覆水の帳尻合わせ
"make ends meet"というイディオムが、
日本語よりも意味がしっくりきて好きです。Tenjuです。
習慣が何かで途切れた時、その途切れて遅れた分を
全部追いつこうとして失敗することが多々あります。
無理をするとやりたくなくなり、
無理矢理なにかをしないと辞めてしまいます。
そんな性格なので、ちょっとだけ追いつきます。
覆水は盆に返らないけれど、溢れたミルクを見て「まじ泣いたわ」っていうことは今のSNS時代、無駄ではないから。
なのでここからは 本当は、回想です。
タイムスリップ。
一日一捨実践中。
↓すてルール
1.一日一回捨てる
2.もらい物は捨てない
3.捨てたく無くなったら終了
21日目の今日のすて:IKEAで買ったボトムスのハンガー
ボトムスをかけるためのハンガー。
一個でなんと5着もかけられる=平日分の服がかけられる優れものでしたが、さいきん、5着かけるともちろん服重なってあんまり見栄えがよくないことに気づいてしまったのです。
今では違う方法をとっていて、
一日の全身の服を1つのハンガーにかけるx5というのをやっています。
朝は迷わず服を選ぶことができるようになりました。
一時代を築いたこのハンガーには感謝しつつ、
落として床をへこませる前に捨てることにしました。
そういえば
Tenjuに何してる人ですか、
と聞かれたとき
絵をかいているひと、というのも回答のひとつです。
どうかお見知り置きを。
波状飛行に愛を込めて
ハクセキレイを漢字で書いたときに、白鶺鴒となんとも麗しいバランスだと
今スペースキーを押して初めて気づきました。
どうも、小鳥をみると5秒でiPhoneを構えるTenjuです。@tenju
弾丸鳥が生まれる瞬間
波状飛行という言葉を知ったのは、とある研究で海に行った時のことでした。
資料用に砂浜の写真を撮っていたのですが、帰宅して写真を整理していたら気づきました。
なんだか弾丸みたいな生き物が写り込んでいるのです。
その鳥の名前はハクセキレイ。駐車場とかにもよくいるあの白と灰色の、
チョンチョンと跳ね回ったり急に飛び出すあいつです。
彼らの飛び方を調べてみたところ、ちゃんと名前がありました。
1羽ばたき2羽を閉じ3滑空 を短いスパンの繰り返しで飛ぶため
軌跡が波型になることから、波状飛行と名付けられています。
3の時に偶然シャッターが切れると弾丸鳥が生まれる、という理屈です。
たまに撮れる面白写真です。
今日のすてです。
一日一捨実践中。
↓すてルール
1.一日一回捨てる
2.もらい物は捨てない
3.捨てたく無くなったら終了
20日目の今日のすて:上京して最初に買った100均の皿
一人暮らしの我が家には皿が溢れるほどあります。
理由は一人暮らしも慣れた頃、実家にあった貰い物のお皿を何枚か持ってきた過去があるからです。
今回捨てるのはほんとのほんとに最初の2枚。100均でとりあえず買ったものです。
なーんにも考えずにおかず用に買ったはいいものの、
浅いわ小さいわであまり用途がありません。
そもそも最近はワンプレートででかいさらになんでも載せるスタイルで洗い物を1枚に抑えているため
もっと使用頻度が減ってしまいました。
実家から貰った同じサイズのお皿もあるし、潔くすてます。
波状飛行あつめは続く
この小さな鳥が弾丸になった絵面を私は大層気に入り、
その後彼らを見かけるなり、iPhoneカメラを構えるようになりました。
もちろん連写の優れた一眼で撮るわけではないので弾丸鳥が撮れることは稀ですが、
彼らの飛び方はどの瞬間でも愛らしいです。
てててててててててて
— tenju (@tenju) December 21, 2018
……
てててててててててて
……
てててててててててて pic.twitter.com/qxwZf1fPaL
もちろん、飛ばない姿も。
明日もすてすて。
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シンプルの限界、本当に?
シンプルという言葉が世の中に溢れて、いや溢れている状態ってシンプルと逆行してて面白いなと思います。
ミニマルノーマルシンプリストTenjuです。@tenju
Too busyな肩書き...
