「プロレス」と「枯山水」と「押すなよ」
始めてプロレスを観てきました。
会場には男ばっかり.....と思いきや、男女比は6:4くらい。
そこには老若男女がいて、とにかく美人が多かった。
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プロレスは枯山水に似ていました。
いわゆる“様式美”を感じて、一試合目が始まったとたん僕は涙目になってしまった。
感動してしまった。
リングの中で行われる(場外乱闘もめちゃくちゃあったけど)パフォーマンスはどれもこれも迫力満点だった。
子供の声で「がんばえー」って聞こえたときは、ほほえましくもあった
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僕は勝手に、プロレスにもバンドライブと同じようにセトリがあるんでしょ~?とか思っていたんだけど
見た感じ、台本とかなさそうだった(当たり前か~)
めちゃくちゃに感動してしまった。
そしてその感動を、老若男女1,000人くらいの人が同時に感じているのもたまらなく嬉しかった。
バンドのライブでもたま~に感じる高揚感を、プロレスで感じてしまった。
なんか悔しい。
ダチョウ倶楽部の「押すなよ」もそうなんだけど、日本人ってとにかく様式美が好きなんだなあと涙ぐみながら考えていました。
帰りの電車はオッサンばっかで満員だった。
僕が美人ばっか見てただけだったんだと思います。
おしまい
one two three / Mr.Children
おすすめんとみゅーじっく
この度、ぼくはめちゃくちゃイイ文化に足を踏み入れました。
その名も...
オススメントミュージック
です。
簡単に言っちゃえば“Twitterで仲良しだったりそうでもない人ひっくるめた音楽LINEグループ”なんですが、このグループにはあるルールがありまして。
それは
好きな音楽を淡々と他人におススメする
というもの。
「聞きてぇ奴は聞け、聞きたくねえ奴は聞くな」というhigh societyなグループなのです。なんだよそれ。変態じゃねーか。
しかもこのグループ、現在20人以上いるので変態の集団になってしましました。(てへへ)
そんなHENTAI NO SYUDANがおススメしてくれた中でも、かなりビビっとキタものをご紹介いたす。
①
一個目はなんか昔のガールズバンド。
聴いた瞬間「や~ん、よい~~~~~~~~♡」と言ってしまった。
よくわからんのだけど“西海岸”って感じしますね。いや、しないですね。
デトロイトってカンジ...もしないですね。
②
あ!YouTubeでおススメされてたけど、「オタクくっせぇ~」って思ってきいてなかった奴だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「中国のYMOジャン。」ってカンジです。
「いーあるさんすーうーりゅーちー」のところがカワユイですな。
③
ケルトっていうんですか?
ファンタジーな感じがたまんないですね。
最初の「かんだてぃ~や~」みたいな空耳もgood。
④
ぼく基本ボカロ苦手なんですけど、ここまで初音を殺してくれたら聴けますね。
孟子も言ってたもんね。「初音は殺せ」って。
⑤
天才枠。
なんだその右手は。絶対に腱鞘炎じゃん。
...腱鞘炎じゃん!
⑥
好っきゃねん。
ウチ、こういうの好っきゃねん。
「チルアウト」とはこうあるべきー!みたいなPVもいいですね。
The KLFの悪い部分は残ってるというか。
⑦
好っきゃねん。
ウチ、こういうのも好っきゃねん。
「ハウスでござい」みたいなのもっとほしいな。
ex
「なにをおススメしようかな」といろいろ見てたらみつけた青葉市子のBankBandカバー。
場合が場合だったら泣いてたな。泣くぞオラ!!泣くぞ!!
いまんとこ以上です。
『オススメントミュージック』、永遠なれ。
※永遠じゃなくても可
『夫のちんぽが入らない』を読みました
「いきなりだが、夫のちんぽが入らない。」
こんな一節から始まるエッセイを読みました。
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おどけた言い回し、1mくらい離れたところから語り掛けてくるような文体、
ささくれたユーモア。
一言でいうと「読みやすいせつなさ」。
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すっごく面白かった。
自然と笑えるし、ふわふわ泣ける作品です。
たぶんコレ、映画化するんだろうなぁ...
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人はだれしも言い出し得ない「哀しい出来事」を内に秘めているものだし、
僕だってそう。
誰でも過去にすごい絶望を感じて、いまだにそれを抱え込んで生きているものだし、
僕だってそう。
「めちゃくちゃ辛いことが重なっても、周りの人よりできてなくても、何事から逃げていても、なんにも理解できなくても、生きていていい」
というメッセージめいたものを読んでいて感じました。
『夫のちんぽが入らない』、老若男女におススメ!
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書店に赴いて、「スミマセン、『夫のちんぽが入らない』っていう本探してるんですけど」と言うのはけっこう勇気が要る。