【感想】キャラ属性が強化されたかも?『森田さんは無口』 19巻

恐らく惰性で買っているだろう漫画の一つである『森田さんは無口』の19巻が発売されました。もう次は20巻。長い。

正直ネタもテンプレ化してきて花ちゃんの嫁姑問題、山本さんがキャーキャー言われるやつ、森田さんの父の土下座等、この辺りは一冊に一度は出てくるし10巻過ぎた辺りからはなんだかなーと思いながら読んでいる。

19巻も同じかなと思っていたし、実際どの話も漏れずに出てきた。出てきたのだが、19巻は少し違った。花ちゃんの梅干し食べて変顔する回、山本さんが髪結んでもらってかわいい回、森田さん家族が温泉に行く比較的長期に話が繋がってる回、19巻通して森田さんが明らかに今までよりも表情豊かになっていたり(特にイカを処理してる涼しい顔ムッチャ良かった)と、自分で書きながら微々たる差分だなと突っ込みたくなるぐらいの違いなんだが、その微々たる違いでもマンネリ感がいつもより少なかった。

自分は『ワタもて』『働かないふたり』とか平和な毒にもならない漫画が好きだなと思っていたけど森田さんは平和だけど平和とはちょっと違うなと改めて感じた。

20巻出たらどうしよう。買おうかどうか迷う。最近出番が少なくなってきている(気がする)雪乃さん成分を大目で出して欲しい。追加の属性で良いから微々たる差分でも良いからマンネリ打破していって欲しい。

『娘の友達』完結、ネタバレ感想

完結した。娘の友達。

通して読み、最終巻以外は面白い!!最終巻は人を選ぶという感想だった。

初めて最終巻の "fin" を見た後何度か読み飛ばしていないか、続きがあるのではないかとKindleのシークバーを何度か往復した。これでおしまいか!?と。

分かりやすいハッピーエンドでもバッドエンドでも無く、読者がこの後の展開を妄想して楽しめるような余地があるわけでは無く、どのキャラクターに対してももう少し心情を書いてくれよぉ!!と。

6巻の次巻予告を眺めると「全員が笑って迎える結末など、ない。」「だったら僕は、君に笑っていてほしいのです。」とあった。確かに最終巻で最終的に笑っているのは古都だった。(晃介の笑い顔は苦笑いだろうということで見逃がしている) これを踏まえて、私は古都はそこそこハッピーエンド、古都以外はどこかしらに傷をかかえたままバッドエンドという見方をした。

とは言え、やはりもう少し各キャラクターの掘り下げが最後に2巻分ぐらい欲しかったなと。想像を膨らます前にここで終わる驚きの方が先に来ちゃうよと。 古都と母の間の共依存とも言える関係性が家出後の一言二言で修復に入り始めたのも疑問で、晃介と娘、会社、古都の母、晃介の娘と古都、等々描かれてきた登場人物間の傷や感情はどのように修復に入るのか、傷が生まれたままなのか今までの巻で触れられていたモノが最終巻であまり触れられておらず、読了後の想像で膨らませるには材料が足りなくて残念だったなと思いました。読むのが辛い、読んでて気持ち悪いというこの作品の一番良い要素が最終巻には少なかった。

特別編で続きが出て欲しいと願うばかりです。特に晃介と娘の部分。

【感想】パナムのかわいさだけで駆け抜けたサイバーパンク2077

やっとクリアした。PC版でパナムエンド。そして先程エンディングロールを見て、最終戦突入前まで戻って残りのサイドクエストを楽しもうと思ったところまさかのエンディングロールが流れ続けるバグに遭遇してしまい急速に冷めてきてしまった。ゲーム中には大したバグに遭遇しなかったのに何故この場面で...。どうせクリア後は最終戦突入まで戻されるだろうとタカをくくり手動セーブは遥か昔。オートセーブの一覧にあるのは最終戦真っ只中。クリアしたら詰んだ....。クリアした余韻が消えていく...。このゲームは現実のプレイヤーの余韻まで上書きしてしまうのか...。

