新宿に住むこと

できれば来世はふじこちゃん

全てを失うこと

お久しぶりです。

みなさま今年の夏をいかがお過ごしでしょうか。
猛暑猛暑と毎日言われますが、
昨日今日東京は台風の影響を受け
段々と秋の足音も近付いてくるんでしょうか。

そんな中わたくしふじこは入院になりました。
なのでぶっちゃけ外の様子がわからない…
なんといっても今流行りの?結核に罹ったのです。


流行ってんのかな、知らんけど( ^q^ )


高確率で高倍率の病気をもらってくるのは
わたしの特技みたいです。

ちなみに風疹が流行った時も
きっかりもらって当時の彼氏に
『かわいそう…』と言われながら寝込みました。
一緒に暮らしてたのに一向に彼氏は発症せず、
『ほんとに体、弱いんだね』という
箸にも棒にもかからないような感想を頂きました。
そんな言葉より洗濯してくれるとか
ごはん買って来てくれるとかしてほしかったな( ^q^ )
という、今思い出してもつくづくダメな彼氏と
暮らしていたのも懐かしい思い出ですね(棒読み)。



さてさて、話は戻りますが…

こんなに世界に遮断されながら
一切仕事も家事もしない生活なんて
さすがのわたしもしたことが無かったんですが、
だからこそこの約二週間でいろんなことを考えました。


まずはやっぱり
『なんでこのタイミングで?』
あとはやっぱり
『なんでわたしが?』
この二つがいの一番?に脳内を駆け巡りました。

あとはお金ね、お金の問題。

働いては使って働いては遊んで
まともな貯金をせず暮らしていた頃の自分を
引っぱたいてやりたいですね。
楽しくおかしく暮らすには
ぼちぼち余裕がある生活をしていたのなら、
もっと貯金をしておけばよかったです。
まあ過去のわたしを引っぱたけたとしても
出ていくものは出ていくので考えても仕方ありません。
なるようにしかならないと思いながら
今日も病院食を完食です。


しかし、まだ前者二つの答えは見つかりません。


だってこれからが
季節も人生もいいところだったはず。
なのにこの入院を期に、
わたしはきっとたくさんのものを失うと思います。



うるさいほどの蝉時雨も真っ白な入道雲も、
肌を灼くような日射しも、
この夏は遠い窓の向こうにしかいません。

わたしにあるのは時間だけ。


とあるお客様に入院の報告をしたら
『君は今、休むべき時が来たのかもしれないね。』
『だからゆっくりしていらっしゃい。』
この方はいつもわたしの体調などや気持ちを
慮ってくださる優しい方なのですが
『休みながらいろいろなことを考えてごらん。』
という、金言を頂きました。
この言葉自体は金言ではないかもしれません。
ですが、落胆し焦るわたしには
とてもいい薬になったような気がしています。


次にこのブログを書く頃には
もう少し考えがまとまっていればいいなと思います。

早乙女だいすき♡


お久しぶりです。
タイトルは『脳内ポイズンベリー』からです、はい。

そんなこんなで東京も梅雨入りですね。
日本の気候の中で最も嫌いな季節がやって来て
ちょっと不調ですが、
個人的にはまさか、まさかの春がやって来ました。
そうです、彼氏出来ました。
そんでもってたぶん、来年結婚です。


半年ほど前にこのはてブロを開設した当初のわたしは
まさかそんなミラクルが起きるどころか
それこそ脳内ポイズンベリーのいちこ状態でした。
うわ、自分で書いててほんと辱め( ^q^ )

でも仕方がありません、恋でしたから。
(娚の一生の先生風)

ええと、すみませんまた脇道に逸れました。


いちこほども素直になれなかったわたしは
彼の前では強がってばかりで
笑ってごまかしてばかりいました。
彼(早乙女(仮)とします)との出会いは...
もう二年以上前になるのかな。
早乙女(仮)はお客様でした。
この時だって、まさかまさか、恋してしまうなんて
思ってもみなかったんですけどね。
早乙女(仮)との思い出などは書き出せばキリも無いし
せっかく気持ちの整理もついたので割愛します。


だけど、大好きでした。
そして仕事面でとても尊敬していて、
彼のようになりたいと、
いつも背中を追い掛けていました。
早乙女(仮)は年下だったのですが、
わたしより良いお部屋に住み、
わたしが欲しい物を既にいつだって持っていて、
会社も安定していて
更にわたしの好きな小太りでした。

...いいですよ、笑ってください。
そうです、わたしは小太りがタイプです。

そして女癖は...あんまりよくなかったかな!
わたしにやいのやいの言う割に
女と歩いてる所に遭遇したこともあります。
あの時の早乙女(仮)の表情は面白かったなあ( ^q^ )


