ダブルピース日記~推しに健やかであってほしい~

脳直で物を言う地方在住の半茶の間。2018年は遠征できないので何も口を出す権利がありません

リヴリーアイランド

朝まで散歩させてた。

 

今日、16年のサービスを終えるゲームがある。

リヴリーアイランド」という、DSゲームやリアルイベント、書籍発売まで至ったインターネット上で謎の生き物「リヴリー」を育成するゲームだ。

 

私は長年、このゲームのアカウントを持っていた。

まだTOPページ、エントランスページの島が小さかった頃の話だ。

小学生だった私はリアルなペットよりもこのリヴリーを飼いたがって、ちゃんと世話しなさいよ、というよくある流れを経てアカウントを親にとってもらった。

 

クイズ大会、doodoo巻き、島コンテスト、蜘蛛リンクのブラクラ掲示板に貼られたエロサイトのアドレス、ちっちゃいたがめ、でけえタガメ、間違えて押して死にかけた「危険」の看板、帰省時のホテルワイズウッド、バグイベントで頭だけデカくなったルビーローズ、バグ潰し…html時代のファンサイト…島に設置できるラジオ…

楽しかったなあ

 

初代はワタメだった。あの目つきの悪さがたまらなく愛嬌があった。

あちこち散歩させたしdoodoo拾いをしたり、コピペのショートカットを覚えてモンスターと戦ったりもした。白いワタメは黒になったりピンクになったりした。

けど、ある日私の留守中の世話をしていた親が「死んだ」と言ってきた。

モンスターに攻撃されて死んだという。

こちらから仕掛けない限りは死なないはずではないのか?と親の不用意な戦闘への参加を疑った。だっておかしいでしょ、島にいるだけで巻き込まれて死ぬなんて、そんな理不尽な取り上げ方があるかよって。

すぐに新しいリヴリーを飼ったが、どうにも以前ほどの愛着がわかない。

それでも親は文句をいいつつも世話をしてくれた。

私もたまに自分でログインしては新しいパークを見に行ったりした。

 

でかいもちもちのピグミーはいつのまには狭い部屋を脱出して、ヤミーなんていうのもできて、ワイズウッドへの宿泊料金が改訂されて…もっといろいろあるけど全部は出しきれないな…

最後だから、と25日の夜から26の明け方まで徹夜の勢いで、真っ白なワタメと一緒にパークを放浪して回った。途中で疲れたという表示も出たけど頑張ってもらった。

スクショを撮影して回ってパークのデザインを改めて眺めてみたり、移転先のリヴリータイムズ社でもシールがピスーってなってるのに笑ったりした。

スマートフォン対応版じゃなくて完全にアプリ版になっていたらまた違ったのかなと思ってしまう。でもよくここまで運営してくださったなあ、とも思う。

みんなが死んでしまうわけじゃないよ、というエピローグまで用意してくれたし、ダークヤグラは檻の向こうのことをおしえてくれたし、ひとつのゲームのサービス終了にしてはこの上なく優しい終わり方だと思う。

 

そろそろサービスが終わる。最後に満腹にして送り出そうと思う。

また会えるといいな

わたふわんよ

 

~冬映画前までのジオウについて考えたメモ

(冬映画は既に見ましたが下書きにアツい記事が残っていたので書籍類の入手前にメモがてら投稿します)
 
 

夏にジオウと出会ってから三か月くらいが経過した。
ヒーローショーに行き、ファイナルライブ遠征をし、冬映画の前売り券を買った。
何が起きている?と思って振り返ると秋山蓮が2002年に立っているので、いや何が起きてるとかじゃねえわ元のレールに戻っただけだわと思った。
あと人生に迷いすぎてP.A.R.T.Y.の「好きこそ上手なれ」の部分を巻き戻して十数回聞いてた夜があってP.A.R.T.Y.無かったら危なかったなと思った。

ジオウ放送当時はTLのニチアサ実況勢を眺めて「確かに秋山蓮っぽいな…」「変身アイテムを渡した…」「仲間になった…」「何…?」
と「秋山蓮ポイント」を理解してしまい、いやあんまり被せて考えすぎるのもよくないんじゃない?と思っていた矢先に
ポイント貯めすぎてピエタ達成されてTTFCを一旦閉じて天を仰いだ。
ジオウは記念作品らしく各所に原典オマージュのある作品だけどOPから「龍騎じゃん!!」と騒いでいたので(龍騎に思い入れがあるのでウェイトがそうなる)
明光院ゲイツを見て「2号好きになるとこうなっちまうんだよな」と頭を抱えた。

っていうか彼はなんなんでしょうか、一応ウォズも居るTシャツの商品ページを半分以上使ってメモリアルページみたいにされた挙句、
「最果ての幸福」っていう純文学みたいなアオリつけられてますけど、なんなんでしょうか。どういうポジション?