ともかく感想。

戦闘。むっちゃ平凡。他のFPSと変わりばえは無かった。むしろカスタム要素とかクラフトとか、戦闘に紐付く項目の物足りなさやUIの悪さ等が気になった。

中盤?のパナム関連のイベントで WIDOW MAKER というテックアサルトを拾って、こいつが有能過ぎた。壁貫通するし、おおざっぱなエイムで当てられるし、何よりも強い。 クラフトするより、雑魚から拾うよりもこれ一本を延々強化するだけでクリアするのに十分だった。

追加でパナム関連のイベントで拾ったスナイパー。この二本だけで十分に戦える。何も要らなかった。

上記のような戦法なので、能力は肉体/反応/技術のみでゴリゴリの肉体派仕様。パークも体力UP、アサルトダメージUP、チャージ強化。クリア時にもパークの振り分けポイントがひたすらに余ってた。 後はサイバーウェア。運搬とアーマーとそんぐらいしか装備してない。肉体派はこれで十分なんですよ。 これはちょっと遊び足りなかったなと後から思った。大切にパーク取っておいたらもうエンディング迎えてた。 もう少しストーリー長いと思ってたんだよなぁ。

ストーリー。個人的には良かった。ストーリーというかロールプレイとして、か。 パナムが好きでパナムの恋愛イベント通過できて最後もパナムエンド迎えられた。ホントにこれに尽きる。これだけ。これ無かったら途中で投げてたかもしれん。パナムと恋愛してパナムのためにサイバーシティを捨て遊牧民になることを選んだ、というやりたいことをやるというロールプレイをメインストーリー上で出来たのがよかった。

発売を延々待ち続けた期待感に沿っていたかという意味では完全にNOというゲームだけど、自分の希望に沿ったロールプレイが出来たかそれが面白かったかというゲームとしてはYESと言えるゲームだった。

まぁ何が言いたいかというとパナムがかわいいということです。

【PS4】サイバーパンク2077

【PS4】サイバーパンク2077

  • 発売日: 2020/12/10
  • メディア: Video Game

朝食が超絶楽になるオーバーナイトオーツのススメ

結論から言うと夕飯準備の最中、ついでにオーバーナイトオーツを仕込んで置けば翌朝のご飯の準備が無くなって楽チン!!!

オートミールと牛乳とヨーグルトとバナナとか果物買って全部混ぜて冷蔵庫に入れておくだけだ!!

何度か健康に気をつかうぞ!!という気持ちでオートミールを試したんだけど

  • 調理の手間(レンチンして味付けるだけだけど)
  • 熱々で中々食べられず時間がかかる
  • 甘く食べるなら冷たいのが好み
  • 家族からのオートミールが苦手という声

等の不満があり中々続けられなかった。

オーバーナイトオーツはこの全てを解決してくれた...!!結局夕飯準備とか夜の内に仕込む必要はあるんだけど、 朝時間が無い中作るより楽。朝起きたら器によそっておしまい。 夕飯のタイミングで仕込むから包丁まな板の調理器具の洗い物も朝から出ない。 入れる果物の処理難易度によって変わるけど10分はかからない。

我が家は三人分を以下の分量で作っている。 ジャムとかチョコチップとか入れるとまた味が変えられる。

明治ブルガリアヨーグルトのレシピを元に比率をちょいちょい変えてみている。

www.meijibulgariayogurt.com

家族からは「これならおいしい」と言ってくれたのでオートミールが苦手な人もオーバーナイトオーツなら食べられるかもしれない。

オートミールがどれだけ健康に良いかは知らないけど、朝から健康的!!と感じる習慣が無理無く続けられる気がするぞ!!

