しおたまごの体験談ブログ

筆者が体験した病気や介護、日常のことなどをご紹介するブログです。

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コロナで面会禁止なら手紙を送ろう!記念日に送るなら日付指定が便利

「コロナで面会禁止のため、入院中の家族に会えない!」という事態は、きっと多くの人が経験していると思います。私もその1人です。

 

なにしろコロナ禍に母が乳がんで手術、胆石症で手術、さらに最近で言うと転移性脳腫瘍で手術をし、入院していたので。

ただそういった状況でも、入院中の家族が電話で話せる状態であったり、lineやメールができる状態なら、直接会わなくても励ますことは可能かと思います。

 

ただ母の場合lineやメールは元々できませんし、今は自分で電話をかけることもできない状態です。そんな母を直接会うことなく励ます方法、となると限られてきます。そこで思いついたのが、手紙です。

 

ちなみに家族を励ます手紙に何を書けばいいのか、については下の記事でご紹介していますので、お悩みの方は読んで頂けたらと思います。saltydog.hateblo.jp

今回は「コロナで面会ができないあの人を手紙で励ましたい!」と思った時、一体何に文章を書けばいいのか、

 

それから、毎日途切れることなく手紙を送りたい、誕生日などの記念日に届くように手紙を送りたい、という人に、私が実際に使った方法などをご紹介したいと思います。

イラストや写真のポストカードがおすすめ!

もしあなたが入院中の誰かに長文の手紙を送りたい、と考えている場合は便せんがおすすめです。

 

でも短い言葉で相手を励ましたい、文章だけではなく写真などを送りたい、と考えている人には、ポストカードをおすすめします。

 

また例えば私の母のように高齢で、さらに病気の影響のため長い文章を読むのが難しくなっている場合は、長々とした文章が書かれた手紙を送られると迷惑かもしれません。

 

なのでそういった場合も、短い言葉で違和感がなく、イラストや写真といった文章が読めなくても楽しめる可能性のあるポストカードをおすすめします。

写真は季節を知れたり、気分転換になる!

これは母から実際に聞いた話ですが、入院中は外の景色が恋しくなるそうです。

 

コロナの関係で自由に外に出られない状態だと、歩くことができたとしても、毎日景色の変わらない病棟の中を見て回るだけだから、とのこと。

 

これがさらにベッドから身動きがとれない状態になると、基本的には病室の天井をほぼ1日中眺めている、ということになります。そんな状態が長く続けば、外の景色が恋しくなるのも当然ですよね。

 

そんな時、手軽に外の景色を見て貰う方法が、写真のポストカードを送ることです。

ちなみに私が実際に母に送ったポストカードがこちら↓です。

実は母が入院していたのはもうすぐ春という時期で、沖縄の写真は夏のイメージのためまだ早いかな、と思ったのですが、明るい陽射しを感じる写真が多く、それで落ち込んだ気分が少しでも晴れればいいな、と思ってこちらのポストカードを選びました。

母に桜を見て欲しくてポストカードを探した

上で書いたようにもうすぐ春という時期だったので、ベッドから自分で動くことができない母に桜を見せてあげたい、と思い、桜の写真のポストカードを探しました。母は毎年桜を見るのを楽しみにしていたので。

 

それもできるだけ間をおかずに送りたかったので、1枚や2枚では足りません。そこで色々探して、やっとヤフオクで希望通りのポストカードを発見しました。

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とても素敵な写真ですよね。美しいのはもちろんですが、様々な桜が見られて興味深く、頻繁に送っても見る人を飽きさせないポストカードだと思いました。(ちなみに枚数はもっとたくさんありました)

 

実際母も喜んでくれたので、こちらのポストカードを選んで本当に良かったと思っています。

↓興味のある方はこちらへどうぞ。

ponchan.2.pro.tok2.com

趣味で絵を描いていた母へモネのポストカードを

母は絵を描くことが好きで、文化センターの絵画教室にも通っていました。コロナの前は美術館の絵画展にも行っていましたし、外出すると自宅で絵を描くために、題材として道端に咲いている花の写真を撮ったりもしていたんです。

 

そんな母なので、絵画のポストカードもいいな、と思い探しました。↓こちらが母へ実際に送ったポストカードです。

母の場合は絵が好きだから絵画のポストカードにしましたが、好きなものは人それぞれですから、送る相手に合ったポストカードを探してみることをおすすめします。

イメージ通りのポストカードがない場合は?

お店やネットで探してもイメージ通りのポストカードが見つからない!という時は、自分で作ってみるのもいいでしょう。自分で撮った写真を使ったり、マスキングテープやシールなどを使って作るのもいいかもしれません。

 

無地のポストカードを使えば、自由にオリジナルのポストカードを作ることができます。必要なものは大体100均でそろうので、費用を抑えたいという人にもおすすめです。

なお無地のポストカードは、通販でも購入できますよ。

多少手間はかかりますが、オリジナルのポストカードを送ると、よりあなたの気持ちが相手に伝わるでしょう。ちなみに私も何枚か、自分で作ったポストカードを送りました。

↑我が家のハムスターの写真を入れて作った、ポストカードです。白い丸の部分にメッセージを書いていました。

 

使用したのは無地のポストカード、紙に印刷した写真、マスキングテープ、シールで、時間もさほどかかっていません。

 

まぁ私のレベルではこの程度のものしか作れませんが、センスのある人ならお店で売っているもの以上のポストカードも作れるのかもしれませんね。

手紙は速達や配達日指定が便利!

入院中の誰かへ手紙を送る場合、明日に届けたい、記念日に届けたい、毎日のように途切れることなく届けたい、という場合もあるでしょう。

 

私もそう思い、実際に希望通りに手紙を送ることができました。こちらではその方法について、それぞれご紹介します。

急いでいる時は速達で!

明日手紙が届くようにしたい、という場合は速達が便利です。私は郵便局に行き、窓口に手紙を出して「速達でお願いします」と言っていました。それですぐに対応して貰えます。

 

ちなみに料金は手紙の料金が84円、速達の料金が260円で合計344円でした。安くはないですが、交通費と時間を使って病院まで届けに行くことと比べると、そこまで高くはないでしょう。

 

なお明日に届くかどうかは、お住いの地域や届ける相手の住所にもよるでしょうから、必ず確認することをおすすめします。私の場合は最速で朝出した手紙が、その日の夜に到着していたこともあります。

↓詳しくはこちらへどうぞ。

www.post.japanpost.jp

記念日に届けたいなら配達日指定で!

たとえば誕生日など、記念日に入院中の誰かへ手紙を届けたい、ということもあるでしょう。そんな時に便利なのが、配達日指定です。

 

ちなみに私は配達日指定を使って、母の誕生日にお祝いのカードを届けました。この配達日指定なら、土曜日や日曜日、祝日も郵便物を配達して貰えます。

 

なお平日指定なら基本料金にプラス32円で、土日祝日指定なら基本料金にプラス210円が加算されます。

 

とても便利な配達日指定ですが、注意点があります。

 

それは配達を指定できる日が、差出日の3日後から起算して10日以内の日ということです。

 

つまり1日に手紙を出す場合、指定できるのは最速で4日。最大で13日ということになります。ちょっとややこしいですよね。

 

なお地域によって変わる場合もあるようなので、不安なら直接、あるいは電話で郵便局に尋ねてみるといいでしょう。

↓詳しくはこちらへどうぞ。

www.post.japanpost.jp

配達日指定なら毎日手紙が届くようにすることもできる!

下の写真は、私が実際に母に送った手紙です。日付を見て貰えばわかるように、4日連続で母に届くようになっています。

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このように配達日指定を使えば、毎日のように連続して手紙を送ることもできるんです。

 

ただし上で書いたように、配達を指定できる日は差出日の3日後から起算して10日以内の日という決まりがあることには注意が必要です。

 

また連続して手紙を出すとなると、届く日のかなり前に何枚もの手紙を書く必要があるのでなかなか大変です。なので、無理に毎日届くようにする必要はないと思います。

 

ちなみになぜ私が上の写真のように、4日連続で手紙が届くようにしたかというと、看護師さんから「母がすごく寂しがっている」という内容の話を聞いたからです。その話を聞いたのはナースステーションの前で、母の病室が見えている状態でした。

 

ちょっと歩けばすぐ母に会える、という状況でしたが、コロナで面会禁止ですから、会うことはできません。もどかしくて、何かできることはないか、と考えた結果、毎日のように手紙が届けば少しでも寂しさがまぎれるかな?と思い、配達日指定を利用したんです。

 

ただこの連続で送った手紙、恐らく全ての手紙が指定日に母の元に届いた訳ではない、と思います。これについては、次の項目で書きます。

入院中の誰かへ手紙を出す時の注意点



入院中の誰かへ手紙を送った場合、最初に手紙を受け取るのは病院の方です。つまり郵便局員さんが、直接手紙を届けたい人に手渡ししてくれる訳ではないんです。

 

そのため病院によっては、配達日指定を利用しても、指定した日に相手へ手紙が届かない場合があります。

 

これは平日か休日かによっても違ったり、病棟や部屋を移動したことで届くのが遅れたり、といったことがあるようです。このあたりは仕方のないことなので、潔く諦めましょう。

 

また手紙が入院中の誰かの手元に届くまでには、病院の方が何人か関わっていると思われるので、できる限り迷惑をかけないように注意する必要があります。

 

こちらでは入院中の誰かへ手紙を出す時に、最低限注意したいことについて、ご紹介します。

必ず入院のパンフレットを確認しよう!

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まず手紙を送ってもいいかどうか、入院のパンフレットを確認しましょう。上のように郵便物について、診療科、病棟、部屋番号などの明記が必要な場合もあります。

 

病院の住所と届けたい人の名前だけでは届かない可能性もありますし、届いたとしても病院の方に余計な手間をかけてしまうなど、ご迷惑をおかけすることになる可能性が高いので、必ず確認が必要です。

 

なお手紙を届けたい相手が家族でない場合など、入院のパンフレットが確認できない場合は、病院に電話をして確認するといいでしょう。

病院によっては看護師に確認が必要な場合もある

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上は別の病院で貰った入院のパンフレットの一部です。このように病院によっては、看護師に申し出なければならない場合もあります。

 

ちなみに私は入院当日に看護師さんに確認し、手紙を出していいかどうかと、診療科などを書く必要があるかどうかも聞きました。

 

「看護師さんにそんなこと聞きにくい!」という人もいるかもしれませんが、聞かずに出して届かなかったり、実は迷惑をかけていたということが後でわかったりするよりは、最初に聞いておいた方がお互いのためになるんじゃないかな、と私は思います。

手紙が届いているか不安な時は?

