Windows XP はもう少し使い続けられる?
2014年4月9日、マイクロソフトによる Windows XP のサポートが終了することになっています。サポートが終了すると、Microsoft Update (Window Update)での各種アップデートが提供されなくなるので、脆弱性が見つかっても対策はなく、ウイルス感染のリスクも高まります。
しかし、まだかなり多くの XP が使われ続けていて、Windows 7/8 などの新しい OS への移行がまだまだ完全でないことが問題になっています。いわゆる「2014年問題」のひとつですね。
ところで、サポート終了間際になった今、さすがにこのままではマズイと思ったのか、つい最近、マイクロソフトが救済措置を発表しています。
Microsoft antimalware support for Windows XP - Microsoft Malware Protection Center - Site Home - TechNet Blogs
この記事によると、XPから最新のOSへの移行を支援するために、Microsoft Security Essentials のサポートを2015年7月14日(日本時間ではおそらく15日)まで継続するとのこと。
Microsoft Security Essentials とは?
Microsoft Security Essentials はマイクロソフトの提供する無償のアンチウイルスソフトです。
XPのサポートが終了しても、Microsoft Security Essentials についてのサポートはさらに1年以上継続されるということですね。ただ、2014年4月9日をもって Microsoft Security Essentials 自体のダウンロード提供が終了してしまうとのこと。サポートを受けたい場合は、事前に Microsoft Security Essentials をインストールしておかなくてはならない、というわけですね。
大雪の日に
昨夜から降り続く雪、都内も稀に見る大雪になりそうですね。
STAP論文の報道のされ方と女性研究者の生きづらさ
STAP法のNature論文(2連報)が、iPS細胞を凌駕するインパクトと報じられて盛り上がり、ようやく少し落ち着きました。
Acid bath offers easy path to stem cells : Nature News & Comment
今回のは言うまでもなく重要な研究成果で、それは良いのですが、日本のマスコミ報道の品のなさは、研究者仲間には不評です。若い女性研究者ってことで、研究内容よりも人物への興味を煽る報道が多くて、研究とは何の関係もない割烹着とか、カメとか…そんなのどーでもいーんじゃないか?ということ。
そして昨日ついに、報道への対応に困って「これじゃ研究できません」状態になりました。
同僚の女性研究者の反応は
「ああいう報道はまさに女性差別だってことが分からないのかなあ?男性研究者だったらこんな報道しないくせにね」
みたいな感じでした。
女性研究者には、この同僚のように性別を問題にすることがナンセンスと主張する人たちがいる一方で、女性研究者が活躍できるように社会の仕組みを改善したい、と思ったり、そのために活動している人たちもいます。フラットに構えたいという人もいれば、女性をもっと押し出していかないと平等は勝ち取れないと考える人など、いろんな考えを持った人がいます。
リケジョ、なんて言葉で流行りを作って女性研究者を増やそうという向きもありますね。リケジョは「差別用語」とまで言われ始めているので論外としても、その他の割と真面目なプロモーション活動についても賛否両論です。まあ、男女問わず、やりたい人がやればいいじゃない?
今回のマスコミ報道に限らず、日本の女性研究者は無用の雑音に苛まれるのが現状です(まあどの業界でも同じか)。マスコミだけでなく、お役所や政治家たち(シニアのエライ人)の感覚もやはりどこかずれていて、アベノミクスの「女性が輝く日本」みたいなキャッチフレーズも男性の上から目線を地で行っていて、もはや脱力するしかないという感じ。
女性研究者にとって生きづらい、今の日本の状況は、社会の仕組みがどうこうというより、一人ひとりの感覚、常識が変わらないかぎり解消しないんじゃないかと思うなあ。
ツイッター公式アプリのせいで Touch ID が動作しないの?
クローゼットの吊り扉を修理した
だいぶ前から、寝室のクローゼットの折扉(くの字に折れて開くやつ)がスムースに開け閉めできなくなって難儀していた件。毎日開け閉めする扉ということもあってか、日に日に動きが悪くなり、ついに片手では開けられない状態に。ガリガリとレールのところで引っかかる音が。
扉を吊っている金具(小さな車輪がついてる)が滑らなくなっているみたい。
(上側の吊り金具、白く見えるのがすり減っていた車輪)
管理会社に修理を頼まないといけないとは思いつつ、忙しかったりして先延ばしになっていました。修理の業者に来てもらうなら、作業のスペースを確保しないといけないし、週末が潰れるのもイヤだし…などと踏ん切りもつかず。
修理してみた
なんとかならないものかなぁと思って、「吊り扉」「金具」あたりでググってみると、自分で修理しているツワモノがいるじゃないか!…ということで、いそいそとクローゼットの前に立ち、滑りの悪い金具を眺めながら、だいたいこれはどこのメーカーの金具なんだろう?と、ネットを漁ってみたら「アトムリビンテック(→メーカーHP)」という会社のものだと判明。
吊り金具は現物は廃番になってしまったみたい(?)だけど、恐らく交換できるだろうと思われる部品も発見。何となく自分でも直せるんじゃないかという気がしてきたので、取りあえず小手調べに扉を外してみることに。
扉そのものはネジを外すだけであっけなく外れたので、上レールを丸ごと外して調子の悪い吊り金具を取り出しました。
(上の吊り金具、ネジ一本で外れた)
(下の金具も外し方は同じ)
外してみると、車輪のプラスチック部分がすり減ってしまって、そのせいで金属部分がレールに擦れていたことがわかりました。なるほど~
四つある吊り金具のうち、二つは端っこの基本的に動かさないものなので、センター寄りの二つと入れ換えてみることにしました。
扉を取り付け直すと、少し引っかかりはあるけど、かなりいい感じになりました!
使った道具はプラスドライバーのみ、所要時間一時間ちょっとでしたー。
これで暫くは大丈夫…かな?