まあそんなこんなでおしゃれに言えば
友達以上恋人未満てやつでした。
でももうお別れだなあと去年の秋に決めたんですね。
早乙女(仮)のことをわたしは幸せにできるけど
彼はわたしのことを幸せにはできない
って気付いたんですね、やっと。
遅いよわたしのばか。

少しだけ仕事上での繋がりがあるので
着拒やブロックなどはできないけど
もう2人きりでは会わないと決めたんですが、
早乙女(仮)は勘がいいのでそういう時に連絡してきます。


その度脳内ではまさに会議が巻き起こるけど、でも。


うちの石橋もハトコも、
いいじゃん早乙女(仮)!!!
早乙女(仮)だいすきー♡
ってはしゃいでましたよ。

だけどね、うちの吉田と池田が
このままでいいわけない!
同じことの繰り返しだ!
って警告するんです。
あと書記の岸さんの記録によれば
早乙女(仮)はわたしに許してもらえると甘んじてるなと。

そしていちこが早乙女に別れを告げる時の
『早乙女のことは好きだけど、
あなたと一緒にいる自分を好きになれないの』
みたいなセリフね。
すごく、すごく、響きました。


早乙女(仮)を好きだった時のわたしは
いつも嫌われたくなくて
素直な自分を隠しながら接していました。
お客様だった当初は素じゃなくても問題は無いけど
好きって気付いてからも考えてばかりで
いつも足踏み状態。
こんなことなら近付かなければよかった、
って後悔までしました。
もうそこまで来たらお終いですね。


正直泣きました。

たぶん柔らかいティッシュ一箱分は
涙と鼻水を流して泣きました。
前述の後輩の1人に話したら
『...泣きすぎです笑
でも、それで良いと思いますよ』
って笑って背中を押してくれました。

早乙女(仮)には彼氏が出来たことも
来年結婚するであろうことも
まだ伝えていません。


脳内ポイズンベリー』の主題歌である、
クリープハイプの愛の点滅を聞いて
また泣いたんですけど。
その時に、自分の為に早乙女(仮)に伝えようと
思ったんですけど。
たぶんその必要はきっと無いなと。

正確に言えば付き合っていたわけでもないし、
もうわたしの生活の中に彼はいません。
であれば、もし、また、なにかを察知し
向こうから連絡が来た時に伝えればいいなと。


心のどこかで早乙女(仮)に会えなくなることや
永遠のお別れを寂しく感じていました。
でもね、今のわたしには早乙女(仮)よりも
大切にしたくて大切にしてくれる彼がいます。
そうですね...越智(仮)としましょう。
気まぐれでマイペースな素のわたしをおもしろいねって
笑って見守ってくれる越智(仮)が好きです。
この人を幸せにしたいと思えたので
きっと脳内会議でもこれが正解!ってなってるはず。


以上、長くなりましたがご報告まで。

呼吸するかのように嘘を吐く


たぶん水商売という生業が
この世に存在してからというもの
それを生業とし生きる男女たち、
時にはそのどちらでも無い何人もが
つぶやいたりそっと心に思ったことだろう。

しかしまさか、まさかわたし自身が、
その言葉にたどり着いてしまう日が来るなんて。
正直思ってもみなかったわけで。
ただ今になって思えば
水を得た魚モードになった時のわたしは
予想以上、否、少なくとも平均値より
多少良い成果を出したり成長ができる性格だった。
それよりもなにより、
この齢になるまでキャバ嬢もとい
ホステスを続けるとも思ってもみなかった。
そして気付けばもう、
恐れ多くもありがたくも
立派にお姉さんと呼ばれる数が増えていた。


それは喜ばしいことだし、
本当に数々のお客様のおかげである。

だけど、いつからかわたしは人間らしさを
どこか、少し、失ってしまったんだと思う。


もちろんわたしが吐く嘘で
悪意のあるもの、やましいものなんて
たかが知れているとは思う。
あ、たまになんちゃって嫌味はこぼすけど( ^q^ )

性格上、あとこの生業を続ける上で
自分の中でのルールとして極力正直であることを
自分と約束したのだ。
それでも。
わたしは張り付けた笑顔のまま、
イケメンでも優しくもお金もないお客様を
なんとはなしに褒めたのだ。
でももう忘れた。
なんて褒めたか忘れた。
いつかの深呼吸かため息、もしくはお酒に溶けた。


呼吸するくらいのペースで嘘つくんでしょって
お金も手も掛かる女が大好きなお客様に
いつだったか言われた。
その毛のある類のお客様には必ず言われた。
違うよ、ってその度に笑ったけど
現実になってしまった。