自分の部屋のレイアウトを考える時
出来るだけ視界にノイズが入らないことを軸に進めていきます。
よくやるのは一度ノイズになりそうなものを置かないで見てみる、ということです。例えばこんな風に。
たいてい、これでは機能が不足しているという状態になりますが、これでいいです。
ここから必要なものを足していきます。
ケーブルが登場して一気に生活感あふれる風景になりました。
さらにこれも置かないと・・・・
一見綺麗に見えますが、日々の片付けが不得意なTenjuにとってはこの少しのノイズが命取り、だんだんごちゃごちゃとものを一時置きして机の上が一杯になるのが関の山です。
しかし私はミニマリストではないので、
置きい草、いらなくない?とかタブレットあるなら文房具捨てなよ
とまでは思い切れません。
ひとまず、今回はこの状態で様子を見ることにしました。
そういえば、時に、日々生きてると思いがけない捨てを経験することもあります。
たとえば今日のすてのように。
一日一捨実践中。
↓すてルール
1.一日一回捨てる
2.もらい物は捨てない
3.捨てたく無くなったら終了
19日目の今日のすて:まだ使えるし絡まりにくいのでとても優秀なイヤホン
今日は非常に悲しき捨てです。
それは昨日のこと、
説明せずともどこかのだれかが説明してくれてるのでここでの説明は捨てます。
ワイヤレスの充電忘れて久しぶりに有線のイヤホン付けて出たら
— tenju (@tenju) February 3, 2019
すれ違った人に引っかかって
持ってかれた……
つらい…
写真は、やむなく、まったく同じものをその日のうちに買い替えたものです…痛い出費…
シンプルな限界を変えよう
今、この状態で物が少ないのにも関わらずすでに1番ノイズに見えるのはやはりケーブルだと思います。
USBタップを長いものにして机の裏側まで伸ばして隠すことができないか模索中です。
ほかにも、この台以外に物を置かない。とかやってみても面白いかもしれません。
捨てることと同じように、捨てないものを一番良い状態で使うことも考えていきます。
つづく
グラフィックデザインは寂しさを哀愁に変える。
哀愁という言葉を聞いた時、
最近では大阪にある新世界市場商店街を思い出します。
何気ない景色に哀愁を漂わせるローアンバーフィルターことTenjuです。@tenju
茶色です。
新世界市場のポスター
そこにあるのは半分開いて、半分閉まっているシャッター街。
だけれどそこには、シャッターのホコリからは想像できない素敵なポスターが並びます。
ポスターには美しいグラフィックと、少し自虐じみて、ふふふと笑顔に慣れるコピーが入っています。
このポスターの出どころは大手広告代理店、電通の若手スタッフによるボランティア活動、「商店街ポスター展」によるもので、実際にこのポスター展が始まった際、ネットやニュースで取り上げられ、確かな経済効果を産みました。
世の中にないものを生み出すのも、もちろん素晴らしいことですが、
元からあるものに対して、とっても素敵なんだよと世の中に発信することだって
今の時代の新しい価値だと思います。
すてるものもきっと同じです、今日のすて。
一日一捨実践中。
↓すてルール
1.一日一回捨てる
2.もらい物は捨てない
3.捨てたく無くなったら終了
18日目の今日のすて:留め具が取れたベルト
ある日家に帰って腰のベルトを外そうとしたところ、ベルトが留まっていませんでした。
帰宅途中でトイレに行ったわけではないので「いつから・・!?」と焦る。
直後「厚着してる冬で良かった・・・」と安堵するも、それは驚愕に変わります。
ベルトを通す側に金具が付いているのです。
厳密な話をすると、もともとこのベルトは金具側と、通す側で、一度分断されているので、
ちぎれたのではなく引っこ抜けたというのが正しいです。
なので非常に頑張れば直せんこともないのですが、
長年使っているし、ほぼ同じ色、同じ形のがもう一本あるし、なので、捨てようと思います。
せっかくこういう記事なので、ポスター風に。
美しい姿で、さよなら。
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豆も恵方巻も食べないのに最強の体に近づく理由
鬼は外、福は内、ということで節分ですが、
あいにくあまりお腹の体調がよくなく、豆も恵方巻も断念した、
今年は鬼側に回るよことTenjuです。@tenju
せめて恵方だけでも向いておきます。
でも、実は私の体は日々最強に近づいています。
最強に。
舌下免疫療法をはじめて半年
昨年、この年も花粉症を乗り越えた6月に
舌下免疫療法をはじめました。
いわゆる、花粉症の治療です。
舌下免疫療法を始めました。 pic.twitter.com/9pySgt0JXe
— tenju (@tenju) June 8, 2018
詳しい説明は捨てるけれど、簡単にいうと
花粉症治すために花粉食べる。
という治療です。
毎日少しずつ花粉を摂取することで、花粉に対するアレルギー反応を緩和することができるというものです。
この治療は2年ほどかかりますが、徐々に効果が出ていくとのこと。
なので日々、
花粉に負けない体=最強の体に近づいていっているのです。
花粉症に悩まされる人を助けたい・・・となった時に
いや逆に花粉症食べさせればいいんじゃね、って気づいた人、天才か。
逆転の発想すばらしい。
さあさあお立ち会い、今日も捨てましょう。
一日一捨実践中。
↓すてルール
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3.捨てたく無くなったら終了
17日目の今日のすて:iPhone6のスマホケース(背面自作)
このスマホケースには、非常に残念な思い出があります。
オリジナルの絵柄のスマホケースを作れるサイトで、
自分でデータを作って委託したものです。
The quick brown fox jumps over the lazy dog.
