体育学部卒が語る。 30代からの身体メンテナンス 2017

糖質制限ダイエット、脂肪燃焼、メタボ、体脂肪率や 腰痛、花粉症などを大いに語ります。

【1ヶ月-10kg】30代男の効果的なストレスフリー糖質制限(⑦) 『効果的な運動の順番』

効果的な運動の順番とは!?

“時間あたりの消費カロリー”だけ考えるなら、筋トレなどの無酸素運動が一番です。
しかし、より効果的にダイエットを実施するために、今回は『筋トレ』と『有酸素運動』この2点、を考慮して“ダイエット効果が高い”運動の方法をご紹介します。
ダイエットという観点で最も効率的に脂肪を消費する方法は食事制限+運動です。
運動はさらに、
■筋トレなど・・・無酸素運動
■ジョギングなど・・・有酸素運動
に分けられます。
そして、運動をする順番が
① 筋トレ
有酸素運動
の順番で行うと最もダイエットの効果を得やすくなります。
筋トレに関してはダイエットを初めて間もない人は出来る範囲で良いと思います。
あまり長時間筋トレをしてもエネルギー切れになり有酸素運動へ移れなくなってしまいます。何より筋肉痛が凄すぎて長続きしないです。
(ちなみに私は最初の頃は腹筋10回2セットから始めてました。)

私が実施している時間配分は下記になります。
■筋トレ:10~20分程度
有酸素運動:30分~1時間程

筋トレを先に実施すべき理由!

筋トレを先に実施すべき理由は『脂肪燃焼効率が良くなる』ということが言えます。運動強度が上がる程、無酸素運動になります。そして、脂肪よりも糖質の利用率が上がります。

筋トレを実施すると体内にあるグリコーゲン(糖質)が使用されるため筋トレを終えると体内の糖が少ない状態になります。体内に糖が少ないため、脂肪をエネルギー源として利用するため普段よりも脂肪が燃焼しやすくなります。
なので、筋トレ後に有酸素運動を行うことで、脂肪燃焼効率を上げることができます。
※体内に糖質がすくない状態にするため『食事を摂らない=栄養不足の状態』にして有酸素運動を行うことはNGです。
 カタボリックつまり「筋肉の分解」が進み筋肉を大きく減少させてしまいます。栄養はしっかりとってくださいね。

「20分以上運動しないと脂肪が燃えない」という考え方について

私達のエネルギー源には『糖質』と『脂肪』の2種類があります。
そして、運動の際に「糖質のみ」or「脂肪のみ」エネルギーとして使われるということはありません。『糖質』であろうと『脂肪』であろうと、どちらも常に使われており、『運動強度』によりその割合が変わります。

よく聞かれるのが、「20分以上の有酸素運動をすると脂肪が燃やされはじめる」という話がありますが、極端な話、1分でも運動すれば脂肪は燃やされます。ではなぜ「20分以上の有酸素運動」と言われるか?という点ですが、有酸素運動を行うと、最初の20分は主に糖質がエネルギー源として使われます。

そして20分を過ぎると脂肪をエネルギーとして使う割合が高まります。そのため、糖質よりも脂肪の利用される割合が上回る必要時間が『20分』となるわけです。最初は「脂肪よりも糖質を多めに」エネルギー源として利用し運動を続けるにつれ徐々に脂肪の活用割合が増えていきます。そして20分を過ぎると脂肪をメインにエネルギーとして利用されます。

なので正確には、
有酸素運動は20分以上やらないと脂肪が燃えない」
ではなく
有酸素運動を20分以上すると効果的」
という言葉が正しいと思います。

とはいえ、ダイエットとして糖質が消費されることが無意味かと言うとそんなことはなく、
使われるエネルギー源が糖質であろうと脂肪であろうと、有酸素運動で糖質が消費されれば、脂肪にはなりにくくなるため『運動をしてエネルギーを消費すること』が大切です。

【1ヶ月-10kg】30代男の効果的なストレスフリー糖質制限(⑥) 『有酸素運動と無酸素運動』

効果的なダイエットとは!?

