福岡が昼間に行く場所がない問題について、とある1人の福岡県民の本音
福岡在住の小味噌です。さっそくですが、福岡の問題「他県の人に紹介できる観光地が少なすぎる問題」についてまとめていきます。
他県の友達「今度福岡観光に行くよー」
小味噌「え、来るの?」
他県の友達「なんで嫌そうなのwww」
小味噌「来てくれるのは嬉しいけど、福岡で紹介できるところがないよ。ご飯屋さんぐらいしか。長崎観光とか大分の温泉地がおすすめ」
他県の友達「またまたぁ」
小味噌「いや、マジで」
他県の友達「マジで?」
小味噌「マジでマジで」
他県の友達「マジかぁ」
上の会話をしたことがある福岡県民って80%ぐらいいると思うんですよね。
福岡はいいところだと思うけど、友達に紹介できる観光地があんまりない!
結局、酒!飯!に逃げがちです。
福岡県民から見た地元って
暮らすにはいいけど、観光としてはちょっと……
という印象。(これは本当によく聞く言葉)
なんでなんだろうと考えてみました。
優等生でジェネリック観光地である福岡
福岡県は決して観光地や名物が少ないわけではありません。
お寺・遊園地・水族館などもありますし、田舎での田園風景も楽しめれば、都会でのショッピングも楽しめます。
黒田官兵衛のゆかりの地でもあり、歴史的にインパクトがないわけでもありません。
ただ、福岡県民からすると、それらは県民だから楽しめるものという認識です。
福岡には「マリンワールド海の中道」という水族館があります。楽しいです。
しかし本州の人が交通費をかけてマリンワールド海の中道に行くというなら、大阪の海遊館や沖縄の美ら海水族館のほうをおすすめしてしまいます。
お寺見たいというなら、太宰府天満宮よりも京都や奈良をおすすめしてしまいます
(その人が受験生とか、菅原道真公の大ファンなら話は別ですが)
田舎での生活を楽しみたいのなら、中途半端に都会な福岡はベストな選択とはいえません。同様に都会のショッピングを楽しみたいのなら、東京・大阪・名古屋の日本3大都市に行ったほうがいいです。
そう福岡県民から見ても、福岡の観光地は決して少ないわけではありません。他県の人に紹介できる観光地があまりないのです。
福岡県は、九州の物流の中心地であり、全国の都道府県のなかでは比較的何でもそろっている県です。
遊ぶ場所も豊富で、交通の便もよく、暮らすには非常に便利。
逆にいえば中途半端に都会であり、中途半端に自然が多い都市ともいえます。
観光地も同様に3番以内に入らないけど、10番以内には入るかなというものがゴロゴロしています。つまりジェネリック観光地が多い。
本州から来た人が、福岡まで来てわざわざそれを見るなら、他県にいったほうがもっといいものが見れます。それが分かっているからこそ福岡県民は「紹介できる観光地が少ない」と口にしがちです。
九州内の他県のくせが強すぎる問題
ここから蛇足で、ちょっと九州内の他県の話をします。
九州の福岡以外の件といえば、大分・佐賀・長崎・熊本・宮崎・鹿児島なんですが、福岡県民が嫉妬しそうなほど個性豊かな県が揃っています。
大方→湯布院の温泉地
長崎→ハウステンボス・中華街
熊本→阿蘇山含む周辺の観光地・くまもん
宮崎→南国・マンゴー・マリンスポーツ
鹿児島→桜島
どこの県も、他県の人に紹介できる観光地を1つは持っています。
あとすごい田舎ということでネタにされがちの佐賀ですが、それだけでキャラ立ちしてますし、「ゾンビランドサガ」とかのアニメの舞台にまでされちゃってます。
それになんだかんだいって武雄市図書館っていう超おしゃれな図書館をお持ちですし、呼子のいかを食べさせて海外沿いを巡れば他県の人も楽しめると思います。
少なくとも福岡よりは紹介できるところがたくさんあると思います。
それで福岡県民は思っちゃうんですよ。
他県の人に福岡紹介するよりも、一緒に九州の他の県を巡った方が楽しいかな、って。
ほんと九州は観光地におすすめです。
九州内の他県で遊んで、帰りにちょろっと福岡でごはんを食べてくれたら福岡県民として満足です。
一体どうしたら福岡の観光地をアピールできるのか