電話やlineなどで本人と連絡がとれる場合は、手紙が届いているかどうか、本人に直接尋ねることができますよね。

 

でも私の母のように電話やlineができない場合、母に尋ねることはできず、返事がくる訳でもないので、手紙が届いているかどうか不安になる場合もあると思います。

そんな時は病院の方、というか入院している病棟の看護師さんに尋ねるのがおすすめです。

 

私も不安だったので電話で尋ねたところ、手紙を渡した時の母の反応を教えて貰えたうえに、「キレイな写真だったので、病室の壁に貼っていますよ」と言って貰えました。

本人が封筒を開けられない状態の時は?

ハガキやポストカードならそのまま見れるのですが、便せんに書いた手紙を送る場合や、「内容が色んな人に丸見えなのがイヤ」という人は封筒を使用するかと思います。

 

その場合、私の母のように自分で封筒を開けられない状態だと、「せっかく手紙を送ったけど、封筒が開けられなくて読んで貰えてないんじゃないか」と不安になる人もいるでしょう。

私も不安になったのですが、幸い上で書いたように「手紙が届いているかどうか」を尋ねた時に、看護師さんが封筒を開けて母に渡してくれていることがわかったので、安心できました。

 

私の場合そのことがわかった時にお礼と、お手数をおかけしていることに対してお詫びを言ったのですが、できれば手紙を出す前に伝えておくともっと安心かと思います。

 

例えば「母は自分で封筒を開けられないと思うのですが、開けて渡して貰うということは可能でしょうか?」と聞いてみるとか、「自分では封筒を開けられないので、お手数ですが封筒を開けて母に渡して頂けますか?」とお願いしてみるとか。

 

言い方は人それぞれですが、できるだけ丁寧にお礼とお詫びも忘れずに言うと、断られることはまずないと思います。

まとめ

今回は入院中の誰かへ手紙を出す場合、写真やイラストなどが楽しめるポストカードがおすすめなこと、誕生日など記念日に届くようにしたい場合は配達日指定が便利、といったことをご紹介しました。

入院中の誰かへ手紙を送る場合、忘れてはいけないのが、相手の手元へ手紙を届けるのは病院の方、ということです。

 

これは少なからず病院の方にお手数をおかけする、ということなので、事前に手紙の出し方についてパンフレットを確認する看護師さんに尋ねる、といったことが必要かと思います。

 

なお「そんな迷惑をかけるくらいだったら、手紙は出さないでおこう」とまで気にする必要はありません。病院側が禁止していない限り、手紙を出すこと自体はこちらの自由のはずですから。

 

ただ必要なことは事前に確認する、丁寧にお願いする、お礼とお詫びはきちんと言う、といったことはしておきましょう。その方がお互い気持ちよく過ごせるはずです。

管理会社とのトラブル体験談⑦事情があっても説明は必要

管理会社とのトラブル体験談⑥では、私が実際に電話をかけた回数やその理由についてご紹介しました。

※⑥の記事はこちら↓

saltydog.hateblo.jp

今回は管理会社側にもきっと事情があるはず、と調べた結果、

それでも不満が解消されることはなかったので、

そのことについて書きたいと思います。

 

引っ越し先に不備があって管理会社に伝えたのに返事がなくて困っている方や、管理会社とのやり取りで不満が募っている方は、共感できる部分があるかもしれないので、ぜひ読んで頂けたらと思います。

私が管理会社に不満を持った3つの理由

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私が管理会社に不満を持ったのは

  1. 不備を伝えても、こちらから催促の電話をするまで返事がこない
  2. 電話をしても出ない、折り返しかけてこない
  3. 実際に修理して貰うまで最長で2か月以上かかった

この3点が大きな理由と言えます。

 

このなかで①と③に関しては、要するに時間がかかりすぎ!ということが不満と言える訳ですが、これに関して管理会社側にも事情があるだろうと思い、少しですが調べてみました。

管理会社側の事情をちょっと調べてみた

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管理会社側の事情についてネットで検索してみると、現役あるいは元管理会社側の方が、返事や実際の修理までに時間がかかることを理解して欲しい、と訴えている内容の記事をいくつか発見しました。

 

それを読んでみると、不備の修理や交換などは、管理会社側のみで判断して動く訳ではなく、家主さんや修理の専門業者などとやり取りが必要、ということがわかりました。

 

つまり管理会社が不備について即座に家主さんや修理の専門業者に伝えても、相手から返事がこなければ、私にも返事をすることができない、という訳ですね。

 

さすがに細かいことまでわかりませんが、例えば管理会社が私から聞いた不備を家主さんに伝えて、家主さんから返事を貰って、

 

それから修理の専門業者に話をして、その返事を貰って、みたいなやり取りがあるとすれば、最終的な結果を私に連絡するまで確かに時間がかかるでしょう。

 

そこは「なるほど、管理会社側に非はなくても時間がかかってしまうんだな」と納得できます。

 

もしかすると私がお世話になった管理会社の方も、私が知らなかっただけで「早く返事をしたいのに家主さんから全然連絡がこない!」などと、やきもきしていたかもしれません。

様々な事情で時間がかかるなら説明が必要では?

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上で書いたように、少しではありますがネットで調べた結果、管理会社側に非はなくても、返事や実際の修理までにどうしても時間がかかってしまう事情がある、ということは納得できました。

 

ではなぜ私の不満が解消されないのかというと、

事情があるなら、なぜその説明をしないの?

という疑問が残るからです。

 

もちろん返事や実際の修理までに時間がかかる理由について、きちんと説明をしている管理会社もあるでしょう。

 

ただ残念ながら私がお世話になった管理会社からは、ほぼ説明がありませんでした。

 

何の説明もなく、ただ「家主さんに聞いてみます」とだけ言われて、1週間程度経っても何の連絡もない、ということが何度もあったんです。

 

もちろんこれも家主さんが返事をくれなかったとか、事情があって管理会社側の問題ではないのかもしれません。

 

でも説明がないのに素人の私が事情を察することは不可能ですし、それで時間がかかることを理解して欲しい、と言われても無理があります。

 

それだと

「管理会社側には事情があるんだから、こちらが連絡するまで黙って待っていろ!」

と言われているようなものです。

 

それで納得していつまででも黙って待っている人は、なかなかいないんじゃないでしょうか?

せめてある程度の理由と返事にかかる日数くらいは教えて

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私がお世話になった管理会社は、不備を伝えると「家主さんに聞いてみます」とか、「専門の業者に見て貰った方がよさそうですね」と言うだけでした。

 

例えば「返事に1週間くらいかかります」など具体的な日数も言わないし、返事に時間がかかる理由も教えてくれませんでした。

 

もちろん私も説明しない理由として「具体的な日数がわからないから」とか、理由についても「話せない内容があるから」とか、それくらいは考えました。

 

とはいえ私はなにも「返事は●月●日の●時●分にします」とか、厳密な日時を教えて欲しかった訳ではないですし、理由についても例えば家主さんの個人情報とか、修理業者との見積もりの内容とか、そんなことを教えて欲しいと言っている訳ではありません。

 

例えはっきりとはわからなくても日数なら「1~2週間くらい」とか、理由だって「家主さんとなかなか連絡がつかないから」とか、そういった答えでよかったんです。

 

それなのに何の説明もなく、そのまま1~2週間音沙汰無しだと「もしかして忘れられてるのかな?」と不安になります。

 

その待たされている間、こちらはずっとスマホを気にして、いつ電話がかかってくるかと、毎日毎日待っているんですよ。

 

せめてある程度の理由と、返事にかかる日数くらいは教えて欲しい、これはそんな大それた望みではないはずです。

※ちなみに※

管理会社とのトラブル体験談①でも書きましたが、この管理会社は規模が小さいのか、ほとんどの電話と直接のやり取りはいつも同じ責任者の中年男性で、後はたまに事務の女性(いつも同じ人)が電話に出るくらいでした。

もし私が何人もの人とやり取りをしていたら、Aさんに伝えたことがBさんに伝わっていなかったとか、連絡ミスなどがあったかもしれませんが、ほぼ1人としかやり取りをしていないので、そういったことはないと思います。

説明はそんなに難しいことではないはず

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例えば一緒に家を探してくれた不動産会社の方は、見学を申し込むと

「家主さんの返事に2~3日かかりそうです」とか、

 

「先に見学を済ませた方がここに決めるかもしれなくて、その返事がわかるのが月曜日なので、当日の夕方か翌日にはご連絡します」というように、

 

納得できる理由具体的な日数などを伝えてくれました。

 

他にも家主さんからいつ返事がくるかわからない場合は、「返事が来たらすぐにご連絡します。返事がない場合も、1週間後にご連絡します」といった対応でした。

 

このようにある程度の理由と、返答までの具体的な日数を教えてくれると、こちらも安心して待つことができます。

 

また時間がかかることでも途中経過を連絡してくれると、結果的に長く待たされても不満に思うことは少ないのではないでしょうか?

 

この一緒に家を探してくれた不動産会社の方の対応には誠意が感じられ、私はとても好感がもてました。

 

ただ失礼な言い方になりますが、こういった対応は特別難しいことではないと思います。

理由や日数を伝えるのに特別なスキルは必要ないはず

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上で書いたように、一緒に家を探してくれた不動産会社の方は、ある程度の理由や具体的な日数を伝えてくれたので、安心して待つことができました。

 

ただこういった対応は例えば国家資格が必要とか、

そんな特別なスキルが必要なことではないですよね?

 

もちろんこの方のようにできていたとは言いませんが、私が100円ショップや新刊書店でアルバイトをしていたときも、商品の入荷にかかる日数や、なぜ入荷まで時間がかかるかなどを、お客様に説明することはありました。

 

職種や責任の重さなどが全く違うことはわかっているつもりですが、具体的な日数とある程度の理由を説明することに関しては、さほど違いはないでしょう。

 

大体今は通販でも、荷物が届く日にちと時間がわかることがほとんどですよね。

 

それに「お取り寄せになるから時間がかかる」とか「入荷は●月●旬頃」とか、そういったことも書いてあることが多いと思います。逆にそういった説明がないと、少なくとも私は不安で購入することができません。

 

繰り返しになりますが、ある程度の理由や具体的な日数を伝えることに、特別なスキルは必要ないはずです。

 

管理会社側にいくら時間がかかる事情があるとしても、せめてこちらが納得し安心して待てるように最低限の説明は必要だと思います。

不満その②電話をしても出ない、折り返しかけてこないについて

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最初にご紹介した「私が管理会社に不満を持った3つの理由」のうち、②電話をしても出ない、折り返しかけてこない、についてですが、これも同じ目にあった場合不満を持つ方は多いはずです。

 

誤解のないように言っておきますが、管理会社の方が1度も電話に出なかった、1度も折り返しかけてこなかった、という訳ではありません。

 

ただ管理会社とのトラブル体験談⑥でご紹介したように

  • とある日に事情があって、営業開始から終了時間まで合計12回電話をしたのに1度も出なかった
  • 不備を事務の方に電話で伝えて「責任者から連絡します」と言われたのに、1週間待っても電話がかかってこなかった
  • 1日に2~3回電話をしても出なくて、折り返し電話もなくて、次の日またこちらからかけたら出た

といったことがあり、

しかも全ての不備の解決に結局2か月以上かかったのですが、

 

その間に

  • 1週間待っても電話がこない
  • 着信履歴が残っているはずなのに折り返しかけてこない

ということは、何度もあったのです。

 

これについて管理会社側の事情を考えてみると、忙しかったとか、スタッフが少ないとかが考えられますが、それで納得してと言われても、ちょっと納得できないですね。

 

だってもしスーパーなどのお店に何度電話しても全く出なくて、その理由が「忙しいし、スタッフも少ないから」と説明されて「そっか。なら仕方ないや」と納得できますか?