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ここから先は考察というか、「なんで?」「どういうこと?」を考えていこうと思う。
現段階で話として完結しているのが2019年夏公開のOQのみ?なのでOQベースのルートで考えたいと思う。
基本的に、TV放送本編+映画の情報から八月下旬~今日までに考えたり疑問に思っていた事をgmailから移設した記事になります。
人様の考察やまとめサイトを見たりPや雑誌から入った情報も混ざっていますが、ニチアサの事考える時はおそらく標準的であろう
ニチアサキッズ水準の情報量で考えています。研究者でもないし学もないので専門的な事とかどこそこのモチーフが~とかはわからない。
そういうのは賢い人に任せてくれ…

これまでにうーんうーんって考えてたのが
・ジオウってなんだろう
レジスタンスとは?どうやって活動してるの?
えっウォズってずっとクウォーツァーならレジスタンスのバックにある組織アレしか思いつかないけど
あたりかなあ



・常盤ソウゴってなんなんだろう
僕、普通の高校生!じゃもう効かない

なんだろう?普通の高校生が見いだされて王になったっていうか、たぶんこの後に書くけどクウォーツァーから王権神授説的に選ばれたってことでいいのかな
任意のサーヴァントを一体配布で選んだはずがガチャでSSRどころの話ではなかったみたいな…選んだその子、マジで生まれながらの王やで、みたいな
マジで普通に目覚めたっていうのでもいいんですけど


・おじさんとクジゴジ
クジゴジ堂の台所がちらっと見えるシーンで冷蔵庫がでかくない事に「ウッ」っとなった。
あの家だけど、大きな冷蔵庫が必要な暮らしを当然ながらしていなかったわけですね。ウッ…
ある日突然小学生の男の子を引き取って一緒に暮らして、言葉が通じて自立行動ができるレベルの年齢だとしても
おじさんもおじさんでかなり大変だったろうなあ、と勝手にしみじみしてしまった。
けどおじさんのすごいところって男一人でソウゴくんをきちんとまっとうに(突飛だったりするけど現代社会における倫理観とかはちゃんとしてる)
育てて、けどそもそもビデオデッキとかの修理が舞い込むのって「ここならやってくれる」って評判が出てそれが人に届いているからなんでしょうね。
おじさんはなんでも修理していたけど、応用だなんだのといっても畑違いとも言える物品の修理を評判が出たり商売として成立させられるくらいの
ペースで受けて生活してるってすごいことなんじゃないか?そう思います。
おじさん一人だったら料理好きだとしても多分あんな手の込んだ飾りとかの料理なんかしないだろうし、なんだあのカラフルな料理と朝から一汁一菜どころじゃない飯は
ああ…順一郎さん…私はウォズとかなんとか言ってるけど順一郎さん推しです…

・OQへの接続が真・EDならSOUGOはずっといたのか
ルート分岐はどうなっているんだろう。
分岐ならOQルート、TVルート、という最低2つのルートになると思うんだけど、
この場合はウォズがクウォーツァーであるかどうかは制作サイドによる番組中での開示判断をもってのみ確定する(開示していないのでTVルートではクウォーツァーではない可能性もある)
でもAからBとCが生じるのが上記のルート分岐型であって、A-1、A-2っていう途中までまったく同じ展開の2本の軸が存在してそれぞれがTVとOQになっているというのもありそうで
でもあれ?それでも結局はウォズがクウォーツァーであるかどうかは最初から決まってるのか?OQを見ないとクウォーツァーっていう組織の存在もでてこないのは作品としてどうなのかな
だってクウォーツァーがすべてを握っているなら(たぶんこの後にかくとおもう)ライダーシステムとかまで握ってる可能性もあって、そこまで開示するしないはともかく
別添えコンテンツを見るの前提の構造が好きじゃないのでなんかな…どっかで言ってたっけなあ
 
ただジオウ全編においてその裏にクウォーツァーが存在してるならそれはそれで納得
でもあれだね、ウォズは仕事延長になったし退職できてないし、まとめておいてもらってそれを一括で奪う計画?もけっきょく両方で頓挫(仮)してるわけだからSOUGOの神様稼業も楽じゃないね

・SOUGOってなんなんだ 
神…だけど神は殺せるしやっぱ神…
古墳の上に移動式の方の王座もってこられてSOUGOについて何も考えられていない…
目的の、ソウゴくんに一本化させて力をもーらい!とするやつ、タイムジャッカーを潰して淡々と回収させれば楽だったのに
神は思ってるよりも介入できないのかな

・「周回」の妙
ルートがすごいあると思う。
ゲイツの生存/死亡・離別(生存・死亡)・同行かどうかで全てが決まるポイント多すぎる。
最果ての幸福はある種のクリアエンドなんだろうけど…

・OQで阻止失敗→本編→OQ→阻止成功ハピエンなのか
OQで阻止失敗した場合の「失敗」が平成ダイソンなら、そもそもソウゴ君は生き残れていないのでオーマジオウは発生しないのでは?

OQのように平成30年分の吸引が発生してそれの阻止に失敗?した場合、スカイツリーどころか戦後の近代的テクノロジーが一気になくなってしまうのでは?
30歳以下の人間や物品がもれなく消えたとして、人間の寿命は長く高齢出産などもできる時代で起きた事なので人口の盛り返した多少はできるかな…?
でも荒廃しちゃうからなあ、2068年の風景がレジスタンス基地と戦場くらいしか出てないのでその外の事がわからないや。

リチウムイオン電池とかスマートフォンタブレット端末、半導体有機EL、すべてが無くなってしまう…(しょうもない心配)
平成ダイソンが思考や人間の脳の記憶部分に作用せず「平成30年の間に生まれた物(物質)」への作用だけなら開発者やノウハウ・機材などが平成以前に存在していればテクノロジー面の復興については、開発段階で一度通ってきた道・ノウハウがあるわけなのでそれほどかからないかもしれないと思う

話それますけどなんかプロメアみたいだな。あれも人口めちゃくちゃ減ったもんね世界大炎上で。
アイナが10代でベテランの風格なのは世界大炎上でそもそもの人口が激減、デモや内紛で主に前に立っていたのはおそらく大人なので
消滅した人口のほとんどが活発な世代の大人だと考えると世界大炎上後の世界における就業年齢の著しい低下も理解できるなという…


