19歳で倒産に追い込まれた忙しい女子大生のおしながき

最近夜職を卒業しました。(借金返済しました。)

【個人間決済】近い将来、あの飲み会でのケチケチした1円単位の割り勘がなくなる日が来るかも

 

 

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 先日、ある決済サービスをこの春にもローンチしようという方のお話を、1対1で聞かせていただく機会がありました。

 

 

現存の決済サービス

 「決済」とは証券または代金の支払いによって売買取引を完了することを指しますが、日々生きていて、世の中には本当にたくさんの決済サービスがあるなと感じます。現金での支払いも当然、クレジットカード、電子マネー、デビットカード、売買目的有価証券などなど、挙げたらきりがないくらいありますよね。

 さらに言うと、それらの決済サービスに例えば「Apple Pay」だとかおサイフケータイだとか、いろんな便利なシステムというかサービスが組み合わさって、また別個の新たな決済のサービスとして浸透しているものもあると思います。

 

 

仲介者の存在

 そのあらゆる決済サービスの中で今までの状況を振り返った時、特にオンラインショッピングをはじめとしたネット上のお金のやり取りでは、「売った人」と「買った人」の間に何かしら仲介する会社やシステムがありましたよね。

 例えば今流行りのメルカリ。メルカリは直接出品者に金銭を支払うのではなく、一旦メルカリにクレジットカードなりネットバンクなり口座振り込みなどを経由してお金を引き渡しします。その後、購入者の手元に商品が到着して初めてメルカリ側が出品者に取引代金を振り込む・渡すという手続になっていると思います。

 このシステムは何もメルカリだけでなく、ハンドメイドマーケットのminneもそうだし、あとちょっと仕組みは少し変わると思いますが、楽天市場等の銀行振込の支払いで楽天が窓口となって決済を成立させています。BとCの間に必ず楽天が仲介するということでしょうか。

 個人的には私はこの仲介のシステム、非常に便利だと感じていました。なぜならオークションでいうと、支払いを履行したのに商品が発送されないとか、その逆のケース(あまりないケースだけど、商品は発行したのにor取り寄せたのに支払いがないケース)のトラブルも想定できたからです。仲介者の目線から見ても、賃貸不動産と同じ、仲介に入るからこそそこで手数料なりバックマージンなり搾取しやすいですもんね。

 

 

そもそもクレジットカードですら仲介されている

 記事を書いていて思いましたが、そもそも「クレジットカード決済」というシステムそのものがこの仲介の関係にありましたね。大元を見落としていました。

 少し前の私はお金の知識もマーケティングの知識も全くない、平凡なバカ女子大生だったので、このような決済の仕組みなら自分が金銭的に損しないし、口座等の個人情報を直接取引相手に知られることもない、安心・安全なものだと感じていました。

 ただ、1点だけ。クレジットカード・電子マネー等では現状C to Cでお金のやり取りができないんですよね。あ、もちろん決済リーダーとか使えばできるものも多く存在していると思いますし、私が無知な部分もあると思います。ただ、友人や両親とのお金のやり取りって現金で渡すか、銀行口座に振り込んでやり取りするか、、、ぐらいしか思いつきません。

 大学生にとってネットバンクはまだそこまで身近な存在じゃないし、多分少額だったら直接会って現金で手渡すケースが大きいと思います。でもそれって取引のなんの痕跡も残らないし、お互い顔見知りで信頼が最低限あってその上でできることですよね。

 

 

個人間決済が可能に

 そんな中で最近私が特に注目している、これから時代が来るであろうと日に日に感じるのが「個人間決済・送金サービス」です。

 2016年ごろから幾つかすでに始まっているサービスもありますが、日本では以下のサービスが代表的ですかね。

 

このぐらいでしょうか。この中だと多分スマホユーザーの多くはLINEは使うと思うので、このLINE Payというのはみj身にしたり目にしたりした経験あると思います。

 

tsucreca.com

 

 どれもだいたい大枠は同じようなサービスなので、このLINE Payの仕組みを解説した記事を参考にしていただけたらと思います。

 まだまだこれからローンチするものなど具体的な時期は未定でも、この分野でのしあがろうというスタートアップ企業が確実に存在していると思います。

 

 

「1円単位の割り勘って本当面倒」→これがなくなるかも

 私自身も少し前に個人間決済・送金のこういったサービスが2017年くらいからFintechの1つとして登場してくると知ったんですが、当初は全く関心がありませんでした。なぜなら、自分の生活の中でそんなに利用する場面が想像できなかったからです。

 でもよくよく考えてみると、結構使える場面ありますよね。まさに割り勘の時とか。

割り勘なんてこんな記事書いてる私が言うのもおかしいんですけどねww

www.1919az.com

 