てゆーかわたし思うんです。

ホステスだってみんながみんな、
最初から悪女だったわけでは決してない(たぶん)。
どちらかと言えば育成ゲームみたいなもので
育成するのがお客様なのか、本人なのか、周りか
はたまたその何れもか。
なのではないかと。思うんですね。


少なくともわたしはそう。
だから、
『嘘つき』も『うさんくさい』も今では褒め言葉

たくさんのあの日に、
嘘つきでお金が掛かってわがままって魔法を
何度も掛けられて仕上がったわたしは。
また明日からもうさんくさい笑顔を貼り付けて
呼吸するかのように嘘を吐く。
みんなが欲しがるわたしとして。
もっともっと嘘つきでお金が掛かってわがままな、
愛されるわたしを提供する。


だけど、感謝だけは忘れずに。

少し、人間らしさは失ってしまったぽいけど
きっとこれだけあれば大丈夫かなって思うんです。

あけましておめでとうございます

すっかり年も明けて2日ともなると
既に新年感がなくなっているわたしです。

みなさんはどんな年越しをされたんでしょうか。


ちなみにわたしの年越しは十二社通りでした。
うそです。もっとひどいです。
自分の住むマンションのエレベータ内でした。
ばかやろうかよ( ^q^ )
その後なかなか捕まらないタクシーを探して
歌舞伎町にてゆかいなアラサー女子たち
(今回は同業者のお姉さんたち)と、
新鮮なお野菜と佐賀牛のステーキを食べて
新年早々笑いまくってまたほうれい線を深めました。

その後は初日の出と帰省組のお見送りで羽田空港へ。

初日の出を見るのは人生で二度目なのですが
いつ見てもとろけるようになめらかに
マグマのような赤よりはオレンジで。
寒かったけど今年もがんばろうって
なんとなく、気が引き締まりました。…たぶんね。

やけに高いモーニングビュッフェで食べた
おせちやお雑煮も、
今年の年明けには相応しいかなって思いました。


ちなみに友達は飛行機に乗り遅れました。
年明け早々、さすがです。
彼女は新宿に住んでから知り合った友達の一人なのですが、
とてもとても賢い子なのです。
ただ、本当に、うっかりしています。
というか、新宿区民大体こんな感じです。
臨機応変…場面に強い…適当…
(計画性のある新宿区民のみなさまには、ごめんなさい)


きっと今年も目標がないようであるようで、
無駄遣いしたり寄り道しながらも
願った場所や願ったものを目指しながら
歩いていこうと思う所存です。

本年もよろしくお願いします。



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何でもない日バンザイ


夜が明け、

今年も世の一大イベントである
クリスマス(わたしは苦行と呼んでいます)が
終わりましたね。


みなさんはどんなクリスマスを過ごされたんでしょう。


わたしは相変わらずサンタのコスプレで出勤し、
『メリークリスマス☆』を放り投げ
かわいい女子たちと写メ大会を繰り広げ
帰宅してからはゲオで借りた「もののけ姫」を鑑賞。
からの本祭?である25日はアラサー女子会のため
寝坊しつつも今日くらいは休みでも化粧しなきゃと
シャネルとイヴサンでいつもよりは薄めのおめかしをして
向かった先は…秋葉原
ジャパニーズホラーで使われそうな構えのビルで
お肉とポテトをアホほどつつきました。

そしてアラサーが4人も集まると話題になることは。

はい、結婚ですね!
職業、年齢、年収、家族構成は多少違えど
親からのプレッシャーやら
片付いていく仲間たち(竹内まりやちゃん風)を横目に
1)わたしたちは結婚出来るんだろうか
2)そもそも彼氏の作り方がわからない
という、いかにもな話題で盛り上がります。

今日一響いたのは
『え、(結婚に)逆に近付いてると思ってんの?』
でした。

これはプリパラ勧誘をしていたAちゃんが
勧誘を断る理由として
『結婚が余計遠のく』と宣った後輩のBちゃんに
スパッと切り返した時の一言なんですが
同席していたわたしともう1人の後輩Cちゃんは
悶絶するほど笑いました。
あと、胸が痛かったです。

なんといってもわたしたち4人はちょっと変わった趣味を持っていて
それがきっかけで大学時代に仲良くなったので
結婚が遠いということはその頃から重々承知…
というか予見はしていたのです。


ってゆーか待って、待ってよわたし。

そんなアラサーあるあるみたいな話が書きたかったわけじゃないの!
その為に睡眠削ってはてブロ登録とかしちゃったわけじゃないの!


あーあーあー!


そうね、昔から脇道にすぐずれちゃうのがわたしの悪いクセでした。
でも今はそう、脇道も悪くなかったかなーって思ってる。




とりあえず今日はここまで。

明日こそ青梅街道を走る割増表示のタクシーについて
書けるといいなあ…