KIMONO着れたら楽しいな

着付け師を目指して奮闘中

合同新年会2019

昨日は吉澤暁子きもの着付け教室の合同新年会でした。

着物美人が総勢70名集い、京都の老舗、竹茂楼さんで京懐石を頂きました。

吉澤先生のとびきり素敵な着物を間近で見せて頂けたり

照明付きのステージや、サプライズケーキが登場したりと、とても華やかな会となりました。

 

そして、私はこの春より講師としてレッスンを担当させていただくことになり

このような素敵な会でご紹介頂き、僭越ながらご挨拶させて頂きました。

少し前から考えていたものの、先輩講師方のハリとテンポのある軽快なご挨拶に圧倒され、たどたどしく言葉もポロポロ溢れるような挨拶となってしまいましたが、、、吉澤先生に出会うまでは全く着物を着れなかった私が、吉澤先生はもちろんのこと、先輩方のおかげでこのように歩み出せることになった感謝の気持ちをお伝え出来ていればと思います。

 

 

本当にまだスタートラインが見えたばかりで。これからレッスンの内容をブラッシュアップして練習していく作業がまだまだあります。

 

さて、この日の着物について。

母が洗張りに出して反物にしていた付け下げを、昨年、東郷先生に仕立てていただいていました。淡いクリーム色にグレーの雲のような形の柄とオレンジ色の刺繍。可愛すぎず、今の私には一番きやすい着物かなと思いました。

帯は、竹茂楼さんに伺うということもあり竹があしらわれた袋帯を。こちらも叔母のものだそうですが、着物とぴったりだなと思いました。

帯と着物は30年以上前のものですが、帯揚げと帯締めは新たに購入したものでそこまでお下がり感はでないかなと思います。

 

母や叔母の着物を着る度に、私は祖母と好みが似ているなと感じます。祖母の記憶は3歳ぐらいまでしかないのですが、祖母が母や叔母のために誂えた着物を着ると、少しだけ祖母と繋がっているような気持ちになりますね。

 

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頭の中を整理整頓。

2019年がもう20日以上終わっていました。

インスタはちょくちょく更新しているものの、こちらは1ヶ月以上空いてしまいましたね。かなり反省。

 

成人式の現場も終わり、少しふわふわしているかもしれません。

が、そんなぼやぼやしている時間もありません。

 

現在は講師用テキスト作成中です。

レッスン見学に伺わせていただき、吉澤先生の着付けメソッドを自分の中にインプットし、自分口から言葉に出来る様にアウトプットしています。

ただ、この作業がとても難しい。

言葉を使う、言葉にすることがこんなにも難しいなんて。

でも自分の言葉で自分の口から発することで、自分の中に取り込まれている感覚もあります。

 

テキストができたところで、ようやくスタートライン。

その先のことも考えつつ、まずは頭の中を整理整頓。書き出し。

 

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角はきっちり。

少し出遅れていますが振袖の練習をしています。

ここしばらくは留袖の特訓をしていたおかげで、振袖めっちゃ軽いです。腕、筋肉痛になりません。

 

他装コースでもみなさん帯結びのアレンジをたくさんされているので私も慌てて練習。

上級コースでは三重ゴムを使ったアレンジとゴムを使わない文庫を練習していました。が、少し時間が空いていたのでなかなか思うような形にならず。

私が苦手なのは、結び目がもたつくのとそれ故に枕を乗せるとすっごくもったりするところ。なんだか背中に荷物を背負ってる感じになってしまいます。

また、他のアレンジを試してみようと本を見ながら四苦八苦していますがそれももやもや。

 

何度か結び直しを繰り返していると半幅帯のアレンジのことを思い出しました。

帯結びは折り紙のようなものだと思っています。

きっちりと角をつける、折り目をつける、ひだをとる。

羽1枚ずつの形作りをしっかりした上で全体のバランスを整えると少しイメージに近づいてきた部分がありました。(とはいえまだぐしゃっとしていますが)

 

四角いところをまーるく掃除しがちな私ですが

着付けはぴしっとすっきりできるようにできるように頑張ります。

 

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テストまでもう少し。

留袖のテストまでもう少し。

もう少しと思いながら練習時間があまり取れず、短時間で部分的な練習しかできておりません。

襟の角度を1発で決める練習とか、

着丈を決める練習とか、

おはしょりを整える練習とか、

その部分だけど30分ぐらい何度か繰り返す練習ばかりしていました。

ようやく通しで練習する時間ができたので記録。

 

やはり私の癖は、上前の襟の幅が広くなってしまう。

襟幅を決めている最中は左右対称になっているはずなのに、仕上げのときに確認すると上前(向かって右側)の幅の方が広くなる。

胸のシワを引いている時か帯の中に紐をしまう時に引っ張られてしまっているのか、、、原因はそれぐらいしか考えられず。

または襟の幅を決めている最中に目の錯覚で均等になっていないのか。その可能性も十分あります。

取り急ぎ今は、自分が均等だと思う角度より少しだけ狭めてみたりしています。

早いところ原因を追求して対策を考えないと、と少し焦ってみたり。

 

着丈もやっぱり難しい!