・テクノロジーはどこから
いや、文明バラバラだな

・彼らは教育を受けている?
10の言語を使う人間を統率するには10の言語が必要なわけで、
教育によって使う言語を組織内?地域?で1つにしちゃえば「読める」言語も統一されるわけで、その統一までもっていったサイドからの操作や指導がしやすくなる…?
オーバー30は生きているわけで、街はグッチャグチャかもしれないけど技術や教育面確立されたノウハウを持っている世代は生存しているわけで、
どうにか元の暮らしに戻ろうとする動きの中で教育はあったかもしれない。でもそれは2018年~ちょっとくらいでそこから環境が悪化したとなると、
2068年で18歳、2050年生まれ、平成消滅から32年が経過した世界でどれほど引き継がれ維持できているのかが定かじゃない。
どこか安定している環境からレジスタンスに入ったのかもしれないという可能性も捨てられない。
ツクヨミゲイツも日本なのかな?そもそも本編中のオーマジオウVSレジスタンスって日本?

・衣装はどうした
OQでウォズが「自分みたいなのがコロコロ衣装変えちゃうと混乱するでしょ」みたいな事いってたんですけど、それも大いにあると思います。
あとゲイツくん生きて帰るつもりなさそうだから一番いいお洋服でも着て来たかなって…死に装束っていうか…

・OQでオーマジオウのウォッチすげえ貰うじゃん…
こう、対話してさ、変身のベースとしてジクウドライバーに着けられるのが1個(というか同じウォッチ装填の前例がない?)だから油断してたんだけど
すっげえオーマジオウウォッチあるじゃん…
あの分だけオーマジオウが存在するってことかな
少なくとも本編に登場している高岩ジオウのぶん、TVに出て来たソウゴくん自身の分(ただこれはリセットしてるのでなんとも)
オーマジオウウォッチ×人生だったらソウゴくんの脳みそがパンクしてしまわないか

ゲイツはマジで予想外なのか
ゲイツの腕のウォッチと物資の経路
ライダーシステムみたいなのを生み出せる何かって言ったら、OQを通ったらやっぱクウォーツァーだって思うよなあ。そうだと思う
ゲイツが盗んだとかいうくだり、持たせたとかじゃないかなあ。
ゲイツ自体がソウゴのルート分岐に深く食い込んでくるなら盗んだって体で持たされたりしてないだろうか。
汎用ベルトだ!!!!とはしゃぐのもつかの間、なんなんだあのベルト。ウォズはベルト屋さんか???

・タイムマジーンって何なんだ
レジスタンスって組織の上ラスボスのオーマジオウとステゴロ距離に特攻しなきゃいけない状況っぽいのに、あのでかいロボめっちゃあるじゃん」
素直にそう思った。
そのバカでかいロボがそんだけあるならわざわざ銃を持つ手の数を削ってしまうような事をしなくてもよくないか?
タイムマジーンの所持台数がレジスタンスとかそういう組織にしてはすげえなって思った(戦車みたいなもんだと思ってるので)から背後に金モがいるんじゃん?
って思ったけど作中で最も強い組織=クウォーツァーだと思うとこれもクウォーツァーバックアップ?何?
仮面ライダーアクアがゲイツ君たちとは年式が違うらしいタイムマジーンに乗って来ていて、タイムマジーンって民間と軍事(官)とで存在するのか?とか思った
本編を見た後、「民」というのを大事にしたいソウゴくんを念頭に置いて考えると生身の人間をけしかけるのが一番きついのでは?
戦略的玉砕?誰がそれをする?オーマジオウに消耗して消えて欲しい奴?SOUGOでは

・ウォズって何?
全編クウォーツァーだとすると、レジスタンス組織がクウォーツァーのはしくれだかなんだかだとするとウォズが隊長として派遣されてきてもおかしくはないな
でもそこからなぜオーマジオウのところに行ったのかが謎のままな気がする。
形式としてはレジスタンスを裏切った(嘘の情報を流した)ってことになってたけどそれがなぜなのかはわかってない?なんかに掲載されてるのかな。本編に絡む設定は本編で出してくれ
クウォーツァーからの派遣でレジスタンスへ(仮)→レジスタンスを裏切りオーマジオウの下へ→レジスタンス壊滅→ゲイツ2018へ(これが目的?)
オーマジオウとは利用してされてなのかな どこかに起点があってねじれが生じそうなもんだけど
っていうかこれってオーマジオウになったソウゴが最高最善になるために周囲を巻き込む話だったりする?

ただこれ面倒なのが、本編中では「レジスタンスってどうやって活動してんの。誰が動かしてんの」とは思っても結局リアタイ組でも
制作サイドから開示(OQ)されないと「クウォーツアーのウォズ」自体がなくなっちゃう?のが…
本編中だとSOUGOは一切絡んでこず、レジスタンスについても「そこで活動していた」以上の情報ってなかった気がして、
本編最終回にたどりついてもウォズの口からとか本人たちからのクウォーツァーの存在のお知らせとか少しもないんじゃない…
ウォズが準ボスシナリオならTVでも開示あったのかな。なんかうまく伝えられないなあ
クウォーツァーって組織自体がOQで初出で、本編にその存在があったかどうかってそこからのさかのぼり的な感じでパチっとはめられたにすぎないっていうか
最終回でオーマジオウとなったソウゴがパラレルラトラパンテで別軸や分岐の自分と記憶共有をしてそこにOQ軸の記憶があったらそれで
「ウォズはクウォーツァーの一員である」っていう情報が流れてくる可能性もあるけど、それは視聴者にはわからないし

