自己分析のための日記

浪人に失敗し底辺大学へ通っていた男が書いてます

近況

浪人時代にココとは別のブログをやっていて、浪人の日記のようなものを書いていたのだけど、今見返してみると面白い。「気が向いたら書いてあげる」という名前のブログだ。

あのとき受験勉強がマジでつらかった。浪人中に、東京駅の京葉線へ繋がる通路をアイドルマスター広告でジャックするというイベント*1をやっていて、勉強が本当につらいから予備校の授業を抜け出して見に行ったのを思い出した。ブログをみたらそれを日記にしていて笑いました。あのときは2015年だった、もう随分と時間が経っているんだなあとしみじみ。

kipple.hatenadiary.jp

実は前のブログとこのブログを統一しようと考えてまして、前のブログの記事はココでも見られます。月別アーカイブの2015年あたりが当時の記事ですので、見たい方いたら是非。

 

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ブログを随分と更新しなくなってしまったけど、普通に生きています。4月から社会人になりまして、都内のIT企業に勤めている。もう、社会の荒波にゴリゴリと揉まれていますよ。

バイトの頃は「嫌なことがあったらすぐ辞めてやる!」って気持ちでいたけど、正社員はそういうわけにもいかず、生きていくために嫌なことがあっても多少は我慢しなければならない。十数年後には家なりマンションなりを買うだろうけど、それって凄いことなんだと分かった。嫌なことあっても会社で働き続けて、金を稼がなければいけないから。俺の父親すげえ、と思ったし、そこら辺に建ってる家のそれぞれに、そういう物語があるんだろうなと感じている。

 

*1:こんなカンジ→ https://mobilewatch.jp/?p=2241

卒論を書いています

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卒論締め切りが近づいてきて一生懸命に書いているところなのだけど、こういうときって現実逃避をしてしまう。友達と温泉行きたいとか(一緒に温泉行ってくれる友達なんていないが)、自転車にテント積んでどこか遠くに行って野宿したいとか、京都の方に行きたいとかだ。この時期の大学4年って、みんなそういうことを考えていると思う。友達のInstagramを見たら「卒業旅行のことしか頭にない」って書いてあったし。

僕には「卒業旅行は海外へ行く」ってイメージが強くて、実際に多くの大学生は卒業旅行で海外へ行くと思う。でも僕は海外へは行かない。金が無いし、一緒に行く友達もいないからだ。ひとりで二週間くらい京都の方でのんびりしていようと思う。旅行は一人で行くほうが好きだ。友だちと行くと友情が壊れてしまうような気がする。普段、人と飲みに行ったとき、ただでさえ「あいつうぜえな」と思ってしまったり、逆に人に思わせてしまったりする場面がいくつもあるわけだから、飲みの何倍の時間も一緒にいる旅行なんて最悪だよね。自分の好きなところ行って、好きなものを食って、好きなときに寝る。友達と旅行に行くと気を使って、友達の意見に従わないといけないことがある。僕は旅行にリラックスを求めているから、自分がしたいことをするということが重要なんです。

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 このまえテレビを見ていたら「正月に注文したおせちが届かない」というニュースをやっていた。僕は、おせち料理が届かないなんて、ニュースにするほど残念なことなのかな?と思ってしまった。ニュースではおせちが届かなかった人が「おせちが届かなかった女性」って名前で紹介されていて、インタビューで「年のはじめから厄をいただいて」なんて言ってメチャメチャ怒ってて、面白いなと思った。おせちはふるさと納税の返礼品だったから、自治体が記者会見を開いて、スーツを着たおっさんたちが「申し訳ありませんでした」なんて言いながらカメラの前で頭を下げているのを見ていると、なんだかコントみたいだなとも思った。おせち料理ってそんなに重要なものなのかな……

www.youtube.com***

最近、昔自分が書いたこのブログの記事をよく読み返すのだけど 、やっぱり自分のブログは面白いなと感じている。僕以外の人が読んだら全く面白くないのだろうけど。

はてなブログのトップページを見ていると、みんな人に伝えたいことがあってブログをやっているように思う。コンピュータの技術的なこととか、映画の感想とか、転職したとか、美味しいごはんとか。僕は日記を書いているのだけど、それって他の人からしたらどうでもいいこと。需要のある日記って、芸能人とかが書いているものぐらいだろう。それでも、月に1回くらいパソコンに向かって、真面目に1000文字くらいの需要ない文章を書いて、それが少しずつ溜まっていって、たまに誰かが検索サイトとかからこのサイトを訪れて僕の作文を読んでいるのって、インターネットすげえって気持ちになる。