 

もしかすると「またあのしつこい女からの電話だ。出ないでおこう」と思ったのかもしれませんが、逆にそっちの方が納得できるくらいです。

まとめ

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今回は管理会社側にも事情があるだろうと調べた結果、それでも不満が解消されなかった理由についてご紹介しました。

 

事情についてはあくまで素人の私がネットで調べただけなので、管理会社側からすると「もっと複雑な事情があるんだ!」とか、思われてしまうかもしれません。

 

でも

  • 全ての不備が解決するまで2か月以上かかった
  • 時間がかかることに対して何の説明もなかった
  • 連絡しますと言ったのに1週間待っても電話がなかった

などはきっと私でなくても不満に思うはずですし、

第一不備が多すぎたので、

そのあたりは管理会社側の事情がどうこうと言われても、ちょっと納得できないですね。

 

加えて言うなら、管理会社側に事情があるように、こちらにも事情があります。

 

我が家の場合、73歳と高齢の母が乳がんで闘病中で、さらに管理会社とのやり取りの最中に母の入院、手術がありました。

 

つまりこっちだって忙しくて、気持ち的にも余裕がないなか、管理会社とやり取りをしていた訳です。

 

けして優雅に紅茶でも飲みながら「電話はまだかしら?」と待っていた訳ではありません。(まぁそんな人はなかなかいないと思いますが)

 

ちなみに多すぎた不備については、シリーズの前半で書いているので、興味のある方はぜひ読んでみて下さいね。

※管理会社とのトラブル体験談①の記事はこちら↓

saltydog.hateblo.jp

管理会社とのトラブル体験談⑥私が実際に電話した日にちや回数

このシリーズの①~⑤までの記事で、引っ越し当日から後日次々と判明した不備についてご紹介しました。

 

今回はその間に私が管理会社に電話をかけた日にちや回数、その理由などについて書きたいと思います。

 

引っ越し先に不備があるなどで、これから管理会社とやり取りをする予定の方や、既にやり取りの最中で電話が繋がらないとお困りの方は、

 

少しでも役に立ったり、共感できる部分があるかもしれないので、ぜひ読んで頂けたらと思います。

管理会社へ私が実際に電話をかけた日にちや回数

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こちらではスマホに残っている履歴などから、管理会社へ私が実際に電話をかけた日にちや回数をご紹介します。

 

ちなみに管理会社は火曜日と水曜日が定休日だったので、その曜日以外で電話をかけるようにしていました。

 

6月26日・・・引っ越し当日に連絡

7月1日・・・連絡

7月5日・・・連絡

7月9日・・・連絡

7月11日・・・連絡

7月12日・・・連絡

7月19日・・・連絡

7月25日・・・3回連絡

7月26日・・・3回連絡

7月29日・・・2回連絡

8月9日・・・2回連絡

8月12日・・・12回連絡

9月10日・・・連絡

私がこんなにも電話をかけた理由は?

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上でご紹介した私が電話した日にちや回数を見ると、びっくりする方が多いかもしれません。

 

特に1日3回かけたり、さらに12回かけた日もあるので、中には非常識だと思う方もいるでしょう。

 

確かに私自身、特に1日に12回も電話をかけたことは、常識的だとは思っていません。

 

ただこの日は詳細は省きますが、2日後までに管理会社の返事が必要な案件が起き、それで電話したんですが呼び出し音は鳴るものの全然出なかったんです。

 

でもどうしても管理会社に確認しないといけないことで、期限も迫っていたので、朝から営業終了時間のギリギリまで必死に電話をかけました。その結果、12回も電話をしたという履歴が残ることになったのです。

 

ちなみに管理会社から連絡が来たのは翌日でした。

 

管理会社側にも言い分はあるでしょうが、

営業日に1日中電話をかけても1度も出ない

というのは、正直そちらの方が常識的ではないと思います。

電話に出てくれない!自分からかけてこない!

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管理会社が全ての不備を解決してくれるまでの2か月以上の間、私は2日続けて電話したり、出ないから1日に2~3回電話をかけたり、といったことをしていました。

 

こういった私の行動は、もしかすると営業妨害だと憤慨する方もいるかもしれません。ただ私も当然ですが、嫌がらせ目的で電話をしていた訳じゃありません。

 

引っ越し先にこちらには非のない不備がいくつもあって、

それを解決して欲しいから連絡をしていただけなんです。

 

不備が1度の電話で全て解決すれば、こちらも何度も電話をかけたりはしません。でも電話をかけても出てくれないと、出てくれるまでかけるしかありません。

 

前回までの記事を読んで貰えばわかると思いますが、例えば毎日出入りするドアの不備など、一刻も早く修理して貰わないと困る不備がいくつもあったんですから。

※ちなみにドアの不備の記事はこちら↓

saltydog.hateblo.jp

※ちなみに※

たまに事務の女性(いつも同じ人)が電話に出るくらいで、ほとんどの電話と直接のやり取りは、責任者の男性のみと行っていました。つまりスタッフが何人もいて連絡ミスがあったとか、そういったことはないと思います。

1週間程度待っても返事をくれない!

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管理会社の方は私が不備を伝えると、その場では「家主さんに聞いてみます」といった返事が多かったんです。これは要するに「今すぐ返事はできない。ちょっと待って欲しい」ということですよね。

 

正直こちらとしては具体的に「いつ返事を貰えるのか」が知りたかったんですが、言わないということは「わからない」ということでしょうから、私は「お願いします」とだけ言って大人しく待っていたんです。

 

だって「家主さんに聞いてみます」と言われて、すぐその場で「返事はいつ貰えるの!?」と噛みつく訳にもいかないでしょう。それに2~3日経てば相手から電話がかかってきて、返事が貰えると思っていましたし。

 

だからいつ電話がかかってきてもいいように、トイレやお風呂にもスマホを持って行くようにしていました。いつもはしないんですけど。

 

ところが2~3日待っても返事がなく、「忙しいのかな。もう1日待ってみよう」を繰り返し、ついに1週間経ってしまうと、さすがに放置できません。

 

「もしかして忘れられてるのかな?」と不安にもなりますし。

 

だから仕方なく、私の方から「○○の件はどうなりましたか?」と電話をかけるしかありませんでした。

※ちなみに※

「管理会社へ私が実際に電話をかけた日にちや回数」を見て貰えばわかりますが、特に7月は連日電話をしているので「1週間も待っていないじゃないか!」と思うかもしれませんが、毎回の電話で返事を催促していた訳ではありません。

電話で新しく見つかった不備だけを、事務の女性に伝えることもありましたし。直接会った時に伝えた不備もあり、その返事がなかなかこないから電話をかけるということもあったんです。

電話しますと言われたのに全然かかってこない!

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管理会社に私が電話をかけると、たまに事務の女性が出ることがあり、そういう時は「私が聞きます」と言われるので、その方に新しい不備などを伝えていました。

 

その女性は最後に「責任者が戻ったら伝えて、いつ伺うかを連絡します」と言ったので、私はその電話を切った直後からトイレに行くにもスマホを持って、電話を待っていたんです。

 

だって電話を切った直後に責任者が戻ってくる、ということもあるでしょうし。

 

実際祖父母の介護に関わっていた時は、担当者が不在で代わりに聞いて貰って、この事務の女性とほぼ同じことを言われて待っていたら、5分後くらいに電話がかかってきた、ということもよくありました。

 

大体「責任者が戻ったら伝えて、いつ伺うかを連絡します」と言われたら、戻り次第すぐに連絡してくる、と思いませんか?

 

当日が無理でもせめて翌日には電話するでしょうし、はっきり返事ができない場合でも「家主さんに聞いてみるので、少し待って下さい」とか、電話してきて伝えるものでしょう。

 

少なくとも私が今までお世話になった方達はそうでしたし、私が接客業をしている時でも戻ったらすぐ電話をするようにしていました。そうじゃないと相手は「ちゃんと伝わってるのかな」と不安になると思うので。

 

ところがこの管理会社の場合は、1週間待っても電話がかかってこなかったんです。

 

そうなると「1週間前にお電話した件はどうなりましたか?」と、こちらから電話するしかないでしょう。

 

だって「電話します」と相手が言ったのに、全然かかってこないんですから。

※ちなみに※

私が仕方なく電話をかけると責任者の男性が出たので「1週間前にお電話した件はどうなりましたか?」と聞いてみると、「え?」と言われて、何の話かわからない反応でびっくりしたことがあります。

事務の女性が伝えていなかったのか、伝えたけれど責任者の男性が忘れていたのかはわかりませんが、正直「私のこの1週間は何だったんだ!」と怒りはもちろん、空しくなりました。

まとめ

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今回は2か月以上に及ぶ管理会社とのやり取りで、私が実際に電話をかけた日にちや回数、その理由についてご紹介しました。

 

ちなみに相手からかかってきた電話や直接のやり取り、自宅に修理業者が来た日は、今回ご紹介した中に含まれていないので、実際のやり取りはもっと回数が多いです。

 

当然そのために時間がとられますし、自宅を訪れた場合は不備の確認のために寝室やトイレを含む家中を見て回るといったこともあり、落ち着かない日々でした。

 

これから管理会社とやり取りをする、あるいはやり取りの最中という方は、我が家のように2か月以上もかからないために、「いつ電話を貰えますか?」など具体的に聞くことをおすすめします。

管理会社とのトラブル体験談⑤次々に判明する不備

前回は引っ越し当日に判明した7つの不備について、確認に来て貰った日や、実際に修理をして貰った日を含めてご紹介しました。

※前回の記事はこちら↓

saltydog.hateblo.jp

今回は当日以降に判明した、多数の不備について書きたいと思います。不備がどう判明したのか、いつ確認に来て貰い、いつ修理して貰ったのか、どんなやり取りがあったのか、などもご紹介します。

 

引っ越し先に不備がある、あるいは不備があった時ってどうするの?と疑問に思っている方は、少しでも役に立つことがあるかもしれないので、ぜひ読んで頂けたらと思います。

キッチンの水漏れ

こちらは、管理会社とのトラブル体験談①と④でもご紹介した不備です。

 

最初に不備が判明したのは引っ越し当日の6月26日なのですが、翌日修理に来て貰ったのに直っておらず

 

結局7月1日に管理会社に連絡、7月3日に管理会社の方と修理業者の方に確認に来て貰い、7月5日に修理して貰うことになりました。

 

修理後はしばらく様子を見た方がいい!

