さぁ、次はオレの番だと。
バイクの機嫌でも伺おうかと思ったらこの天気…。
雨降ってますが、それよりスゲー風。
ちきしょう…。
まぁいいや、旅支度でもするか…。
明後日の仕事終わりに、職場からフェリーに乗ります。
船で2泊するのを入れると6日の行程です。
船じゃ部屋着もいるし、着替えは2日分だけ持って、洗濯しながら進もう。
こんな長旅は久しぶりです。
乗換え前の最後の旅ですから、今のバイクで存分に走り回って来ようかと思いマス。
晴れたしカミさんも仕事へ行った。
今日は走りに出ましょう。
て、事であと半月の付き合いになっちまうがよ。
エンの字。
最後に長旅も控えてるし、よろしく頼むぜ。
お前さんは遠い大陸から、ここまで流れて来たんだろ。
だったらいつまでも、こんな狭い半島にいちゃいけねェ。
流れ、流れて行くのが定めと思って、諦めておくんなまし。
…と、やって来た道志。
陽気に誘われてか、ど平日なのにけっこうな台数で賑わってました。
いやー道中は新緑がまことに綺麗で。
私の様な寒がりも、さすがに兜の緒を緩めます。
僅かですが、まだ桜も残っていた。
さて…さてさて。
お、いるいる。
よお!タヌキよ。
しばらくだね、息災であったかね。タヌキよ。
これまでは軽い気持ちで顔を拝みに来てたけどさ。
来月からはそうもいかない様なんだ。
セパハンって知ってるか?タヌキよ。
今度会う時には、ヘトヘトになってたどり着いてると思うけど。
笑うんじゃないよ…タヌキよ。
聞いてんのか、おい…。
さてと、ボチボチ旅支度を考えないと。
そんなこのところであります。
そんなワケで、新たな相ボーとなるコイツの話を少々…。
実は2年前、INT650を買う時に、候補リストの中にSV650Xは入っていました。
が、当時はコロナ禍の影響で、あらゆるバイクの在庫が枯渇していたり、専売制で馴染みの店で扱えるメーカーが減ったりと。
色々事情もあって、ロイヤルエンフィールドに落ち着いたと言う話です。
国産では生き絶え行く空冷エンジンがとても魅力でしたし。
そう言う造形に惹かれる芸風で言えば、即身仏みたいな世界最古のブランドに、10000km跨ったのは、それはそれで良い時間だったと思います。
しかしこのところは、かつてほど「より遠くへ」と言う欲求も減ってきたのもありまして。
悲しいけれど、そんな芸風は終わりにしよう。
キリがないから。
欧陽菲菲もそう言っています。
で、話をコイツに戻しますと。
このブログに来訪頂き私も読者でありますzx900aさんが一昨年買った辺りから、火種は燻ってたのですよ…。(人のせいにするワケじゃないんだけどさ…)
先日書いたブログで、ちぇすとー!のジジイが冷や水に頭から飛び込んだのを見て、その火種に油が注がれたと言う事です。
数年前に、クルーザーで遠くへ旅してた事を考えますと、今からセパハンなんて、どう考えても順序が逆なんですけど…。
例えばあと10年後に還暦過ぎて、あの頃ならまだ乗れたなぁ…なんて後悔するのは嫌ですからね。
行けるトコまででも楽しく曲がろうと。
国産では最後になるであろうVツインを手にしたい気持ちもありました。
TL1000Sから続く、この、かなりのご長寿エンジンに跨がれば、私の寿命も延びるんじゃないかと、ご利益も期待出来ます。
ちぇすとー!氏は今回、綺麗にレストアしたST250と一緒に、10年以上愛用したVスト650も手放した様でして。
特にVスト650との別れには、心を痛めてる様子でしたんでね。
650版はあっしが継ぎましたぜ、親分。
と、言う。
そんなこのところなんであります…。
かつて私の日記で、現行のV-STROM1050が発表された時。
「ファラオの怪鳥」を思い出す様な、最新でありクラシカルでもあるルックスに、シビレた記事がありましたが。
その後、用品店の駐車場で現車を見たのですが。
目の前で見るフロント21インチのガチなビックオフは、あまりの大きさに、
いや…ご冗談を…
と、引いてしまったのでした。
…が、それをあの、永遠のオフ小僧ことちぇすとー!氏が、レストアしたST250を手放し、乗換えていたので驚きました。
九州にいる孫に会うためって、古希目前でよ。
夢があるなぁ…。
元気があれば何でも出来るって、猪木の言葉は本当なんだな。
年寄り扱いして申し訳ないけど…。
そのうち油冷の250辺りを選ぶんじゃないかと思ってた。
ちぇすとー!氏は、もう10年以上前に、私がコイツでリターンライダーになった頃。
急に私のブログに現れて、ダメ出しされたのを覚えています。
特に閲覧数とか、コメントなんか気にしないでやってたら「あなたはそれじゃいけない」と、知らない人に叱られた…。
まぁ…そう言われて、ヨソのブログに足跡残したりする様になり、今日に至ったワケです。
あれから10年…。
いやもっと前かな…。
本人は70までと仰ってますが、なんのなんのいつまでも、永遠のオフ小僧から伝説のオフ爺いへと、まだまだこちらの尻を叩いて頂きたい。
そんなこのところであります。