最近、映画をよく見る。

映画館で上映中にスマホをいじる若者みたいなのがネットで話題になっていたけど、映画館で映画を見ることの良いところは「映画を見ている最中にスマホを見ないで済む」ということなのに、と思った。

headlines.yahoo.co.jp

家でテレビやNetflixを見ているときはどうしてもスマホを見てしまって、内容が頭に入ってこない。テレビを見ているときなんて、ほとんど2chで実況をするから、実況コメントの方に集中してしまって特に内容が頭に入ってこない。映画館は絶対にスマホをいじれないから、映画だけに集中できるから良いよね。

そもそも記事に書かれているような映画上映中にスマホいじりする若者なんて存在するのだろうか。こんな無署名原稿の記事に一生懸命にはてブコメントやブログを書こうと思ってじまった自分はどれだけ暇なんだ。

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映画を見るときもネットの記事を読むときもそうなのだけど、最近の自分は見る前に評判を確認してしまう癖がある。っていうか、そういう人多いんじゃね?

はてなブックマークでは記事を読む前にコメントを、映画を見る前にはYahoo!映画のレビューを、というカンジ。だから「この映画はつまらない」と見る前から思ってしまうんだよね、本当にその映画がつまらないのかは分からないのに。

このまえ、HELLO WORLDとかいう映画を見て、それはつまらないと思ったのだけど、それは本当につまらない映画だったのでしょうか。もし僕がYahoo!映画のレビューを読まずに映画館へ行っていたら「良い映画」だと思っていたのかもしれない。でも1800円で失敗したくないからレビューを見てしまう。

卒業が危ない、誰か助けて。

大学もあと4ヶ月で卒業となるわけで、卒業論文の作成に励むべきなのだけど、卒論なんて書ける気がしない。本当に僕は大学を卒業できるのだろうか。

この時期だから、卒業に必要な単位は卒業論文だけだ。週に1度しかない大学は土曜日にあり、それはゼミであり、今日はその土曜日なのだけど、学校に行く気がしない。親には学校へ行くフリをし家を出て、ゼミをサボって漫画喫茶にこもり、こうしてブログを更新している。

なぜ週に1度しかない大学をサボってしまうのかは、プログラムが書けなくてつらいから。卒業するためには、簡単な「卒業制作」を行い、それについてA4用紙で50枚くらいの論文を書く必要がある。卒業制作は各人のレベルに合わせたシステムやプログラムを作るものであり、僕はレベルが低いから超簡単なもので大丈夫なのだけど、それるら作ることができない。

コンピュータサイエンスについての学科にいる僕は、大学に入学してからコンピュータについての単位をいっぱい取得してきた。なのにプログラムを全く書くことができない。

僕が作るべきプログラムは「大きな画像の指定した一部分だけを画面に拡大して表示させる」というもので、たぶんこのブログを読んでいるプログラムを書ける人からしたら笑ってしまうレベルだろう。でも僕は2週間くらい頑張ったのに作れなかったし、教授は僕が何が分からないのか分からないという状態で、ゼミに行ってもニコニコしながら「できるよね?」と言ってくる。つらい。

同じゼミの人は本当にレベルが高くて、ゼミのときに教授とAWSが〜〜とかRailsが〜〜とかいう話をずっとしていて、何を話しているのか全然わからない。パソコンも黒い画面に小さい文字がいっぱい出てくるやつですごい。そういう人に相談したこともあったが僕がプログラムを書けるようにはならなかった。

 プログラムが書けないと卒業できないことは分かっていたから、今まで何回も頑張ったさ。でも書けるようにならないのさ。

具体的には

  • paizaラーニングでJavaScriptphpの初心者コースを終える
  • 教授に教わったUbuntuの仮想環境を作ったりする本を見て学んだ
  • ネットで検索して出てきたQiitaの記事を見ながら卒業制作を試みた
  • 同じゼミや地元のプログラム詳しい友達に相談した

