,000円、週10,000円強で達してしまいます。
万馬券が週1回ペースで的中すると課税対象です。
そんな小さなところから税金取ってどうするの?処理にかかる人件費の方が高いのでは?と思います。
現行の税制度の問題点③ 目立つ人、申告する人だけ徴収する不公平感
課税対象者が全員しっかりと納税していればまだしも、そうではありません。
むしろしっかり払っている人なんてごくわずかでしょうし、年間50万円〜100万円くらいのレンジの人で申告している人なんてほぼゼロです。
払っているのはじゃい氏のように的中したことを公表している人か、超高額払い戻しにより生活が変わって脱税がバレた人くらいでしょう。
特に競馬場やWINSで購入した馬券の払い戻しは、現金なのでバレようもありません。
払った人からすれば、「なんで俺だけ」となるのは当然です。
裁判は自分のお金でやれ
以上のように現行の馬券収入に関する税制度は問題と思っていますし、その制度を変えたいというじゃい氏の主張には同意です。
しかし、じゃい氏は制度を変えるための手段として不服申し立てを請求し、必要な弁護士・税理士の費用の寄付を募っています。
これにはかなり違和感があります。
目的は払った税金の奪還ではないにしても、この不服申し立てで得られる明確なアウトプットは追徴課税分のお金です。
(もし追徴課税を取り戻せた場合、その判例が今後に生きてくるのだと思います)
よって本人の意図がどうであれ、彼は他人のお金を使って税金を取り戻そうとしていることになります。
それは道義として自分のお金でやるべきでしょう。
寄付を一人当たり最大1,000円としているのは、金額よりも多くの人が支持していることを示したいと話していましたが、それなら署名活動をすればいいのです。
そもそも、雑所得とせずに一時所得で申告していればこんな事態にはなっていません。
自分勝手な解釈で困ったから騒いでいるわけです。
自分で蒔いた種です。自分のケツは自分で拭くべきです。
彼の主張には同意しますが、彼がやっている行動には全く賛同できません。
2022年6月26日(日)新馬戦予想
土曜日は本命馬が勝てませんでしたが、馬券はプラスでした。
完ぺきとはいきませんでしたが、せめて馬券は当てられたので良かったです。
この調子で日曜日も当てたいですね。
函館5R 芝1200m
◎ ⑦オボロヅキヨ
一番調教の走りに余裕があるように見えました。
函館もだんだんと外から差せるようになってきているので、内の馬に行かせてから差し切る競馬に期待です。
〇 ⑤コズミックコール
ジョッキー騎乗なので鵜呑みにはしにくいですが、動きは一番よく見えました。
あまりに馬乗りが上手いので判断が難しかったですが、それでも動きが良ければ買いです。
単勝 ⑦
馬連とワイド ⑤ー⑦
東京5R 芝1600m
◎ ①グランベルナデット
CWで好時計を連発しています。
単走でしたのが動きも素軽く、揉まれて弱ささえ見せなければ好走するでしょう。
〇 ③コスモオピニオン
1週前、最終としっかりCWで調教できています。
外を回したにしてはなかなか良い時計が出ていました。
単勝 ①
馬連とワイド ①ー③
阪神5R 芝1800m
ここはかなりレベルが高いです。将来的にはかなりの数が勝ち上がるメンバー構成だと思います。
◎ ⑤ドゥラエレーデ
この馬は相当です。1週前に単走ながらも大外を回して他の調教馬を軽々と抜き去っていました。
最終追い切りではほぼ馬なりで坂路4Fをなんと50.3で駆け抜けました。
本当に2歳馬なのか?という感じです。順調ならG1を勝つのかなと思います。
〇 ⑩ゴッドファーザー
唯一の関東馬ですが、このレベルの高いレースにエントリーしただけのことはありそうです。
ドゥラエレーデさえいなければという展開になりそうです。
単勝 ⑤
馬連とワイド ⑤ー⑩
宝塚記念予想【2022年】
新馬戦予想をしている期間は重賞予想をお休みしていますが、宝塚記念だけ復活です。
全頭分析まではできませんが、予想のポイントは記していきます。
ポイント① 例年の宝塚記念と同様に考えてはいけない
例年の宝塚記念は
・馬場は梅雨時期でかなりタフ
・8枠が有利
・上がり最速を使える馬が必ず連対する
というのが予想のポイントになっていますが、今年と昨年は事情が違います。
というのも2年前の秋からの京都競馬場改修工事に伴い、昨年と今年は阪神競馬場はロングランではなく、途中に2週間のお休みを挟んでいます。
この2週間で馬場が回復し、例年ほどタフではなく、外枠有利傾向も崩れています。
昨年は1番枠から逃げたユニコーンライオンが2着で、2番枠から2番手につけていたレイパパレが3着でした。
1着は力が違ったクロノジェネシスが上がり最速だったものの、上がりが使えないと話にならないレースではないです。
過去のデータは全く参考にならないでしょう。
ポイント② コーナーで加速できるか?