ちなみに①や④の記事でも書いていますが、キッチンの蛇口は修理して貰って数時間後に水漏れが再開しました。

 

蛇口から漏れる水を受けるために置いたコップは、一晩であふれるほどになっていて、そんな状態でよくもまぁ「修理した」と言ったなと呆れたものです。

 

こういったことがよくある、と思いたくないですが、「修理して貰ったからもう大丈夫」と安心せずに、念のため修理後しばらくは様子を見ることをおすすめします。

2階のトイレの水漏れ

これは母が気づいた不備なのですが、2階の寝室にあるトイレの床に水たまりができていました。引っ越し当日にお風呂やキッチンで水漏れが発覚したので、「まさかトイレも?」と頭を抱えたものです。

 

とにかく寝室が水浸しになるような大惨事はごめんなので、2階のトイレの使用を中止し、すぐに管理会社に連絡しました。

 

ところが7月3日、管理会社の方と修理業者の方が確認に来たのですが、なぜかその日は水漏れが起こらず、私達家族は首を傾げました。

 

父は証拠として水たまりができた時の写真を撮っていましたし、私は床をタオルで拭いて、その後また水たまりができているのを確認していたんですが。

 

結局7月5日、修理に来て貰った時も確認はして貰ったんですが、なぜか水漏れは治まっていて。釈然としないまま、この件は終了しました。今でも「あれはなんだったの?」と不思議で仕方ありません。

お風呂の蛇口からの水漏れ

こちらはキッチンの水漏れと同じく、管理会社とのトラブル体験談①と④でもご紹介した不備です。

 

引っ越し当日に不備が判明、翌日修理に来て貰いましたが、お風呂の蛇口やシャワーヘッドからの水漏れがあまりにもひどく、とても毎日安心して使うことができない状態だったので、管理会社に連絡しました。

 

すると7月3日に管理会社の方と修理業者の方が確認に来て、7月5日に修理して貰うことができました。

お風呂の換気扇がつかない

水漏れに比べると地味で気づきにくい不備なのですが、お風呂の換気扇がスイッチを入れても動かない、というのも困った不備です。

 

特に暑い時期はお風呂場に湯気が充満したままだと、サウナのようになって困りますし、カビが生えるのも大問題です。

 

これも7月3日に確認に来て貰い、7月5日に部品(と思われる)を取り替えるなどで、修理をして貰いました。

 

ちなみにこの不備、引っ越ししてすぐは気づかなかったので、不備を見逃さないように必ず確認することをおすすめします。

1階のトイレの窓が開かない

ニオイがこもるので1階のトイレの窓を開けようとしたら、ガタガタッとすごい音がして、指先1本分ほどしか開かないことにびっくりしました。

 

引っ越した家は古く、部屋の窓もスムーズに開けるにはコツがいる、という感じだったので、すぐに不備とは思わず何度か試してみたのですが、なぜか開かない。

 

仕方なく管理会社に連絡、7月3日に確認して貰ったんですが、管理会社の方は裏口から出て窓を外側から見ると、「これ、防犯の関係で開かなくなってます」と言ったんです。

 

今から考えると「そんな訳あるか!」と思うんですが、なんせその日は水漏れなどすぐに対処して貰わないと困る不備の確認が何か所かあり、管理会社の方も「はい、次の不備は?」みたいな感じだったので、その場は流してしまいました。

 

なので7月5日、業者の方が修理に来てくれた時も、1階のトイレの窓が開かないことは触れないまま終わってしまいました。

防犯の関係で開かないなんて真っ赤なウソだった!

後日なんと管理会社の方が言った「防犯の関係で開かなくなっている」という発言は、真っ赤なウソだと判明しました。そのウソを見破ったのは私や家族ではなく、7月15日に網戸の取り付けに来てくれた業者のおじさんでした。

 

そのおじさんは以前もお世話になった、とても気さくな方。指先1本分ほどしか開かない1階のトイレの窓に網戸を取り付ける時、「あれ、なんで開かへんの?」と言われたので、管理会社の方の発言も含めて事情を説明したところ、裏に回って確認してくれました。

 

確認後、おじさんは「防犯の関係で開かなくなってるなんて、ウソや」ときっぱり。

 

私には専門的なことはわかりませんが、どうも家が古いため窓枠が歪んでいる、錆びている、といったことが原因で開けられなくなっているとのこと。

 

おじさんはスプレーなどを使い、さほど時間もかからずに窓を開けられる状態にしてくれました。

 

管理会社の方の「防犯の関係で開かなくなっている」という発言が、故意についたウソなのかどうかはわかりませんが、相手の言うことを鵜呑みにしてはいけない、と再確認した出来事でした。

家の前の少しくぼんだところに水が溜まる

これは不備と言っていいのかわからないのですが、引っ越してすぐに家の前の少しくぼんだコンクリートの部分に水が溜まるようになって困りました。

 

引っ越したのは6月26日で梅雨の時期でしたし、その後は台風の時期だったことも関係しているとは思うのですが、晴れている日でも朝外に出ると、いつも1階の玄関側の窓の下のコンクリートの部分に、たっぷり水が溜まっていたのです。

 

排水口はあったのでホウキを使ってそこへ水を流すようにしていたのですが、毎日そんなことをしている余裕はありません。

 

それに水があるということは、夏は特に蚊が発生することが心配です。案の定家の中に蚊が大量発生し、父と私が刺されて皮膚が赤くただれるほどになって、本当に困りました。

クーラーの水が溜まっていると言われたけれど

最初は雨が多いからと思っていたのですが、晴れが続いた日も翌朝には家の前に水が溜まる、というのはおかしいですよね。

 

それで管理会社の方に相談すると、「クーラーの水が溜まっているんでしょう」と言われたのですが、原因がなんであれ、こちらとしては水が溜まらないようにしたい訳です。

 

そのことを伝えると8月2日に業者の方が確認に来て、9月10日にクーラーの水が出るパイプを少し伸ばしてくれました。それで水が排水口に流れるようになったので、家の前に水が溜まることはなくなりました。

 

既に書いた通り、これは初期の不備とは言えないかもしれませんが、とても困ることなので、相談して解決して貰えて本当によかったと思っています。ただ確認から1か月以上待たされたことは、正直言って不満ですが。

2階のベランダの屋根から凄い音がする

引っ越しが梅雨、その後が台風の時期だったこともあり、雨風の強い日が続いたことがあります。そういった日の夜に判明した不備が、2階のベランダの屋根から凄い音がすることでした。

 

2階のベランダがある部屋は私の部屋で、風の強い日の夜は「バタン!ガタン!」と一晩中大きな音が聞こえてきて眠れないほどだったんです。

 

既に多くの不備があり、やり取りに疲れていた私ですが、さすがに我慢できないので、管理会社の方に連絡しました。すると8月2日に、業者の方が確認に来てくれました。

 

原因は2階のベランダの屋根がボロボロなせいでした。ちなみにこれは私も予想していました。だって外から見れば、2階のベランダの屋根がボロボロなことは一目瞭然ですからね。

 

ただ「見た目が悪い」というのは不備に入らないでしょうから、最初は相談しなかったんです。でも「一晩中凄い音がして眠れない」となると、不備と言えるでしょう。

 

加えて言うとあまりにボロボロすぎて、屋根の一部が剥がれてきていたので、これからもっと強い台風がきた場合、剥がれた屋根の一部が風に飛ばされる、という可能性もあるかな、と思いました。

 

もしそれが誰かに当たったら大惨事になるでしょうから、修理の必要があると訴えたんです。

時間はかかったけれど修理してくれた

2階のベランダの屋根の修理となると、これまで判明した不備の修理よりも大がかりになる時間もかかる、ということは素人の私にも予想がつきました。

 

ただ実際に修理に来てくれたのが9月10日で、確認に来て貰った日から1か月以上経っていたので、「時間がかかりすぎ」というのが正直な感想です。

 

しかも修理に来たのは男性1人で、家の外側から大きな梯子を使ってベランダの屋根を貼り替えてくれたのですが、恐らく1時間もかかっていないと思います。

 

修理にどれくらい時間がかかるのか、事前に確認した時は「午後までかかる」と言われてたんですが。修理自体よりも、必要なものの取り寄せに時間がかかった、ということでしょうか?

 

まぁこちらの希望通り修理してくれたので、そのことは本当に感謝していますが、やっぱり不満は残りました。

裏口と2階のベランダに残留物

恐らく以前の住人の忘れ物だと思うのですが、裏口にはさび付いた大きな手押し車、ベランダには厚みのある何枚ものすのこが置きっぱなしでした。

 

これは不備とは言わないかもしれませんが、引っ越しまでに撤去しておくべきもので、それができていないということは確認ミスと言える、と思いました。

 

なので7月上旬に連絡し、撤去をお願いしました。管理会社の方は「わかりました」と言っていたのですが、結局どちらも持ち帰ってくれたのは9月11日

 

それも私が何度も電話でお願いしてやっと、でした。残留物を2つとも持って帰って貰えたのはありがたいんですが、「時間がかかりすぎ」というのが正直な感想です。

父の部屋のドアノブが落ちる

これは判明した時に思わず笑った不備なのですが、ある日の夜に私の隣の部屋からゴトンッ!と凄い音が聞こえて何かと思って見ると、父の部屋のドアノブが床に落ちていました。

 

引っ越してまだ1か月も経っていないのに、ドアノブが床に落ちるなんてことあるでしょうか。少なくとも私には生まれて初めての経験で、驚きのあまり笑ってしまいました。

 

ドアノブが外れたままだと、当然ですが出入りの際に困ります。なのでまたもや管理会社の方に連絡し、業者の方が確認に来たのが8月2日。そして修理して貰えたのが、9月10日です。

 

私には専門的なことはわかりませんが、修理といってもネジを回して取り付けただけに見えました。きちんと取り付けてくれたことにはもちろん感謝していますが、その作業になぜ1か月以上も待たされたのか、どうしても疑問が残ります。

洗面所の下の収納扉が壊れる

修理に来て貰える日の直前、洗面所の下の収納扉が壊れました。具体的には左半分の扉が外れて、閉まらなくなってしまったのです。

 

元に戻そうとしても、どうしても戻せません。それで9月10日、修理に来た業者の方にダメ元で相談すると、「いいですよ」とあっさり修理してくれました。

 

この洗面所の下の収納扉については、初期の不備とは言えないと思ったのでダメ元で相談したんですが、どうもネジで留める部分がかなり錆びついて、腐っているような状態だったらしく、

 

これも引っ越してわりとすぐに、壊れる可能性が予測できたんじゃないか、と思うので不備に含めました。

引っ越し当日から後日まで判明した不備の合計は?