ここまでやったのに、なんでできないのだろう。

本当に、このブログを読んでいる人の中でプログラムに詳しい人がいたら助けてほしい。なんかもう、自分が何をしたら良いのかが分からない。

tokimekimix@gmail.com

2019/10/01

今日は10月1日だから内定式なわけで、会社へ向かう電車の中でスマホからこの記事を書いている。

電車で僕の周りを見ると、僕と同じような年齢でリクルートスーツ来ている人が複数人いる。たぶんそいつらも内定式なんだろうなと、いまこの瞬間、日本に同じ状況の人が何人もいるのだろうなと、よく分からない感覚を味わっている。

久しぶりにスーツを着た。たぶん最後に着たのは最終面接のときだろう。スーツを着て電車に乗って東京へ向かっていると就活の時を思い出してしまい、あまり良い気分ではないな。

幸いなことに内定を貰ったからこうして電車に乗っているわけだけど、僕に内定を出した会社は損だろうな〜とも思ってしまう。僕より優秀な人はたくさんいるからだ。就職活動は、エントリーシートと履歴書と面接で結果が出てしまうわけで、つまり採用する人を正しく見極められないのだろう。大学の成績が良くて本当に良かった。自分のためにも内定くれた会社のためにもちゃんとしないと。

※特にオチもないポエムみたいな記事になってしまった

 

友達とは

友達というのは、趣味や好きな歌手が同じといった「共通点」があって、そこから話が盛り上がって遊んだりしていくものだろう、たぶん。

なんでこんなことを考え出したのかというと、自分には幸いなことに友達が5人くらいいてよく会うのだけど、9割以上が「一緒に酒を飲む」ために会っている気がするから。その友達は、中学や高校が同じだった人なのだけど、本当に共通点がなく、一緒にカラオケに行けば違うジャンルの曲を歌っているし(僕はアニソン、もうひとりは流行りのバンド、もうひとりは洋楽といった具合)、友達の好きなこととかについて僕は知らない。ある友達は昔からサッカーをやっていて、SNSなんかを見ると海外のサッカーリーグについてとか、会社の仲間とフットサルをやったとか書いてあるものの、僕は全く知識がない、だから僕は彼とあまりサッカーについて話さない。また別の友だちは、あるシンガーソングライターが好きで、そいつの車に乗るといつもその人の曲が流れているのだけど僕は全く知識がない、だから僕は彼とその歌手について話さない。

これを読んでいる人は「飲みに行って楽しいならいいじゃん」と思うかもしれないけど、そういう友達って長続きするのかなぁと思ってしまう。中学や高校からの付き合いだから、現に長続きしてはいるのだが。

昔、仲が良かった友達って結構たくさんいるけど、今でも連絡取り合っているのはさっき言った5人以外はいない。今はもう友達ではない人が大多数だ。

中学時代に駅前の学習塾へ通っていたとき、塾が終わると一緒にコンビニの前で買い食いしていた同じクラスだったあいつらは今何しているのだろう。中学生のとき、僕によくラノベを貸してくれた同じクラスだったあいつは今何しているのだろう。高校生のとき、助っ人で演劇部の劇に出たことがあるけど、そのときよく話した部長は今何しているのだろう。こういうことよく考えてしまう。だから、今よく会っている5人の友達もいずれはこういう人たちと同じようになってしまうのではないか。

研究室行きたくない

大学4年にもなるのに「学校行きたくない」という状態になっている。研究室のレベルが高くてついていけてないからだ。大学は毎週土曜にだけあり、それが研究室(ゼミ)だ。各自でテーマを決めて、それに向けて卒業研究なり卒業制作を進めていくのだけど、僕のレベルが低すぎて何もできない。

この記事を書いているのは土曜日の12時21分。このあと研究室に行かなければいけない。

嫌で仕方がなくて、先週も先々週もその前の週もサボった。でも、嫌なことから逃げていても解決しないから、今日は仕方なく腹をくくって行こうと思う。

僕はコンピュータサイエンスを学んでいる。でもプログラムなんてロクに書くこともできない。卒業課題は研究と制作を選ぶことができるのだけど、楽な方に逃げて卒業制作にした。教授が簡単な制作候補をいくつか挙げてくれて、その中から選んだのだけど、それでも完成が見えない。何が分からないのか分からないくらい分からない。教授も「そんな簡単なことなのに、なぜできないのか分からない」という状態なのだと思う。