ここまででダイエットの種類として
糖質制限ダイエット
カロリー制限ダイエット
たんぱく質ダイエット

などをお伝えしてきましたが、今回は『消費』について触れたいと思います。ダイエットは基本カロリーでの計算になるので、(もちろん糖質を意識したうえで。です。)
ただ実は、あまり気にされていませんが、『消費カロリーが高い』とう一点だけではあまり良い運動と言えません。もし、“時間あたりの消費カロリー”だけ考えるなら、筋トレや100mダッシュなどが一番ということになります。ではどのような運動が良いのか?
そのため必要になってくるのが有酸素運動が必要になります。さらに同じくらい大切なのが『長時間の継続が可能』であるということです。

有酸素運動無酸素運動の違い

私達が普段「運動」と呼んでいるものは、有酸素運動無酸素運動の2種類があります。

有酸素運動脂肪が燃える運動です)
有酸素運動とは、酸素を取り組むことで脂肪や糖質を燃焼させエネルギーを生み出す運動を言います。
比較的、軽度~中程度の負荷の運動で、代表的なものには、ウォーキングやジョギングなどがあります。いずれも、深い呼吸で酸素を取り入れながら、ゆっくりエネルギーを燃やす運動です。このような運動は『長時間の継続が可能』なのが特徴です。


無酸素運動が燃える運動です。)
無酸素運動とは動きや負荷が強いため酸素を吸うことができない、酸素をほとんど必要としない息が切れるような運動を指します。とはいえ呼吸はしているので、酸素を使わないという意味ではなく、まったくの無酸素になるというわけではありません。

無酸素運動は短時間に強い力が必要となる運動で、筋肉に貯めた糖質(グリコーゲン)が主なエネルギーとして使われます。(筋力トレや瞬発力が必要な短距離走、100mダッシュなど。)糖質だけからエネルギーを生みだす割合が高い運動になります。

有酸素運動無酸素運動どちらが効果的!?

結論から言うとどちらも効果があります。違いを理解し組み合わせて行うことでより効果が期待できます。
ちなみに、私は有酸素運動』8無酸素運動』2くらいの割合で二つの運動を組み合わせておりました。

有酸素運動
メタボ気味の方で体脂肪を燃やすことで減量しスリムにしていきたい方に向いているかと思います。10分や15分程度でも脂肪の効果がありますが、脂肪が燃焼するまでにはある程度の時間がかかるため、脂肪の分解が高まり、活発に利用される20分以上継続した運動を行うとより高い効果が期待できます。

無酸素運動
引き締まった筋肉質な体型を作りたい方に向いていると思います。筋肉量が増えると基礎代謝が高まり上がるため、運動をしていない普段の生活などでも脂肪が燃えるため痩せやす)体質になることが期待できます。


有酸素運動無酸素運動も違いや効果を理解することで効果的なダイエットが期待できます。

 

【1ヶ月-10kg】30代男の効果的なストレスフリー糖質制限(⑤) 『糖質とカロリー』

糖質とカロリーの違いについて

体質改善を大前提としつつ、いくつかのダイエットの考え方、方法をご紹介しました。

・カロリーの考え方

糖質制限ダイエット

・高たんぱく質ダイエット

体型に影響を与えるのは突き詰めると結局のところ「カロリー収支」かなと思います。
超シンプルに考えると、摂取カロリーより消費カロリーの方が多ければ、遅かれ早かれ痩せます。(当たり前ですが)

じゃ、結局のところ結果が出やすいダイエットは?

糖質制限ダイエット
■カロリー制限ダイエット
どちらの方が優れたダイエットなのか?

2つの方法の違いとは?

糖質制限とカロリー制限の違い

糖質制限
即効性のあるダイエット糖質制限ダイエットと言われており、そもそも糖質制限ダイエットは糖尿病の治療で生まれたダイエットと言われています。(なのでベースにあるのは『治療』です。)

また、日本人はカロリー(エネルギー)を約60%を糖質(お米やパン)から摂取しており、この糖質を減らすことで痩せるダイエットが糖質制限ダイエットになります。

■カロリー制限
・消費カロリー < 摂取カロリ ⇒ 体脂肪に・・・。
・消費カロリー > 摂取カロリー ⇒ 痩せる!

