すっぴんメイク ccクリーム

すっぴんメイク ccクリーム

すっぴんメイク ccクリーム

紫外線防御に加え、様々な効果が加わった最新UVケアコスメを「MAQUIA」4月号からご紹介します。今年ならではの進化のポイントをチェックして。

すっぴんメイク ccクリーム

【美白特集】2017最新UV&美白アイテムまとめ

<4文字でわかるUVケアアイテム>
進化が著しいUVケアアイテムは各ブランドの特徴がはっきり! 紫外線防御に加え、「肌に何が必要か」で吟味して。


老化が早い「都市肌」をケア
≪環境UV≫
シミだけでなくたるみやシワの引き金にもなるPM2.5、クルマの排気ガス、たばこの煙。紫外線のみならず、これら大気中の刺激物質もカットするUVケアが続々登場! 肌本来の保護機能を高め、悪環境に負けない肌を「育てる」(E)はUVケアでは画期的。

A オウゴンエキスが環境有害物質から肌をガード。顔にもボディにも使える。アユーラ ウォーターフィールUVジェル SPF50+・PA++++ 75g ¥2800/アユーラ ラボラトリーズ(3月23日発売) 

B モリンガエキスが大気汚染をカット。UV エクスペール BB SPF50・PA++++ 全2色 30ml 各 ¥5800/ランコム

C 紫外線や大気中の微粒子を防ぎながら、美白、保湿もできるマルチな乳液。資生堂 ホワイトルーセント オール デー ブライトナー N(医薬部外品) SPF50+・PA++++ 50g ¥6000/資生堂インターナショナル 

D 紫外線、赤外線、大気汚染から多岐に守る。アトモスフィア エアリー ライト UVエマルジョン SPF30・PA+++ 30g ¥7500(編集部調べ)/SK-II(3月5日発売) 

E 細胞内の肌を保護するタンパク質SPRRを活性化。UV エサンシエルジェルクリーム 50 SPF50・PA+++ 30ml ¥6000/シャネル(2月24日発売)


悪環境を利用して老けない肌に
≪ハリUV≫
日中の過酷な環境を「美肌のもと」に変える魔法のようなUVケア。(F)は紫外線やPCなどからのブルーライトを、ハリ肌をもたらす赤色光に。(G)は肌にストレスがかかるとHSP47(ヒートショックプロテイン47)を増加。コラーゲンを生成してハリをアップする。

F 紫外線やブルーライトを、コラーゲン産生力をアップさせる赤色の光にチェンジ。エピステーム ステムサイエンス CC SPF31・PA+++ 32g ¥8000/ロート製薬 

G 高温や紫外線などの悪環境でHSP47が増加。肌を修復し、ハリをアップ。スーパーUVカット プロテクト デイクリーム SPF50+・PA++++ 50g ¥10000/アルビオン


「守る」と「攻める」を1本で
≪美白UV≫
紫外線から肌を守りながら、美白美容液顔負けの美白効果を持つ、一石二鳥のUVケア。(H)( I )、中でも(J)は乳液なので、保湿もカンペキ! 化粧水のあとこれ1本でお手入れが完了。時短派、UVケアはするけれど、美白は面倒……という人にうってつけ。

H あらゆるシミを眠らせるグライコブライト配合。ブランクチュール UV50 クリア SPF50・PA++++ 30ml ¥6500/イヴ・サンローラン・ボーテ(3月17日発売) 

I 美白、エイジングケア、肌荒れ防止、3種の有効成分を配合。インフィニティ パーフェクトプロテクション UV ホワイト(医薬部外品) SPF50+・PA++++ 30g ¥3200(編集部調べ)/コーセー 

J 美白成分トラネキサム酸を配合。雪肌精 ホワイト UV エマルジョン(医薬部外品) SPF50+・PA++++ 35g ¥2800(編集部調べ)/コーセー


ゆらぎ肌を優しく守る
≪安心UV≫
肌がゆらいでいるとUVケアしたいけれど刺激が心配。そんなときでもストレスフリーで使える頼もしいUVが登場。紫外線を防ぐだけでなくバリア機能を整えたり(K)、エイジングケアもしてくれたり(L)、肌のアラをカバーしたり(M)と実に多才!

K 敏感肌でも使えるUV。みずみずしくのび、肌に負担を感じさせない。キュレル UVエッセンス(医薬部外品) SPF30・PA+++ 50g ¥1500(編集部調べ)/花王 

L エコサート認証のオーガニックで、肌色補正や高いスキンケア効果を実現。パーフェクトUVクリーム N SPF32・PA+++ 25g ¥3400/シン ピュルテ 

M 肌にやさしい低刺激処方の下地。透明感とツヤ感、血色感が備わる。ミネラルUVグロウベース SPF37・PA+++ 30g ¥4300/エトヴォス(コスメキッチン、エトヴォス公式オンラインストア先行発売中、2月24日全国発売)


すっぴんがキレイな肌を実現
≪BBUV≫
ベースメイクに定着したBBUV。今年は、気になる部分をピンポイントで明るくできるバーム内蔵(N)、高いUVカット効果のDD(ディープ ディフェンスの略・O)、アリィー独自のウォーターベース処方を応用し、みずみずしさとくずれにくさを両立(P)とさらに躍進!