・誰かに相談すればいいじゃない
大学に相談できる友達はいないし、相談したとしても真面目な相談と捉えてもらえない気がする。今まで受けた研究室以外の授業は普通にこなし、良い評定を取ってきたから。
プログラミングに詳しい人に相談もしたけど、やはり僕のレベルが低すぎて、話が噛み合わなかった。泣きたい。

 

誰でもいいから、今この状態を打破するためのアドバイスをください。

研究室の前日になると心に余裕がなくなり何も考えたくなる。

近況

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随分とブログを更新していなかった。その間に、このブログでよくネタにしていた就職活動も3月末に終わり、大手電機メーカ子会社に決まった。まぁまぁの結果かな。就職活動というと、僕の中ではメガバンクや大手商社を受けまくって、とにかく大手で給料の良い会社に行くというのが勝手にあった(たぶん母親の影響)。でも自分はそういうことがやりたいわけではないし、そもそも明るい性格でないから向いていないだろうから辞めた。ITが好きだから技術系の開発職にした。

最近は学校が週1日しかなくクソ暇だから、週5日のペースでレンタカー屋でバイトをしている。前にやっていた飲食店のバイトは辞めた。

就職活動

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大学3年で就職活動をしているのだけど、やっと、ある企業から内定を貰うことができた。これまで数社の選考を受けて落ち続けてきたから、めっきり自分への自信がなくなっていた。もう僕はどこからも内定もらえないのではないかと思った。でも今回やっと貰うことができた。

もし、どこからも内定が貰えなくて就職できないことにでもなったら、どこか家から遠い鹿児島か広島あたりに家賃の安いボロアパートを借りよう。そして、ずっと布団の中に入ってぬくぬくしていようと本気で思っていた。

やっぱり内定もらえると安心する。大学受験でいう「滑り止め」ができたようなカンジであるから、心に余裕がある。これからは大手企業に照準を絞って就職活動を頑張っていこうと思う。

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就職活動をしている上での不安は、前述にもあるとおり「どこからも内定もらえない」というものが大きかった。しかしながら、今はその不安が解消されたから、僕の脳内の大多数を占めていたものがなくなってしまった。そうなってくると今まで頭にはなかった自分はどのような人生を歩むのかという、大学卒業後のことを深く考えるようになってしまった。

日本人の多くが歩んでいる人生構成として、結婚して子供を育てるというものがあるけど、果たして自分もそういった道を進むことができるのか(ちゃんと恋愛して結婚することができるのかという意味)。就職活動をしている上で、企業の初任給だとか福利厚生の欄を見てしまうが、あのくらいの給料で僕の頭の中で描かれている人生を送ることができるのだろうかという不安。

Vorkersで内定獲得企業の年収・給与欄を見ていると「この年収だとシビックハッチバック(僕のあこがれの車)は買えないだろうなぁ」なんて思ってしまう。何にいくらお金がかかるのかということを考えていると。家と車と子育てにはお金が必要と気づいた。未来が怖すぎる。

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 YouTubeを見ていたら「妊娠してから子供が生まれるまで」の一連の流れを説明している動画があったのだけど、妊娠から出産までって案外短い時間なんだね。「10ヶ月と10日」なんてよく聞くけど、なんとなく自分はそれが結構長いものだと思っていた。けど、よく考えたら短いじゃん。 


【漫画】妊娠するとどんな生活になるのか?【マンガ動画】

結婚して子供が生まれるとなると守らなくちゃいけないものができて、僕の今のバイトみたいに「一緒に働いている奴が気に入らないから辞める」なんてことは簡単にできない。ていうか、あんまり遊べなくなる。

たまに「10年後の僕はどうなっているのだろう」と考える。未来のことなんて分かりやしないから考えるだけ無駄なのかもしれない、しかし考えずにはいられない。就職活動で「現役社員との座談会」なんてのがよくあるのだけど、僕はそういうとき現役社員と話しながら「もし僕がこの会社に入ったら、10年後の僕はこの人みたいになっているのだろうな」と思ってしまう。

