VALORNT・戦術解説 LEVvsFPX編 激熱の3ラウンド目
今回は火花散る戦い、お互いほぼフルヴァンダルの第3ラウンドについて解説します。
まずFPXがこのラウンドに武器を買えている理由ですが、2ラウンド目で全員スペクターを購入せず、シェリフとヴァンダル、スペクターを組み合わせて購入し、落としたヴァンダルを回収しつつラウンドを取る立ち回りをしたためです。
実況の岸さんによるとFPXがよくするバイだそうなので、攻撃的なFPXらしいバイ、と言ったところでしょうか。
さて、このラウンドは開幕から両者攻めの姿勢でスタートします。
攻めのFPXはB4 MID1 守りのLEVはB2 MID1 A2です。
開幕防衛セージが氷壁を焚いて箱上に乗りロングを勝負、カバーにチェンバーを添えて撃ち合います。
それに対し攻撃側はレイズがブラストパックで箱上に乗り、小部屋側からプラウラーを流します。撃ち合いの結果、4v3でFPXが勝ります。
かなり強気に出て1ピックを狙いましたが、FPXの丁寧なカバーによってLEVは不利状況に陥ってしまいました。
そしてB側で戦闘が行われている間に、MIDのヴァイパーがポイズンオーブで最速MID抜けに成功しています。しかしLEVのソーヴァはその可能性をしっかり考慮しており、見事ヴァイパーに撃ち勝ち、3v3までもっていきます。
しかしこの後、FPXのミクロ面での強さが際立つキルが生まれます。
FPXはここで縦壁を焚いて設置に臨みます。それに対しMIDのソーヴァが壁を破壊しようと目論むのですが、先ほどMID抜けをしていたヴァイパーの報告を受けたチェンバーが壁の上に乗り、破壊中のソーヴァをキルしました。
この1キルが決定打となり、LEVは武器をキープ。見事FPXは3ラウンド連取を成し遂げました。
今回のラウンドで真似したいのは3つほどですね!
1.ポイズンオーブ最速MID抜け
2.ブラストパック、プラウラーチェンバーで3人でピーク
3.壁設置の上に乗って隙をつくキル
それでは次の記事でお会いしましょう。UwU
VALORNT・戦術解説 LEVvsFPX編1ラウンド目
今回はLEVvsFPXの試合を解説してみようと思います。
まずはLEVの防衛ピストルラウンドから
左上のマップに注目。LEVは3B 1Mid 1Aの配置です。
まずは開幕BのKOがナイフを投げてアビリティ封じ&人数確認、ポイズンオーブで有利な状況を作って撃ち合い1ピック取ります。B5の報告を受けたMIDのソーヴァがドローンを回して最速チェンジを警戒します。チェンジの気配が無さそうなのを受け、A1のチェンバーが前につめ、MIDのソーヴァは顔を出さずにMIDをキープします。
これまでのながれ
1.開幕ナイフからの3人でB詰め
2.ポイズンオーブを使って有利に撃ち合い1ピック
3.チェンジを警戒してドローンを回すソーヴァ、MIDの情報を取る。
4.ソーヴァの報告を受けてAを詰め、広くエリアを取るチェンバー。
その後、さらにセージがシェリフでチェンバーを倒し、5v3に持っていき有利なLEV。
チェンジの情報をMIDのソーヴァが取りつつ、LEVはMID3、B2の配置にします。
しかしこの後、ANGE1(フェイド)の1ピックによって状況が変わっていきます。
その時の配置がコチラ
この直前にフェイドはフォウントを出してイエローに敵がいるか確認しました。その結果イエローに最低一人いることがわかったので、斜線を変えて上からピーク。しっかりと1キル持っていきました。
この後ヴァイパーのカーテンから見に来ていたセージを先に撃って退かせ、壁を焚いて安全に設置します。見事撃ち合いを制し、1ラウンド目を獲得しました。
2ラウンド目以降も更新予定です。