OQ視聴が視聴者としての考えの分岐にもなってるの面白いな~
OQ見なかったら「クウォーツアーの一員であるウォズのルート分岐」じゃなくて「謎の預言者ウォズ」と「クウォ―ツァー所属の謎の預言者ウォズ」になる
冒頭のやつ預言っていうか報告書読まれてるだけだったら笑うけど 上司とかに「おっと まだ未来の話でしたね」とか言ってる部下嫌なので千夜一夜タイムだと思いたい

・ウォズが「平成の仮面ライダーウォズ」になった
「未来 悲しみが終わる場所」のフレーズとともにオタクを殺したであろう「剣」編で、ウォズが初めて出血した…多分
「魔王の前だぞ!!!」素手でアナザーライダーを止めたり宙に浮いたりとかはまあ置いておいて、絶対にヤバイでしょって攻撃をうけても
A4の紙をまき散らすだけだった彼が普通に皮膚を損傷している。驚いた。ブレイドの面々も出血した。悲しみ終わった…
ジオウって構図をメタファーってレベルじゃねえぞってくらい取り入れてきてると思うんですけどブレイド編はいろいろと重なったな

・食事
この項目は私が勝手に興奮してるだけです。

話を作る中で、「陰陽師」の清明もだったかな、悪役うんぬんよりも人かそうでないかわからないもの、そうでないものは
食事を口にしないというのがなんか知らんけどあって、ウォズってたしか正月に出されたおせちも映像中では手を付けてなかったじゃないですか。
でもクジゴジで暮らし始めたくらいのタイミングでモリモリと飯をくうじゃないですか。うわーって うわーなった
その世界の物を食べたら戻れない・その世界に帰属するには食べ物から、みたいな認識を持ってオタクやってるので(千と千尋とかペルセポネーとか)
「あっ敵としてのウォズの可能性終わった」って思っちゃって

白ウォズっているじゃないですか。あれがゲイツツクヨミに食事を用意したけど同じテーブルにはつかなかったし、誰とも向き合うようにはセットされてないし、
あとなんか不気味な食卓でしたね。親戚の家で問答無用で持たされる菓子盆の菓子みたいな。
体裁だけ整ってるし物としては悪くないけどそこには何も見えてないし見ていない、みたいな。
「この場のために用意した」ものではあるけど「君のために用意した」ではなくなかったですか?白ウォズ好きだよ。

でもまあこれでいくとウールとスウォルツすげえアイス食ってるじゃん、ってなっちゃうのでこれは私の妄想です。敵だけど人間ではあったからセーフか

・ウォズの記憶保持レベル
「使い方はご存じのはず」っていうのをいまだに呑み込めていなくて、
1:この周回より以前のソウゴを知っているから「使ったことあるでしょ」(TVもリセット後周回の可能性)
2:オーマジオウになる少年なら「わかるはず」
3:この預言書の通りだ!ならば…(天賦の才的な奴が)あるはず!!!
どれなんだろ

・ウォズが知っている事
ゲイツがやってくることは知っている、けどそれが「人を動かすという点から見た”予定”にあったこと」なのか、「預言書に書いてあるそれまでに起きた事の再履修の一部」なのかでちょっと変わるかもしれない。
ゲイツは赤いタイムマジーンを使っている。だからゲイツが2018年に飛んだらしい今、ソウゴを襲うのは赤いロボットだろう」っていうだけかもしれない。
ウォズも知らない事、意図的に知らされてない事沢山ありそう。預言書っていうか報告書?それを書いた人間がいるってこと?

ウォズが時々「なにこれ知らん…」ってなってなけど、それはウォズが知らないだけでウォズ以上の存在は知っているということはないかな
預言書は未来のもので、過去を変えたら預言書の内容が変わるというのもあるけど物品として存在した元々の時代、
ウォズがそれを手に現代に来るより前にどんどん書き換えられていったらそれも変わる原因にならないかな。
ん?でもそれって結局過去が変わってるわけで、でも過去が変わるから未来がかわって、あれ、何?もう、何?


・オーマジオウの思惑とどこまで知っていたのか、オーマジオウ自体に現れる変化などはあるのか
TV本編のソウゴくん=2068の高岩オーマジオウなのか。それなら高岩魔王の記憶も都度変わっている?
バールクス=オーマジオウではなさそうだし、クウォーツァーが人智を超えてしまったオーマジオウを始末でもしようとしてるのかな…
ここらへんはわからない…

オーマジオウを消滅させることがオーマジオウの望みではないのか
オーマジオウになって最低最悪になったソウゴくんが過去にとっての未来を(ぐるぐるする)変えることで最高最善に至ろうとしている????
過去の自分を助けたり殺さなかったりっていうのは地続きの自分が死んでしまう事になるからやらないのは当然だけど、
平成ライダーの墓守であるオーマジオウがオーマジオウでなくなる可能性?
最高最善に導くのが最低最悪の魔王なら、最低最悪の魔王も最高最善なのかもしれない。
「最」って文字を見すぎて目がおかしくなってきた。

・パラレルラトラパンテはどこまでどれくらいいけるのか
オタクを苦しめるパラレルラトラパンテ、作中での言及は一切なく公式サイトのオーマジオウ2019の装備品紹介のみをもって苦しめられている
じゃあ変身した瞬間に全部わかっちゃうじゃん、って すべてのライダーっていうのがどこまでかかるかわかんないけど、
別軸の話まで当然にわかってしまうのなら、オーマジオウになった末の未来やOQみたいにどうにかなった世界も見ちゃうわけで、
そしたらもう友達も死んで世界もボロになって、リセットしないとだめだ、未来を創る、開くにはこれだ、ってなっちゃうね
オーマジオウの能力が創造と破壊だってそれまでのオーマジオウは気づけなかったのかもしれない…
パラレルラトラパンテがどこまでのもんか知らないけど、冬映画のソウゴくんがやたらと悟った顔してるのって、自分自身の一旦の消滅(リセット)と
友人たちの目の前での死とウォズのすべてまでを知ってしまっているからなのかな。だとしたら悲しいな
ゼロワンの前でレジェンドとしてどう立ち回るんだろうか。