さて引っ越し当日から後日まで判明した不備ですが、なんとその合計は15個です。

 

これを「少ない、大したことない」という人は少ないんじゃないでしょうか。もちろん感じ方は人それぞれですが、私個人としては多すぎると思っています。

 

ただこの15個の不備について、私とやり取りをして、実際に何度も家を訪れた管理会社の男性だけが悪い、とは言いません。とはいえこの男性の対応が良かったとは、とても言えないのも事実です。

 

まぁ今はいい経験になった、とポジティブに考えられるようになってきましたが、2度と同じ目にあいたくない、とも思っています。

まとめ

今回は引っ越し当日以降に判明した不備について、ご紹介しました。

 

もしかすると不備の多さはともかく、「きちんと修理して貰えたのに、不満ばっかり言ってるな」と思った人もいるかもしれません。

 

確かに最終的にきちんと修理して貰えたことには、私も感謝しています。ただやはりまず不備が多すぎたことは不満ですし、それ以上に我慢できないのが管理会社の対応の悪さです。

 

具体的に言うと

  • 不備を伝えたのに、こちらが電話をかけるまで返事がない
  • 以前伝えた不備を忘れている

などがあげられます。

 

この管理会社の対応の悪さについては、次回ご紹介します。それを読んで頂ければきっと、なぜ私がこれほど不満に思っているか、わかって貰えるでしょう。

※次回の記事はこちら↓

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コロナで面会禁止!励ましの手紙を送る場合にNGな内容は?

「コロナで面会ができなくて家族に直接会えない!」、「友人を励ましたいのに直接言葉をかけることができない!」と、もどかしい思いをしている人は多いでしょう。

 

私もコロナ禍で母が乳がんや胆石症、そして今は転移性脳腫瘍で入院中のため、同じ思いを味わっています。

 

ちなみに母はlineやメールができません。それどころか現在は自分で電話をかけることも難しい、という状態なので、励ます手段が本当に限られています。

でもだからこそ「手紙しかない!」と考え、今までも現在も入院中の母へ手紙を送っています。そんな私が母へ送る手紙を書く時に、避けている内容があります。

 

今回は「コロナで面会禁止のため会えないあの人に、励ましの手紙を送りたい!」と思っている人に、手紙に書かない方がいいと思う内容についてご紹介します。

 

なお私は手紙の書き方の専門家ではなく、特別な知識もありません。なのでマナーとして使わない方がいい言葉や、ビジネスでのお見舞いの手紙の例文、みたいな内容はご紹介できません。

 

この記事でご紹介するのは、あくまで私個人が「これは書かない方がいいだろうな」と思う内容なので、参考程度に読んで頂ければと思います。

※注意※

この記事は私が、乳がんや転移性脳腫瘍など、命を落とす可能性のある病気になった母へ手紙を送った経験を元に書いています。そのためこの記事を読んでいるあなたが、手紙を送ろうとしている相手の病気や怪我の種類、程度によっては、当てはまらない内容があると思われます。その点、ご注意ください。

手紙の内容は?書かない方がいい内容について

特に手紙をほとんど書いた経験がない人や、文章を書くのが苦手、あるいは嫌い、という人にとっては、

 

「あの人を手紙で励ましたい!」と思っても「何を書けばいいのかわからない」という人が多いはず。

 

↓ちなみに「入院中の家族あてに手紙を送る時、何を書けばいいのか」についての記事はこちら

saltydog.hateblo.jp

「とにかく手紙を書こう!」、と頑張って書いたものの、実はその内容で相手が落ち込んでしまったりしたら、手紙を送ったあなた自身も辛いでしょう。

 

相手を励ます、というのは実はなかなか難しいもので、悪気はなく送った言葉が相手を傷つけてしまう、という場合があります。

 

こちらでは「手紙に書かない方がいいのはどんな内容?」とお悩みの人に、私が思う避けた方がいい内容について8つ、ご紹介します。

①ネガティブなことは書かない

当たり前すぎる、と思う人もいるでしょうが、ネガティブな内容は書かないようにしましょう。

 

例えば「この病気は治らないと思う」とか「退院してからも辛い治療が待っているよ」とか、「元通り生活できるようになるまで、すごく時間がかかるだろうね」とか。

 

こんな風に直接的な表現でなくても、ネガティブな内容、つまり本人が落ち込んでしまうような内容は、書くべきではないでしょう。

 

なおこれは入院している本人に対することだけでなく、自分や他の誰かのことを書く時も内容に注意が必要です。

 

例えば「今日とても不幸なことがあったんだ」とか「○○さんが病気になったんだって」とか、「○○県で地震があってたくさんの人が被害にあったんだよ」とか。

 

「いや事実を書いただけだよ」と思う人もいるかもしれませんが、入院中の誰かにわざわざ暗い話題を届ける必要があるでしょうか?

 

まぁもし入院中の人が「くらーい話題が大好き」とか「誰かの不幸話が大好き」というのであれば別ですが。

 

でも一般的に考えれば、入院に加えて面会禁止で辛い思いをしている時に、「暗い話や誰かの不幸話が聞きたい!」という人は少ないはずです。なので、ネガティブな内容は書かないことをおすすめします。

②病気や怪我についての質問は書かない

例えば「○○病の手術ってどんな風にするの?」とか、「今後の治療って何をするの?」とか、手紙を送る相手の病気や怪我について、質問するような内容は書かないようにしましょう。

 

そもそも病気や怪我はデリケートなことですし、プライバシーに関わることでもあるので、どれだけ親しい相手でも気軽に聞いていいことではないと思います。

 

それにそういった質問は「興味本位で聞いている」と受け取られやすいので、相手が不愉快に思う可能性が大です。

 

ちなみに手紙ではなく直接質問されたことになりますが、母が乳がんだとわかった時、大して親しくもない近所の人に「どこの病院?」、「入院はいつから?」、「ステージは?」など、質問攻めにされたことがあります。

 

私も母も非常に不愉快でした。「他人の不幸は蜜の味」と言いますが、あの人はまさにそんな感じだったんです。

 

その後その人は何度も自宅を訪ねて来て、「ステージわかった?」、「手術はいつ?」など質問ばかりしてくるので、最終的に「自宅への訪問は遠慮してください」とお願いしました。まぁそれでもやって来るので、もう出ないようにしたんですけどね。

 

ここまでいかなくても、やはり手紙を送る相手の病気や怪我に関する質問は、例えば提出する書類にその情報がどうしても必要、とか何か特別な理由がない限り書くべきではないと思います。

③今伝えるべきではない、と思うことは書かない

これは入院している人の性格などによるので一概には言えず、なかなか難しいかと思いますが、「今伝えるべきではない」と思うことは書かない方がいいでしょう。

 

例えば私は、乳がんの手術を終えた直後の先生から「思ったよりひどかった。抗がん剤治療や放射線治療が必要」と伝えられたのですが、そのことを手紙には書きませんでした。

 

ちなみに母から電話で「今後の治療について先生から何か聞いてない?」と尋ねられた時も、「まだ聞いてないよ」と答えました。

 

理由は手術後で心身ともに大きなダメージを負った母に、今すぐ伝える内容ではない、と思ったからです。もちろんこれは私の勝手な判断で、「これが正解だ」とか「誰もがそうすべきだ!」と言っている訳ではありません。

 

ただ事実であっても「これは今のタイミングで言うべきことかな?」考えることは大切でしょう。

 

暗い話題はもちろんですが、例えば「結婚が決まった!」など本来なら明るい話題であっても、今は伝えるのを避けた方がいい、という場合もあると思います。

 

何しろ相手は入院中のうえ、面会禁止で会いたい人にも会えない、という辛く苦しい状況にある人です。

 

普段は「おめでとう!」と祝ってくれる人でも、もしかすると体や心が弱っているせいで「こんな状況の私に自分の幸せを見せつけてるの!?」と思ってしまう可能性もあります。

 

なかなか難しいですが、まずは相手の状況を考え、「今この内容を伝えると、あの人はどう思うだろう?」と想像してみると、書くべき内容か、そうでないか、判断がつくと思います。

④本人の病状などを軽んじる内容は書かない

これも入院している人の性格や病状によるかもしれませんが、

 

例えば「大したことないよ」とか「ちょっと切っただけでしょ」とか「大げさな。そんな痛くないでしょ」とか、「寝てれば治るよ」とか。

 

そういった本人の体や心の苦しみ、辛さを軽んじるような内容は書かない方がいいと思います。

 

他にも例えなので、あえてわかりやすくひどい内容を書きますが、

 

「同じ病室の人のいびきがうるさい?それくらい我慢したら?」とか、

「入院なんて食べて寝てるだけでしょ。楽なもんだよね。うらやましいわ。こっちは仕事で大変なんだよ」

など。

 

もちろんさすがにそんな内容を書く人はいないと思いますが、そうと取れるようなことは、当然ですが書かないようにしましょう。

 

だってもし自分がそんな内容の手紙を送ってこられたとしたら、辛いし悲しいし、落ち込んでしまうと思いませんか?

 

ちなみに「大丈夫!」「すぐ治るよ!」などの言葉も、中には「何の根拠があって言ってるの?」など、不愉快に思う人もいるようです。

 

きっと悪気なく使ったり、励ましのつもりで書いていると思うのですが、それが相手を傷つけてしまうこともある、ということは頭に入れておいた方がよさそうです。

 

言葉の受け取り方は人によって違いますし、状況によって変わることもあるでしょう。

 

難しいですが、手紙を書く時に「この言葉であの人は傷ついたりしないかな?」と考えながら書くと、大きな失敗は防げるかなと思います。

⑤安易な「わかる」、「知ってる」は書かない

私の母はある日突然「乳がん」という、命を落とす可能性のある病気だと告げられました。付き添いでその場にいた私も大きなショックを受けましたが、母が受けたショックとは比べ物にならないと思います。

 

さらにこれから入院して手術を受ける母の不安や苦しみ、辛さはどれほどのものだったか。それは母にしかわからないことです。

 

例えば入院中の不自由さ、手術前の不安や恐怖、手術後の痛みなど、「こんなことが辛いかな、あんなことが苦しいかな」と想像することは、私にもできます。

 

でも実際に苦痛を味わっているのは本人だけですから、私が本当の意味で母の苦しみや辛さを理解することは不可能です。

 

なので安易に「痛いよね、わかるわー」とか、「入院生活ってしんどいよね、わかるー」など、自分が実際に味わっていない苦痛について「わかる、わかる」みたいなことは書かないようにしていました。

 

もちろんこれは本人の性格によるとは思いますが、母はそういったことを言われるのを嫌うタイプでした。

 

本人からすると「あんたは乳がんになってない、入院も手術もしていない、なのに一体何がわかるの!?」と言いたくなるのでしょう。

 

同じ理由で「知ってる」という言葉も、避けた方がいいかなと思います。

 

例えば「乳がん?あー、知ってる知ってる」と言う人、実際に数人いたのですが、その人の言う「知ってる」は、「乳がんという病気の名前を知ってる」というだけでしょう。

 

病気になった本人や家族からすると、「一体何を知ってるの?」と言いたくなる、という場合もあるので、避けた方が無難です。

⑥誰かと比べるような内容は書かない

例えば手紙に「○○さんも同じ病気だったけどすぐ治ったよ」とか、「○○さんはもう仕事に復帰してるよ」といったことが書いてあると、

 

実際にはその後に続く文章はなくても、「なのにあなたはまだ治らないの?」と言われている気になりませんか?

