言葉はモノを考えるための道具、したがって私たちの論理に従って結合させる必要があります。今回は言葉のロジカルな組み立て方を考えていくことにしましょう。

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    第四章 上級編、文章の組み立てかた!
         ・・から、 ・・ので、 ・・けど(けれど)

        + → +,  ー → ー  と + → ー,  ー → +

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'¡ A qué te mi chao ! '...Una familia española caminaba desde el otro lado de la calle en Barcelona. Entonces, un niño de cuatro o cinco años señaló la bolsa de la compra que llevaba su padre y gritó una y otra vez:  ¿ Qué demonios estaba diciendo ???

          “NIHONGO”, What a mysterious language

          THE GLUE OF WORDS !?

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残念ながら日本国とともに日本語までも崩壊しつつあるようです。昨今の国会議員の答弁ばかりか、新聞テレビのニュース原稿にナレーション、twitterの書き込み、店員の受け答えにいたるまで、意味不明の表現が溢れています。これは論理的にものを考えるための私たちの言語基盤が破損しつつあることを示唆しているのでしょう。

 

Unfortunately, the Japanese language seems to be collapsing along with Japan. Not only the answers given by members of the Diet these days, but also the narration in newspaper and television news scripts, twitter posts and even the responses of shopkeepers, are full of unintelligible expressions. This may suggest that our linguistic basis for thinking logically is being damaged.

 

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✖️🔺❗️🟣◼️❓・・・

 

日本は崩壊する! だから日本語など学ぶ意味がない?

いやだからこそ今、日本語と日本の文化を真摯に学ばなければなりません。そこには“侘び寂び”の感性や考え方が玉手箱のようにびっしりと詰まっているのです。

 

Japan will collapse. So there is no point in learning the Japanese language ?? No, that is why we must study the Japanese language and culture with sincerity now. It is packed full of unique sensitivities and ways of thinking, such as “wabi-sabi” like a jade box.

 

 

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        言葉は何のために??
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ネットで朗読、ナレーションのトレーニング

気軽にオンラインで朗読とナレーションのトレーニングを始めてみませんか?

私souyは以前NHKのアナウンサーでしたが、今はスペインでスペイン人たちに日本語を教えています。日本語の発音は特殊で流暢に話すことは難しく、彼らも日夜舌を噛みながら頑張っています。日本語の美しい響きややさしさ、そしてその奥に光る繊細な意味合いやココロをじっくりと楽しんでみませんか。読みたい作品があれば、もちろんそれを元に学んでいきましょう!

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40) 今こそ世界に必要なのは、サムライ精神!?

 

         = オレの責任じゃあないよっ! = 

 

 

ダラダラと長かった私たちのピソ(居住用ビル)の工事も、やっと終わったようです。なんと1年以上も、毎日ガンガン、ドンドン、ガリガリの連続で、繊細な(?)神経の我々日本人にはキツかったのなんの、まさにイライラも限界に来ていました。 

 

その上ちょっと注文を出したりすると、彼らの答えはいつも、 

 

     「そいつは他の奴に言いな!」とか、 

 

         「それはオレたちの責任じゃないよ!」・・・ばかり。  

 

こっちは全員の顔を知ってるわけじゃないし、それに毎日会えるわけでもないので 

他のスタッフに連絡してくれたっていいのに、彼らは九分九厘そんなことはしません。 

 

          「 そうなんですよ、川崎さん!、 

  (古い!、これは昔出演してたワイドショーのキャッチフレーズでした) 

 

ここスペインでは、デパートの店員も、役所の窓口も、みんなコレ。スペイン映画に 

出たときの撮影スタッフも、まったく同じだったんですよっ! 」 

 

 

 

    はい、自己責任の回避こそが、スペイン人の得意技なのであります。 

 

 

今月28日、バルセロナのフランシア駅で国鉄近郊線列車が駅に入ったあと停止せず車止めに衝突、50人以上が負傷するという事故がありましたが、数年前にはスペイン西北部のガリシアで、新幹線(?)が大事故を起こしたことを覚えている人も多いことでしょう。急カーブの線路を200キロ以上のスピードで曲がろうとしての脱線転覆、悲しいことに多くの人々が亡くなりました。 

 

 

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事故後、鉄道当局は事故の原因は運転手一人にあるとして、自分たちの責任を全面的に逃れて来ました。もし日本なら、こんな大事故の場合、運転手の上司、そのまた上司、さらには取締役など多くの管理者が頭を下げて謝罪し、何人かは免職になるでしょう。だいいち、この運転手を雇用した責任はどうなるんでしょうか? 

 

その後何年も経って、あの急カーブの信号などもまっとうに機能していなかったのではないかという疑問が浮上し、鉄道当局の責任を追及するための裁判が行われました。 

 

     ところがなんと、先日裁判所はその訴えを却下したのです。 

 

もしかするとこの国は、鉄道当局も裁判所も政府もみんな結託して、組織の自己責任を回避しようとするのでしょうか。いったい裁判所は何のためにあるのでしょう? 

 

             ね、スゴイでしょ!? 