ツクヨミをもっとください
ツクヨミの情報が少ない。王位ってなに?わからなかったわけじゃないけど別の世界にだけ及ぶ力なのか、それとも全てに及ぶレベルなのか、
ツクヨミの能力って結構根が深いきがするんだけどスピンオフとかやらないんですか TTFCでもいいので

・「ジオウ」になる話だった
ソウゴは人間の彼の名前で、ジオウは王(神様)の彼の名前なのかな。少なくとも本編中では名前=ライダー名でそれがソウゴ君にだけ不適応なので
こういうと語弊が多分あるけど、王の器でったソウゴくんが要素であるウォッチ(力)を蓄積していってその器を満たして「ジオウ」になる話っていうか
借り物と使役だった関係から自己の力にするっていうかそこにいたるまでの話っていうか…
まあJUNONと人々が選んだ一人の少年を東映が一年かけて魔王にしたマジもんの恐ろしい話だったな…


ここからは私が勝手に役者さんのフィジカルとキャラクターを絡めて感じ入っただけなので読まなくていいです
役者さんが撮影が進むのと並行して徐々に体格や顔つきが変わってくるじゃないですか。
なんかそれが作中でのキャラクターの成長と連動していていいなあ、と思う。
新人起用の理由にそういうライブ感や共感性もあるんだと思うんですけど、なんかよくないですか?
ゲイツに筋肉が付いたりなんだりして「栄養状態がいいんだ…」って勝手に泣いてた。
あと洋服が変わるたびに「お買い物に行ったの…?」ってなってた。



あたまをひねって考えをまとめたり人に伝えられる状態にするのはとても楽しい。ただ、忘れてはいけない事がある。
制作の都合ってやつ!!!!!!!!!!
ゲイツ」の綴りがなんで語源通りじゃないのか?に対して「文字の収まりが悪かったので」という回答が飛び出すこともあるので、
・未来人の衣装→制作の都合(急に衣装を替えると子供が混乱するのでは)
・色合い→制作の都合
・演技→現場での「いいね」
とか、適当やなんとなくが無かったとしても感覚的な物や直感的な物、デザイン面の都合や画面構成とかで決定されたところは絶対にある
なので、考察して詰めて詰めてウーン!と思っていたところにそこまで深い理由とかが無かったりもするのではなかろうか。
でもいいんだ、考えてる時が楽しいから。


*
そうだ、もう一つすごく大事な事を書きたくて…
DA PUMPファンのみなさん、いつも優しく見守ってくれてありがとうございます。
先日流れて来たツイートで特撮オタク向けタグやワードを盛り込んだうえでP.A.R.T.Y.の歌詞入りタオルの販売を教えてくださる人が居たり、
トレンド入りに絡めて特撮オタクに温かいコメントをくださったり長年の活動はやはり良いファンに支えられての事もあってなのだろうなあと思います。
むしろOQのHAPPYさを加速してくれたのはあのEDテーマあってこそではないかと個人的には思っておりますので、とても感謝しております。
弊社ジオウが御社のバールクス様を倒した件につきましてはISSAという中の人を思うと複雑な気持ちですが、
映画のみでの敵ライダーとしては屈指の「もったいない」と思うカッコよさでライダー史に名前を残していったライダーだと思います。
どこを代表して発言してるんだよと思われるかもしれませんがファンの皆様並びにDA PUMPの皆さまには
「これからも都度、事あるごとにP.A.R.T.Y.ではしゃぐのでよろしくおねがいします」という気持ちで行かせていただければと思います。

考察記事のはずがDA PUMPとファンの皆様への感謝で締めてしまった。
うーん、うーん、あっそうだ



仮面ライダー龍騎を見てください



おわり


この記事は冬映画及び冬映画公開以降の発売書籍とか諸々の要素が入っていません。円盤発売後等の解釈とは全然違うと思います
でもライブ感と混乱がおもしろかったので誤字脱字と単語ミスだけ直してそのまま投稿します
さーーー書籍読んでこれがどう変わるかな。
白ウォズとかについてもあったんだけど「サングラスを袖にしまっている」とかだったので見なかったことにしました。






急募:レインボーを掛けるお仕事

終わらないで平成

 

(ジオウの解釈記事を出そうと思ったけど文字数の単位が「万」になったので取りやめ、令ジェネへのお気持ちをしたためています)

 

平成平成って、なんなんだ?いつまでも平成ネタをひっぱるんじゃない。往生際が悪い。
いくらお祭り騒ぎが好きなツイッター民だってそろそろ食傷気味で呆れているだろうし、もうそろそろへいsエッビバディ…シャッフルシヨ…


助けてくれ
仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーションが公開されてしまう。

いいんだけどさ公開してほしいし。

 

「夏映画の世界軸だったら平和でいいな~あれかな?平成を無事に完結させることができてラストにゼロワンが来て平成の残留物の仮面ライダーパパイヤを打ち破って令和が来たわけだから令和のピンチをソウゴくんたちが助けにくるのかな?」とか夢みてえな事考えてた。
甘くなかった。

普通にあの「ハッピ…ハッピーエン…ド…!…ハピ!?アアアッア」って終わりのTV軸だった。多分。


しかしあのネタバレの鬼のてれびくん様をいくら凝視してもゼロゼロワンがかっこいいのと山本さんがかっこよすぎるのとウォズの髪がすげえ長い事以外よくわからない。

っていうか公式サイト鬼簡素じゃない?私だけ?私だけディープウェブの令ジェネ公式とか見てる?
てれびくん様ってこんなにネタバレ少なかったっけ?販促が絡まないからそこまで先取る情報もなかった?不安だよいつも通り漏らしてよ…(?)

