A-turn Family Project’s Blog

2020年。東京から秋田県大仙市へ家族で移住。秋田移住(A-turn)の旅へ!

初!下関への帰省と約20年ぶりの母との再会

約5年ぶりの下関への帰省と約20年ぶりの母との再会のお話✍️

居場所づくりや講演、書籍を通していつか自分の経験が誰かの勇気に繋がれば、と思い途絶な地元暮らしについて赤裸々と綴っております😌笑。
私が今回心のケアを学び直したい、それが生きる役割のひとつだと気づいたきっかけのバックグラウンドです。髙梨商店とは全く関係ない個人的な健忘録です。

秋田へ移住してから初めての実家下関への帰省で思い返した実家の記憶について。気になる方だけお付き合いください。

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帰省の目的は、大きく過去の整理と未来へのビジョンづくり。

過去の整理とは、昨年亡くなった母代わりだった祖母のお墓参りと、空き家になってしまっている実家の片付け。そして一昨年に脳出血で全麻痺状態になってしまった母親との20年ぶりの再会。

未来へのビジョンづくりは、シェアハウスに住んでいた20代に出逢った吉武大ちゃんが俵山ビレッジという名のエコビレッジを創っていると知り、何か近いものを感じて魂が呼ばれたから。

タイトに予定を詰め込んでいざ出発🛫
よく「どうやって帰るの?」と聞かれるけれど、今回は仙台空港まで自走🚗→福岡空港まで飛行機✈️→下関までレンタカー🚙という経路にて。

子連れ旅だと、ご飯にも休憩にも時間がかかり、移動で丸一日潰れてしまうので、滞在は実質2日間。

下関に到着し、まずは母の面倒をみていただいている叔父宅へ。
もう下関に残る親族は彼しかいない。父親のように幼い頃から気にかけてもらっていたが、当時男子校の数学教師だった叔父は難しい人に感じてあまり好きではなかった。
そんな叔父も齢70を迎えてすっかり人格が丸くなり、本来の人情深い性格に戻っているように感じる。

我が家は仏教の浄土真宗の信仰が深く、私は「さとり」をひらく子という大変尊い名前を命名いただく。 
しかし、母が浄土真宗に心が奪われてしまったせいか、若い頃は仏教を敬遠していた。

仏壇に向かいおばあちゃんの遺骨に南無阿弥陀仏を唱える。
96歳で老衰で眠るように往生した話を聴く。母や私のことで苦労が絶えなかった祖母が苦しまずに往生できて良かったと思った。
まるで法事の時のように親族の近況を聞いた。

ゆっくり下関に帰ったのは、10年以上ぶりかもしれない。久しぶりに帰った実家の周りの風景は私の育った地元から一変していた。

都市開発が進み、田んぼだった場所には新しい道路と大型ショッピングモールが並び、中学校も移転していた。点々と見覚えのあるお店もあるもののまさに浦島太郎状態。

自分の町ではない感じがして、ここに私の居場所はないなぁ。というような少し寂しい感覚。
秋田の自然豊かな田園風景の方が安心するし、髙梨商店はすっかり心身共に私の居場所になっている。


その後、空家になった実家で最後の写真の整理をした。祖父母の形見を持ち帰る。

その足で母の面会へ。母は昨年脳出血となり生死を彷徨った。麻痺が強く、自力では手が動く程度で、経鼻栄養。耳は聞こえるが視力はほとんどない寝たきり状態だった。意識レベルのアップダウンが激しく、朦朧としている日々もあればはっきり言葉がでる日もあるという。

私たちが逢いに行った2日間は、はっきりとした発語は聞き取れなかったが、存在を理解して手を伸ばしてくれたり涙を浮かべる反応がみられた。

みんなで一生懸命に語りかけたり、私も2人きりの時間に産んでくれてありがとう、と伝えることができ、手を握って目頭が熱くなる。

母の人生を想像すれば、胸がつぶれる思いになり、人間が生きる意味がわからなくなる感覚に襲われる。主人が話を聴いてくれたことでその日は少し楽になった。


正直、実家に良い思い出はほとんどない。
父親は産まれた時からおらず、認知もされていないから誰だかわからない。
母は私の出産を機に精神を患ってしまった。私を出産後、まもなく統合失調症(当時は精神分裂病と呼ばれていた)になった母の話である。

みるみる症状が悪化し、ひきこもりで風呂にも入らず一日中手を洗ったり、幻聴幻覚で仏教の話をブツブツ言っていたり、同居の祖父を毛嫌いして顔を合わせれば発狂したり、気に入らないことがあれば、祖母に暴力を振るったり。
まだまだ恐ろしい記憶しかないけれど幼い私にとっては恐怖や悲しみでしかなかった💦近所の視線も辛かったのを覚えている。

そんな母は娘に異常な執着心があり小学校入学まで軟禁された私。祖父が撮った写真を見ると幽霊のように白い。

私を見えない敵から守ろうと入学式に連れ出した祖父を包丁で刺したりと、あわや昼ドラかと思うような小学生時代のはじまり。

私がしっかりしなければと強く思った。

学校は楽しかったけれど常識がなさすぎる私は対人関係がわからなかったし、劣等感が強かったのを覚えている。友達とはすぐ仲良くなれるほうだったが、合わせるのが苦手で疲れてしまう。ひとり絵や文章を描いたり音楽を聴く時間が好きだった。

