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調べたことをまとめ、買ったものをレビューする日常的ブログ

135mmの魅力と

SONY α9 / SAMYANG AF 135mm F1.8 FE / develop with Affinity Photo 2

冬の空は透明感がひどい

こんなの撮るしかないじゃないですか

 

サムヤンの135mmを購入し、中望遠から望遠域のレンズは全て手放しました。

SONY α9は画素数こそ少ないですが、モニター用途であればトリミングも十分に使い物になります。

そのため、サムヤンの135mmで中望遠以上は全て対応可能となりました。

 

標準域はシグマの40mmがいますので。

 

2本のレンズさえ、使いこなせず、そこが見えません。

滑りやすいApplePencilを使いやすくするために購入したもの

iPad Proを使い続け、もはや生活の一部となっています。

iPadにはApplePencilが必須だと思っていますが、ApplePencilは充電や造形美のためか、重心が悪く滑りやすいという「ペンとしては今一つ」と言えます。

 

書き味に関してはペーパーライクフィルムとエレコムの金属ペン先で満足しているのですが、この滑りやすさに関して何とか改善したいと思っていました。

 

 

kotomono.hatenablog.com

 

 

様々な商品を試してみることとしました。

 

まず購入したのが、「Firesara 鉛筆持ち方 ペングリップ」です。

 

こちらは各所で絶賛されている持ち方強制用のグリップで、ApplePencilにもそのまま装着することができます。

必要以上にたくさん入っている商品ではありますが、確かにペンを持ちやすくはなります。

また、つけたまま充電することもできますので、いちいち付け外しする必要もなく、その点も安心です。

ただ、やはり「強制グリップ」であるためか、持ち方が強制されます。これは、自分の持ち方と会わない限りストレスでしかありません。

また、使い続けるうちに少しずつズレる感覚があり、頻回に位置を調整する必要もでてきます。

これらの点から常用するには至らず、いつの間にか裸族で使うこととなってしまいました。

 

次に購入してみたのが、こちらもプロにも絶賛されているというエレコムのペングリップ「太軸タイプ ペンタブ風グリップ」になります。

 

これは、個人的には全くダメでした。

まず、めちゃくちゃ滑ります。

何もつけていない状態よりも滑ります。

製品の特長でもある「アンチダストコーティング」のおかげで、埃が付きにくいとももに、手にもつきにくくなります。。。

太いグリップですので、ドクターグリップをイメージしたのですが、全く違います。軸の持ちやすさも全くドクターグリップ感はありません。

 

そんな回り道をした結果、現在使用しているのは「グリップテープ」になります。

はい、あの「テニスやバドミントンのラケットに巻き付けるグリップテープ」です。

これに関しては、あまり先人の話は聞いたことがなかったのですが、滑りにくいグリップで連想する商品としてふと頭に浮かんだものです。

商品自体は非常に安価なので、失敗前提で購入してみました。

 

これ、ベストです。

当たり前にグリップを良くする商品ですので、滑りにくさと言ったらありません。

もちろん専用品ではありませんので、自身で巻き付ける必要があるのですが、ちょっとしたDIY感覚でできますので非常におすすめです。

最初に購入した商品は上記のヨネックスの「ホワイト」でした。Pencilの色に合わせてですね。

性能には全くの不満はなかったのですが、汚れが目立つという欠点に気が付きませんでした。

 

そのため、次にブラックのグリップテープを購入することとなり、ついに最強のApplePencil用のグリップと出会うこととなりました。

それが、いまでも使い続けている「ウイルソン テニス バドミントン グリップテープ」です。

こちらは、黒色であることに加え、ヨネックスのグリップテープよりもさらに強力に滑り止めの効果がある商品です。

私個人としては「滑らないほうが使いやすい」と感じていますので、ヨネックスの物よりウイルソンの物の方が勝手がよかったです。

また、黒色ですので汚れが全く目立たず、常用可能な商品となりました。

もちろん、ヨネックスのブラックでも十分だとおもいますので、ブラックを購入することをお勧めします。

 

充電に関しては、ケース等をしていない状態であれば、「2重巻」までは充電可能ですので、全く問題ありません。

 

なお、こちらが実際にグリップテープをつけたApple Pencilになります。

見た目の好みはありますが、実用性は抜群です。

 

ApplePencilの滑りやすさに困っている人、ぜひともお勧めする商品になります。何しろ非常に安価ですし。ちなみに、1商品で、2~3回分使えますので。

デジカメがオワコンの時代にフルサイズミラーレスカメラを使い続ける

SONY α9 / SIGMA 40mm F1.4 DG HSM / develop with Affinity Photo 2

終のカメラとして購入したSONY α9ですが、何一つ不満感なく使い続けています。

近年はデジカメの進化は無くなったと言っても過言ではないので、一昔前のように最新機種を追いかける必要もなくなってきたとも言えます。

 

こちらはようやく雪の頼りとなりました。

カメラを趣味としていなければ、撮影しようとも思えない場面です。

朝日に照らされた枯れ草でも、雪が乗れば撮影したくなるから不思議なものです。

 

シネレンズ設計の完璧すぎる光学設計「SIGMA 40mm F1.4 DG HSM」導入

SIGMA 35mm F1.2 DG DNをSONY α9の標準レンズとして利用しています。

写りにはもちろん何ら不満はないのですが、持ち運びの重さが気になることが出てきました。

そこで、もっと軽くてスナップ撮影に適したレンズを検討していたところ「SIGMA 40mm F1.4 DG HSM」を購入する運びになりました。

 