 

ジオウ=平成という図式なので、ジオウがファイナルとか次への引継ぎとかしてるとハマるの遅かった組としても「ああああ終わるな終わってくれるな」
と「女々しくて」のPV冒頭の男並みのリアクションしかできないんですけど、平成もう終わってんだよな法的(?)には。
ここから先は未知っていうか非合法未認可の平成っていうか、よく考えたら平成ぶち抜いてたけど平成だな?みたいな。響鬼だけ縦書きだな?みたいな


作品終わったらキャストブログとかツイートとかイオンの売り場とかから残り香を吸って薄れていくそれから彼らのいない日曜に慣れていくしかないと思ってたんですけど全然終わらねえな平成。
年号を私物化するセンシティブさをグーで殴りながらライダーというトレーラーヘッドに25mクラスのコンテナつけてキャタピラ履いて走るみたいな事してるじゃん。手びねりで平成を作るのやめろ!!!


ハッ…なんかお金を払わなきゃ!!!!と思ってビャーーって走るジオウがついてくるチケットとガトリングヘッジホッグと大はしゃぎクワガタみたいなキーがついてくるチケット買っちゃったんですけど、
何?どういう衝動?混乱してDVDの発売日1/8も仕組まれてるとしか思えなくなってきた。1/8に発売されたらまた平成が始まってしまうその日付は。
年末年始ずっとジオウにお金払ってるけどどういう経済?ジオウで経済って回ってたりする?
一回財布を開いたら最後っていうか瞳が合えばもう離せないっていうかI just lose control もう止められないっていうか口に含んだ禁断の果実?見ぬフリかもぎ取るか?現代はさながら戦国?
ゲイツマジェスティも来るし2.5の推しは刀剣乱舞に出演決定するし(死んでも行く)財布スッカスカなのに頭パンッパン。ゲイツ役の押田さんの業務中のタンクトップ率の統計とか取りたい。

 

どうすればいい?何…?口を開けば「は…?」「何…?」しか出てこない。
入場特典のシークレットも何が出るのかドキドキ通り越して虚無になってきたからウォズが持ってる近所の肉屋のポイントカードとかでいい。パン屋とかでもいい。
ウォズ人気ヤバスギだと思うのでほんと渡邊さんが海の向こうでブレイクして逆輸入とかそういう路線に乗ったり国内で今以上に忙しくなる前に初主演映画としてウォズのVシネクストを制作して欲しい


ウォズのレジスタンス時代とかオーマジオウ絡みとかやることいっぱいあると思うし赤ウォズもステージだけではもったいないからもっと見たいし、
ずっとジオウ見ていたい。令和と平成を、2つの年号を同時に使ってはいけない法律とかはないから思う存分にやってほしい。どうしたら作ってくれる?やっぱ株主?


それはそうと今朝、「全力坂」という番組にツクヨミが出演して界隈が騒然とした。「ああ、しえりさんね」じゃない。「ツクヨミ」だ。
美女がハァハァ言ったり汗ばんだり弾む肢体を楽しむ番組かと思っていたら、露出ゼロの鉄壁ヒロインどころか
変身後のガワの仮面ライダー状態のツクヨミまで走るらしい。
どこにハンドル切ってる?乳房の揺れとかを楽しみにしていた人とか急に美しき最強のヒロインが走ってきて泣かない?浄化されて消えそう
完全に「アナザーライダーよ!!!」って言いに来る時のダッシュじゃない?令和って平成以上に怖くない?どういう発想で全力坂とコラボしてガワまで走らせた?

 

奥野さんは黒髪になってなんかよりいっそうパッケージ状態の魂のステージの違いが露骨にっていうか人の子であるのか?みたいな神性を得てしまっていて震えるし
どういうこと?そしてやっぱり私の推しの二号ライダーはおそらく命が掛かってきてるし、まとめて「いいなあ」と思っていたチーム滅亡はえらいことになってしまった。
こわい、ニチアサこわい。出勤前に見れる!とかじゃないもう。大人になって恐れや後遺症というものを知っているからこそ生まれた畏怖
もう何かを失ってそこから回復できる体力なんかない…もう…もう…今龍騎も再マラソンしてるし…


もういっそ思いっきりなクソ映画であってくれ。思わず知人との通話でそう弱音を吐いた。
評価をしたいわけでもないし出されたものはとりあえず食う主義なので、どんな内容が出てもちょっと考える時間を持てば「ウム!」とできるお得体質で、
でもこう、きれいに終わられたら本当にそれで終わりっていうか、そんな気しません?せん?知らんけど。
ハッピーエンドであってくれ。もしそうでないならP.A.R.T.Y.を流してくれ。静脈からP.A.R.T.Y.を流し込んでくれ。
DA PUMPのファンの皆様にはもう少し見守って頂く事になるけどほんとにP.A.R.T.Y.はどんなミラクルも起こす幸せな魔法なのゆるしてノベライズまでは大目に見て


冬映画雑誌、超大全、ディアゴスティーニみたいな冊子、夏映画DVD、オーマジオウベルト、メモリアルライドウォッチセット、ゲイツリバイブ、ギンガファイナリー、特写、ファイナルDVD、
ゲイツマジェスティ、そしておそらくあるであろうダイナーのフェア、そしてゲイマジェDVD、4月で終わる…?ハハハ御冗談を!!

