ダンボール
猫と縁側
猫とこたつ
猫とストーブ…
おそらく、どんな猫でも大好きだろうもの。
でも、家の造りや季節に捉われることなく猫に愛されている一品といえば …
そう、ダンボール。
ごぼうを我が家に迎え入れるにあたって
色んなものを買ったので、調達せずともダンボールがあふれかえっていました。
隠れる場所に遊ぶ場所、よりどりみどりじゃないか!
amazonの箱やみかん箱に入った猫の写真を見ては、その姿を目の前で堪能できるのかと
私はウハウハしていました。
お好みのサイズが分からないので、大小様々なダンボールを部屋に用意したのですが
待てど暮らせど入る気配が…ない。
畳んだダンボールには興味があるようで
乗ったりひっくり返してみたり、噛み付いたりしてたのですが
どうしてなのか中に入らない。
正直、猫なら黙ってても入るものだと思っていました。
むしろ、入らねばならない使命を背負っているものだと思ってました。
箱らしきものに入った貴重な一枚
子猫だからかな、と思ったりもしましたが
子猫って一番好奇心が強い時期なはず。
元野良猫だったごぼうなら、たった3ヶ月間のお外生活でもダンボールと出くわす事もあっただろうに。
なぜ…
我が家に来てもうすぐ3年。
色んなダンボールが我が家に来ては去っていきましたが、未だダンボールに入る事はありません。
入ってみようという意思が見受けられません。
ダンボールでキャットタワー的なものを作ろう!と思ってたのに完全計画倒れです。
ダンボール好きじゃない猫っているんですね…
通算1回、幻の一枚。
やっぱり外が好き?
猫は全般的に外を見るのが大好きだそうで
家の中にはない刺激を楽しんでいるみたいですね。
ごぼうは保護猫です。
生後3カ月の時に友人の友人Aさんが保護しました。
保護と言っても、Aさんの職場に乗り込んできたそうなので
保護されに来たと言った方が正確かもしれません。
網戸には登らないけど、カーテンには登る
だからなのか、ごぼうは暇さえあれば外を見てます。
オトコとして狩をせねばと意気込んでいるか
外の世界にロマンを感じているのか…
こちらの妄想は広がるばかりですが
反応するのは小さな虫ばかり。
鳥なんかの大物にはさほど興味はなさそうです。
去勢後は車に興味を持ち出しました
猫って、獲物を獲りたいけど獲れないような時に
「カカカカッ」って葛藤の声をもらします。
けど、この頃のごぼうからその葛藤の声を聞いたことはないので
未知の世界にロマン感じてたんでしょうね。
ただ、トラックなんかの大きな車を見ると
身体が上に伸びます。
座ったままですけど。
デコトラなんか見せたら喜ぶんじゃないかと思って、動画見せたんですが
悲しいくらい無反応で、猫なりにリアルさを求めているのかもしれません。
リアルデコトラ
その辺ではなかなか見れないですよねぇ。
臨場感は必要ってことね。
私はにぼし、ごぼうは猫
はじめまして、にぼしです。
猫のごぼうと暮らすただの女です。
猫の名前はごぼう。
こちらもただの猫。
ごぼうとはもうすぐ3年の付き合いです。
ごぼうは私にとってはじめての猫。
友達の家のタロウとトムちゃん、そして父親の実家にいたクロはいつもそっけなくて
一緒に遊んだ記憶なんて全くなくて
猫はツレない、そんなステレオタイプな私だったから
甘えん坊すぎるごぼうを見て未だに本当に猫なのか?と思っています。
この2年間で私の生活は大きく変わり
ごぼうもずいぶんと大きくなりました。
2年でこんなに人生変わるなら、この先も変わっていくんだろうなと思いながら
おそらくその変化の主犯であろうごぼうを
とことん観察してやろうと思っています。
そんな、なんでもない記録です。
どうぞよろしくお願いします。