20201020

◾️

Amazonでやっている、バチェロレッテを見た。バチェロレッテは、地位も美貌も完璧な一人の女性との結婚を巡って、17人の男性が駆け引きするリアリティショーだ。今までは男性が選ぶ形式だったのが、今回は女性が選ぶかたちになっている。

1話目では参加者がバチェロレッテに挨拶する回で、簡単に自己紹介する。

第一印象では、その人の仕事のことや、容姿や雰囲気を一気に感じとることができるけど、参加者が魅力的なギャップがある人なのか、まともで安心できる人のままなのか、新しい価値観をくれる人なのか、色々あるけど、男性を選ぶ場合、このはじめの印象と最終的に直結することが多いよなーと思い出したりした。

そのほかにも、同じ構図だけど、男女逆転するだけで見えてくるものが違ったり、ここは男女で変わらないんだなと思うところがあったりで、このあとも観るのが楽しみだ。

 

 

20201019

昨夜飲んだお酒が残っていて、夜中の3時に目が覚めた。近頃はお酒を飲むと夜眠れなかったり、眠りがひどく浅くなる。しばらくスマホを眺めていたけれど、すぐに飽きてリビングに移動して、ひたすらぼーっとしていた。しばらくしてうとうとしてきたので寝室に戻って二度寝した。

そんな風に変な時間に起きたり寝たりを繰り返したので、今日はいつもより頭がぼんやりしていた。お昼頃に何気なくツイッターをみると、同い年のバンドの女性が亡くなったニュースが流れてきた。29歳だった。

同世代の芸能人が亡くなるのを知るのは悲しい。でも、同時にああ、なんかわかるなと思ってしまう自分もいる。

 

はたから見れば、まだ29歳なのにもったいないとか、才能も名誉もあって死ぬ理由がないとか言われるんだろう。でも、その人にとってはそんなのどうでもよくて、他のささいな理由が心にひっかかって、絶望したり自暴時期に陥って、足を滑らせてしまったんだと思う。希望もとても持ちづらい世の中だから、なおさら。

こういうことが起きると、亡くなった人が最後に行った行為をニュースにして、他の人の自殺を止めようとする流れがあるけれど。偉そうで、吐き気がする。亡くなった人を起点にするなんてなんておぞましいんだろう。

同じ時代の同じ年に生まれた、会ったことのないあなた。いつ転んでもおかしくない氷の上を走るのは本当に大変だったでしょう。次はふかふかの土を踏みしめながらゆっくり歩いていってくださいね。

20201016

★今日は大学時代の友人と会って、公園でピクニックをした。豪徳寺のすみのえというパン屋さんで好きなパンをいくつか買った。友人はクロワッサンとかクリームパンとかを選んで、私はホワイトチョコのパンを買った。友人が条件反射的にパンをぱっぱっとトレーに入れる様子がなんか良かった。

公園に向かう途中、コンビニに寄ってコーヒーを買った。サイズがS、Mとあって、その次がなぜかBIGというサイズだった。大きいのはわかるけど、Lで良くない?と友人が言った。私もそう思った。

そのあとは公園の適当な場所に敷物を敷いてパンを食べた。天気が良くて日差しが気持ち良かった。最近は曇りばかりで気が滅入っていたから、晴々とした気持ちになった。Twitterのタイムラインをみたら同じような気分の人がたくさんいて、体調や気分の波が似ている人が思いの外たくさんいるのではないかと思った。こんなふうに思うことは別の日にもあるけれど。

 

★ピクニックが終わって駅に向かう途中で、信号のない十字路に差し掛かった。私たちは並んで歩いていて、私たちと十字路の距離より少し遠い距離に、男性の乗った黒い高級車が左側から向かってきているのが見えた。

16時くらいだったと思う。平日のこんな時間に、スーツ姿で高級車を運転している人は、きっとお金持ちなんだろうなと思った。好きなタイミングでドライブできて、電車を使わずに移動して、気持ちいいだろうなと思った。でも、私生活が破綻していて実際にはしんどい気持ちでいっぱいなら、勝手に想像して申し訳ないとも思った。

だけど、お金持ちは十字路で少し停車したあとすぐに発進したので、すでに十字路に差し掛かって歩いていた私たちはびっくりした。お金持ちだから事故なども怖くないのだろうか。ふざけんなよ。想像は私の勝手だから別にいいけど、実際に他人に不誠実をぶつけてこないで欲しい。

 