その後も母の存在のストレスは凄まじく、祖父は胃潰瘍になり、気付けば癌が全身に転移して、死際に母の名前を呼びながら私が11歳のときに他界。

祖母ひとりでは母の面倒が見れず、母も通院していた精神病院へ入院となる。

以後、昨年の脳出血に至るまで30年近く精神病院で彼女は生活している。成人になってから何回か面会を試みたが、面倒をみる覚悟がないならやめたほうがいいと叔父から制限され、その通りだと思い距離を置いていた。

母の入院後、長年、小屋に追いやられてストレスで白米ばかり食べていた祖母も後を追うように重度の糖尿病と診断され入院。
なんと私は中学一年生で実家に一人暮らしになった🏠
そのとき、周りに相談できる大人や、楽しい世界を魅せてくれる大人がいればどんなに救われていただろうか。


数ヶ月の一人暮らしの後、病状の良くない祖母との2人暮らしが始まる。
その頃、絵に書いた優等生だった私の心は、既にボロボロだったんだろうと思う。
拒食症になり育ち盛りの中学3年間で7kg程痩せて30kg台のガリガリに。それでも太ってしまったら自分には価値がないと思い苦しかった。

また、全く自慢にもならないが母は優秀だったという。男尊女卑の強い時代に、進学校で成績優秀で東大の医学部を目指すよう先生から後押しされ、九大を出て東京の一流企業に就職したらしい。その血をひいてか私も成績は良く進学校に入学した。

しかし心の違和感はつのるばかり。
過食嘔吐や拒食を繰り返す。
うちは貧乏だから大学に進学できない、早く働かなくてはと思い込み、禁止のバイトに明けくれて、だんだん勉強する意味も見いだせなくなり。
週末はお酒を友達と飲んだり夜遊びばかりして停学になってばあちゃんを泣かせたり、他校からは優等生のレッテルを貼られたただの化粧の濃い小娘だった。

それでも進学は看護師になるためのエリートの専門学校を選択。理系で数三、数Cまで無駄に勉強していたので試験は楽勝だった。


看護師になろうと思ったのは、幼いころから祖父母や叔父に「これからの時代は女性は資格が大切だ」「人に役立つ仕事につくように」と言われていたこと。また家族や自分が経験している病気が何者なのか知りたかったから。

看護学生時代は勉強や実習やバイトと寝る暇もない大変な毎日だったけど充実していた。

この後、私は20歳で休学して、お水バイトで貯めた100万円を握りしめて世界一周の船に乗ったことをきっかけに一歩ずつ自分らしい人生を歩めるようになっていく。


そして看護師となり上京するが、挫折を経験。ただ、当時シェアハウスに住んでいた仲間に恵まれ、キッチンカー事業を24歳で立ち上げ、今に至る。

思えばこの頃の私は看護師として働くためには精神的に未熟で、心のコップはまだカラカラだった。摂食障害は徐々に軽快し、長女の妊娠を機に自然栽培や、オーガニック、パーマカルチャーの世界と出逢うことで食の本質に癒されて完治している。

今も食べるより作る方が好きだし、一日1食でも全然平気だし、昨今の健康ブームでプチ断食推奨説なんかもあって随分と生きやすくなった笑。
飲食店経営しているのに、おかしな話がたくさん。今やもう他人に話せない話はほぼない。

 

誰もがそれぞれの人生のストーリーを生きてきて今があるよね🍀
過渡期で生きづらい日本の今を共に生きるすべての人が支え合い、表現し、それぞれの幸せを見つけられますように。
そして、少しでもそのお手伝いができたら、私は幸せです✨

そのために、これからも心身共に癒され楽しめる居場所づくりの活動を続けていこうと思います。

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2024年始まりました🐲

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🎥2024年のはじまりに、旧年10月に開催した髙梨商店3周年朝市イベントの編集映像が届きました❗️ご支援、ご参加いただいた皆さまありがとうございました✨

何度も見返した後に感じた胸の奥の何かを掴まれたような。私たち自身にも気付きをくれる作風はさすがのアウトクロップです。

内容はおまかせだったのですが、大きなプロジェクトの1日が終わって抜き切っていた瞬間のインタビューがメインに使用されるとは。「100年残るようなコミュニティにしていきたい」なんて、大きなことを言っているわたし。

一見、髙梨商店が種を蒔いた芽が100年育ち続けて大木になってほしい、というように聞こえるかもしれない。そう解釈してしまえばなんておこがましい発言で、本意は全く逆。

私たちの存在は過去と未来を繋ぐ、現代の蜘蛛の糸にすぎないと思っています。過渡期を生きる時代に、懐かしい未来を紡ぐための糸。

髙梨商店の土地が、高梨神社の跡地であり、この土地を守る宮司さん兼教師家族が住んでいた由緒正しい家であったこと。

家柄や学校前の立地から寺子屋や施設図書館として地域に解放していた由来があったこと。

そのストーリーの美しさに惹かれて、ここのパワースポットの力にあやかり、現代のニーズに合わせた居場所づくりを、ただやりたいようにやらせてもらっています。

私たちが小さく始めた髙梨朝市も、こども食堂も、音楽ライブやワークショップ、日々の食堂営業もすべて表現の場づくりであり、大切なものを繋ぐための活動でありたい。

懐かしい未来をコンセプトにしておきながら、100年後、2124年のことをリアルに想像したのは初めてでした。時代のニーズはきっと今とは違っているでしょう。

日本の総人口は、海外からの流入が進んだとしても100年後には4973万人へ減少し、100年前(1920年)を約600万人下回る見通しだそうです。
15歳未満と15~64歳と65歳以上の比率は、2020年の1割:6割:3割から、2070年には1割:5割:4割となり、2120年までおおむねこの比率で推移する予測です。