2020年に読んだ漫画

色々あるけど10作品を挙げる。

1. あさひなぐ

女子スポーツ青春漫画。薙刀のルールなんてわからんくても良い、読んでくれ。"何者にもなれない"、というワードが琴線に触れる人には特に読んで欲しい。そこのCreepy Nuts好きの君だ。

個人的には薙刀がどうとか、試合の幕引きがどうとか、では無く、薙刀を通して旭や宮路達が葛藤し、成長いく様が非常に美しく映りました。最終巻は泣きながら読んでいました。

2. ハコヅメ

元警察官の作者による、警察コメディ漫画。 安定して面白い。伏線というか、過去を全て繋げてくる話の作り方は毎度毎度驚きがあって楽しい。日常回が始まったが、次は何に繋がるんだろうと疑って読んでしまう自分がいる。

ふとこの間のM-1の漫才論争の中に、ラジオで聞いて成り立つか否かという話を見かけた。ハコヅメは恐らく文字だけでも面白く、しゃべくり漫才的な面白さがあるなと思った。 最近の作者のインタビューで意図的に文字で埋めていると話しているが、文字で埋めているのがハコヅメの良さなんでしょうね。

https://comic-days.com/blog/entry/hakodume_3th

誰かに何か面白い漫画ないですかと聞かれたらハコヅメと答えておけば良い、というぐらい万人にオススメ出来る漫画です。

3. iメンター

iメンターと呼ばれるサービスが人間に的確なアドバイスをする世界での人々を描くSF作品。メインストーリーはありつつ、オムニバス形式で人とiメンターとの葛藤が描かれる。

メインストーリーもテンポ良く進むし、毎話毎話でどんでん返しがあり、熱量というか詰め混みが凄い。5巻ぐらいの短さで終わってしまうんでは?もうちょっと読みたいんだけどって今から心配してる。せめて10巻ぐらいは読みたいので続けて下さい...

4. 宇宙とかに比べたらちっぽけな問題ですが

「女子高生の無駄づかい」の作者が描く日常ショートコメディ。笑いの種類は無駄づかいと同じですが、こちらの方が好み。日常あるあると言えばあるあるなんだけど作者の重箱の隅を突く着眼点に毎度笑わされている。

「女子高生の無駄づかい」はドラマが再現度凄い高いので見てない人は別途ぜひ見てください。

5. ヒナまつり

ヒナまつり 19 (HARTA COMIX)

ヒナまつり 19 (HARTA COMIX)

これも完結。一巻からこんな話になるとは思いもしていなかった。 ヒナまつりだからこれでも良いかぁ、考えるな感じろ、みたいな最終巻だった。良い意味で大味というか。

ベントレーのシーンとかあんなの笑うでしょ。

6. ザ・シェフ

ザ・シェフ 大合本版 1

ザ・シェフ 大合本版 1

料理人版ブラックジャック。丁度年末年始の今みたいな時期にのんびり読んでいたい作品。というか今丁度読んでいる。一話完結で、特に料理の知識もいらず、のんびり読める。ブラックジャックよりドクターKかもしれない。Kindle Unlimitedで読めるのでぜひ。

7. アスペルカノジョ

アスペルガー症候群の少女の生き辛さを描いた漫画。生々しく暗く辛い話なので、精神的に不安定な人は読まない方が無難かもしれない。 当事者では無いのでどこまでが真偽なのかわからないが、このような生き辛さをかかえる当事者の辛さ、周りの辛さがひしひしと伝わってくる。 ハッピーエンドに無理矢理にでも持っていって欲しい。

8. キッチンの達人

https://www.sukima.me/book/title/BT0000438048/

上記で全て無料で読める。料理漫画を好きになるキッカケとなった作品。子供の頃一巻だけ家にあり、繰り返し読んでた。家庭的で実現出来そうなレシピばかりで、何となく味を想像しながら読める。ストーリーも基本のんびりしており、これも年末年始にのんびり読むのに向いている気がする。