つまり、『カロリーを抑えて、カロリーを消費する生活』をすることで、結果的にダイエット成功後も健康的に過ごせ、『体質改善』につながるダイエットと言えます。そのため、私は糖質制限ダイエットをベースとしたカロリー制限ダイエットたんぱく質ダイエット実施しておりました(アカトカゲ流ハイブリットダイエットですね。)

糖質制限とカロリー制限で効果倍増

糖質制限では、脂質やタンパク質はあまり制限せず、カロリー計算もあまり行わないやり方が一般的なやり方です。ちなみに、糖質制限とカロリー制限とでは食べ物に関して良い悪いが逆になることもあります。
例)
■アボカド
糖質制限OK
カロリー制限:NG


■バナナ
糖質制限:NG
カロリー制限:OK

※気にしすぎるのも大変なので頭の片隅に「そういう事もあるんだな。」くらいで良いかと思います。ちなみに私はバナナ食べてました。

まずは出来ることから始めるのが良いと思うので、

■外食が多い方
カロリー制限ダイエット ※これだけでだいぶ効果あると思います。やはり外食はハイカロリー、高糖分、高塩分な可能性が高いです。


■合理的な方
糖質制限&カロリー制限ダイエット ※効果抜群


■だいぶメタボ気味
糖質制限ダイエット ※そもそもの健康を考えて

あたりが合うかと思います。

 

即効性のある『糖質を制限』でメタボ体質を改善し、『カロリー制限』で体質改善につなげ健康的なダイエットに取り組んでいきましょう!

【1ヶ月-10kg】30代男の効果的なストレスフリー糖質制限(④-2) 『たんぱく質』

 低カロリー高たんぱく質はダイエットに最適!

たんぱく質ダイエットというダイエット方法があります。
糖質制限ダイエット
⇒糖質を制限するダイエット方法

■高たんぱく質ダイエット
たんぱく質を意識的に食べるダイエット方法

そもそもダイエットをして痩せるためには余分な脂肪を燃焼させることが重要です。そのため、

糖質制限 × 低カロリー高たんぱく = 最強です。

※ざっくりな意見ですが、私が実施した方法はこの手法のやや中間よりのダイエット方法だったと思います。糖質は制限しつつも、中カロリー~低カロリーくらいのたんぱく質を食べていたイメージです。

高タンパク質ダイエットは制限するものが少なく、意識してタンパク質を積極的に食べる方法ですから我慢することが少なく、食事制限が苦手な人にも取り入れやすいストレスフリー続けやすいダイエット方法と言えると思います。

痩せやすい体とは!?

食べた物をエネルギーに変える働きのことを代謝と言いますが、(普段の生活の代謝基礎代謝)この代謝が高いと普段の生活で消費するエネルギーが多くなるので必然的に太りにくい体になります。その代謝を左右するのが筋肉の量になります。
たんぱく質ダイエットとは、基礎代謝を上げて余分な脂肪を燃焼させる無理なく痩せるダイエットのことです!

高タンパク質ダイエットでは、筋肉を作る元を十分取りますので筋力をつけて代謝量をアップ、痩せやすい体作りに働いてくれます。


もちろんタンパク質を食べただけで筋肉は作られません。筋力トレーニングを行わなければ筋肉はつかないのです。高タンパク質ダイエットの効果を得るために欠かせないのが運動です。筋肉のもととなるタンパク質をしっかりと取ったのに、それを鍛えなければ期待するほどの効果が得られません。

摂取すべきたんぱく質

低カロリー高タンパク質食品の代表格ともいえるのが鶏肉です。脂質の少ない鶏ムネ肉・ササミ等はダイエットに最適とされています。ちなみに、今まで書いた記事を理解してもらえてれば牛肉とかでも全然大丈夫です。(私も牛肉食べてましたし食べてます。)

ただ、鶏肉安いですし本気でお腹いっぱい食べれます。脂質の話もしたので肉類を選ぶ時は、脂質を摂取し過ぎない程度に脂身と赤身のバランスの良い肉を選ぶか、脂身が少ない赤身を選ぶのが良いと思います。
※豚肉や牛肉も食べて下さいね。鶏肉だけでは不足しがちな栄養素を補うことができます。

特に豚肉や牛肉には、脂肪燃焼の手助けとなるカルニチン豊富に含まれていますので非常に優れた高たんぱく質食材です。しかも肉などのタンパク質は食事のメインとしてもよく出され、満腹感を得られるので、お腹がすきにくい効果も期待できます。そのため、ストレスフリー続けやすいダイエット方法と言えると思います!