人口が半減し、IT化が進み今ある仕事がなくなり、ひとりひとりの存在意義がより重要視される時代。生涯現役で安全な衣食住を自給自足する力や、人間同士の共感的な支えあいが日本人はさらに必要となるのではないでしょうか。

だから、今の活動は100年後のこども達に役立つものなのかを常に問いたいと思います。

時代のニーズに変容しながら、何かに、誰かに、100年前からこの場所がもたらしていた意味を生かし続けてほしい。それが私たちの願いです。

たとえ明日死んでも、特定の誰かの存在がなくても、紡いできた人々の意思の豊かさと自然の恵みが継がれますように。そのミッションために手放すタイミングと勇気もいつも念頭に置いておくのです。

人間の人生は短くて、よほどの変人以外は記録にも記憶にも残らない。だからこそ、生きていることは素晴らしくて馬鹿らしくて、もっと愛から思い切り楽しむ必要があると思います。

 

そう感じた2024年のはじまり。

最近は、年齢と共に癒しだ養生だとセルフヒーリング寄りな自分目標を立てていますが、今年は平和や安全な未来を「願」い祈りつつ、日々を「楽」しむことを目標に過ごしたいと思います😊

 

最後に今大切にしたい中島みゆきの「糸」のメッセージを。

なぜ めぐり逢うのかを私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを私たちは いつも知らない

どこにいたの 生きてきたの 遠い空の下 ふたつの物語

縦の糸はあなた 横の糸は私 織りなす布は いつか誰かを暖めうるかもしれない

なぜ 生きてゆくのかを迷った日の跡の ささくれ
夢追いかけ走ってころんだ日の跡の ささくれ

こんな糸が なんになるの心許なくて ふるえてた風の中

縦の糸はあなた 横の糸は私織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない

縦の糸はあなた 横の糸は私

逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます。


www.youtube.com

 

 

 

髙梨商店の窓から見る3年目の景色🌞〜ビジョニング編〜

前回記事からの続き。

 

a-turn-project.hateblo.jp

後半は、髙梨商店satori 個人のライフワークバランスやニーズを満たすためのジャーナリングをしながら、(頭に思い浮かんだことをありのままに『書く』ことで自分を知りストレスを軽減しメンタルヘルスを高める方法)と今年のビジョンマップについて綴っていきます✍️

2023年私の大切にしたいことは、『余裕』『流れ』にあります。精神的、時間的、経済的、身体的な余裕がないと判断力もモチベーションも下がるし、何より自分軸の時間を大切にできない⏰やりたいことが後回しになり、どんなに忙しくても焦りや寂しさ、苛立ちを感じてしまいます。

髙梨商店という大切な軸がある以上、どうしても仕事中心になってしまい、自分の健康、趣味置き去りになることも。そうすると上手にアウトプットできなくなるんですよね♻️身体を動かして質の良い睡眠をとって、遊びに行ったり、畑や山登りなどでリフレッシュして温泉で疲れを癒やし、ライフワークへ活かしていくこと。質の良い流れの中での循環を創っていきたい。

そんな象徴的な出来事として、年明け〜現在に至り私は腎臓を患ってしまいました😢五行でいうを現す腎。文字通り、身体の水の流れが滞る病でした。身体が教えてくれた危険信号をキャッチして。健やかに、自分らしく生きたい。日々の少しの余裕と、美しく滞りなく流れる水のようなエネルギーをテーマに。
自分、家族や仲間、自然を愛して丁寧に生きてゆきたい。過去を許し、今を生きるために。2023年は良きエネルギーが流れ、愛で満たされますように。

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ケータイの待ち受けとして創った今年のビジョンマップです。行動として最も頑張りたいこと「太陽と共に自分軸の時間を創っていくこと」「家族」は写真素材、それ以外は今年はもっと絵を通して自己表現していきたいので水彩画素材で集めました🌈。キーワードは「ヨガや瞑想」「水の流れる自然」「farm to table」「描く」「自分を許す」

健やかに起きる朝をイメージ。月と太陽を意識して、なるべく朝日を自然のなかで浴びる機会を増やそうと思います🌞SMILE‼︎

このブログを書いた翌日にhiroはスノボへ、私は乳頭温泉「妙の湯」に置いていってくれました♨️滝を眺めながらと芯まで温まる黄金の湯は最高✨必要なパスをくれるパートナーに感謝です。やりたいことも整理してスッキリ。

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髙梨商店の窓から見る3年目の景色❄️〜リフレクション編〜

あけましておめでとうございます⛩

2023年太陽暦の新年から太陰暦の新年(今年は1/22)までの間に綴っています🎍。

髙梨商店メイン行事であるクリスマスからの正月へのスピード感は年々と忙しなく、旧暦明けくらいにやっと気持ちも仕事も落ち着く感じ。まだまだ気持ちはどちらかというと師走なsatoriです。元旦に素敵な折込だよりが入っていました📮

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髙梨商店の家と土地を譲り受けた、今年105歳を迎える川越さんからのメッセージ🌱

『なんでも手に入る世の中ですが、与えられるだけでなく、自分で考え自分で選ぶこと、その結果が良くても悪くても自分の責任、これが生きる醍醐味です』学校の先生らしい、全てを受け入れて達観したようなお言葉に気持ちがひきしまります。

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2022年は、新しい命の誕生と共に店舗の営業をお休みして、キッチンカー出店仕出し弁当イベント運営を中心に活動しました🚌🍱

