私も、人生経験はある程度してきましたので、それなりに世間で言う“夫婦関係”や“事実婚”などを事例としてみてきています。恋愛と夫婦生活は、全くの別物か延長かは分かりません。しかし、出会いは神妙で偶然の産物と言えるのが、見合いであり、恋愛です。学期末のテストではありませんから、何度でもトライできることではありませんから、その都度真剣に相手を受け容れることから始めて、関係維持の手段・方法は採るのでしょう。しかし、他に“もっと”好きな人ができたとか、尊敬も信頼もできなくなった、などの理由がありましたら、婚姻の維持・継続は困難となるでしょう。それでなくても、過去には“性格の不一致”が離婚理由の第1位でした。最近では、“モチベーションの低下”というのだそうですが、お互いの修復への努力はしてみても良いのではないかと考えております。
そして、夫婦関係の修復を前提とした試みでは、“別居”という手段がありますとこは、各当事者において分かってきています。それで、「別居には、離婚を前提としたものと、夫婦関係を修復するためのものの2種類があります」(岡野 あつこ;離婚ガイド)引用)とうことを前提に、当事者間で決めて実行しているようです。
ですが、掲題にありますように「冷え切った夫婦関係~」では困難と思料いたします。これでしたら、再起のための準備や、清算のための話し合いの方がより建設的でしょう。