gta5-mods.comなどでマップmodがアップロードされているのをよく見かけると思います。ダウンロードしたことがある方も多いのではないでしょうか?
今回は、Menyooを使ってオブジェクトなどを配置しマップを作成する方法をご紹介したいと思います。
Spooner Modeについて
MenyooではSpooner Modeという機能を使ってマップを作成できます。Object Spoonerではマップの作製はもちろん、ゲーム内のオブジェクト(Object)・人(Ped)・動物(Vehicle)・車両を移動・削除・コピー・新たに出現させるなどの機能をはじめ、エフェクトやアニメーションの追加なども行うこともできます。
キーボード・・・F9キー
コントローラー(Xbox)・・・RB+→
コントローラー(PlayStation)・・・R1+→
で起動することができます。
Spooner Modeの機能一覧
Spooner Modeの主な機能は下記のような感じになります。
- Model Is A Favourite (ObjectとVehicleのみ)
エンティティをお気に入りに追加します。
- Entity Is In Database
エンティティをデータベースに追加します。これに追加されているエンティティはマップを保存した際に一緒に保存されるようになります。Object Spoonerを使ってスポーンさせたエンティティは最初からデータベースに追加されます。
- Copy (This Entity Only)
エンティティをコピーします。
- Copy (With Attachments)
エンティティを結合しているエンティティと一緒にコピーします。
- Delete
エンティティを削除します。
- Dynamic
エンティティをダイナミック(ぶつかると動くようになる)にします。
- Frozen In Place
エンティティをその場に固定します。
- Texture Variation
テクスチャのバリエーションを変更します。Object以外ではあまり意味をなさない項目です。テクスチャを変更できるものとできないものがあります。
- Health
車両や人の体力を変更します。Objectでは蛇足の項目です。人の場合、100以下になると死亡します。
- Invincible
エンティティを無敵にします。
- Fireproof
エンティティに耐火性能を付けます。
- Is On Fire (For Peds)
エンティティに炎を付けます(Pedのみ表示されます)。
- Visible
エンティティを透明にできます。結合しているエンティティがある場合、それも一緒に透明になります。
- Opacity (Local)
エンティティの透明度を0%から100%まで変更することができます。
- Collision
エンティティの当たり判定を切り替えることができます。
- Gravity
エンティティが重力の影響を受けるか切り替えることができます。
- Go To Entity
プレイヤーがエンティティの場所までテレポートします。
- Bring Entity To Self
エンティティがプレイヤーのところまでテレポートします。
- Place On Ground
エンティティが浮いている場合、地面につくようにします。
- Reset rotation
エンティティの向きを所定の向きに戻します。
- TriggerFX
エンティティにエフェクトを追加できます。
- Task Sequence
エンティティに動きを追加することができます。
- Ped Options (Pedのみ)
Pedに関する詳細な設定を行うことができます。
- Menyoo Customs (Vehicleのみ)
車両のカスタムを行えます。
- Atachment Options
エンティティを別のエンティティと結合できます。
- Manual Placement
Attachment Optionsで結合していない場合、こちらで移動させることができます。
Spooner Modeの便利機能
上記の中でも特によく使う便利な機能をいくつか紹介します。
- TriggerFX
花火や爆発など様々なエフェクトをエンティティに付与することができます。
- Task Sequence
Objectであれば回転させる、Pedであれば目標に向けて射撃したり車を運転させたりする、Vehicleであればスピードを与えるなどの動作をさせることができます。Pedが一番汎用性があるかなと思います。
- Ped Options (Pedのみ)
Pedにアニメーションを追加したり武器を持たせたりすることができます。また、Is Still (Block Fleeing)という項目をオフにすると攻撃したり銃を向けたりした際に攻撃的になったり怯えたりするようになります。
- Atachment Options
エンティティ(特にObject)を結合させることができます。結合させることにより、ミリ単位で位置を調整できるようになります。下図の左が手動で配置した場合で、右がAttachment Optionsを使用して結合させ、調整して配置したものになります。
わかりづらくてすみません。右の方が細かく調整して配置できたものになります。手動ですとなかなか難しい場面もありますのでこの機能はかなり重宝します。
X・Y・Zで前後左右上下に移動させることができ、Pitch・Roll・Yawでは回転させることができます。Scroll Sensitivityでは移動させる距離を調整できます。値が大きいほど移動する距離も大きくなります。Pitch・Roll・Yawを調整する場合、Scroll Sensitivityの値が大きいと調整しやすいです。
マップを作成する方法
1.エンティティを配置する
Spooner Modeを使ってお好きなエンティティを配置してください。Spawn Entity Into Worldから配置するエンティティを選択することができます。Objectからはオブジェクトを、Pedからは人や動物を、Vehicleからは車両を配置できます。Objectに関しましては、数がとても多いためSEARCHから検索すると配置したいオブジェクトを探しやすいと思います。また、よく使うものはお気に入りに追加しておくのもよいと思います。
2.配置したエンティティの調整をする
配置したエンティティ場所やアニメーションなどを先ほど紹介した機能を使って調整してください。
3.マップを保存する
完成したマップは保存することによりいつでも読み込んで遊ぶことができます。
Manage Saved Files→Save Database To File
と進むとマップの名前と読み込んだ際にプレイヤーがスポーンする場所を聞かれますのでそれぞれ設定すると完了になります。
マップの完成例
私もいくつかマップを作成してみましたので良ければ遊んでみてください。
~音楽フェスティバル~
~天国へのはしご~
~スタントコース~
おわりに
いかがでしょうか。
マップ作りも意外と楽しいので良ければ試してみてください!