キッチンカー出店では、都内で10年間キッチンカーをナリワイにしていた私も、開業当時は秋田でキッチンカーにて生計を立てるのは無理だと感じていました🥺しかしこの数年でコロナ禍によるキッチンカーの増加に伴う需要が相まって、今年は県内の実に様々なシーンや場所で出店をさせていただきました。平日の市役所や病院などのランチ出店や、週末復活しつつあるイベントやお祭りに出店できたことで、出逢いの場が広がり大仙市以外の方々に広く知っていただくきっかけとなったと思います🌱

また昨年はイベント出店にて県内の素敵なお店に出逢う機会が今まで以上に多く、その出逢いがきっかけとなり髙梨朝市や丸子川ナイトマーケットにも出店していただくことができました。自治体を超えて意識の高いお店の活躍の場を活かし、みんなで盛り上がることがそれぞれの地域に良き循環を生み出していると感じています。今後はアフターコロナの世と共にさらに東北や関東圏の面白い人達と繋がって表現の場を豊かにしていきたいです。

そして三年ぶりの大曲全国花火競技大会竿燈まつり土崎祭り、角館の祭りや、六郷の夜市など、秋田の伝統的な祭りに多く出店できたことは、日本人の血が騒ぎ、祭り文化に捧げる町の人々の熱量に胸が踊るシーンが何度もありました。さすが無形民俗文化財日本一の秋田!!

仕出し弁当では、県南初の無印良品店を併設しているイーストモール様にリニューアルオープンと共に9月から週4回お弁当を納品しています。イーストモールは株式会社タカヤナギ様の運営する地域密着型のスーパーマーケットで、質の良い品揃えが充実しています。キッチンカーで定番となった「ローストチキン屋のオーバーライス」や店舗でのランチタイム営業で好評だった週替わりプレートをお弁当として作品にできたことは、スキルアップと今後のお弁当配達などのご依頼に対しても高いクオリティでお届けする自信に繋がりました。

 
 
 
 
 
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イベント運営は、2021年よりスタートアップさせた髙梨朝市丸子川ナイトマーケットを継続させ、よりよく運営することに力を入れました

髙梨朝市は、5・6・7・9・10の計5回。毎回の朝市にテーマを設けることで、出店者もご来場者も楽しめるように工夫しました。ちなみにそれぞれのテーマは「子どもの遊び場」「世界の朝ごはん」「マイ皿で食べよう!地球の朝ごはん」「旬の食欲と芸術」「音楽のあるブランチ〜2周年anniversary〜」

常連様や家族連れも回を重ねるごとにも増えてきて、出店者さんとのコミュニケーションを楽しまれている様子に嬉しくなりました。2022年の目標に「続けていくこと、続いていくこと」を掲げていたため、私たちが朝市の運営を続けていくことで自己表現という形を通して、地域の繋がりがより豊かに深くなり、それを体感する若い世代や子供達も参加していくことで朝市がで未来に続いていくことを願っています。コンセプトである懐かしい未来を私たちが絶やさないよう今ここに懸命に生きながら、子どもたちに懐かしい未来を創っていく。髙梨朝市にはその可能性を信じています。出店料も無料で、気軽に出店できるので、ぜひ一緒に朝市を盛り上げる仲間も募集しています❗️👇👇

髙梨朝市 | 髙梨商店

2023年、今年も髙梨朝市は見返りを求めないgive and give、ギフト経済の精神で5月の第4週より開催予定です。今後のチャレンジとしては、食事のなる木プロジェクトの充実や、福祉連携、パーマカルチャー的要素に力を入れていきたいです。健康な人はより健康に、心身に不調やハンディのある方々も、ここに来るとエネルギーチャージできるようなパワースポットを目指しています。

その背景は私の子ども時代にあり、アイデンティティが確立するまで周りに相談できる尊敬できる大人がいなくて辛い想いを経験しました。あの頃の自分を優しく迎えにいくような感覚で、安心で安全な心身の居場所を見つけるきっかけを創るお手伝いをしたい。どこにいてもそれは私の在り方であり今生のミッションのひとつです⭐️


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丸子川ナイトマーケットでは、hiroや同世代の男性を中心に大曲の有志の皆様と連携をはかり、花火大会や種苗交換会との同時開催により、まちづくりの一環としてのイベントへ大きく飛躍した印象が強くあります。

その結果のひとつに、『秋田民報』2023年1月1日発行の新春号に”大仙市のまちづくりを語る”対談が掲載されました。有志の方々による運営はほぼボランティアで大変な面も見えますが、それ以上の影響力と結びつきが得られているように感じます。今年も4月から始動予定です!

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以上の3つのコンテンツを中心にとても多くの経験をし、店舗営業とは違った速度で走り抜けた2年目。経営的には設備投資や予想外の出費が多く、売上の向上とは裏腹にかなり渋い数字となった2年目でした。以前の事業でも経験したことですが、3年目までは苦しく、安定しないのは当たり前。辛抱と忍耐です。

ただ、うまくいく事業は3年目を境に努力は形となり、経済的・人・物的資源共に充実し、見える景色がガラリと変わりアップデートされるはずです。

今年は、雪解けと共に再開予定の店舗営業を軸に、昨年力を入れたキッチンカー出店仕出し弁当イベント運営をバランスよく取り入れて、髙梨商店に関わるスタッフや地域の皆様の幸福度の向上にさらに貢献できるよう取り組むことが髙梨商店の目標です!