 

私はここで龍騎見ながら待ってるのでVシネ仮面ライダーウォズまでください、よろしくお願いします。

 

 

生まれて初めてスーパーライブに行ってきた話と己について考える

 


今日も脳から直接アウトプットしようと思う。

 

皆さん、「仮面ライダースーパーライブ」というものをご存じだろうか。
私は知っていたような知らなかったような気がします。
結論から言うとすごかったです。実質無料でした。

要するにヒーローショーなんですけど、地元に今放送中のライダーのショーが来るというので
日劇場版を見て平成ライダーへの熱情(パッション)が炭火から爆発に至りそうになり、
この日ならどうにか、と仕事を調整して終日休みにしてチケットを取った。
「まあ子供のための興行だから満席になりそうだったらやめよう」とか思ってたのに、
開催数日前になってもS席が買えたので買ってしまった。3000円プラス発券手数料。
二度見した。

一回八千円くらいの演劇チケットならもうノールックで買ってしまうものの、
いざ手元に来た額面を見たら「!?やす」となってしまった。
それもそうだ、これは子供のための興行、当然保護者もいる。じゃあ安価(比較的)なのはおかしくない。やす…


どんなもんだろうかとジャスコでのヒーローショーでしか経験がないなりにそわそわしながら当日を迎えた。

 

現在では記憶がおぼろげな部分も多い物の、私は女児向けとされた作品よりも平成ライダー前半で育った。
無常や理不尽や孤独、優しさや強さ、そして人は案外急に死ぬし敵にも敵なりの正義と信念があると学んできた。
クウガから見ていた。そして物心ついて記憶にはっきりと残っているのが龍騎だ。


ご存じ龍騎、劇場版など新しい試みととにかく多いライダーでご存じの方も多いのではないだろうか。
私の赤青キャラ推しはここから始まっているのではと思うほど深く食い込んでいるし話が重い。
今見直してみても思い。重いしきっちり死ぬし戦いは終わらない。助けてくれ。
逆に平成ライダー後半は仕事を始めてから視聴から離れてしまったためあまり存じ上げていない。
とにかくジオウの履修をあれから50%まで上げたのでいささかの不安と以前よりもある自信をもっていくしかない。

 

幸いにも台風はまだひどくなる前で会場最寄りからテクテクと徒歩で向かった。
商業施設が並ぶ地域だが、会場に近づくにつれてちびっこ濃度が高くなる。
なんなら前を歩く子供は全身をライダーファッションで固めているし、さっき横断歩道で合流してきた子供はライダーキックの最中に完全に空中に静止する練習に余念がない。
そういったこどもは増えていく。どんどん合流して、会場入り口で山となった。
オープン15分前ではあるもののすでに長蛇の列だ。「こどものための催事だしな…」と物販もそこそこに見ていたので、正直油断していた。
入場後に物販があるため物販目当てか、単純に子供連れだから早めの行動を心掛けたのだろう。とにかく長蛇も長蛇だ。びびる。

会場内の地上と地下とをとぐろを巻くように作られた列に並び入場を待つ。ちなみにこの後物販列が再成形されたが、これもすごかった。


子供はノンストップだ。空腹やトイレも訴えるし、踊るし歌うし、常にどこかしらで誰かが変身している。
子供向けジャンルに足をつっこむとわかると思うが、子供というのは親がいかに見ていようが抑えようとしようが制御などできない。お疲れ様ですほんと…

 

あと「おれは男だから女子のトイレにはいかない」と足を猛烈にクロスさせながら抵抗する男児に対し、「俺は漏れそうだから女子トイレに行くぜ」と言い切った君、かっこよかったよ。

なんやかんやあって「これが買えればいいかあ」と思っていた平成の1号ライダー集合絵のタオルを購入し、座席へ。S席なかごろの通路でした。
身軽な子供に対して子供の荷物も物販も持たなければならない保護者の悲哀がよく見えて本当に大変だなとしか言いようがない。

詳細なストーリーはあんまり書かないでね、みたいな事が公式に書いてあった気もするのであまり書かないが、
ステージは二段、スクリーンが設置され、レーザーとスモークの設置など標準的なライブ設備の簡易版のような感じだ。

 

開始したらもう、すごかった。
「司会のお姉さん」を久々に見た。

お子様へのお願いはよく聞きやすい通る綺麗な声で、保護者へのお願いはトーンを落としてマジに、プロってすごい。
しっかりと物販の告知もして、お姉さんは去ってゆく。そして本編が始まる。
舞台は黙って静かにじっとして、が基本だが、これは違う。全編応援上映。応援はライダーの力になるから、いつでも「がんばれ!!!!」と言ってOKだ。


そして私は開始数秒で白目を剥くこととなった。
前述の通り、「とれなかったらあきらめよう」くらいの期待値だったので公式サイトも日時と物販、興行についての諸注意くらいしか見ていなかった。
推しライダーが普通に出てきて奇声を上げる所だった。これについては後で書く。

 

セリフの言い回しやストーリーは「テレビえほん」くらいの簡単なものだが、内容がないわけではない。普通におもしろい。なんだこれ。
あと敵サイドの造形がやたらいい。あの敵はイベント限定エネミーなのだろうか?ボスがすごくかっこいい。
敵の幹部のキャラ構成も敵たるパターン構成の基本に忠実なものではあるものの、それだからこそできる運び方もあり完全に油断していた私は一気に心がキッズになってしまった。
ソフトなアクションが続いたと思ったら2m下に落下→立て直しをして見せてくれたり、普通に「おおっ」となる動きも見せてくれる。
会場の大人の「おお…」という低い声が何度も上がる。