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 (最近よく聞いているキズナアイちゃんの曲、けっこう良い)

欲しかった "孤独" という環境

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最近、本当に人と話さなくなった。きょう人と話したのは、近所の喫茶店で僕にミルクティーを出してくれたお姉さんに「ありがとうございます」と言っただけ。大学も卒業単位は取れているから行く頻度がかなり低いし、わずかに履修している授業も知り合いと被っていないから、大学でも人と話さない。

実家に住んでいるのだけど、一緒に住んでいる母親とはもう3ヶ月以上話していない。僕は今就活中なのだけど、母親はそんな僕に対して「お前、高校受験も大学受験も失敗しただろ。次は無いからな」というようなことを言ってくる。僕もそんなこと分かっているのに、なんでわざわざそんなこと言って不安を煽るのかなぁ、なんて思ってしまって、つらいから話さなくなった。

母親は「絶対大手企業主義*1」で、まあニッコマレベルの僕には難易度の高い話。僕は大学でコンピュータサイエンスを勉強していて、就職もIT企業を考えているのだけど、母親はパソコンもスマホも使えない60代のおばあちゃんなので、有名なIT企業でさえ名前を知らないと思う。GoogleとかYahoo!なんて絶対に知らないだろう。NEC富士通,日立といった日本に昔からある企業しか知らないと思われる。となると、万一、僕が大手企業に入れたとしても母親は僕に対して文句を言ってくるに決まっている。つらい。

 就職活動はつらいのだけど、それについて書くと「自分には何も取り柄の無いダメな人間だ」というようなメンヘラじみた文章にしかならない気がするから今日は止めておく。

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上に書いたように、いま僕は限りなく孤独な日々を過ごしている。いま、それを実は「寂しい」と思っているのだけど、考えてみたら今の状態は昔の僕が望んていた環境だったと気がついた。

中学も高校時代も僕に仲の良い友達はいなかった。でも、虐められていたり、変わり者であったりしたわけでは無いと思う。学校に行けばクラスではよく話す人がいたし、部活でもみんなと仲が良かった。でも当時の僕は「仲の良い友達はいない」と感じていたし、本当にそうであったと思う。

そのような環境の理由を僕は「一緒にいるとお互いに都合がいいから一緒にいるだけだった」と考えている。仲の良い友達なら、休日は一緒にカラオケやボーリングに行ったりして遊ぶのだと思うが、僕の場合はそのようなことは一度もなかった。でも周りの人間はそういうことをしていた。クラスの人も、一緒の部活の人も、みんな僕よりも仲の良い人がいたのだ。

 そういう環境がつらくて「いっそ、ひとりぼっちになりたい」と思っていた。でもそれは現実にはできないでいた。例えば、体育の授業とかで「体操をするので、二人組のペアになってください」って言われるかもしれないし、修学旅行の部屋を決めで、自分だけ誰とも組めなくて最後まで残るなんてことになったら最悪だからだ。

大学生の今は、そういった友達がいないことによる障害が無いように感じる。授業は友達と一緒に受ける必要なんて無いし、学食でひとりぼっちでご飯を食べているからといって「変な人」と思われるようなことはないからだ。

だから大学生になったときメッチャ嬉しかった。「もう面倒な人間関係なんて必要ないんだ。別に『友達の数が自分の価値を決める』なんてことはないんだし、これからは人間関係のことは考えずにノビノビと生きていこう」と思った。

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しかしながら、あろうことか今は「孤独つらい」と思ってしまっている。昔の自分が望んでいた環境なのに。なんなのだろう。誰でもいいから話し相手がほしい。マジで就活つらいから、つらいことを話せたり共感することができる友達がほしいなんて思ってしまっている。結局、ないものねだりなのかもしれない。

根本的な解決策は「仲の良い友達」を作ることなのだと思う。このブログを読んでいる人は「仲の良い友達」は何人いますか。というか「仲の良い友達」ってどうやって作るのだろう。

*1:僕が勝手に命名した。「大手企業以外への就職は認めない」という考えを持った人のこと。