髙梨商店の窓から見る3年目の景色がどう変わっていくか、とても楽しみな一年となりそうです。昨年は、新しい家族の育児と髙梨商店の経営で、正直いっぱいいっぱいになってしまった時が多々ありました。3年目の景色をより余裕のある心で眺められるように、家族がより健康で幸せであるために必要なビジョニングを、太陰暦の新年に向けて進めていきたいと思います。

〜後半へ続く〜

大仙市のここが好き!それを活かしてあったらいいなと思うコト

旅土5ヶ月、みのりもうすぐ10歳。今日も泣き声に叫び声に笑い声にときどきギターの音♪

家事に仕事に送迎に、毎日が2時間くらいに感じて過ぎていく、子育てママはみんなそうではないでしょうか🏃🏃🏃

たびと100日祝い。家族で五城目朝市出店。みのり店番も慣れてきました。

先日ご縁あって「大仙市移住定住促進アクションプラン」の移住支援検討会議の移住者委員にお声かけいただきました🙇‍♀️

大仙市に来て2年、コロナ渦でも髙梨商店としてお母さんとして地域のルールを少しずつ咀嚼しつつ、まず自分たちに出来ることから続けてきましが、最近「まちづくり」に触れさせていただく機会や視点をいただくことが多く夫婦共にとても勉強になっています🙏

正直なところ、専門分野でもプレゼンテーターでもないので会議で十分な意見が言えず申し訳ないなぁと感じてますが😅、お店を営んでいるからこそ聞こえてくる同世代の声や、この地にはじめて足を踏み入れるからこそ見える移住者視点もあるのかなぁと飛び道具になれば本望です😂。実際、子育て世帯から選ばれるまち大仙市ってどんなまちなんだろう??

課題から施策が考えられることが多いとは思いますが、私はたくさんの「好き」が集まることが魅力的なまちの一歩だと思ったので、

「大仙市のここが好き!それを活かしてあったらいいなと思うコト」衣・食・住・仕事・コミュニティに分けて考えてみました🙌

<衣>お下がり交換所、移住者に学校制服一式プレゼント❣️

私の住んでいる旧仙北町は、1支部から10支部までの部落に分かれていて、それぞれに子ども会があります。ここ2年間は活動が控えめでしたが、子ども会があることで夏休みにはBBQしたりラジオ体操したり、と日々の情報交換の場になっていて助かっています。地域のお母さんは気さくな人が多く、特に嬉しかったのはお下がりをいただけたこと。雪国ならではのスキーグッズや下の子が産まれる時には、衣類やチャイルドシートなどたくさんいただきました。お下がりって物語があってコミュニケーションツールのひとつだと思います。髙梨商店でも朝市でお下がりの回収始めました☀️丸子川ナイトマーケットにてお下がり交換所に出品しています。

もうひとつ、学校指定の制服や体操服は転入してすぐ必要なものになると思います。買い揃えると一式10万くらいすることも。予想外の出費💦お下がりでも、新品でも、プレゼントしてもらえたらすごく助かると思います👔

<食>日本有数の米どころで、学校給食において100%オーガニック米使用🌾

大仙市に来て感動したことのひとつ。お米が美味しい🌾✨日本人の主食である稲作と共に季節が移ろいゆく景色はとても美しいのです。

地方に移住を検討する子育て世代は食に対する意識が高い人が多く首都圏ではオーガニック食品を取り扱う店舗が急増しています。移住先として人気の千葉県いすみ市も学校給食において100%有機米使用を実現しました。有機米を作る新規就農者や転換を行政が支援してくれたら、市民の食への安全性の意識も高まり、全国から注目され、持続可能な未来を目指す人々が自然と集まってくると思います。

organic-lunch-map.studio.site

<住>セミオーダー空き家リノベーション初期費用無料&マイホームへ

空き家が三軒に一軒になると言われる2033年。新築ではなく古き良き日本家屋の空き家を自分の好きなようにリノベーションして住みたいと思う考えを持つ人は増えています。空き家の有効活用にも取り組んでいる大仙市だと思いますが、私が移住してきた2年前の実態は正直選ぶ選択肢がないほど紹介物件がありませんでした。

引っ越し→空き家の紹介→リノベーション業者の紹介→リノベーション費用を行政が一旦負担→家賃制で○○年住めばマイホームへ。移住者にとっては、最初の空き家とリノベーション業者を見つけることが最大の難関なので、サポートがあれば大変助かると思います。私たちは幸い、とても良い工務店に出逢えました。工務店業界は横の繋がりがしっかりしていて、同じ小学校のお父さんが水道屋さんだったり左官屋さんだったりエアコン屋さんだったりと顔の見える関係性の中で家づくりをできる安心感がありました。

セミオーダーマイホームは島根県飯南町の支援を知って、これは魅力的だと思ったのでシェアします。

宝島社の「田舎暮らしの本2022」で「住みたい田舎ベストランキング」 人口1万人未満のまちの子育て世代部門で全国1位になった島根県飯南町へ↓

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髙梨商店の古民家リノベーションの過去ブログも誰かの参考になれば嬉しいです。

 

a-turn-project.hateblo.jp

<仕事>働きたいお母さんのためのパート、季節労働、オンライン業務の掲示板、派遣会社との連携。

田舎暮らしは都会に比べると家賃は安いですが、生活費の多くは変わらないものの方が多く、逆にランニングコストのかかること(車の維持費、冬の暖房代、雪対策など)もあり、予想外の出費が多い2年間でした(・_・;実際共働きでないと子どもの将来の学費等考えると厳しい家庭が多いと思います。