N キャップにブライトニング バームを内蔵。クレッセント ホワイト BB クリーム & ブライトニング バーム N SPF50・PA++++ 30g/1.5g¥5500/エスティ ローダー(3月3日発売) 

O ブルーライトもカット。SUGAO AirFitDDクリーム ピュアナチュラル SPF50+・PA++++ 25g¥1480(編集部調べ)/ロート製薬(2月26日発売) 

P みずみずしくのび、汗・皮脂に強い! アリィー エクストラUVジェル(ミネラルBB)SPF50+・PA++++ 30g ¥2100/カネボウ化粧品(3月1日発売)

ベースメイク
下地やファンデーションは、“しっかりメイク”または“ナチュラルメイク”の印象を左右する重要なポイント。くすみや色ムラ、クマや肌荒れなど、カバーしたい部分は隠しつつ、素肌っぽさを強調することで“すっぴん風”メイクができあがります。

おすすめは、ほんのり色がついた下地やBBクリームにフェイスパウダーカラーのみをプラスしてベースメイクを完了すること。ファンデーションをしっかり塗らないので、自然な感じを演出することができます。

アイメイク
すっぴん風メイクは、色がついていてバレやすいアイシャドウはNG。アイシャドウをつける場合は、ナチュラルなベージュカラーをわからない程度に薄くつけましょう。マスカラはつけるなら、ボリュームタイプではなく1本1本きれいに見えるセパレートタイプに。クレンジングを手軽にすませたいなら、フィルムタイプがおすすめです。お湯だけで落とすことができて、時短にもなります。

眉毛がしっかり生えている場合は描かなくてもOKですが、描き足したい場合にはペンシルやリキッドは使用せず、パウダータイプのものを軽くのせると描いている部分が目立ちません。

チーク・リップ
“すっぴん風”メイクを可愛く魅せるのは、何といってもチークがカギを握っています。ここでピンクやオレンジ系をしっかりのせるのは不自然ですが、レッド系をうすーくつけると自然なほほの赤みに見え、血色感がアップして肌もキレイに見える効果が。

リップは、透明なバームで唇をぷるるんとさせ、その上に輪郭は描かずに薄いベージュ系やナチュラルなピンク系を軽くなじませるとより自然で美しい仕上がりに。

☆☆☆

“すっぴん風”メイクなら、朝の忙しいときも1~2分で完了!朝、素顔も可愛いあなたで、彼にキュンとしてもらいましょう!

そんな彼女の顔は、忙しいはずなのに、いつ見てもファンデーションが隙なく塗られ、アイメイクは黒くはっきり、チークも口紅も鮮やかにきっちりとひかれている。石原氏は、小池知事を「大年増の厚化粧」と表現したが、そもそもどこからが厚化粧なのか?

「首と顔の色が合ってない人。顔がグレーだとそう思う」(50才・公務員・石川)
「粉が落ちてきそうな、清潔感がないメイク」(42才・教員・神奈川)
「おしろいの匂いがぷわ~んとする人」(35才・会社員・東京)

 など、人それぞれ。芸能人のものまねメイクで知られるざわちん(24才)はこんな考えだ。

「濃くなるいちばんの原因はベース。シミ、しわ、くすみ、くまを隠そうとして厚くなりがちです。また私がおすすめしたくないのは、目の下のアイライナー。顔が老けてこわい印象を与えます」

 若い世代ではナチュラルメイクが基本で、「すっぴん信仰」も根強い。その背景には佐々木希(29才)、ローラ(26才)、木村文乃(29才)など女性芸能人たちが、美しすぎるすっぴんをSNSに投稿しては絶賛されていることも無関係ではないだろう。前出のざわちんは、この“すっぴん信仰”は男性が助長している側面があると指摘する。

「男性にすっぴんが好きな人が多いのは、何も塗っていない素顔の方が幼く見えますし、守ってあげたくなるからだと思うんです。それに対して、厚化粧になればなるほど老けて見えて、かわいげなく見えるんじゃないでしょうか」

 ちまたでも、すっぴん風メイクは大流行中だが、その多くは、下地、ファンデーション、コンシーラーにおしろい…と、薄く何層にも、時間をかけて丁寧に重ねているのだ。一見、小池さんの方が厚化粧に見えるものの、手間暇かかっている分、すっぴん風メイクの方がよほど厚化粧。むしろ、すっぴん風と欺いているだけに、より罪深いのでは?

◆年齢に抗わず潔く生きているかどうか

「眉もアイラインも口紅も、全部やってる人を見ると厚化粧って思う」(33才・看護師・熊本)

 そんな声は、男女問わず聞かれた。ただし、フルメイクでも菜々緒(28才)や安室奈美恵(39才)を「厚化粧」という人はほとんどいない。また小池さんと同世代の夏木マリ(64才)や、さらに上の世代の草笛光子(83才)は、きちんとメイク派だが、「いつまでも輝いている」と絶賛する人はいても、揶揄する人はまずいない。

 小池さんとの間にある境界線はなんなのだろう? おぐねぇーこと、ヘアメイクアーティストの小椋ケンイチ(48才)が言う。

「小池さんはアナウンサー時代のメイクの時と変わってないんじゃないかな? 女性って、自分がいちばんいい時代の、輝いていた時代のメイクで止まってしまうことが多いんです。そこに寄せようと無理強いするから厚化粧になっちゃう。国会議員片山さつきさん(57才)とか小林幸子さん(63才)とかそうですよね。

 ぼくからすると、舞台メイク。戦闘モード全開で、ガツガツした野心を感じさせる鎧なんですけど、型が古いの(苦笑)。変える勇気が必要だなって思うの。一方で夏木さんや草笛さんのように年齢に抗わず、変化を受け止め、潔く生きている人には、そもそも『厚化粧』なんて悪口は言わないわよね。

 ただ、特に社会で働く女性にとっては、メイクは精神安定剤になりますから、それがお面だろうとも、本人がそれでがんばれるっていうなら、小池さんもそのままでもいいのかなって思います」

 ざわちんも続ける。

「メイクは自信を与えてくれるもの。自信のある女性は魅力的でオーラがある。私のなかでモテる人は、かわいいとか、きれいとかではなく、オーラがあるんだと思っています」

 確かに、小池さんのオーラ、ハンパない…。