 

「いや、ならない」という人もいるとは思いますが、逆に言えば「そう言われているように感じる」という、私と同じ人もいるはずです。

 

そもそも例え同じ病気でも、年齢や持病の有無などの違いや、がんならステージの違いなどもあるはずです。

 

例えば20代の持病のない若者と、70代の持病のある高齢者を、同じ病気だからといってその回復スピードなどを比べたりするでしょうか?

 

私には専門的な知識がないので、安易な例えや考えしかできませんが、恐らくその2人を単純に比べることはしないと思うのです。

 

もしそこまでの違いがないとしても、例えば自分が誰かと比べられて批判的なことを言われたとしたら、悲しくなると思いませんか?

 

ちなみに私がそういった内容の手紙を受け取った場合、「私の努力が足りないから、○○さんみたいに病気が治らないの?」と落ち込んでしまうと思います。

 

もちろん受け取り方は人によって違うでしょうが、きっと私と同じように思う人は少なくないはずです。

 

なので例えば「○○さんはあなたと同じ病気だったけど、もう治って仕事に復帰してるよ」など、安易に誰かと比べて書くのはやめておいた方がいいでしょう。

 

それが悪気はなく、ポジティブな意味、例えば「だからあなたも大丈夫!」という意味で書いたのだとしても、病名が同じだからといって症状や程度まで同じとは限りません。

 

つまりあなたが比べた誰かと同じように、入院中の人が必ず戻って来られると断言はできないのですから、例えポジティブな意味のつもりでも、書かないことをおすすめします。

⑦ネットなどで得た情報を元にしたことは書かない

例えば「ネットで見たけど、普通は〇日で退院できるものなんだって」とか、ネットで得た情報を元にしたことは、書かない方がいいでしょう。

 

もしかするとその情報は間違っているかもしれませんし、例え間違ってはいなくても、それが入院中の人に当てはまるかどうかは、素人にはわからないはずです。

 

ちなみに母が乳がんで入院する時、知り合って間もない近所の人に「今はがんなんて2人に1人はなるものだから」と言われたのですが、私は正直「無神経な発言だな」と思いました。

 

きっと言った本人に悪気はないでしょうし、こちらの受け取り方の問題と言う人もいるでしょう。おまけに言われた内容も、私だってネットや新聞で見たり、ニュースで聞いたことがあるものでした。

 

でも例え言った内容が事実であっても「つい先日突然乳がんと告げられ、これから入院して手術を受ける」というタイミングで、本人やその家族に真っ先に告げる言葉として適切と言えるでしょうか?

 

もしあなたががんと宣告された時、大して親しくもない人に「がんは2人に1人はなるもの」と言われて、慰められたり、「そっかー。2人に1人はなるんだー。じゃあしょうがないや!」と、明るい気持ちになったりしますか?

 

もしかすると「そんなことを言われても気にしなければいい」という人はいるかもしれません。

 

でもそう答えるあなたは、今実際に命を落とす可能性のある病気を宣告された人、あるいはその家族でしょうか?もしそうなら、私はその考えを見習うべきなのかもしれません。

 

ただ恐らく多くの人は、命を落とす可能性のある病気になった場合、体だけでなく心も弱っているはずです。命にかかわる病気や怪我ではなかったとしても、入院や手術をした人の心は、普段通りではなく、傷つきやすい状態だと思います。

 

なので特にネットなどで得た情報を元にして安易に手紙を書くことは、やめておいた方がいいでしょう。

⑧本人にとってプレッシャーになることは書かない

例えば「〇日には退院してくれないと困るよ」とか、「仕事があってこれ以上休めないよ」とか、「退院したらすぐに元通り〇〇をやってくれるよね」とか、

 

入院している人にとってプレッシャーになることは、書かない方がいいでしょう。

 

他にも「手術してもう〇日経ったんだし、○○さんはそれくらいで仕事に復帰してるから、もう大丈夫だよね」とか、

 

⑥で書いた内容と似ていますが、他の誰かと比べて「あなたも○○さんと同じようにできるはずだ!」というようにとれる内容は、やめておいた方がいいでしょう。

 

ただもちろんこれも、入院している人の性格によるところはあると思います。もし誰かと比べるようなことを言われて「よし、○○さんに負けるものか!」と、逆にやる気がみなぎるというか、

 

プレッシャーを与えるような内容を書くと「負けてたまるか!」みたいになる人に対してなら、あえてそういった内容を書く、というのもいいかもしれません。

 

ただ上でも書きましたが、病気になると人は体だけでなく、心も弱るものです。普段は強気な人だって、別人のように心が弱ってしまうこともあると思います。

 

いつも通り、あるいは平気そうに見えても、言葉や表情を取り繕っているだけ、という可能性もあるでしょう。

 

なので、基本的に本人にとってプレッシャーになる、と思われる内容は書かないことをおすすめします。

手紙の例文の丸写しはやめた方がいい

ここまで私が思う「手紙に書かない方がいい内容」についてご紹介しましたが、最後にもうひとつ、「これはやめておいた方がいい」と思うものを書いておきます。

 

それは「ネットで出てくる手紙の例文の丸写し」です。特に相手の名前だけ変えて丸写し、だとすぐにバレる可能性があります。

 

手紙を送る相手によっては、どうしてもマナーの良さを気にする必要があり、悪い言い方をすると、形式ばった手紙を送らざるを得ない場合もあるでしょう。

 

そういった時ネットにある「手紙の例文」は、とても便利ですよね。

 

でもそれは基本的に誰でも簡単に調べられるものですから、もしかすると手紙を受け取った相手が「あれ?これ見たことある」と思ってしまうかもしれません。

 

手紙は本来、自分の言葉で書くのが1番いいのですが、それが難しい場合でも丸写しだけはやめましょう。

 

せめていくつかのサイトを調べて、相応しいものを組み合わせる、などの工夫をして、一言くらいは自分の言葉で書くことをおすすめします。

まとめ

今回は「コロナで面会ができないあの人を、手紙で励まそう!」と思った時、送る手紙に書かない方がいい内容についてご紹介しました。

 

繰り返しになりますが、ご紹介した「手紙に書かない方がいい内容」は、あくまで私個人がそう思う、というだけのものです。

 

また冒頭に書いていますが、この記事は私が「命を落とす可能性のある病気で入院した母」へ手紙を書いた経験を元にしたものです。

 

そのため「手紙を送る相手の病気や怪我」によっては、全く当てはまらないという場合もあると思います。なので参考程度に読んで頂ければ、と思います。

 

ただ「何気なく書いた一言が相手を傷つける」場合があること、これだけは心にとめて手紙を書くことをおすすめします。

コロナで面会ができない!手紙で家族を励ますなら何を書けばいい?

コロナが流行し始めてから、面会が禁止になり入院中の家族に会えない!という事態があちこちで起きていますよね。

 

実は我が家も母が乳がんで手術、胆石症で手術、さらに最近で言うと転移性脳腫瘍で手術をし、現在も入院中という状況です。

 

もちろん基本的に面会禁止で、直接顔を見て母を励ましたい!と思っても、なかなかそれが叶わない、というもどかしい日々を送っています。

 

もちろん入院中の家族がlineやメールができる状態であれば、直接会わなくても励ますことは可能でしょう。

 

ただ例えば私の母の場合は現在74歳、2年ほど前に乳がんの手術を受けた時ですら高齢者に当てはまる年齢で、元々機械系が苦手ということもあり、lineやメールは使えませんでした。

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さらに現在は認知症の症状が出ており、自分で電話をかけることもできない状態なので、lineやメールどころか、通話で母を励ますというのも難しい状態です。

 

でもそんな状態であっても、励ましの言葉を届ける方法はあります。それが手紙です。

 

前置きが長くなりましたが、今回はコロナで面会ができないなか、どうにか入院中の家族を励ましたい!と考えている方に、私が実際に送った手紙や、内容は何を書けばいいのか、などについてご紹介します。

入院中の母に手紙を送った

Lineやメールが使えない母に何かできることはないか、と考えた時、思いついたのは手紙でした。

 

もちろんパジャマやタオルなど洗濯物を受け取って、洗濯をしてまた持って行ったり、飲み物が足りなくなったら持って行ったり、ということはしていましたが、

 

それらは全てナースステーションで受け取り、渡すという決まりになっているので、当然本人には会えません。

 

なので物を届けるだけではなく、気持ち的にも何かしたい励ましたい、という思いがあったんです。そんな時、手紙って便利なツールなんですよね。

私が実際に母へ送った手紙

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これは母が最近、とある病院に1か月と少し入院している間に送った手紙です。大体になりますが、手紙は週に2~3回は送っていた感じでしょうか。

 

ちなみに中身は、ポストカード2枚

 

大体写真のポストカードが1枚、絵画のポストカードが1枚、という組み合わせで、裏に大きめの字で文章を書いていました。

荷物と一緒に持って行った手紙もある

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2年ほど前に母が乳がんで入院している時、私は1日おきにタオルや飲み物を届けに行っていたのですが、その荷物の中に毎回必ず手紙も入れていました。

↓ちなみに母が乳がんになったことについて書いた記事はこちら

saltydog07.com

私は文章を読んだり、書いたりすることが好きなので、特に苦ではなかったのですが、内容を考えるのはもちろん、手書きなので、間違えないように注意して書く必要もあり、わりと時間がかかりました。

 

まぁそれが手書きならでは、というか、だからこそ気持ちが伝わるかな、と思って楽しみながら書いていました。

貰った本人の感想は?