秋田のお母さんたちは本当に働き者です!家事や子育てに仕事までしていると時間がなく、地域の決め事など男性中心で進められてしまう現状があることも納得してしまう。お母さんたちが元気で、もっとまちづくりにどんどん踏み込んでいく、そんなまちが魅力的だと私は思います。働くお母さんの多くは家業の手伝いや、医療介護関係の専門職が多く、子どもがいると雇ってもらえないという話をよく聞いてきました。大仙市が地元の方でもそうですから、移住者でコネもなければ融通のきくパートを見つけるのは至難の技だと思います。

働きたいお母さんのためのパート、季節労働、オンライン業務の掲示板を作ったり、企業と福利厚生を考えたり、パート雇用に対する補助金などを設けることによって、いきいきと働くお母さんが増えればいいなぁと思っています。都会のように短時間や日雇いで働けるアプリや派遣会社を活用することでスキマ時間に働きたいというニーズは移住者に限らずあるはずです。

髙梨商店では、パートさんは子育て世帯の方が多く、定期的に家族を交えた交流を図ることで困ったら助け合うことのできるアットホームな関係性作りを目指しています。また、髙梨朝市においてお母さんたちが小商いを始めるきっかけ作りを応援しています。

www.takanashistore.com

〈コミュニティ>地域のなかの移住コーディネーター、キーパーソンの存在と、子どもと遊べるパワースポットやキャンプビレッジづくり

私は大仙市に引っ越す前、移住者に人気のある自治体や農的な生活をしながら持続的な未来を作ろうと活気あるコミュニティをいくつか訪れてきました。(千葉県いすみ市匝瑳市、長野県安曇野市山梨県都留市、淡路島、群馬県高崎市など)

魅力的な移住地には豊かな自然環境と、移住者が住みやすいコミュニティがあることが共通点だと感じました。移住者が住みやすいコミュニティには、移住者と地域の人を繋いでくれるコーディネーター、キーパーソンが必ず存在します。それは地元の若き議員さんだったり、エコビレッジのオーナーや、シェアハウス・ゲストハウスの運営者だったり農家体験を行う団体だったりと様々でした。私の住む髙梨エリアにも、地域の顔となっている農家のリーダーの方や地域のルールを質問すれば何でも答えてくれるような商店のお父さんがいます。そのような方々と出逢うにはお店を運営していても多少時間がかかりました。(コロナ渦だったからかもしれませんが)

市民の中からキーパーソンとなる方々に移住コーディネーターになってもらい、引っ越ししてくる方との架け橋があれば、とても安心ですし、生活がよりリアルに想像できます。大仙市の方々は、面倒見が良い人が多く親しくなればとことん気にかけてくれる親切な方が多い印象です。また、夫の転勤や家族の事情で事前の情報収集なく転入してくるお母さんもたくさんいます。意欲的に移住を検討している方々も、そうでない方も、移住者や関係人口の方々が気軽に情報交換が行えるオンラインでの集まりや、雪国や田舎ならではのスキル(雪寄せ、草刈り、スキー、山菜採り、農業体験)を習得するワークショップやセミナーが活性化すれば、このまちの魅力的な「ひと」ともっと繋がれるきっかけになると思います。

もう一点、大仙市には子どもが遊べる○○がある!!というシンボル的なレジャースポットがあればいいなぁと思います。男鹿には海や水族館、仙北市には田沢湖キャンプ場や田沢湖、湯沢にはとことん山キャンプ場。由利本荘には鳥海山木のおもちゃ美術館。大仙市には、キャンプ場や公民館はあるけれど、パワースポットとして盛り上がっているところがあまりないし休日は遊ぶところがなくイオン?なんてことも。

中でも鳥海山木のおもちゃ美術館は何度かマルシェに出店させていただいている中で、行政の方々が工夫を凝らしながらイキイキしながら運営されている姿が印象的でした。

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私の住んでいる旧仙北町には「払田の柵」という素晴らしい文化遺産があります。払田に住む子育て世帯が、活気あるキャンプ場を作りたい!と声をあげているそうですが、文化遺産であるためなかなか前に進まないそうです。すぐ近くには柵の湯もあるし、曲がり家、みずほの家という茅葺き屋根の美しい建物もある。その建物で子育て世帯やご高齢者の交流会やワークショップ、民泊をしたり、柵の湯の中庭でライブをしたりすればキャンプ場も合わせてひとつの村になって面白そう!なんて妄想を膨らませています。

既存の公園でもキャンプ場でも温泉でも、整備を進めたりテーマパーク化することで活気ある子育て世代のためのパワースポットがあれば、魅力的ですし最高ですね!

ちなみに7/9(土)曜日に茅葺き屋根のまがり家を使って「はかりうりマルシェ」が初開催されます。5人の主婦の方々が主催だそうです!まがり家が有効活用される皮切りになりそうでワクワクしています♪

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そして、大仙市には何よりも「花火」があります!!