9. そもそもウチには芝生がない

三人の子供を持つワーキングマザー、姑の介護を努める専業主婦、 水商売を行い独身、アラフォー女性三人の友情?モノ。恋愛だけで無く、子供、健康など幅広く現実的なタラレバといったところか。内容には悲壮感がありつつ、キャラクター達がポジティブで、こんな混みあった話を出来る関係性というのも素敵。

10. 夏目アラタの結婚

回想はあれど面会場と裁判所が場面の多くを占める中でこの緊張感をここまで出せるの凄いすね...。犯人は拘置所にいて全員安全圏に居るはずなのに、犯人有利で全く安全に見えない。 真相が全く見えない。サスペンス好きは迷わず読もう。

何となく作った大量の玉ねぎをつかったカレーが美味しかったのでレシピメモをしておく

今日作ったカレーが美味しかった。 毎回カレーを作る度に材料を適当にブチ込んでいるので、 忘れないようにメモをしておく。

材料

  • 鶏むね肉 300g
  • 玉ねぎ中 5個
  • トマト小 2個
  • ホールトマト 1缶(400g)
  • カレーZEPPIN 中辛 3/4箱(6片)
  • 水 ホールトマト缶半分程度
  • ヨーグルト カレースプーン4杯(100gぐらい?)
  • 牛乳 3回し程度(50mlぐらい?)
  • 塩 2つまみ
  • オリーブオイル 3回し

作り方

1. 玉ねぎを切り、飴色になるまで炒める

玉ねぎを全て薄切りにし、オリーブオイルを3回しした鍋に全部投入し、塩を2つまみ加えつつ延々と炒める。 メイラード反応を起こすのを楽しむ。メイラード反応は100度以上で起こるので基本強火 ~ 気持ち強めの中火で。 多少焦げるけど料理人じゃないので気にしない。 ここまでの飴色にもしない明るめの飴色ぐらいで良い 30分弱ぐらい炒めていた気がする。

ja.wikipedia.org

2. 鶏むね肉、トマトらを追加して煮込む

鶏むね肉は一口サイズにカット、トマトも適当に細かく刻んで鍋に入れる。ホールトマトも入れる。ホールトマトの缶半分程度の水も入れる。 煮込む。途中で思い出したかのように冷蔵庫からヨーグルトを取り出して入れる。トマトを潰しつつさらに煮込む。25分ぐらい煮込んでいたはず。

3. カレールー、牛乳を入れる

カレールーをぶち込む。また思い出したかのように冷蔵庫から牛乳を取り出して3回しする。5分ぐらいカレールーがちゃんと溶けるように祈りながら煮込む。 ZEPPINじゃなくても多分美味しいと思う。冷蔵庫にあったのがZEPPINだっただけだ。完成。

江崎グリコ カレーZEPPIN 中辛 175g

江崎グリコ カレーZEPPIN 中辛 175g

  • 発売日: 2016/05/30
  • メディア: 食品&飲料

カレー美味しい。 飴色の玉ねぎの甘みがわかる。次作るときはさらに玉ねぎを増やそうと思う。

【感想】ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 13巻 桜回が終わり、日常が戻ってきた

一区切りというか今までの伏線を回収しきった感のある12巻からの続刊。 新しい署長を迎えたり、イケメンが異動してきたり、宮原部長にフォーカス当てる部分が多かったり、それに紐付く形でモジャとゴリラの過去にまた触れたり。 今までよりも縦にも横にも広がりを見せた日常編が繰り広げられている巻でした。

12巻が桜編の〆だったり、モジャツンピョンピョンデート回だったりと勢いがありすぎたか、大人しめの印象を受けた。丁度3, 4巻ぐらいのような。 だが、デレるゴリラがこの巻では見れる...!!!!!「へへつ まいったぁ」って何だ可愛いすぎか。

また、次の大きな事件は数巻先なんだろうか。14巻はまだか!