ScienceMan’s blog

日常生活。教育。面白ければいい。こどもを賢く、たくましく。

1本のチョークに込める情熱

 

 

勉強をしないとか、勉強に集中して取り組めないとか

 

おとなでもこどもでも同じだっつーの!!

 

 

ではどんな差でこどもが勉強をするようになるのか

 

 

伝える側が情熱を込める!

 

この一点に限りますよ

 

 

僕も小学生相手にしていると、情熱を込めてこどもの気をひこうとするわけです

 

 

<事例:小1〜小2>

りんごを3つ買って180円でした。りんごの値段はひとついくらですか。

 

最初に黒板に書くのはこうかな?

 

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こんなんじゃこどもは見ないね!つまんないもん

 

そんでこう

 

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興味をひけなかったら絵を書く!!

 

高学年になってややこしい数式や解法が出たら簡単な数字でおく!!

 

そしたら顔を上げてくれるんですよー嬉しいです。

 

 

 

結論は

 

伝えることに情熱を持つこと!

楽しそうに伝えること!

 

 

 

 

 

正直なところ、小学校に入る前にこどもの勉強への態度はほとんど決まっています。

 

ですからお母さんお父さんは是非、どんなときも勉強をし、調べ、楽しんでる姿をこどもに見せてあげてください。

 

 

と、これも当事者の愚痴になりそうですねーごめんなさい

 

 

当方、中学受験専門の塾で講師をしていますー何か悩みがあればご連絡下さい。

 

 

 

 

 

TOKIOのDASH島(風船・気球)から読み解く知識

 

 

TOKIOは自給自足の国でも作れば?と思う今日この頃。

 

 

 

DASH島

よくわかりませんが、最近は井戸を作ろうとしているようですね。

すごい面白そう。

 

 

今回は今日の放送でやっていた、DASH島での出来事。

 

 

崖にあるハヤブサの巣が気になるから気球にカメラつけて撮ろうぜ!気球も作っちゃえばいいじゃん!

 

っていう企画でした。

 

なんなのこのDIY精神すてき

ないなら作れば良いのよ!っていうね

 

ハヤブサの生態についても触れていましたが、(食・住)

 

やはり興味をひくのは、気球をつくろうとしたことですねー

 

 

 

さすが鉄腕ダッシュというか、ちゃんと気球が浮かぶ仕組みについても触れていました。

 

火であたためられた気球の内部にある空気が、まわりの空気より軽くなるので気球が浮かぶ仕組みですね。

 

小学校で学ぶことではありますが、大人は覚えていないし、こどもは気付きませんよねー

 

 

日頃からテレビ番組などの日常生活をこどものお勉強に結びつけることが出来れば、

 

こどもも楽しんで勉強するんじゃないのかなあと思います。

 

今後はこどもの絶対数も少なくなるしね。

 

ひとりひとり出来る限り良質な環境を大人の立場から与えていきたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メロスがあまり本気を出して走っていなかった件について

 

 

『人の心を疑うのは、もっとも恥ずべき悪徳だ。』

    太宰治 走れメロス

 

 

 


「走れメロス」は走っていなかった!? 中学生が「メロスの全力を検証」した結果が見事に徒歩 - ねとらぼ

 

 

 

 

 

 

話を読んでいると走らなかったメロスの気持ちもよくわかるんですよね。

 

メロスは王様に

 

もう一度自分戻ってこなければ友達を殺してくれ

 

と約束して、妹の結婚式パーティーに参加するんですが、

 

パーティーが楽しくなっちゃうんですよね。

 

しかも王様のところに戻ったら殺されちゃうかもしれないし。

 

 

 

一度甘い体験をしてしまうと、つらいことには戻りたくないものです。

 

こどもにも同じことが言えると思うんですよね。

 

 

それを御すべきなのは、自身であるべきだとは思いますが、

 

 

まだまだそんなことできる年齢ではない場合、

 

親がどうにかしてくれ!

 

 

ぼくにはメロスの気持ちがよくわかります。

 

人は甘い蜜を吸うと味を覚えてしまうっていうお話です。

 

 

 

 

 

 

 

モンスターペアレントと育児放棄の事例

モンスターペアレント育児放棄

 

 

『失敗とは転ぶことではない。そのまましゃがみこんだままいることである。』

メアリー・ピックフォード

 

 

 

僕は運が良いのかモンペ(モンスターペアレント)を相手に話したことはないと思います。

 

ただこの前ひょんなことから親御さんとお話することになり、

 

会って早々言われた言葉が

 

「もう先生にお任せします。」

 

きたきた!!育児放棄かよー

 

お母さんも手に負えなくなった末のことだと感じますが、

 

自分が腹痛めて産んだこどもの将来のことなんだから、

 

お母さんにもう少し粘り強さが欲しいなー

 

 

話題のモンスターペアレントみたいな親だとこどもが賢くなるとは絶対に思えないけど、

 

こどもを全く心配しないともなると、こどもはどのように変化するんですかね。


しかも小学生や中学生になると、もう性格や能力はほぼ決まっているので

 

こちらができることも限られてくるんですよね


これから子育てをされるかたは、こどもが産まれた段階から

どのように親がこどもに関わっていくかを考えたほうが良いと思います。

アメリカのほうだと、こどもと部屋を別にして自立心を養わせるとか言いますよね。

 


ぼく自身が思う、これからの日本のこどもに必要なことは、

失敗は嫌なことじゃないっていうのを知ってもらうことですかね。

がんばれ日本のパパママたち。

 

最近の中学受験の問題は難しい!そのまま理科の自由研究にも使えちゃう

現在、中学受験専門の塾で小学生に4教科教えていますが、

 

最近の小学生の問題はレベルが高い高い!!

 

ちょっと前まで大学に通っていましたが、今の大学生とか解けないよ!本当に!!笑

 

僕も最初は、根拠を持って解答できなかったし。

 

まあそんなレベルの高い問題の中でも、出来る限り面白そうな問題だけ紹介していきます!

 

 

 

 

問:通常時(地球上の重力がある状態)だとろうそくが図のように燃えますが、無重力空間(酸素があり重力がない状態、宇宙船内など)だとどのようになるか。

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この問題は実際に受験で使われた問題です。

 

小学生の持っている知識を応用して、想像してくださいねっていう出題者の意図が見えますねー。

 

みなさんわかりますか?正直、日常の生活からだと推測できないですよね。

無重力状態なんて経験したこともないし。

 

 

この問題は、モノの燃え方と空気の流れ(※対流)が関わった問題です。

 

そもそもろうそくは、ろうの気体となったものが燃えて炎が出ています。

 

ろうそくのさきっぽにはろうの気体が出てるんですよ!

 

それが燃えて火がついている。

 

だからろうそくの火を吹き消すのは、火を消しているのではなく、ろうの気体を吹き飛ばしているんですって!

 

そして図のような形の炎になるのは、暖められた空気が軽くなって上昇するためです。

 

 

 

 

上記のことを参考にみなさん想像してみてくださいー

 

 

 

解答は連絡いただければ教えますー

 

 

※対流→ggr