海賊戦隊の登場が意味するもの
海賊戦隊ゴーカイジャーという戦隊ものが今月からスタートするようです。「海賊って...」と誰もがツッコミを入れたくなると思います。たぶん10人中10人が。
バンダイのおもちゃを宣伝するための雑誌「てれびくん」*1を見て海賊戦隊が始まることを知りました。この戦隊の最大の特徴は、「過去の戦隊に変身してその力を借りることができる」らしいです。どうやって変身するのかは知りませんが、最初の戦隊ものである五レンジャーや三バルカン、新しいところではゴー音ジャー、真剣ジャー等がでてくることが予想されます。
なんでこんなお祭りのようなことをやるのでしょうか。ストーリーが散漫になることが大いに予想されます。でもきっと、じっくり見せることは目的ではないのでそれはそれでいいのです。目的はきっと「ダイスオーのてこ入れ」ですから。ガンバライド*2と比べると、ダイスオーってやっている人を見たことがないです。原因はいくつか考えられます。
- 対象者の推定年齢に対して、ゲーム自体が複雑で難しい。
- 昔の戦隊を知らない子が多い。
- そもそも戦隊は人気がない。
等です。でも、バンダイはダイスオーを諦めていないようです。今回の新番組の内容を聞いてよく分かりました。バンダイのダイスオーに対する、てこ入れは今回が始めてではありません。現在の番組、ゴセイジャーの中には、ダイスオーのゲーム機に手足を付けたロボットがでてきて、巨大化したりして敵と戦っていました。あまりにも直接的すぎて、サブリミナル効果にもなりません。今回の海賊戦隊でバンダイは最後のカードをきってしまったと思われます。もう1年中お祭り騒ぎの番組になると予想されます。
目標を書いておくには手帳が最適
2月になってからやっと今年のスケジュール帳を購入した。今年の12分の1は終わったので値引いてくれればいいのに、本屋で売られているものは書籍と同じで割引は絶対しないらしい。手帳もほとんど残っていなかったので、選択の余地あまりなく、1260円のものに決めた。
これからの時代、手帳というものはなくなっていき、電子媒体に代わられるというのが大方の見方であるが、自分の手で文字を書くという作業に大きな意味があるということを再確認したので、今回慌てて今年の手帳を買った次第。毎日開いて読めるしね。
このところ、少し自分の容量をオーバーする仕事をしているためか、ふらふらした生活をしていた。やっていること、やらなければいけないことを整理して、自分の手で手帳に書き留めた。そのせいで、少し落ち着くことができた。
近々の目標というか、TODOは整理できたので、次は今後10年の自分の予定というものを立ててみよう。
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WEB+DB PRESSの記事「これからの10年、どうサバイブするか」を読んで、10カ年のロードマップを描くべし、という提案にのってみる。自分の今後10年の予定をたてなければ。今後の収入は未知数でも、支出は大体決まってしまっているから、10年間の計画というのは具体的なものにならざろうえない。
そう考えると、今後10年の”重さ”というものを、ふと感じた。生きていられる保証もないし。10年と言っても1年1年の積み重ね、さらに1日1日の積み重ねなので、今日の1日は10年後に繋がっているわけで。この瞬間というのは実に重要だ。ということで当たり前の結論になったな。
50代からの選択(大前研一)
- 作者: 大前研一
- 出版社/メーカー: 集英社
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2004年発行の本だが、都知事選で負けた恨みつらみが感じられて、ところどころ笑ってしまった。
「平成維新」は、今、最も割りを食っている世代である40代を、早期に救済するための改革だったのだ。僕はあの選挙で、若い世代に対して、このままでいくと日本の未来は暗いから、革命を起こそう、一度オールクリアして、若い人の納得できるいい国をゼロベースからつくろう、と呼びかけた。(中略)
ところが、反応ゼロ。笑っちゃうほどの手応えのなさで、訴えても、煽っても、鼓舞しても、だあれも乗ってこなかった。僕が真剣にその将来を憂え、まっすぐにメッセージを送りつづけた30代(当時)は、あろうことか、投票所にさえ来てくれなかったのだ。(中略)
今さら「どうしたらいいんですか」はないだろう。正直に言わせてもらえれば、「地獄に落ちろよ」ぐらいしか、40代(あのときの30代)の人たちには贈る言葉はないのである。
負けた相手が青島幸男というのも、怒りの原因なのだろうな。まさに悔やんでも悔やみきれないという思いが滲み出ているのが本書。
”最初でなくても最良のものを作る”というアップルの姿勢
iPodをつくった男 スティーブ・ジョブズの現場介入型ビジネス (アスキー新書 048)
- 作者: 大谷和利
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ジョブズのことをちょっと知りたいと思った人が読むのに最適な本。昔からAppleを知っている人やMacユーザには、それほど新しい情報は得られないかもしれない。私は昔はマックなひと、であったので、ある程度はジョブズのことを知っていた。本書を読むと、噂どおりの人のようだ。
おもしろかったのは次の2箇所。
著者がジョブズにインタビューしたときに言われたこと。
あなた方は幸運ですよ。朝からあんなに上機嫌なジョブズを見たことがありません。
かと言って、順番が後になればなるほど、彼は同じ質問をされることに嫌気がさして
不機嫌になるでしょう。いや、本当に幸運です。
映画スターかよ^^;)。端で見ているにはおもしろいが、いっしょに働くのはきつそうだ。
もうひとつは、あと書きから。
「iPodを倒すにはどうすれば良いか?」
新卒者にこのような質問をしなくてはならないほど、そのメーカーは打倒iPodに燃えていたようだ。
一方で、ジョブズ復帰後のアップル社の就職面接では、以下のような質問があったそうである。
「アップル社の強さはどこにあると思うか?」
この2つの質問を比べてみると、前者は他社を気にする視線、後者には己を見つめる視線が、
それぞれ感じられる。
良くも悪くも、ジョブズのこだわりがアップルをアップルたらしめているのだろうな、ということを再確認した一冊。
スタンフォード大学でのスピーチ↓
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どちらかというと大人の方が楽しめそうだ。シンプルだし。