【1ヶ月-10kg】30代男の効果的なストレスフリー糖質制限(④-1) 『たんぱく質』

たんぱく質の重要性 「ダイエットとたんぱく質

今回は今まであまり触れてこなかった『たんぱく質』について触れたいと思います。
カロリー、炭水化物、糖質、脂質、たんぱく質など色んなワードが出てきましたがちょっと整理しようと思います。

【エネルギーの単位】
■カロリー
⇒摂取カロリーもそうですが消費カロリーの目安に利用しよう!

(参考)

■「肉」

⇒脂質との組み合わせの高カロリー
⇒太りにくい

■「お菓子」

⇒糖質との組み合わせの高カロリー
⇒太る


【3大栄養素】
■炭水化物(糖質)
太る最大の原因。エネルギーとして使いきれず余った分は体脂肪へ

■脂質
⇒エネルギーの塊
 高カロリーだけど実は基本太るものではない。ただ、摂取しすぎると先にエネルギーとして使われてしまうので体脂肪を燃焼するまでに至らないから注意が必要。結果痩せない。

たんぱく質
⇒今回はココ。


今まで糖質や脂質やカロリーといった内容を語ってきましたがたんぱく気にしなくていいのか?
答えは『NO!!』

たんぱく質。とても大切です。

 

そもそもたんぱく質とは!?

たんぱく質はあらやるところで関係します。

「人間の身体」 = たんぱく質+水分といっても過言ではありません。

皆さんご存知の筋肉はもちろん内臓、歯、髪もそうです。これは動物はほぼ一緒で、低カロリーの肉はあっても、低たんぱく質な肉は無いですよね。ただ、役割は違うものの三大栄養素の共通点は「エネルギーになるが、余ったら脂肪になる。」という点です。正確には若干違いますが、「余ったものから脂肪になる」と思ってもらっていいと思います。

たんぱく質は色んなことに使われるので基本余らない認識でも良いと思いますが、運動してないのに肉1,000g食べるとか、毎食プロテインを摂取するとかは余るイメージわきますよね。
※もちろん「筋肉量をつける」という観点でトレーニングしていれば別です。

たんぱく質の推奨摂取量
■運動習慣のない人
⇒体重1kgあたり1g
■運動習慣のある人
⇒体重1kgあたり1.5~2g

たんぱく質は意識的に多く摂らないと筋肉へなかなか行きわたりません。
たんぱく質は身体のいたるところで利用されるため、ある程度摂取しても、ほとんどが筋肉として使われる前に、別で使われてしまう可能性があるからです


たんぱく質を含む食材ってなに?
たんぱく質を多く含む食材といえば、動物性たんぱく質の肉と魚、植物性たんぱく質の豆類が有名です。

■タンパク質を多く含む下記の食品
・肉
・魚
・卵
・大豆製品
・乳製品

私はお肉も食べていましたが、積極的に魚を食べたり、植物性タンパク質(豆腐など)を摂取するようにしてました。

動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の優劣については様々な意見がありますが、手に入れやすいものからバランスよく摂取していければ良いと思います。
また、たんぱく質だけでなく、野菜海藻などもバランスよく食べると、他の栄養と組み合わさり吸収や働きを高められます。

たんぱく質を摂取する際に気をつけたいこと

① 味付けに注意!
端的に言うと外食のお肉のタレは店にもよりますが糖質がたくさん含まれている可能性が高いです。

たんぱく質も摂取し過ぎは禁物。
たんぱく質は血糖値視点で見ると太らないと言われています。
■摂取したたんぱく質の50%が血糖に変わる。(糖質の半分)
■血糖値ピークが3時間後で、糖質のピークが終わってからで重ならない。
※糖質は食後1時間30分の間に100%血糖に変わる。
■消化が緩やかで血糖値の上昇スピードも緩やか。