母が乳がんで入院している時、私が送った手紙は便せんにびっしり文章が書いてある、というものでした。それが大体3枚くらい、多い時で5枚になる時もあって。

 

ちょっと読むのが大変かな、と思ったんですが、でもその時の母はほぼ毎日電話をくれる、という状態でしたし、退屈している、ということだったので、私の手紙が少しでも退屈しのぎ気分転換になれば、と思い、送っていたんです。

 

その時の本人の感想は、「ありがとう」でした。

 

「気分転換になる」とも言ってましたし、「看護師さんや先生に『何を読んでるの?』と聞かれ『娘がいつも手紙をくれると答えた』など、喜んでいることが感じられました。

 

その後の入院でも便せんではなくポストカードにする、など形式が変わったり、母が言葉で意志を伝えるのが難しい状態になっても、嬉しいという気持ちは伝わってきました。

 

まぁ真実は本人にしかわからないものですが、「手紙を送る=あなたを想っている」ということが伝わって、それが嬉しいと思って貰えるのかな、と私は考えています。

私が母へ送った手紙の内容は?

ではいよいよ、私が実際に母へ送った手紙の内容についてご紹介します。

 

ちなみに私は、手紙の書き方の専門家ではありません。特別な知識がある訳でもないので、あくまで参考程度に考えて頂ければと思います。

便せんの場合

便せんは選ぶ便せんの種類にもよりますが、基本的に長めの文章を書く時におすすめです。

 

私は文章を書くと勝手に長くなってしまうことが多いので、母が乳がんや胆石症で入院していた時は、便せんを選んで送っていました。

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書いた内容は、例えば

 

「昨日は髪を切ってきたよ。さっぱりした。でも初めて行くところで、美容院というか、散髪屋さんって感じのところ。髪を切ってくれたのはおじいさんで……」

 

「昨日はとてもいい天気で、洗濯物がよく乾いたよ。しばらく晴れが続くみたい。いい季節になってきたね。去年の今頃は……」

 

「○○スーパーに買い物に行ったら『ブタ耳のピリ辛』という新商品があったから、気になって買ってみた。見た目は真っ赤だったけど、食べてみたらそんなに辛くなかったよ。ちなみにお父さんには好物の蒸し鶏を作った。○○スーパーはやっぱり安くていいね。でもない商品もあるから、○○スーパーにも……」

 

といった感じです。

 

特に母が乳がんで入院していた時は、1日おきに洗濯物や飲み物と一緒に手紙を持って行っていたので、昨日あったこととか、病院に行く前にあったこととか、本当に普通の、ありふれた日常というか、そんな内容でした。

 

きっと「どうでもいい内容」と思う人も多いでしょうが、全くもってその通りです(笑)そんな「どうでもいい内容」で、私は便せん5枚書いてしまうこともありました。

 

もちろん他人に送る手紙ならもっとちゃんとした内容にしますが、私が送る相手は母です。ちなみにこの記事も「入院中の家族へ送る手紙」を前提に書いています。

 

なので日記を書くような感じというか、昨日を朝から思い出して、「こんなことがあったな、あんなことがあったな」というように、思いつくまま書いていました。

↓私がよく使っていた便せんはこちら。文章をたくさん書きたい方におすすめです。

ちなみに手紙の終わりには

 

「何か必要なものがあったら、いつでも電話で教えてね。持っていくから」

 

「毎日電話をくれてありがとう。お母さんの元気な声を聞くと安心するよ。でもしんどい時は無理しなくていいからね」

 

とか、大体似たような内容を書いていました。

ポストカードの場合

ポストカードの場合は、書くところが少ないので短い文章でも違和感がありません。

 

表は私の場合、季節を感じられる花やキレイな海の写真、他にも母は趣味で絵を描いていたので、画家の絵が印刷されたものなどを選んでいました。

 

入院中、特にコロナの時期は自由に外へ出られませんし、病院内の同じような景色ばかり見ていたら気も滅入るでしょうから、本人が好みそうな写真や絵を送るようにしていたんです。

ポストカードだけでこれだけあります。病室に置いてある分を除いて。

そして裏に書いた内容は、例えば

 

「お母さん、病室だと外の景色が見れなくて、つらいよね。ポストカードの絵や写真で、少しでも気分が晴れれば嬉しいな」

 

「お母さん、夜は眠れてる?元気になって欲しいから、ちょっとでも食べて、しっかり休むようにしてね」

 

「このポストカードの写真は沖縄の海の中!魚がカラフルでキレイだね!」

 

といった感じです。

 

ポストカードの場合は、一言だけでもいいですし、私は1度に2枚のポストカードを封筒に入れて送っていたので、

 

1枚は母へのメッセージ、もう1枚は表のポストカードの写真について書いたり、といったことをしていました。

「どうでもいい」と思われるような内容を書いて送った理由は?

上で私が実際に送った母への手紙の内容を、便せんとポストカードに分けてご紹介しましたが、きっと多くの人にとっては「どうでもいい内容」だと思います。

 

もしかすると「わざわざこんな内容を書いて送って、何の意味があるの?」と思う人もいるかもしれません。

 

確かにそう言われても仕方のない、中身のない内容かな、と私も思います。

 

ただ私がそんな内容を書いて母へ送ったのは、一応私なりの理由があります。こちらではその私なりの理由について、ご紹介したいと思います。

手紙を送る理由その①励ますこと

まず私が入院中の母へ手紙を送る理由は、

「病気に対する不安や苦痛を味わい、不自由な入院生活を送る母を励ますこと」

です。

 

でも例えば「頑張れ!」とか「応援してるよ!」とか「絶対に乗り越えられる!」とか、そういった言葉を毎回送ってこられると、励ますというより、本人のプレッシャーになりそうだ、と思ったんです。

 

そもそも「励ます」というのは、なかなか難しいものです。

 

スポーツの応援団のように、旗を振るとか、大声で声援を送るとか、そういう感じの励まし方は、病気で体も心も弱った人には強すぎる場合もあるでしょう。

 

もちろん入院中の家族の性格によるところはありますが、例えば私の場合で考えると、もし毎回「頑張れ!」と書いて送ってこられた場合、

 

「どう頑張るの?同じ目に合ってもいない癖に簡単に言わないで!」と思っちゃいそうです。まぁこれは単に私がひねくれているだけ、なのかもしれませんが。

 

なので「頑張れ!」みたいな、わかりやすいというか、直接的な励ましの言葉は書かないようにしていました。私はそもそも手紙を送ること自体が、母への励ましになると考えているので。

手紙を送る理由その②気分転換

手紙を送る理由はなにも「励ますこと」だけじゃありません。これは母から聞いたことですが、入院生活で苦しいことのひとつは「退屈なこと」だそうです。

 

これは母が高齢で機械系が苦手なため、スマホで動画を観るとか、ゲームをするとか、そういったことができないという事情もあるのですが、そんな母だからこそ手紙を送ることが「退屈しのぎ」「気分転換」になれば、と考えたんです。

 

そういった理由で書く手紙ですから、例えば政治の話とか小難しい話は聞きたくないだろうな、と思いました。まぁ私はそんな難しい話はわからないのですが。

 

それよりも何でもない日常の話を読んでホッとしたり、クスッと笑って貰ったり、季節を感じて貰ったり、ほんの一時でも楽しんで貰えたらそれでいい、と思って手紙を書いていました。

 

ちなみに実はその「何でもない日常」を書くことで、さりげなく母が気にしているであろう、「私や父が母の入院中どう過ごしているか」伝える目的もあったんですけどね。

手紙を送る理由その③「母を想っている」ことを伝えたい

手紙を送る理由その①の最後に書きましたが、私は手紙を送ること自体が、母への励ましになると考えています。

 

それは手紙を書いて送ることに、「私が母を想っている」ということを伝える力がある、と思っているからです。

 

もしかすると「なにそれ?意味がわからない」という人もいるかもしれません。

 

もちろんこれは私個人の勝手な考えなのですが、まずどうでもいいと思っている人に対して、手紙は書かないと思うのです。だって一応それなりの労力がかかりますからね。

 

まぁ仕事とか付き合いの関係で書かなければならない、という人もいると思いますが、この記事では「入院中の家族を手紙で励ます」ということについて書いているので、そういったことは除外して考えてみてください。

 

母へ手紙を書く時、私は入院中の母のことを思い浮かべながら文章を書きます。

 

書きながら考えることは「食事はちゃんと食べてるかな?」、「夜は眠れているかな?」、「足りないものはないかな?」など、色々です。

 

つまり手紙を書いている間中、私は母のことを想っています。きっとその想いが、手紙と一緒に母へ届くと、私は考えています。

結論「手紙に書く内容はなんでもいい」

ここまで長々と「コロナで面会ができない家族を励ます手紙には、何を書けばいい?」ということについて書いてきましたが、結論を言うと「なんでもいい」ということになります。

 

もちろん本人が落ち込んだり、悲しくなったりするような内容は避けるべきです。でも特に「○○という言葉を使うべきだ」とか、そういった決まりはないと思います。

 

あまり内容について考えすぎて文章が思いつかず、結局手紙を送れない、ということになるよりは、肩の力を抜いて「どんな内容でもいいや」と思いつくまま書いてみましょう。

 

ただ大切なのは、入院中の家族を想って手紙を書くことです。そうすればきっと、自然に書けるものだと私は思います。

どうしても書くことが思い浮かばない人は?

「いやそんなこと言われても全然わからない」という人は、例えば「入院中の家族の好きなもの」について書いてみるのはどうでしょうか?

 

母の場合は花が好きなので季節を感じる花の話題や、趣味で描いていた絵に関する話、好きな歌手の近況、などを書いたことがあります。

 

他にも「入院中の家族が気にしていること」はどうでしょうか?

 

例えば母の場合、毎年決まった時期にタンスの防虫剤を入れ替えるので、「私がちゃんとやっておいたよ」とか、父や私のことを心配しているので、「ちゃんと栄養を考えた料理を作ってご飯を食べてるよ」とか。

 

何が好きか、何を気にするか、はもちろん人によって違うので、入院中の家族に合わせて書くといいでしょう。

一言だけなど、短い言葉を送りたい!という人は?

「いや長々と文章を書きたい訳じゃない」、「ただ一言、短い言葉で自分が心配していることなどを伝えたい」という人もいるでしょう。

 

ちなみに私もポストカードを使うようになってからは、短い言葉だけを送ることも増えてきました。

 

例えば

 

「お母さん、体調はどう? 無理せずゆっくり休んでね」

 

「お母さん、もし私にできることがあったら、遠慮せずに言ってね」

 

「放射線治療、お疲れ様でした。しんどいのに本当によく頑張ったね」

 

「何もできなくて、ごめんね。今はゆっくり体を休めてください」

 

「お母さん、そばにいられないけど、毎日祈ってるからね」

 

といった感じです。

あなたの想いをありのまま書きましょう!