はい、35mmよりも大きく重いレンズを購入することになってしまいました。

代わりのレンズを探せば探すほど、「SIGMA 40mm」の魅力に抗えなくなりましたので。

 

SIGMA 40mm F1.4 DG HSM ファーストインプレッション

第一印象としては、「画面全域の均一な高画質」と「大きく重い」という一般的なものになります。

また、DSLRに最適化されて設計されたレンズであるためか、AF精度に関してはミラーレス専用設計のレンズに比べて、若干ですが信頼感がない印象があります。

ただ、ほとんど気にならない程度ですので、圧倒的な描写力に比べれば些細なことです。

SONY α9 SIGMA 40mm F1.4 DG HSM

SIGMA 35mm F1.2と比べた印象は、F値が半段暗い代わりに

「画面全域が均一で高画質」

色収差をはじめとする各種収差が良好に補正されている」

「良好なボケ味」

という印象を受けました。

 

画質に関して。

SIGMA 40mm F1.4 DG HSM / f1.4

35mmはもちろん素晴らしい画質なのですが、一般的なレンズの性能と同様に“中央に比べ周辺の画質は一歩劣る“という当たり前の性能でした。

しかし、40mmに関しては流石のシネレンズ設計といったところで、中央と周辺の差が非常に小さくなっています。開放から画面全域が完全に使える画質です。このようなレンズは今までに体験したことがありません。

 

 

収差に関して。

SIGMA 40mm F1.4 DG HSM / f1.4

特に色収差の補正が素晴らしいと思います。金属の淵や木の枝など、ほぼ軸上色収差が発生しないという異次元の光学性能です。

流石の35mmもここまでは補正されていませんので、後処理なしで完成されている光学系はSIGMA 40mmの美点です。

 

 

ボケ味に関して。

SIGMA 40mm F1.4 DG HSM / f1.4

標準域のレンズとしては格別に滑らかなボケ味だと感じました。

まるで“望遠レンズのそれ“というと言い過ぎでしょうが、ざわつきやすい背景でもうまく描写してくれます。

 

 

総じて、開放バカには最高のレンズだと思います。画質向上のために絞りを絞る必要が一切ありません。

 

今は入手したばかりですので、まだまだ使い込みが足りませんが、今後の活躍が楽しみで仕方がないレンズになりました。

おかげで、バッグの重量はさらに増しましたが。

防湿庫が寿命を迎えたので、湿度計とモバイルドライで代用する

2014年に購入した防湿庫ですが、最近湿度調整ができなくなってしまいました。

というのも、購入した防湿庫の調湿方法が「ペルチェ素子」を使用したものであったため、どうやら寿命を迎えた様でした。

安価な防湿庫はペルチェ素子を使用したものが多く、私が購入したものもまさにそれでした。

今考えれば、多少高くとも「乾燥剤方式」を使用した防湿庫を買うべきでしたが、今となっては後の祭りです。

 

とはいえ、「箱」自体はほぼ永久的に劣化はしませんので、なんとか生かすべき方法を模索し、できるだけ足掻いてみることにしたというわけです。

 

その結果、「Switch Bot 温湿度計」と「東洋リビング モバイルドライ」の2点を購入しました。

 

スイッチボットの温湿度計は離れた場所からでもスマホのアプリで温度と湿度を確認することができる優れものです。

自宅の防湿庫の設置場所は少し離れた部屋に設置しているため、スマホと連携できない湿度計では、その都度確認に行かなくてはなりません。

その点、この温湿度計であれば、スマホでいつでも湿度の確認ができるというわけです。

 

また、その特徴以上に優れている点は、その湿度計の正確さです。

4秒毎に測定される湿度は、安価な湿度計のそれとは全く異なる信頼感で、不満が全くありません。

 

その湿度計に組み合わせる相棒が、こちら東洋リビングのモバイルドライです。

高級な防湿庫を取り扱う東洋リビングですが、こんなに便利な商品を発売している会社でもあるのですね。

 

コンセントに刺すだけで再利用可能な除湿剤は、高効率で経済的です。

 

これら、温湿度計とモバイルドライを防湿庫に入れておくだけで、簡易的ではありますが、壊れた防湿庫を再利用することができる様になりました。

 

半年程度使用してみましたが、結果としては全く問題ありませんでした。

100リットルクラスの防湿庫に使用しているのですが、30〜40%程度の湿度を10日〜20日程度は維持してくれています。

もちろん、開け閉めの頻度、居住地域、季節にもよるので誰にでも当てはまるものではありませんが、私の用途では新たに防湿庫を購入する必要は無くなりました。

 

今回、除湿ユニットが故障した防湿庫を再生利用する目的で、スイッチボットの温湿度計と東洋リビングのモバイルドライを導入しました。

結果としては、大満足の結果となったわけですが、これから新規に防湿庫の導入を検討されている方も多いかと思います。

自動で全て管理してくれる防湿庫ももちろんいいのですが、設置スペースの問題や、導入コストもかかりますので、まずはお手軽なモバイルドライという選択肢もアリだと今回の購入で気がつきました。

 

でも、今何も機材がないのであれば、「乾燥剤方式」の防湿庫をおすすめしますけどね。