をテーマに作成したこのイラスト。
データとしては問題なく、出来上がったのはいいものの、
肝心の印刷の品質があまり良くなく、
文字がほとんどぼけて仕上がってきました。
写真は長らく使い続けた結果ではなく、最初からこんな感じでした。
初めて委託するところだったので仕方ないといえば仕方ないのですが、
もう少しこういうことを考慮して文字を大きく配置すれば良かったと後悔しています。
(でも半年くらいは使った)
今ではiPhoneSEに変えているし、残すほどものもでもないかともおもうので
捨てようと思います。
逆転の発想で・・・なにも思いつきません。
舌下免疫療法がこうあればいいのにという愚痴
この舌下免疫療法、
初めの2週間はスプレー型だったのに、3週目からは
一日一回の小分けパック型になります。
まあわかりやすいし衛生的だからいいんだけど、いいんだけど!
毎朝スプレーする方が薬飲んでる感じしなくて、仕草的にちょっといいよね。
舌下免疫療法の薬が、化粧品スプレーみたいな容器で
— tenju (@tenju) June 23, 2018
1日に1回舌の裏に○プッシュ(◯はだんだん増えてく)
みたいなのでおしゃれで成長を感じるUXだったのに対し、
今週から一定量のパックを開封して投与するだけの
ただの面倒な朝のルーチンと化してしまった。 pic.twitter.com/eXUFgvJvZD
この治療に対する愚痴はそれだけ。では最強の体になる日にまたお会いしましょう。
すてすて。-.̫-✧"
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お気に入りの飲料デザイン3選
ジャケ買いで音楽CDをすることはあまりないが、
パッケージを見て飲み物を選ぶことがよくあります。
パケホーダイことTenjuです。@tenju
スーパーやコンビニに行くと
飲み物だけで何十、何百もの商品がありますが、それらのなかから
一つを選ぶ時、どのような基準で選んでいるでしょうか。
もちろん飲み物のメインコンテンツは中身なため、
中身の味だとか、香りだとかで比べたいところではありますが、
スーパーやコンビニで売っているものの類は買って開けるまでそれは確かめられません。
(香りや味を試飲しているように擬似的に感じられるサービスとかどうですか。
ビジネスチャンスないですか。などの思考はここでは捨てます。)
飲んだことのないものであれば、
そのパッケージを見て判断するしかありませんが、世の中にはとても素敵な
パッケージデザインに溢れています。
本日は3つ記します。
お気に入り飲料パッケージデザイン3選
1.SAPPORO CHU-HI 99.99
サッポロといえばサッポロ生や黒ラベルのイメージが強いですが
このチューハイのパッケージはとても気に入っています。
大部分を黒の面積で多い、その中央近くをシルバーの帯が一周回りきらりと輝く。
そしてシルバーから浮き出るような炭酸のビジュアル。単色でフラットな99.99のロゴ。
視線をグッと中央に集める明快で澄んだイメージのこのパッケージは
ウォッカの飾らない上質さや洗練されたイメージがよく出たデザインだと感じています。
2.ヤッホーブルーイング 水曜日のネコ
普段あまり進んでビールを買って飲むことはしないのですが、
ビールを飲もう!となったときには8割くらいこれを選んでいる気がします。
一番に飛び込んでくるのはビールには似つかわしくない
猫の正面顔。ハードでクールでシズル感漂うお酒の売り場では一際目立ちます。
浅めの水色にかかる一松模様と、ポップな3原色配色の猫、そこに淡く溶け込むようなロゴは、
非常に柔らかい雰囲気を持っていて、その親しみやすく飲みやすい口あたりを感じさせます。
大きく感覚をとって配置された"水曜日のネコ"
よくよく考えたらなんのこっちゃという商品名にも関わらずとてもしっくりきます。
3.明治 白のひとときミルクコーヒー
このパッケージの引き込む力はすさまじいです。
ミルクコーヒーの色がそのままパッケージに出てきているような
淡いコーヒー色ベースに、黒の線描で描かれた座る男性と眠る猫、商品ロゴ。
トーンオントーンで重ねたズボンと乳飲料などのサブの文字。