演出は特効がない分シンプルの極みに見えるが、
変身や転換のすべてが人力でありながらも熟練の手品のように綺麗に決まる。

本当にライダーが消えたり、出てきたり、フォームチェンジしたりするのだ。

その上にある平成ライダー前半のファンにも優しい(厳しいんだけどさ)展開に心臓が捻転しそうだった。


そしていいところで休憩タイムに入る。二時間程度の上演だった気がするが、子供の忍耐力と膀胱は待ってくれない。
私の衝動も待ってくれない。私は物販に走る。LinkedHorizonの時に来たことがあるので最短距離を競歩で移動した。
「ペンライトをください…」と言った瀕死の私にも物販のお姉さんは優しい。”仕事ですので”というワードのありがたみを感じる。
物販はまたも長蛇の列だ。ライダーと握手ができる権利がついているおたのしみセットのせいらしい。
ちなみにこの握手会の権利が入手できるセットは休憩後には完売していた。「こどもが優先」と思って買わなかったのは正解だった。

 

着席し、点灯確認をし、しばしのイベントタイムとお姉さんのアナウンスの後に後半は開始された。
嵐のような時間だった。お、おもしれ~~!!!
あとこのペンライトすげ~~~!!!なんでつけっぱなし推奨なのかと思ったらこれ、制御入ってるすげ~~~~~!!!!!
ガンバレー!!!ガンバレー!!!!とひっきりなしに聞こえる会場でライダーは最終決戦を迎える。
テレビ放送なら折り返し地点くらいにあるであろう定期敗北もはさみつつ、序盤は雑談も多かった客席が応援する声だけになっていく。


こんなにピュアな空間があるのかよと泣きそうになったところで別の理由で泣きそうになった。
自分が居る座席から見える位置に、推しライダーがいるのだ。後方10席ほど挟んではいるものの、そこに「いる」のだ。
ギエッ!!!!!!!!
前を見たらいいのか、後ろを見たらいいのか、体をひねってテニスの審判に転職するレベルで左右を見た。


舞台では決着がついた。それはしっかり見た。そして振り向いたらもう、推しはいなかった。夢だったのだろうか。

そして私は、午後の部のチケットを買った。奇跡的に同じ縦列の後方が残っていて、イチかバチかだとそこを買った。
午後の部、その席はドンピシャだった。申し訳ないが、午後の部は現行ライダーよりも彼に注目した。
ほとんど真後ろに立った推しライダーはボロボロだった。あちこちが割れ、剥がれ、傷だらけだった。
ここで「うえっ」とでもなれば私もいっぱしの大人だったのだろうが、もうなんか変なスイッチが入ってしまったので
「あれからずっと戦い続けてきたんだな…!!!!」「私の知らない戦いがあったんだ」「戦いはまだ終わっていないんだ」と勝手に感極まっていた。

 

推しライダーは公式ホームページでは「このほかにも ライダーがでてくるぞ」的にまとめられているので名言を頑張って避けてきたが、
電話を掛けてエンディングを選ぶタイプのライダーだ。そりゃ涙も出るわ。まだ戦ってるんだもん(?)
とりあえず正気の状態でボロボロになってるんだもん。そりゃ現実といろんな物を混同して泣くわ。

ショーは終わり、ペンライトを握りしめてライダーたちを見送った。
お姉さんが握手会のお知らせと誘導をしている。子供たちの元気な返事が「俺はライダーと握手をする」という意気込みを感じられていい。


私も返事をした。手元には握手会セットがあった。もう子供のためにとか言ってらんねえ。俺は概念ライダーと握手をするんだ。

 

 

■そして握手会へ
「前に並んでいる家族の連れのフリをするしかないのか…」と思っていたが、私の中のソフビ抱きしめおじさん(前の記事参照)がビンタしてきた。
何も恥ずかしいことではない。一生に一度、会うか会わないかの観客に何を遠慮する事があるのか。堂々と行け。
私の中のソフビ抱きしめおじさんは今日はゼロノスではなく、マント付きの方の仮面ライダー騎士を抱きしめていた。限定だったので持ってないやつだ。

堂々と並び、三次元推しに接する時と同じように手のアクセサリーをキャストオフし、荷物の上げ下ろしで鍛えた腕に握手会セットの袋をひっかけた。

 

ら、らいだーだ!!!!

スタッフさんたちが速度が遅すぎも早すぎもしないように適度に調整している。握手というよりも掌の握り合いだった。
分厚いはずのヒーロースーツは熱かった。中にはしっかりと人間の手があった。

もう蒸気がすごかった。割れたところから汗が出る出る。汗飛んでくる飛んでくる。

前のお母さんが退場後に「汗…すごかったね…大変だよあれは…」と言っていた。

すごかった。
仮面ライダーなどの等身大ありのヒーローもののいいところはここだ。

ふわふわのマスコットキャラは中に人間の手があると子供の夢を壊しかねない。
しかし彼らは生身の人間であるという前提があるため、ガッチリと握手ができる。


わーうれしい!ではなくもう、そぉい!そぉい!という勢いで手を握ってきた。
順に、若手俳優のイベントのように、懇親会のように、業務締結した先のように、ただのファンのように、そして最後、仮面ライダー1号には
かつての幕末Rockのリリイベの時の山岸さんの時の勢いで握手をしたら1号も ガッチィィイイ!!!!と握ってきたので笑顔になってしまった。
大人なのでスマートに退場した。

興奮でホッカホカになったので台風由来の雨にでも打たれてやるかと思ったら、一滴も降ってなかった。

ああ…いい…日だ…(グッズが濡れなくてよかった)

 

------------------------------ここからは考えた事とそのメモです----------------

 

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