★帰りは好きな八百屋さんに寄って、そこで友人と別れた。わたしは節約のために、最寄駅まで電車で一本で帰れる駅に歩いて向かった。買い物は想定外で、余裕のないかばんをしばらく持ち歩いていたから、駅に着いたときお買い得品のぶどうが無事で良かったと思った。

 

 

20201015

今日は適当な求人案件をいくつかチェックして、応募したりしなかったりした。

 

求人を探す合間に、昨夜みたあるツイートのことをぽつぽつ考えていた。

柴田英里 on Twitter: "杉田水脈批判の言論より、杉田水脈本人の言論の方がずっとクィアなんだよな。「杉田水脈の発言は差別的だから辞職させろ」論者たちの方が、ずっとマイノリティの多様性を認めず追い詰めそうだもの。… "

これは、つまるところ、一貫して名誉男性として発言する彼女の思想を、女性の生き方の一つとして守っていきたいのが目的なんだろう。今盛んに行われているフラワーデモやフェミニストを批判し続けるのも、女性の特性を使って生きてきた女性がこれまでのように生きられなくなることを阻止し、生き方の立ち回りの可動域を守りたいのだと思う。

でも、そういう事を発言して、自分が女だからといって傷つけられた過去や、辛い気持ちはどうするつもりなのだろうか?男性に気を遣い、女性の特性でもってしてサバイブしてきたからには、そうせざるを得なかった事情があるはず。辛い気持ちに蓋をして、理不尽を受けることを織り込んだ生き方を強いられるよりも、女性が自ら責任を持ち、選択して、発言して、自主的に生きられるようにする方が、そんな選択肢すら認められなかった時代よりもずっといいじゃん・・・。こういうと、男尊女卑的な生き方は一切認めません、という風に思う人もいるけど、そんな話ではなく。まさか、そんな選択をする自分は、世間から見捨ててもいい存在に成り下がらざるを得ないとでも思っているのだろうか。そこまで考えているなら、すでに何かをマイナスな気持ちを持っているはずなんだけど。

だから、やたらと意地になって名誉男性的思想を守ろうとすることは、後に続く女性たちに対する怠慢以外のなにものでもないのではないだろうかというようなことを考えた。無論、今を生きるしかないという考えでは、後の人のことなんかどうでもいいのだろうけど。

 

でもこういうことを言うと、男尊女卑の価値観で生きるのも、尊重されるべき一つの女性の生き方と言われる。それはその通りだと思う。本当のフェミニストは、女性の生き方の選択肢を拡げようとしているわけで、誰かを貶めたいわけじゃない。男尊女卑の思想が厳密にジャッジされるようになり大衆から軽蔑対象となるのかはわからないけど、今よりは肩身の狭い思いをしてもいいとは思う。マジメな優等生の意見ではなくて。

それと、なによりこれはヘイトスピーチや人種差別の問題と似ている。男尊女卑の考えは、場合によっては性被害や性犯罪、性差別の問題を抱える女性の人権を攻撃することにもつながるからだ。

実際、杉田水脈の暴言は性被害に遭った女性に対して投げつけたものであったわけで。

 

女性はいくらでも嘘をつける、というのを政治家の女性が自らが発言するのは、男性に対して純粋にフェアになりたいから発言したものではない。男の方向しか見ていないスパイにしか思えない。

 

 

 

20201014

★今日は早く起きた。この前買った株が上がっているかチェックしたが、微増でなんとも言えない気持ちになった。せっかくアフターピルを全国展開する会社を買ったのに、なんで世間はこんなグズグズなんだろうと思う。女性にとってはいいことしかないのに。

 

★メルカリで売れた本を送ろうと思い、物置の奥から本を引っ張り出そうとしたところ肝心の本が見当たらない。数ヶ月前には見た記憶があるのだが、いったいどこにやってしまったのか...。その後数時間かけて家中を探し回ったがダメだった。部屋が汚い訳ではないと思うけど、売ろうと思っていた本は保管が適当になってしまってすぐ無くなってしまう。前にも同じことがあったがその本も未だに見つからない。

 

★その後買い物に行き今年2回目のさんまを買った。さんまも鱗があるらしく、焼く前に包丁で削いでから焼いた方がいいらしい。塩はつけなかったけど焼いてみたら十分味がしてホッとした。その後見たテレビで、偶然さんまの塩焼きを作っていて、粗塩を身と尻尾につけてから焼いていたのが美味しそうだった。今度は粗塩つけてやってみようと思う。