 

    でもこれ、スペインだけじゃないみたいなんです。 

 

        以前“exciteニュースにこんな記事が載っていました。 

 

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           ★ 責任者は責任者じゃない  

 

フランスには責任者がいない。本当はいるが、別の何かのせいにして自分の責任として認めない。例えば配送だったり別の部門のせいと言う。また同じ質問を同じ部署の人にしても、人の数だけ返ってくる答えが違う。言われた通りのことをして再度連絡しても対応してくれた人が別の人だと、まったく別のことを要求されたりするのだ。・・・ 

 

 

         もしや、私たち日本人は責任のとり過ぎ? 

 

    いやいや、今こそ世界に必要なのは、日本のサムライ精神なのでは!? 

               

                  

 

        でもその日本が今やこんな状態ではねえ~~~。 

 

 

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   ーー次回は、「いい加減なヤツラ?」をお送りする予定ですーー 

 

                ♣    ♣ 

 

 

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尚、著作権は放棄していません。この文章を引用する場合は必ず発行者へ連絡ください。

39)「カタカナ言葉だって日本語なんだよっ!!」

              = 英語なんか、大キライ! = 

 

 

スペイン人たちへの日本語クラスで、先ず最初に教えるのは「ひらがな」です。しかし彼らにとっては一大事業。一気に50程の文字をマル暗記しなくてはならないのです。それも文字ばかりか、その発音やら筆順やらを含めしっかり覚えなくてはなりません。 

 

 

      何日もかけてやっと記憶したところで、今度は「カタカナ」を教えようとすると、 

 

         「えーっ、そんなの要らないよ。はやく日本語を教えてよ!!」 

 

と、みんながみんな一様に怒り出すのです。無理もありません、彼らは早く日本語を話したいのです。せっかく覚えたひらがなで、何かを書いたりしゃべったりしてみたいのでしょう。 

 

          そこで、「でも、カタカナも日本語なんだよ」と言うと、 

 

 「だって、カタカナはほとんど英語ばっかりじゃないか!」と反論してきます。 

 

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たしかに、その90%は英語の単語です。食卓はテーブル、戸口はドアー、長椅子はソファー、寝台はベッドなのですから・・・。どうして本来の日本語で話さないのか、と思うのも無理からぬところです。 

 

でも私たちにとって、食卓は前世紀の感じ。下手をすると、あのコタツになる真四角の小さなちゃぶ台までイメージされてしまいます。戸口だって、ガタピシと音のする木造のものを思い起こすし、長椅子にはあのふわっとしたソファーの感覚がありません。 

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     「その違いを感じるために、ボクらには両方とも必要です。 

 

           色々なバリエーションを楽しむのが、日本の文化なんだよ!」 

 

そう言うと少しわかってくれるのですが、でも本当に彼らが納得できないのは、それがほとんど英語だ、ということです。 

 

 

       そう、どうもスペイン人は、イギリスやアメリカが嫌いなようです。 

 

 

思えばスペインはイギリスにそうとう痛めつけられました。あのスペインの無敵艦隊は何度もやっつけられたし、発見したアメリカ大陸も、半分以上持っていかれました。 

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        「でもカタカナには、スペイン語やポルトガル語だってあるんだよ!」 

 

とカバーしてみても、「そんなの、パンとタバコぐらいでしょっ!!」と焼け石に水。彼らがどうしても理解できないのは、おなじく戦争に負けた日本が、なぜ敵国だったアメリカやイギリスの言葉を使わなきゃならないのか、ということのようなのです。 

 

 

             ??? そうだよなあ、何故なんだろう ??? 

 

なんでも神様扱いしてひれ伏しちゃう国民性からなのか、これからは英語の時代だと感じ取った先見性の故か、本当のところはどういうことなんでしょう。 

 

 

          でもね、スペイン人だって、沢山の英語を取り入れているんです。 

 

 

経済用語だって、コンピュータ用語だって、かなりの英語が使われています。だって、その言葉自体が他の国にはなかったんですから、当然なのです。英語教室だって、けっこう盛況です。 それにもかかわらずスペイン人たちは、それでもなんとかしてそれに抵抗しようと試みていることも、またたしかなのです。  

 

 

           でも本当の話し、それって日本人にはちょっとメイワク! 

         

 

だって、コンピュータは「オルデナドール」、キーボードは「テクラード」、 スクリーンは「パンターヤ」、「ハードディスク」はディスコ・ドゥーロ 車の部品にいたっては、ハンドルが「ボランテ」、タイヤが「ルエーダ」、 ブレーキが「フレーノ」ときちゃうんですから、 

 

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            ーー ホンマ、そうとう戸惑いマッセ~~!! 

 

 

英語がキライなのはわかるけど、ヤッパ、こういう用語は世界共通にした方が便利なんじゃないの、スペイン人さん! ちょっと他国に出たら、自分が困るんじゃないの~? 

 

 

 

 

 

   ーー次回は、「オレの責任じゃあないよっ!」をお送りする予定ですーー 

                ♣    ♣ 

 

 

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尚、著作権は放棄していません。この文章を引用する場合は必ず発行者へ連絡ください。