爆裂騒音くしゃみ
といえば、ジジイ
だと考える人がほとんどだろう。
実際、爆裂騒音くしゃみの主はジジイである場合が
(数としては)おそらく多いわけだが、
私はシス女性として36年生きてきて、ずっとくしゃみがデカい。
つまり、過去には
爆裂騒音くしゃみ少女 であったり、
爆裂騒音くしゃみ乙女 だった時代が、確かにあったのだ。
私は痩せ型で顔の造作が薄く、
とにかく見た目の印象と くしゃみのボリュームが合致しないので
よく驚かれ、笑われたものだった。
まぁ、そんなことは今となってはどうでもいい。
現在、私は 爆裂騒音くしゃみ中年女性 として暮らしている。
近隣住民に申し訳ない。
いつか管理会社を通して苦情が入ったり、
アパートを追い出されるんじゃないかと怯えている。
Twitterでいくつか「くしゃみを我慢する方法・くしゃみの音量を抑える方法」を教えてもらったことがあった。(前歯の裏を舌で押す、鼻の下を指で押す、全身の力を抜く、など)
しかし、残念ながらどの方法もマスターできなかった。
そんなわけで相変わらず大きなくしゃみを連発している私だが、
とはいえ、数年前までと比べて
少しだけボリュームを抑えることができている(気がする)。
その方法とは、以下の通り。
デフォルトのくしゃみ音である「デヤァッショエ」から
「ア」の母音を抜くように意識し、口を「オ」の形に近づけ、
空気砲のように、細長い筒状に放出することを意識して
「ブオッッシュ」にする。
以上である。
虚しいが、
「ブオッッシュ」が今の私の精一杯だ。