これは例年の宝塚記念とも重なりますが、4コーナーである程度前にいないとコースレイアウト的に届かないでしょう。
ということは先行馬を狙えということになりそうですが、それだけでは不十分だと思います。
ポイントはコーナーで加速できるか?だと思います。
たとえ道中で先行していても、4コーナーで下がってしまうようだと厳しいです。
逆に道中は後ろでも、3,4コーナーで加速して進出していけるようなら全然アリです。
上記に該当するのは
②アフリカンゴールド
④エフフォーリア
⑥タイトルホルダー
⑦デアリングタクト
⑪パンサラッサ
⑫ウインマリリン
⑬アリーヴォ
⑮ディープボンド
⑰ギベオン
と結構いますので、ここから絞り込みます。
まず、力が足りていなさそうな②と⑰は除外します。
その上で以下、該当した8頭の寸評です。
左回りに良績が集中しています。ここでは買いにくいです。
④エフフォーリア
最終追い切りからブリンカーをつけており、レースでも着用します。
そんなものに頼らないといけないような馬ではないでしょう。
バッサリ切ります。
⑥タイトルホルダー
確かに4コーナーから加速できるのですが、それはマイペースで逃げた時です。
前半飛ばして中間で緩んで、最後の直線で再加速するのが持ち味です。
しかしタイトルホルダーがいくら飛ばしても、パンサラッサには敵いません。しかもパンサラッサの方が外から被せてきます。
控えても問題ないとはしていますが、ベストの走りはできないと思います。
⑦デアリングタクト
どれだけ戻っているかがポイント。秋華賞くらい走れればここも勝てると思っています。
⑪パンサラッサ
距離が持つかどうかだけです。勝つとすれば中山記念のように垂れても後続が差しきれないパターンでしょう。
1F長い感は否めませんが、それを吹き飛ばすくらい馬が覚醒したかもしれません。
⑫ウインマリリン
近2走が負けすぎで、輸送に原因を求めて滞在を選択していますが、
輸送だけであんなに負けるか?という疑問があります。
牝馬は水物とも言いますから、もしかすると激走するかもしれませんが軸で買うのは難しいです。
⑬アリーヴォ
この馬はコーナーの加速が少し足りない感じもしますが、前走はコーナーで馬群の中にいながら、じわじわ進出しながら通過順を押し上げていました。
決して飛び抜けた瞬発力は無いものの、長く脚を使えるのでここでも面白いと思います。
⑮ディープボンド
今年に入ってからズブくなってきたので、コーナーで置いていかれる懸念はあります。
ハイペースの適性はあまり無いと思っています。
それでも相手なりには走るので、広く買う場合はヒモには入れておいた方が良さそうです。
印と買い目
◎ ⑦デアリングタクト
繋靱帯炎から復帰してG1を勝つというのは常識ではあり得ないと思います。
しかし、この馬は史上初の無敗の三冠牝馬です。常識が通用する馬では無いことが前走でわかりました。
はっきり言って前走はしんがり負けを予想していました。
しかし予想を裏切って頑張り、G1で0.5秒差の6着は立派です。
前走がマイルというのもここではプラスで、パンサラッサが作る激流にもついていけます。
奇跡のG1勝利もあり得ると思っています。
◯ ⑬アリーヴォ
バテないのが強みだと思います。最後までいい脚を使います。
ハイペースになるここと適性が合うと思います。
▲ ⑪パンサラッサ
逃げ残りもあると思います。
最も適性があるのは天皇賞・秋だと思いますが、ここでも好走してもおかしくないくらい力をつけていると思います。
単勝 ⑦
ワイドボックス ⑦⑪⑬