でも焦っても仕方がないので部分ごとにクリアしていける様に少しでも時間を作って練習します。

 

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二倍おいしい他装レッスン

初めて他装コースの昼の部へ参加しました。

土曜日の時間が休講のため、昼の部には5人の参加でした。せっかく人数も多く揃ったという事で、二人がモデル役をしてそれぞれ振袖を着せていただく事に。

私もモデル役をさせていただきました。

着せていただく事も勉強になります。

着付けしていただく方の動きを見ながら、締め具合などは体感できるので、俯瞰的にも見れる上に体感もできる一石二鳥な体験でした。

上手くいかい部分などは吉澤先生の手が入り、これまた貴重な体験です。

 

私も疑問に思っていた事や上手くいかない部分なども相談しながら、グループレッスンで得るものもたくさんあります。

 

他装コースも白熱し、あっという間の2時間。

その後にお時間をいただき、黒留袖のチェックをしていただきました。

結果は惨敗。えりの角度、着物の丈(床についていてアウト)・身幅などなど合格には程遠い結果に。

いろいろと褒めていただいていた部分もあったので無意識のうちに調子に乗っていたのだと思います(そんなつもりはなく粛々と手を動かしていたつもりなんですが)

姉弟子の木原さんも一緒に黒留袖のトルソー着付けをしていただいて、木原さんの仕上げと比べてみたりとこちらもいろいろと勉強になりました。

木原さん、お付き合いいただき有難うございました!

 

黒留袖の着付けなかなか上手くいかない事も多々あるのですが、回数を重ねるごとに楽しく感じている部分もあります。少しずつ自分の理想な仕上がりに近づいているのかな、とも感じています。

 

テストまでもう少しお時間をいただき、一発合格を目標にあと1ヶ月仕上げたいと思います。

 

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えりの角度が鈍角すぎる上に中心ではない。

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前幅が広すぎる為寸胴に。おまけに床についてしまってる状態。

 

重力には張力で

比翼&重さとの戦い再び。

着丈の床すれすれは確定率が上がってきたのですが、襟元が上手くいかないことが多いです。三角上げができておらず下前の胸のシワが取れていないことと、上前の衿幅が帯を巻いた後に広がっていることがあります。

比翼があり重みがある分、三角上げもきちんと上げて紐にかけないと落ちていることがあり、比翼や襟のたるみをとることができません。

上前の衿幅が広くなってしまうのは、胸紐を帯の中に入れ込む時にずれてしまっているのか、、、袋帯だと閉めすぎることがあり、枕の紐や帯揚げを入れる際にいっしょに引っ張ってしまっているのか、、、。

なんとなく原因が判明しているところもあるので1つずつ解決させていく練習をしています。

 

帯に関しては二重太鼓だと大きくなりがち。きっちり正方形にしたつもりでもずれてしまっているようすで、、、現状どこでずれてしまっているかがわからないので、対策としては小さめに作ることを心がけようと思っています。(それにしても大きい)

 

完成形を見て、なぜそうなったのか、いつそうなったのか、を考えながらじっくりと練習しています。が、そろそろタイムトライアルもしなければいけないですね。

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着物は張力

週末は神戸三宮の染織こうげいさんで開催された吉澤先生の出張レッスンに伺いました。

 

帯締め帯揚げの美しい結び方というテーマでのレッスン内容でした。

先日のレッスンでも帯揚げがふわふわ収まらずに苦戦していると、吉澤先生がすきっと1発で収めてくださり驚きでした。はやり帯揚げも帯締めも目に付きやすい部分ではあるのできっちりと押さえておきたいポイントですね。

 

着物を着ていらした方はぜひ一緒にやってみましょう。と帯揚げを解いて、吉澤先生の実演・解説を追って手を動かしていくと、、、あら不思議。皆さんすっきりと帯揚げが収まっていました。と、簡単に書かせていただきましたが、ここまででほぼ1時間ほど。

百貨店での公開レッスンよりも近い距離で一人ずつ丁寧に解説をしてくださり、とっても濃密なレッスンとなりました。

 

レッスンのあとは、店内の素敵な帯揚げや帯締めを見せていただきながら着物女子談義で盛り上がりました。染織こうげいさんのスタッフの方も皆さんとても丁寧に商品について説明して下さいました。私も唐織りの帯揚げを購入いたしました。セミフォーマルに合わせたいなと思っています。

 

来月も下記日程で開催されるとのことです。
11月9日(金)14:00~2時間程度

「お太鼓柄の出し方」

詳しくは染織こうげいさんのHPをご覧ください。

染織こうげい|浜松・神戸の着物店

 

レッスン風景の写真を撮影していなかったのが反省点。練習も記録することを忘れない。

 

でも、レッスンに参加されていた方々が、綺麗に収まった帯揚げを鏡で確認されていた時の笑顔はしっかり脳内HDDに録画されました。皆さんとてもステキな笑顔でした。私もそうだったな、と嬉しくなりました。

 

写真はレッスン後のエネルギー補給の1枚。

染織こうげいさんの近くはおしゃれカフェがたくさんありました。天気の日はお散歩・お買い物も楽しめそうですね。

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