そもそもどうして福岡のこんな記事を書いているのかといえば、福岡の観光地を紹介し、記事にまとめたいと思ったからです。
調べていくうちに、「あれ、どうやって紹介すればいいんだろう」と迷走をはじめたので、自分なりに考えをまとめるために書いています。
結論としては、全国VS福岡ではなく、特定の県VS福岡で考えたら紹介できる場所が増えるのではないかなって考えてます。
つまり千葉県民が行きたくなる観光地や、香川県民が行きたくなる観光地というように、都道府県ごとに紹介できる観光地を変えていくというスタイルです。
比較的なんでも揃っている県だからこそ、その県にはない物を持っているんではないかと思いつきました。
もしくは勉強というジャンルを切り開いていくのもアリだと思っています。
というのも、交通環境が整っている福岡は講座などを開催しやすいです。東京などに比べて地価も安いので、講座の値段を抑えられます。
そしてご飯がおいしい。
スキルアップのために福岡で勉強をして、人と知り合って、夜は名物を食べるっていう旅行も悪くはないのではないでしょうか。
福岡はご飯はおいしいですから。
本当にご飯はおいしいですから。
福岡に皆さん来てください!
学校の勉強が嫌いだった人が続けられた独学の方法
かつて学校の勉強が大嫌いな私でも、試行錯誤のすえ続けられるようになりました。すべての人に当てはまるとは限りませんが、独学が続けられないと悩んでいる人の多少の助けになることを願ってまとめます。
最初に結論からまとめると「10分を意識する」ことがポイントです。
勉強は1日10分だけでもいいですし、もっと長くしてもよいです。しかし「10分」という意識は忘れないようにしましょう。
タイムリミットがあるからこそ「10分」が大切
暴論を述べれば、時間の制限がなければ、どんな学業でも1日10分勉強を続ければいつかは習得できます。
100年200年勉強を続けることができれば、信じられない高みに到達できるはずです。
しかし現実はそんな簡単にはいきません。
多くの場合は、資格取得のように時間に制限があることが多いですし、なにより私たちには寿命という制限があります。
そのため勉強は、出来る限り早く結果を出すことが求められます。
だからこそ、マラソンで1歩が大切なように、独学では「10分」が大切になります。
「10分勉強法」で確実に1歩を進む
「10分勉強法」とは、「1日10分だけしか勉強時間がとれないと仮定して、それでもなお成果を上げられる勉強方法を模索する」という勉強方法です。
- 1日勉強時間を10分に設定する
- 10分を続けたら必ず成果が出る勉強方法を考案する
方法は以上2つだけです。そしてこの「10分を続けたら必ず成果が出る勉強方法を考案する」ことが最も大切な方法です。
10分勉強法の例「英会話学習」
10分勉強法の例として、英会話習得をあげましょう。
勉強する人は英語が大の苦手な人です。
1日の勉強時間は10分と設定し、10分で何ができるか想像します。
英会話勉強としてよく取り組みがちなのが「単語暗記」や「リスニング」です。
しかし時間は1日10分しかありません。
1日10分「英語暗記」や「リスニング」をして、英語が話せるようになるでしょうか。
いや、なりません。
天才であれば可能かもしれませんが、この10分勉強法は「学校の勉強が大嫌い・ナマケモノ・飽きっぽい」人向きなので、今回の例では出しません。
時間は1日10分しかありません。
10分を繰り返し英語を話せるようになるにはどうしたらよいでしょうか。
それを考えるために、英語をどうしたら話せるか考えてみます。
単語・文法・発音など、英語を流暢に離すためには様々な知識が必要ですが、行動に注目すると2つしかありません。
- 自分の考えを思いつく→頭の中にある文法と考えを一致させる→声に出す
- 相手の話を聞いて→頭で理解する
簡単にいうと、話す能力と聞く能力の2つが英語を習得するためには必用です。その他書く能力や読む能力もありますが、今回は英会話習得が目的なので置いておきます。
なにより時間は10分しかありません。
話す能力と聞く能力の習得するにはどのような方法があるでしょうか。
