92才母の腎盂がんステージ4で、2024年5月4日に施設で転倒し、大腿骨骨折の手術で3週間入院、5月24日にホスピスへ転院し12日目の状況です。
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2024年6月5日(水)、今日も女房といつも通りホスピスのF病院に、14時に面会に行きました。昨日の母の様子からして、重苦しい気持で母の個室に入ると、母は、昨日はほとんど薄くしか目を開けていなかったのですが、今日は少しだけ、昨日よりは目を開けているようでした。まああまり表情はないのですが、見た感じは昨日よりはましです。痛み止め(モルヒネ)の影響もあるのでしょうね、日によって結構違うのは仕方がないのかもしれませんが、ほんの少しの差でも気が楽になりますね。まず、私のスマホに入れた母の好きな曲(2曲)をかけるのですが、これもあまり反応がありません。私はとにかく、大声で何やかやと話をしてみるのですが、母の耳元で「こうるさい息子が大きな声でいろいろ言いよるから腹立つやろな」と言ったときでした、「にやっ」と一瞬ですが笑みがでました。まだ意識はしっかりしているようです。その後、写真を見せるのですが、どうも見えないようなので、私が近くに置いてあった母の眼鏡をかけてやり、また写真を見せて、「これ誰かわかる?」をやるのですが、顎をかすかに動かすのです。一応はわかっているようですが、もう頭を動かしたり、腕を動かしたりはできません。
今日は看護師さんが一度も、この部屋に来なかったので、母が昨日からどの程度食べれたのかも聞けず仕舞いでした。それとも、私の顔を覚えられていて、いろいろ聞かれることがわかっているので、この部屋に来ないのかもと思ったり。(邪推ですが)
そうこうするうちに1時間が来たので、駐車料金もあるので帰るのですが、母にあいさつ代わりに手を持つと、手はしっかりとぬくもりはありました。でも、母は、もう手を振ってさよならはできません。帰り間際に。家から持ってきた「コーヒーゼリー」と「桃ゼリー」を女房が、たまたまエレベターの前にいた看護師さんに渡しておいてくれました。
実は、明日、東京から看護師で従妹のCちゃん(母の姪)が面会に来ることになっていて、昨日の状態では、ちょっと無理かなとも思ったのです。でも今日は、何とか大丈夫そうなので、家に帰ってから母の状況をLINEしておきました。明日は、もっと意識がありますように・・・