 でも一応そこは、大学生なので、サークルやゼミの飲み会、女子だけの飲み会などの時は全然割り勘OKです。いや、むしろ割り勘が当然ですよね。

 ただ正直言うと人数が多ければ多いほど割り勘って難しいですよね。そういう時に1円単位まできっちり割る人絶対いるんですよね。確かに1円も損したくない気持ちは誰しもあるけど、でもそんな細かいとこまでケチケチするなら、、私なら「端数出すよ」って言いますね。

 そういう場面に遭遇するのってなんか楽しい飲み会の後味悪くなっちゃうし、だからそういう時こそ男性には少しでも多めに出してもらいたいな、、なんて思いますよね。そういう思いもあってあの記事を書いたんですが、、でも今の男子大学生はあまり率先してそういう行動とる人いないかもですね。時代の風潮というか、しょうがないです。金の蔵での合コンですら割り勘の時代ですもんねw

 って話が長くなったんですが、そんな時にこのサービスがかなーり便利なんです。例えば、幹事がいたらこの決済・送金アプリなりを経由してきっちり1円単位で割り勘できるんです。それも財布から1円も動かさず。こんな請求も支払いも楽なサービスって非常に便利だと思いませんか?

 

 

キャッシュレス化の実現

 他にもタクシー代で相乗りした時の代金の何割かだけ請求するor支払いや、チケット代、お昼ご飯代、なんでも使えますよね。

 最近はApple Payの登場で、私自身月に2回ほどしかATMでお金を下ろすことがなくなりました。基本的に1,000円以上の買い物はクレジットカード、それ以下の金額で使える場所ではApple Pay、それも使えない時はモバイルSuica、最後の手段で現金、っていう生活をしているのでキャッシュレス化は個人の中では進んでました。

 ただ、友達とのちょっとしたランチ代とかの支払いや食事の割り勘の際は、自分だけクレジットカードを使うわけにもいかないし現金を使いますよね。でももしこのサービスが私も私の周りの人も使うようになったら、本当の意味でキャッシュレスですよね。財布を持たずスマホ1つで基本的に困らない世界が、近い将来実現しようとしているんでう。これはすごいことだなと、大学生ながらに感じます。

 

 

リスクもある

 各社それぞれ具体的なサービスの仕組みは異なっていると思いますが、当然まだまだリスクも多く存在しています。

 そもそもこれらのサービスはクレジットカードやデビットカード、プリペイソカードを持っていることが前提なものが多く、それすら所持していない大学生なんて山ほどいます。さらにネット上に要するに銀行口座と小野路ようなものを作って、その残高から支払いするっていう仕組みが多いと思うので、そのセキュリティ面での不安も拭いきれません。

 また、これは視点が異なりますが、当然サービス運営側として手数料を儲け・利益とするわけですが、どの部分の手数料を取るかです。

 例えばクレジットカード会社だったら、消費者がクレジットカード決済を利用したら加盟店から手数料を取ります。プラスα、個人が分割払いを選択したら加盟店からも個人からも手数料を取れるわけですよね。そうやって儲けを出していますが、果たしてこれらのサービスはどうでしょうか。

 それぞれ月額いくらまでは手数料無料とか、個人同士は初期費用・月額費用無料とか色々打ち出していますが、この先のフェーズでの利用も視野に入れていかないとなかなか利益面でどうなんだろう?という疑問も無きにしも非ずというのが私の率直な感想です。それでも私なんかよりずっとずっと賢い先輩たちが考えるビジネスモデルなので、きっと利益が0とか利益を度外視とかはないと思いますが。

 個人間の送金のさらに上のフェーズ、すでに存在する金融サービスとの関わりの中でどれだけ存在価値を生み出して生き残っていくかが重要かもしれませんね。そういう中で仕事できたらきっと楽しいだろうなと思っちゃいました。

 

 

最後に

 先述しましたが、このサービスの利用にはクレジットカード(その他のカード類も含む)が前提です。クレジットカードを持たない大学生は私の同級生でもたくさんいます。このような便利なサービスに乗り遅れないためにも、絶対に1枚は持っておいたほうがいいと思います

 個人的には1枚目なら三井住友VISAなんていいかなと思いますが。私自身も初めて持ったクレジットカードが「三井住友VISAカード」なので。参考まで↓↓

tsucreca.com

 

 ともかく企業名やお名前は出せませんが、お話を伺えて非常に良い機会になりました。またこのような機会があったら私の小さなブログですが展開して共有できたらなと思います。

 

 読んでいただきありがとうございました!!! はてブよろしくお願いします!