人によって考えは違うと思います。ひとまず私が思いついたことを載せます。
【話す能力】
- 簡単な文法勉強
- 例文を参考に、知っている単語と勉強した文法で応用を行う
- ひたすら繰り返す
【聞く能力】
- オンライン英会話を利用して実際に英語で会話する
以上の方法ならば、なんとか1日10分できそうです。
ただしオンライン英会話は、30分からのものが多かったので、10分を超えてしまいます。
あくまで「10分勉強法」は「10分で1歩をすすめる自分なりの勉強方法を考案する」という勉強方法なので、結果的に30分でも毎日続けられて効果もあれば問題ありません。
また上記のどちらの勉強が優れているということもありません。このあたりは自分の得意な手段に取り組むべきだと考えています。
聞いて学んだほうがいいか、文字や絵で学んだほうがいいか、習得しやすい方法を選びましょう。
さきほどは不適切としてあげた「単語暗記」や「リスニング」ですが、自分だったら効果があるという人は、それを選んでもよいです。
重要なのは、既存の勉強方法に思考停止状態で依存するのではなく、自分の脳と生活スタイルに合った勉強方法を模索するという点です。
「10分勉強法」のメリット
毎日勉強を続けやすい
時間がない日でも、10分だけならなんとか捻出できる人も多いでしょう。
「10分勉強法」は、10分だけ勉強しても目標に1歩近づけます。
通常であれば「1日10分しか勉強できなかった」と落ち込んでしまいますが、10分勉強法であれば「1歩は近付けた」と達成感を味わえます。
もちろん長時間の勉強時間が確保できそうなときは、長く勉強してもかまいません。
精神的な負担が少ない
勉強時間はたった10分です。
毎日1時間勉強するよりも、精神的負担はずっと軽くなります。
より効率の良い勉強方法を編み出せる
人間の想像力は、制限が設けられた時こそ羽ばたきます。
10分という時間を設定したからこそ、自分がもっとも効率的に学べる方法を思いつけるはずです。
勉強を開始しやすい
勉強時間は確保できても、ついついスマホなどに手が伸びて勉強開始時間が遅くなってしまった、ということはよくあります。
10分勉強法なら、10分だけ勉強を頑張ればいいと考えられるので、勉強も開始しやすくなります。
「10分勉強法」の注意点
「10分勉強法」のポイントは、自分の脳と生活スタイルに合った勉強方法を模索するという点です。
そのためには、じっくりと自分に合った勉強方法を模索しなければなりません。
- どんな勉強であれば頭に残りやすいか
- 必用な勉強内容は何か
- ベストな勉強教材はどれか
などの下調べが大切です。
そしてどんなに下調べを丁寧におこない、自分なりの勉強方法を開発したとしても、失敗する可能性が高いです。
百聞は一見に如かずという言葉の通り、どんなに入念に準備を行っても、勉強に取り組んではじめて分かることがあります。
もっといい勉強法を見つけたら、どんどん乗り換えましょう。ただし目標だけは忘れないようにしてください。
うっかり目標を忘れてしまうと、勉強法ばかりにこだわり、スキルが身につかないという結果に終わります。
「10分勉強法」の最大の問題(そして謝罪)
ここまで読んでくださりありがとうございます。
最後に「10分勉強法」の最大の問題を打明けます。
それは勉強法を実践している私が、「独学は続けることができているが、結果がまだ出せていない」という状況のことです。
ここで「簿記1級を取得できました」や「東大に合格できました」とかなら説得力もあるのですが、そういったことはまったくないです。
この方法を思いついたのが、2019年3月はじめで、現在勉強中です。(現在2019年3月22日)
せめて1年経過して結果を載せればいいのにと思った方、その通りです。すみません。
ただこれまで勉強嫌いだった私でも、独学が続けられた方法だったので、ついついブログにまとめてしまいました。
書き終わった今、「むしろこれ、独学をしている人にとっては常識だったんじゃねぇの?」というオチを恐れています。
長々とした文章なのに、こんなオチで申し訳ないです。