今年は3年ぶりに開催される全国花火競技大会

美しい四季と共に毎月花火があがる、花火と共に在る大仙市の暮らしはお祭り好きの日本人の血が騒ぎ、心が躍ります。

一般発売は7/3からだそうです。花火と共に、住めば都の大仙市の魅力を知ってもらいたいです^^

www.oomagari-hanabi.com

 

長男誕生しました‼️

2022年2月5日 一粒万倍日に息子が無事誕生しました🌱

2688g 小柄ですが母子共に健康です☺️

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命名『松本 旅土(たびと)』

人生を旅するように、小さな発見と喜び、一期一会を大切に生きてほしい。草木が根をおろして成長する大地のような力強い子に。という想いで命名しました🌱

小さなママが「なんだこの可愛い生き物は‼︎🥺」と育児張り切ってます笑。母といえば久々の新生児に萌え爆発😍。すでに頻回授乳で睡眠不足だけど母乳幸せホルモンでがんばれそう💪


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(2.3枚目📷marternity photo :kento kubota /🖋paint:aiko aoyama)

ここからは、母の健忘録として、臨月〜出産を振り返り◎私自身、臨月は色んな出産ブログを読んで十人十色だな〜と楽しめたので、誰かの参考になれば嬉しいです🌝

まず、本当は望んでいた自宅出産🏠。コロナ禍で立ち会いもできないし面会も禁止だったので、自宅出産できる助産師さん、または助産院を探していたけど秋田にはいない😭

プライベート出産(家族だけの無介助出産)も本気で考え、バイブル本もいくつか読みました。

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(産院で産む場合にもオススメの2冊。特に左ピンクの本は細かいノウハウまで書いてある。)

初産は産院の人に言われるがまま、動揺の中の出産だったけど、今回は赤ちゃんを感じながら自分の力で産みたい❗️という気持ちが強かった。だから、プライベート出産もできるように備品も準備してイメトレしたり、出産当日もギリギリまで実は悩んでいた💦 どちらにせよ妊婦検診に通っていた産院には信頼があったので、出産体験は妊婦さんの気持ちの在り方で良くも悪くもなるものだと実感します🌱

私の場合、臨月は体調的にも精神的にもナーバスになりがちで、朝全然起きれず食欲もあんまりない日々のなか、出産予定日の3日前までお店を営業🐔赤ちゃんが降りてくるのが早く1月中には産まれるだろうとソワソワしていたから、皆とお話したりやるべきことがあるのは気が紛れて良かったかも。ついにオミクロン株が蔓延した影響もあり2月は店舗営業はお休みすることに。

そして迎えた出産予定日🌝

前日からおしるし、前駆陣痛はあるものの子宮口は1センチしか開いてない😢スクワット、長風呂、三陰交マッサージとジンクス試しながら待つこと3日間・・(とてつもなく長く感じる)

2月5日の朝7時くらいから8-10分で陣痛がスタート⏰重い生理痛くらいな感じでまだまだ。
温めると陣痛が進むので、12時くらいからゆっくり2、3時間風呂に入る♨️宮下富実夫「誕生」を聴きながらリラックス。風呂に入ってれば陣痛はあんまり痛くない!
風呂から上がっても7分間隔は続く。18時くらいから痛みが腰の方に移り、確実に強くなってくるも間隔は変わらず。陣痛のたびにみのりと夫に腰をさすってもらう🙌

コナン読みながら「みっしつさつじんって何?」て言いながら腰をさする呑気なみのりと「これいつ産まれるの?」と展開に全く想像がつかない頼りない夫に支えられ笑、私の精神も不安定になってきて、ギリギリまで耐えて最後は産院に行こうとここで決意💪。信頼できる誰かの介助が欲しかった。
20時、痛みと感情の波に耐えられなくなり号泣、痛み間隔共に狭まる⚡️ヤンキー座りの姿勢で陣痛を逃す。
20時40分、産院に電話したらすぐ来て下さいと🚌
道中、吹雪の中の車の揺れが辛すぎた。陣痛の度に車を寄せて停車。みのりが「ママ、私がついてる、1番近くにいるよ」と真剣に手をずっと握ってくれて😭涙
21時過ぎに産院到着。もう2.3分感覚⚡️
分娩台に上がり着替える。陣痛の波のたびに叫ぶ。恥😰
全身から汗が吹きでて、身体全身がガクガク震えてくる💦子宮口診てもらうと6cm。
「まだまだじゃん!」と思わず声を荒げるわたし。「大丈夫、経産婦さんの6cmはまだまだじゃないから。もうすぐ会えますよ」と助産師さん。
半信半疑のなか、明らかに赤ちゃんがお尻の方に下がってくるのを感じる。ぅぉぉおぉおぉぉ‼︎

起き上がりたい‼︎🪆

起きちゃだめ!と強くなだめられる。

いきみたい‼︎‼︎💩

まだ待って!と子宮口を押される。
破水して赤ちゃんがもう出てきそうなのがわかる感じ。

もういきみたいけどルート(点滴)が入らず、先生の「お産優先で」という声が聞こえる。
ついに、イキんでいいですか!どうぞ!と言われイキむも声が出て力がイマイチ入らない。
声を出さずに目をしっかり開けて!しっかり吐いて!耳に入る指示どおり、汗だくでやってみる⚡️

臍の緒が巻き付いてるから踏ん張って!となかなかでてこないも最後の踏ん張りで、スルスルーと楽になったのを感じた。
22時8分 産院に到着して1時間。

んぎゃぁぁぁ

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直後に元気な産声を聞いて一安心✨✨
でも身体はガクブル。胎盤だして裂けてしまった会陰の縫合。
麻酔針と後陣痛の痛みが産後直後の身体に鞭をうつ😭ただ初産よりも後陣痛が楽に感じたのは不思議。

赤ちゃん抱っこしてカンガルーケア。おっぱい吸う小さい我が子🦘ここで夫に報告電話。

「もう産まれたの?!」とびっくりした様子。

私にとっては長すぎる1時間だったけど、やはり経産婦は最後の進みが早かったと実感😵

私の脈拍数がショックで30台まで下がったため家だったら意識消失してたかもとか、臍の緒がうまく取れなかったかも、と考えると今回分娩介助してもらった選択は正解だと思った。