しかし、過剰な摂取をすれば50%もかなりの血糖値に変わります。食後から2~4時間の間で緩やかに長い期間高い血糖になるわけです。糖質があまると? = 「太る」です。

しかし、たんぱく質のピークは食後の3時間後で、血糖に変わるのは摂取したたんぱく質の50%と量も少ない(糖質の半分)血糖値を急激に上げない。上昇スピードも緩やかなために、脂肪を製造する血糖値ラインまで血糖値が上がりづらいと言われています。
※ちなみに脂肪を製造する血糖値ラインは個人差があります。

栄養素の血糖に変わる割合として
・糖質 : 100%
たんぱく質 : 50%
・脂質 : 10%
と言われております。

そのため、たんぱく質も摂取し過ぎる怖い存在に変わります。運動もしていないのに毎食プロテインを摂取したらヤバイということはお分かり頂けたかと思います
動いていないのにも関わらず過剰なたんぱく質の摂取はご注意ください!

 

【1ヶ月-10kg】30代男の効果的なストレスフリー糖質制限(③) 『脂質』

カロリー、糖質、脂質、炭水化物の違いについて

糖質、炭水化物、脂質、これらは「太りそうな食べ物」で一括りにされがちです。

① 糖質
② 炭水化物
③ 脂質

こんなイメージでしょうか?

「太りそうな食べ物」で括られますが糖質は炭水化物の一種で、全て三大栄養素に分けられます。ざっくり切り分けるとこんな感じです。

【3大栄養素】
■炭水化物 4Kcal(①・②)

■脂質 9Kcal(③)

たんぱく質 4Kcal

もちろん栄養はこれだけではないですが、熱に変えてエネルギーにできるのは主にこの三大栄養素になります。

 炭水化物(糖質)は過剰に余ると体脂肪として備蓄されます。
脂肪に変換するとエネルギーが必要なときに効率よくエネルギーに変換できるので、優先的に脂肪に変換されると言われています。(たんぱく質や脂質も一部は糖になりますがここでは割愛します。)

【炭水化物(糖質)】

過剰に余ると体脂肪として備蓄されます。
筋肉ではなく脂肪でエネルギーを保存するのは、脂肪に変換するとエネルギーが必要なときに効率よくエネルギーに変換でき熱量が圧倒的だからです。脂質はエネルギーの塊なんです。

たんぱく質、脂質】

肉や脂質だけ食べるとカロリーは高いですが肥満になるのは極めて困難と言えます。普通の食事量の範囲であれば、脂質を気にせずにお腹いっぱい食べても肥満どころか体重の増加自体が難しいのです。

そのため、カロリーだけでは語れないとも言えます。

私はカロリー計算はあくまで消費カロリーの目安として利用してました。

 

脂質は実は太らない!?

となると、なぜ脂質が太ると言われるか?という点です。一般的にカロリーが高いと太る言われてきました。
そのため、脂質はカロリーが高いため太る原因であると考えられてきたのです。

そもそも、脂質が体脂肪になると考えている方が多く見受けられますが、脂肪を作る最大の原因は糖質です。肥満の最大の理由は「糖質の取り過ぎ」と考えられます。

 脂肪は消化に時間がかかり摂取した脂肪のうち血糖に変わるのは10%未満と言われています。そのため、血糖値にほとんど影響を与えないため血糖値という観点で言うと優秀なんです。

また、体は活動するためにエネルギーが必要ですが、エネルギーの消費順序は食べた物から先に消費していきます。

①エネルギーの塊である脂質を摂取すると先にエネルギーとして使われるためお腹についた脂肪をエネルギーにするのはその後です。

エネルギーの塊である脂質を摂取すれば糖質はエネルギーとして使われず余ります。

『糖質』は制限するが『食事』は制限しない。

アカトカゲ流では糖質をなるべくとらないように調整しておりましたが、食事は普通にお腹いっぱい食べてました。また、お肉であれば赤身多めで適度に脂身のあるバランス良いお肉をガッツリ食べてました!
お肉にはあまり糖質が含まれていないのでむしろ最適なくらいで考えていました。さらに体にとって必要なたんぱく質も多く含んでいます。

