新型コロナウイルス研究に感じるアレコレ

新型コロナウイルスについてよく知っている人も知らない人もインフルエンザのようにワクチンや治療薬があればいいのにと思っているだろうと思います。

私は薬やワクチン関係の仕事をしているので、それなりに情報が入ってくる立場にいるのですが、その中で日本は遠くに置いて行かれたと感じずにはいられません。

中国ではすでに79の試験が(薬の開発用だけではなく、調査目的も含め)準備完了している状態です。

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一方日本は0。

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Globalのhttps://clinicaltrials.gov/というサイトでも新型コロナウイルスと検索すると12件でてきますが、中国での実施ばかりなので、あえてスクリーンショットまでは載せません。

 

中国が病気の発信源として全力を出しているというだけではもはや説明がつかないぐらいの研究開発への熱意を感じます。

実際コロナウイルスを昔から研究してきた専門家を擁するというチームだけでなく、多分に素人に近いチームも参加してきているのでしょう。そこにこのピンチをチャンスに変えたいという(経済的にも政治的にもサイエンス的にも)情熱を感じられますが、中国に次いで患者が多い日本は、観察研究すら0。

そう、あのクルーザに乗っている人のデータはちゃんと取られていないのです。なんともったいない(サイエンス的に)。

現場のノウハウとしては多少溜まっていくのでしょうが、将来のサイエンスに役立てられる情報どの程度残るのか・・・。

 

安全性が担保されてから何か行動を起こしたいというお上の気持ちはわからなくはないのですが、そうじゃないだろうと。コネクティングルームでもめてる場合じゃないんだよ、マジで。

 

こうやって日本はいろんな意味で落ちていくのだな・・・と感じずにはいられない今日この頃です。

 

電子書籍に納得

子供のころの私の夢は好きなだけ本とCDが買えること。

大人になって大分金銭的にそれは叶えられるようになってきた。今日もポチポチしながら、ふとアマゾンの購入履歴を調べたら、過去Kindle本だけで1664冊購入していた。

元々紙で持っていた本および漫画もX千冊なので、実際に紙の本買っていたら、私の夢は物理的に叶わない問題があったのだな・・・。

テクノロジー万歳。紙で輸送コストかからないのになんで電子書籍安くならないんだろう、と思っていたけど紙なら保管にこのコストの何十倍もかかるんだから、ペイできてる気がしてきた。ハズレ本を売れないというデメリットはあるものの、多読の私にはKindleしか選択肢はなかったのだな。

 

 

 

謎ルールに従わない大人になって


娘が初めての成績表を貰ってきました。
とりあえずに段階相対評価なので、全ての項目が”よくできました”なので一安心。
それはそうだ、公文で既に彼女は修飾語を選ぶ文章題などやっているのだから・・・。

 

問題は、本人からの発言にも、問題はすでに行われた授業参観などでも散見される、
授業が簡単すぎてなめくさっている態度
である。

 

本の学校には飛び級システムがないため、どんなに自分に合っていない授業であっても抜け出すことは許されず、先生も高いレベルの課題を個人的に与えてくれることはない。
そのため公文に通わせているのではあるのだけど・・・。

故に公立の学校に通わせるのは小学生のみと心に決めている。小学校に行かせる目的は、日本的集団行動ノウハウ獲得と地元にお友達を作ることであり、学力を伸ばすためではないと割り切った結果である。

 

夏休みが始まり、学童には給食がないため(在住区では未対応)お弁当をもたせるのだが、この暑さもあり痛まずに、健康維持ができる弁当を用意せよとのお願いが予め配布されている。


私は面倒なので参加しなかったが、プロセスチーズはいいけれどさけるチーズはだめ、飲み物はジュースはだめ、お菓子はゼリー飲料はいいが、クッキーはだめだとか謎なルールについて説明があったそうだ。

 

娘友人母は何を持たせたらいいのかと悩んでいたが、早速私は彼女の好きなりんごジュースを持たせて送り出した。もちろん娘にはアレルギーがある子もいるので、他人と交換しないように、それから不必要に自分が何を持ってきたか口外しないように言い含めた。


そもそもこのくそ暑い中に好きな飲み物を持たせずに、水分補給をおざなりにすることの方が私にとってはリスクが高い判断だ。


チーズに関しても、さけるチーズだと食べ物で遊んでしまい、管理する側として非常にしにくいためという理屈は理解できる。が、うちの娘がそういうことをしないのであれば学童のスタッフはさけるチーズを持ってきていたことにすら気が付かないだろう。
このあたりのルールは親が、自分の子供ができるかできないかについて判断して管理側に迷惑をかけそうだなと思ったら避けるべきであろう。

 

幸いクーラーがある学校だったので、現行のクーラー問題については当事者でないが
もし教室にクーラーがない、あっても夏休みだから使えないなんてことになったら、喜んで個人のポケットから使用料2500円なり、スポットクーラー一台と発電機など勝手に置いてくるかもしれない。

 

そうすればいいと煽っているのではなく、単純にルール(法律ではなく、内規とかお願いとか、過去に例がないとか)を守る気持ちを捨て去ると、別の解決方法が浮かんできたりするもんじゃないだろうか。


仮にクーラーがないと分かっている学校に入学させたお前が悪いという責任論になるんだったら、自己責任で勝手にクーラー設置してやるわ。費用はクラウドファンディングで!ぐらい許されてもいいはずだ。

 

 

何故か本邦はその両方が許されないので非常に居心地が悪いが、ルールを守らない所からこの国が少しでも居心地よくなればいいなと思っている。