産後は、食欲が出て美味しいご飯に落ち着いた環境でスタッフさんたちも優しくて可愛いわが子と2人っきりの幸せ時間✨

身体は筋肉痛でお股も痛くても、2人目はただただ可愛いってほんとの話。

1日早く退院してやっと家族とご対面😍

やっぱり産院では気を張っていたんだなぁ、と我が家が一番落ち着く(*´ω`*)。 

ついつい家事やったり動いてしまうけど、産後ひと月はしっかり養生して後に響かせないようにしたいです🌝🌛

皆さまにお逢いできる日を楽しみに。

これからも家族4人、どうぞよろしくお願いします🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

髙梨商店1周年の御礼〜2022年の抱負と臨月🌕〜

あけましておめでとうございます⛩秋田のお正月は今年もどっさり積もっています☃️

ご報告が遅くなりましたが、10/24(日)に髙梨朝市&1周年のイベントを開催させていただきました‼︎

youtu.be

↑(東成瀬村の地域おこし協力隊、井戸端サウナPON君作成🙌  thanks!!)


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午前中第一部は、毎月第4日曜日に開催している髙梨朝市🌞、午後第二部は青谷明日香さんと黒崎平くんによる1周年LIVE🎵

20店舗以上の出店者様にお集まりいただき、OPENしてからの繋がりに改めて感謝でいっぱいの一日となりました🙇‍♀️

手仕事を持ち寄る髙梨朝市。集まるご家族や作り手と産まれる楽しい会話、yogaやsauna、musicのある暮らしの多様性に、コンセプトとして掲げている「懐かしい未来」への脚がけとなる土台が少しずつですが構築できたように感じます。この場所がかつて、寺子屋や図書館、御堂として活用され人が集まる場所だったという光景が、時代や形を変えて続いていくことを今後も見守り続けたい。そう深くリマインドしました🌱

 

2021年はコロナ禍に振り回されながらも、皆様の支えによってたくさんのことに挑戦させていただいた成長の1年となりました🌈f:id:a-turn-project:20220102143712j:image f:id:a-turn-project:20220102143240j:image
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髙梨朝市の開催(6.7.8.10.11月)、丸子川ナイトマーケット運営(7.10.11月)、キッチンカーバス・あずまやの完成、食事のなる木プロジェクト(5月~)、大曲支援学校と味噌づくりプロジェクト(5〜12月)、ECOFF学生ボランティアの受け入れ、農耕session、岡崎おうはん🐔、ソーヤー海くんパーマカルチャーお話会、宮古島物産展、直売所等への卸販売開始、チキンオーバーライスのキッチンカーランチ出店、クリスマスチキンの完売御礼etc...🎄

A-turn project blogとして2年前から密かに書き始めたこのブログも、改めて読み直すと妄想や想像がどんどん実現していくスピードに驚きます(*_*)

それもコロナ禍により働き方や生き方が見直される中にタイミング良く事業がスタートしたことでメディアの皆さまに注目していただいたことや、地域の皆さまが応援してくれたからこそ。

そして、日々一緒に髙梨商店を創ることを楽しんでくれる頼りがいのあるスタッフ仲間のサポートのおかげでしかありません✨

また、目に見える関係性のあるまちだからできる行政との距離の近さや、まちづくりへの熱意など今まで経験したことのないパッションに触れることができたのは、日々の大きな糧となりました🌾

個人的には5月頃に妊娠が発覚し、つわりや眠気、妊娠中の不調で十分なパワーが発揮できずもどかしい想いもたくさんありましたが、そのぶん家族やスタッフ、地域の方々に頼ることしかできず、より一層深く感謝を感じます🙏

晩酌して美味しい食べ物を食べることが何より楽しみだった私にとって2021年は体力的にも精神的にも鍛錬の1年でした。でも目標にしていた、ココ(髙梨商店)にいながら自分らしく旅するように生きるということは十分に達成できたかなと思います!

 

さて、2022年🐯

今年のテーマは「続けていくこと、続いていくこと」そして「自然との調和と養生」です。

2021年に挑戦させてもらい、蒔いたプロジェクトの種にしっかりと水と養分を与えて成熟させていくこと🍎  また、コロナ禍により中止が相継ぎ今まで触れることができなかった地域の文化や行事、繋がりの復活にお力添えができる存在になれるよう、続いていく未来に繋がる選択をしていきたいと思います🌱

選択のポイントは、秋田の大自然に身を委ね整えていくことを大切に。

冒険的なことは大好きだけど、やらなきゃいけないことが周りに増えていくと、日々の暮らしの土台となるやりたいことが疎かになってしまうから💦  雪寄せや草刈り、畑仕事、薪準備、子育て、料理、丁寧な関係性づくり、リフレッシュなど、まずは暮らしのゆとりを。

そして新しい家族が今年増えるので、自分自身しっかり養生し、みんなで子育てを楽しめる環境をつくりたい👶

これもお店と家が一緒でパブリックな場所を意識するから経験できる貴重な経験。

命が誕生することで、また見えない景色や出逢いがあるんだろうなぁと思うととても楽しみです❗️

1月は臨月を迎えますが🌝、暮らしの営みの中で自然に産みたいので、産まれるまではメニューを一部縮小し、通常営業の予定です💪

出産後〜床上げまで店舗営業は休業させていただきます🙇‍♀️
雪寄せや急な体調不良により臨時休業する場合もあるかもしれませんが温かく見守っていただけると幸いです🌷

本年も髙梨商店をどうぞよろしくお願いします。

 

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