上でご紹介したのは私が実際に母へ送った言葉ですが、もしかすると「こんな簡単な言葉でいいの?」とか、「もっとなんか様になる言葉はないの?」と、思う人もいるかもしれません。

 

でも家族あての手紙ですから、特に形式ばった文章を書く必要はないでしょうし、気取った言葉を使ったり、見栄えを気にして言葉を選ぶのも逆に変かな、と私は思います。

 

もちろんあくまで私個人の考えですが、飾らない言葉で素直に書く方が、あなたの想いも相手に伝わりやすい、と思うのです。

 

またもしかすると例えの中には「気恥ずかしい」と思う言葉もあるかもしれませんが、直接口に出して言うよりは、文字で書く方がハードルは低いはずです。

 

手紙を書く時は「気恥ずかしさ」なんてどっかに放り投げて、あなたの想いをありのまま書きましょう。それがきっと、入院中の家族への励ましや力になるはずです。

まとめ

今回はコロナで面会ができない家族を手紙で励まそうと思った時、どんな内容を書けばいいのか、についてご紹介しました。

 

私は手紙を書いて送ること自体に、入院中の家族を励ます力があると思っています。

 

理由は手紙を書くことで、「あなたを想っている」という気持ちが相手に伝わると思うからです。

 

なので書く内容に、特に決まりはないと思います。とにかく入院中の家族を想って書く、そうすればあなたの気持ちはきっと相手に届くでしょう。

リンパ浮腫②リハビリを勧められて整形外科に行ったら断られてびっくり!

前回の記事では、母の右腕のむくみに気付き、大学病院で相談すると形成外科を紹介され、そこで勧められた3泊4日のリハビリ入院を断った結果、「近所の整形外科でリハビリをしてみては?」と言われたところまでをご紹介しました。

 

今回はその続きで、大学病院の形成外科の先生に勧められた通り、母を連れて近所の整形外科に行ったこと、そこで断られてびっくりしたこと、その後どうなったか、などについてご紹介したいと思います。

※ちなみに前回の記事はこちら↓

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以前お世話になった整形外科に行ってみることにした

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大学病院の形成外科の先生に「近所の整形外科」と言われてパッと頭に思い浮かんだのは、2年ほど前にお世話になったクリニックでした。

 

その整形外科に通ったのは、初回を含めて2回ほど。ただ気さくな先生で質問がしやすく、説明もわかりやすいうえに優しかったので、またお世話になるならこの先生がいいと思ったんです。

 

それに引っ越したことで以前より少し遠くなったものの、私の足なら10分もかからない距離にあるので、リハビリで通うことを考えると便利だと思いました。

伝えておきたいことを紙に書いて持って行った

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以前お世話になったとはいえ、それは2年ほど前のことで、しかも今回は以前とは全く違う症状です。それに先生は母が乳がんになったことを知りません。

 

抗がん剤治療や放射線治療を受けたこと、9月に胆嚢を摘出する手術を受けたこと、今回どういう経緯でこちらにお世話になることになったのか、など伝えておきたいことがたくさんありました。

 

それらはもしかするとリハビリには必要のない情報なのかもしれませんが、私は素人なので、どの情報が必要か不要かなんてわかりません。

 

もし伝えなかったことで何か問題が起きたら、と考えると、「私が把握していることは全て伝えておきたい」と思いました。

 

ただ全てを口で説明するのは難しいと思ったので、A5のレポート用紙1枚にぎっしり説明を書いて持って行くことにしました。

おまけ情報★紙に伝えたいことを書いて持っていくと便利!

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先生に伝えたいことがたくさんある場合は、自宅で紙に書いておき、それを持っていくと便利です。

 

問診票にも書く欄がありますが、その場で書くのは時間もかかるし、うまくまとめられなかったり、書ききれない場合もあるでしょう。

 

また「口で言えばいい」と思うかもしれませんが、受付の方や看護師さん、先生などに対して、何度も同じことを言う必要がありますし、相手に正確に伝わらなかったり、いくつか言い忘れたりすることもあるはずです。(最後まで黙って話を聞いてくれる方ばかりではないですしね)

 

ちなみに私が今回持って行った紙は、受付の方、看護師さん、先生など、その紙を渡すだけで数人に読んで貰い、私が伝えたい情報を簡単に伝えることができたので便利でした。

 

なので今回の私みたいに伝えたいことがたくさんある場合は、それを書いた紙を持っていくことをおすすめします。

いざ整形外科へ!

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12月1日、母と2人で整形外科に着くと、私はまず伝えたいことを書いた紙を受付の方に読んで貰いました。

 

すると受付の方が「先生に読んで貰って来ます」と言ったので、母としばらく待っていたんです。

 

その間リハビリをしに来た患者さんが次々私と母の前を通っていくので、「母がリハビリをする時もあんな感じなんだ」と思いながら、「リハビリは週に何回かな」、「1回何分くらいなんだろう」などと考えていました。

 

リハビリには私が毎回付き添う予定だったこともあり、「もしかするとリハビリは明日からかも。忙しくなるな」とも考えていたんです。

リハビリを断られてびっくり!

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ところが戻ってきた受付の方に「すみません、先生に読んで貰ったんですが」と申し訳なさそうに前置きされ、

 

「うちのリハビリは全て機械で行うので、リンパ浮腫に対応するのは無理です」

と言われてびっくり!

 

まさか断られるなんて、全く想像もしていませんでした。何しろ上で書いたように、母がこの整形外科でリハビリをすることを前提に考え事をしていたくらいですから。

 

さらに受付の方は「先生は『そもそも整形外科でリンパ浮腫は診れない』と言ってます」と言われ、思わず「えぇ!?」と大きな声を出してしまいました。

 

だって母をここに連れて来たのは、私の勝手な判断じゃありません。

 

大学病院の形成外科の先生「近所の整形外科でリハビリをしてみては?」と勧められたから、連れて来たんです。

 

なのに「整形外科で診れない」ってどういうこと!?と困惑しました。

もう1件聞いてみたけれど断られた

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リハビリを断られる可能性を全く考えていなかった私の頭の中は、軽いパニック状態でしたが、この整形外科の先生や受付の方が悪い訳ではないことは理解していました。

 

なので当然ですが受付の方や先生に文句を言うことなく、長居しても迷惑でしょうからお礼を言って帰ることにしました。

 

ちなみに帰り道にもう1件、整形外科のある病院があったので、そこに寄って同じようにリハビリができないか聞いてみたのですが、さっきと同じ理由で断られてしまいました。

形成外科の先生に電話で相談することにした

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このまま闇雲にあちこちの整形外科に行っても同じように断られる可能性が高い、と思った私は母と一緒にいったん自宅へ帰ることにしました。

 

母は長時間外出できる体力がなく、既に疲れてフラフラしていましたし。

 

それで帰宅後私は大学病院の形成外科に電話をして、受付の方に「整形外科に行ってみたら断られたこと」を伝えて、

 

「先生に大学病院でリハビリを受けられないか、それが無理なら近所の整形外科を紹介できないかを聞いて欲しい」と伝えました。

 

正直「リンパ浮腫は整形外科で診れないと言われたこと」についても聞きたかったのですが、それを言うと「嘘をついたのか!?」とクレームを入れているみたいに思われるかもしれないと考え、やめておきました。

 

ちなみに返事については、その日は先生がいなかったので、「12月3日以降になる」とのこと。私は「これで解決できればいいな」と思いながら、電話を待つことにしました。

見捨てられたも同然の返事でがっかり

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そして12月3日、形成外科の受付の方から電話がかかってきました。

 

受付の方はもの凄く申し訳なさそうな口調で

 

「先生に聞いてみたんですが、

『大学病院でリハビリをするなら入院して下さい。近所の整形外科の紹介はできません』

という返事でした」と言いました。

 

その時私が思った正直な感想は「冷たい返事だな」です。もちろん受付の方は何も悪くありません。

 

先生も私が直接聞いた訳じゃないので、一言一句同じとは限りませんし、ニュアンスによっても変わってくるのですが、それでもやっぱり冷たいと感じることは変わりません。

 

だって「見捨てられたも同然の返事」じゃないですか。

 

正直「先生が勧めた3泊4日のリハビリ入院を断ったから、そのあてつけかな」、

「医者の言うことを聞かないから、そんな目に合うんだ、って言いたいのかな」

とも思いました。

 

被害妄想かもしれません。でもそれが娘である私の正直な感想です。

 

まぁきっと先生の返事に間違いはなくて、そもそも私の質問が的外れで、「聞くまでもなく無理なこと」を聞いてしまっただけなのかもしれませんが。

 

ただ先生から「近所の整形外科でリハビリをすることを勧められた」のに、整形外科の先生に『そもそも整形外科でリンパ浮腫は診れない』と言われたことは、

どうしても納得できないですけどね。

他にも電話で問い合わせてみたけれど

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正直無駄かなと思いつつ、一縷の望みをかけて合計3件、自宅からあまり遠くない整形外科に電話で聞いてみることにしました。

 

だってこのままだと、リハビリができません。

 

大学病院の形成外科の先生からは「右ヒジが曲がっていてバンザイができない今の状態だと、リンパ浮腫がひどくなる可能性がある」という内容のことを言われているのです。

 

なのでこれ以上の悪化を防ぐために、どうにか専門の方によるリハビリを受けたいと思っていました。

 

でも結局3件とも「機械でリハビリを行っているので無理です」という答えで。

 

そのうち1件の整形外科の受付の方から

「今はどこもリハビリは機械でやってるから無理だと思いますよ」

と教えて貰い、それでようやく諦めがつきました。

自宅でリハビリをすることに

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結局どこの整形外科でもリハビリができない、ということがわかったので、仕方なく自宅でリハビリをすることにしました。

 

まぁリハビリと言っても私は何の知識もない素人なので、あくまで見様見真似のリハビリもどきですが。

 

なので当然「リンパ浮腫を悪化させないこと」という目的に役立っているのかもわからず。それでも12月4日からリハビリをスタートしました。

まとめ

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今回は前回の続きで、大学病院の形成外科の先生に勧められた通り、母を連れて近所の整形外科に行ったこと、そこで断られてびっくりしたこと、その後どうなったか、などについてご紹介しました。

 

リハビリを断られたことは予想外だったので本当に驚きましたが、1番ショックだったのは、助けを求めて連絡した大学病院の形成外科の先生からの返事が冷たかったこと

です。

 

まぁ私が勝手に冷たいと思い込んだだけかもしれませんが。

 

ただ大学病院の形成外科の先生に勧められて、リハビリをするために近所の整形外科に行ったら断られた、

 

おまけに『そもそも整形外科ではリンパ浮腫は診れない』と言われた、

 

この2点は私の思い込みではなく事実なので、こういったこともあると知って頂けたらと思います。