要素を絞りながらも、ダイレクトにこのミルクコーヒーのもつ
ほっと落ち着く雰囲気や、「一緒に一息どうですか」と言われているようなパッケージは
見たときにはすぐ手にとっていました。
今日の捨て。唐突に。
一日一捨実践中。
↓すてルール
1.一日一回捨てる
2.もらい物は捨てない
3.捨てたく無くなったら終了
16日目の今日のすて:無印良品2017福缶 の缶
これは2017年に無印良品が出していた福袋、ならぬ福缶で
中には3000円の無印良品で使えるギフトカード+てぬぐい+47都道府県縁起小物から一つ
が入って3000円、という品物です。お得です。
縁起小物はとってもお気に入りなので捨てませんが、
缶はいらないだろうということで捨てようと思います。
(実際は缶も小物入れとして使いやすいのだが、今年新しく買ったので捨てます。)
酉年の2017年に入っていた鳩笛は今も玄関を守っています。
パッケージで選ぶ楽しさもありますが、
何が入っているかわからない楽しみもまた一興ですね。
パッケージでいうとお茶のペットボトル飲料だけに絞っても
楽しいです。その比較は、また別の機会に。
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カリグラフィとアップルの密な関係
カリグラフィというネーミングを初めて知ったのは
高校の時の英語の授業でした。
英語の長文の授業で、タイトルは
Stay hungry stay foolish.
とても有名なフレーズです。
アップルの創業者の1人、スティーブ・ジョブスが、
スタンフォード大学での演説で言った締めの言葉です。
当時はすでに今の仕事を目指していたので、
突き刺さる言葉に溢れた演説文章でした。
Calligraphy
その中の冒頭に出てきた、Calligraphyという言葉。
大学の専門の授業をサボって、Calligraphyの授業ばかりいっていた、
という文章だったのですが、
電子辞書を引くと書道という言葉が出てきました。
書道と言えば筆で書くいわゆる「おしゅうじ」
のイメージしかなかったので、この言葉は衝撃でした。
家に帰って調べると、そこには素晴らしい世界が広がっていました。
いわゆる、カリグラフィーペンというものを使って
スラスラと美しい英字を書けるという世界でした。
(しかし、当時は受験勉強以外にお金を使うという文明がほぼなかったのでカリグラフィは始めませんでした。)
カリグラフィを実際にやってみたのは大学のときに、
カリグラフィで有名企業のロゴを描くみたいなYoutubeの動画をみたことがきっかけでした。
やってみたらめちゃくちゃ楽しい。
し、誕生日のメッセージとかにいいよね。あんまりやったことないけど。
今日のすて
14日目の今日のすて:これはなに
なんなのかわからない輪っか、8つ。
すて初日の13個のネジと一緒に入っていたものです。
これに関してはゼロです。なぜ置いているのかも謎です。
よそう:7にんのこびとのうでわだとおもう。(ひとつは予備)
これは普通のごみでは・・・
一日一捨に入るのか・・・?という指摘は受け付けません。
下記のルールに沿っているので。
一日一捨実践中。
↓すてルール
1.一日一回捨てる →一回で8個すててもよい
2.もらい物は捨てない →もらいものではない(たとえもらいものだとしても
これを貰ったわけではない)
3.捨てたく無くなったら終了 →捨てたい
この厳格なルールに即しているので全然OKだ。すてすてー
スティーブ・ジョブスのカリグラフィの行き先
カリグラフィの知識は、アップルのコンピュータで活かされる事になりました。
美しいフォントや、ホームページのレイアウトなど、
アップルは随分昔からグラフィック面の品質が抜群でした。
ちなみに私はスティーブ・ジョブスに習って大学では受講してないの講義を勝手に聞きに行ったりしていました。そうでなくても、できるだけ他の学科の公開授業を取るようにしていました。
おかげさまでグラフィック関係の授業では最高の言葉も覚えられました。
マージナルゾーン
この言葉についてはまた今度。
そういえば、今日のすての画像、加工したらこうなります。
今日も期待したいですね。