お肉はボリュームもけっこうあるので、糖質が摂れなくても、満足感のある食事を摂取できました。そのためビタミンやミネラルを意識して摂取すると良いと思います。

ビタミンは三大栄養素をエネルギーに変えます。エネルギーとして効率よく燃やすことで余分な脂肪に変わりにくく、現在付いている体脂肪を効率的に燃焼さえることが期待できます。

炭水化物や脂質を「燃料」とすると、ビタミンやミネラルは「火」といったイメージになります。
野菜にはビタミンやミネラルが豊富なのでより痩せやすい身体が期待できます!

 

まとめると、炭水化物を調整して肉や野菜を多くするというメニューにすると考えやすいと思います。
ただ、お肉には脂肪も多く含まれているので脂肪を摂取し過ぎると、体脂肪の燃焼まで届かなくなってしまうので注意して下さい。

【1ヶ月-10kg】30代男の効果的なストレスフリー糖質制限(②) 『kcal(カロリー)』

そもそも太る原因とは?

やはり太る原因は

・糖質、カロリーの過剰摂取
・消費カロリーが少ない
・脂肪が燃えにくい状態あること

なので普段の食事や生活面でどれだけ、糖質・カロリーを取りすぎず、カロリーを消費し、脂肪自体を燃えやすい身体にしていくか。を私は意識していました。

そこで、ダイエットを始めるにあたって

■1kcalでどれだけ痩せるか?
■1kcalの脂肪燃焼は?
■どれだけの運動が必要か?

あたりをあらためて整理し直しました。

ちなみに、前回の記事で、短期的には「しっかり知識をつける」ことが大切だと書きました。私も昔の知識を掘り起し、あらためて知識を整理するために昔のノート見たり、ネットで検索をかけたり、下記のワードを調べ直したりしてました。

※↓は当時調べたキーワード

・ダイエット 方法
・ダイエット 筋トレ
ダイエット 運動
ダイエット カロリー 
ダイエット 糖質制限
ライザップ
RIZAP
カロリー 計算
カロリー 燃焼
カロリー 脂肪燃焼

 

カロリーの計算に関して

1kcalでどれだけ脂肪が燃焼するのか?

「kcal(カロリー)」とはエネルギーの単位のことです。1ℓの水を1℃上昇させるのに必要な熱量(エネルギー)を1kcalと定義しています。生命活動における燃料と覚えてもらえると分かりやすいかと思います。車や飛行機も基本は熱エネルギーで動いているのでガソリンみたいなものです。

栄養学上では脂肪を燃やしたければ脂肪1gに対し9kcalが必要と言われています。

※体の脂肪には約20%の水分が含まれているため実際はその80%で計算されます。

なので、仮に脂肪1kgを減らしたいとお思うと必要カロリーは、9kcal×1000g×80%=約7200kcal程必要になります。なので私は脂肪1gに対し7キロカロリーで計算してました。つまり、単純計算すると1キロ落とすには約7,000 kcal必要となります。

※考えやすい方で計算して下さい。

あれ案外大変?と漠然な不安がよぎるかと思います。でも、大丈夫。さすがに1日で1キロ落とす(7,000 kcalの消費)は現実的ではないので。(^^;)

1日850Kcal分のカロリーの消費を目指して下さい!

(考え方)

■1日約1,500kcalの基礎代謝も含めて考える!

成人男性1日の平均基礎代謝は約1,500kcalと言われております。3日で4,500 kcalです。例えば、私の場合約1ケ月-10キロだったので1週間で-2キロになります。(単純計算)すると、3日で7,000 kcal 消費したことになります。

■3日を軸に考えて、1日の必要消費カロリーまで落とし込む!

7,000 kcal(体重1キロ分)- 4,500 kcal(基礎代謝)= 2,500 kcal
⇒2,500 kcal分を3日で消費すればOKなんです。すると、1日850kcalになります。

そしてこの『850kcal分のカロリーを消費する』というのも、

『食事』と『運動』 で 圧倒的に効率が上がります!

kcal(カロリー)は本当に太るのか?

『食事』や『運動』に入る前にkcal(カロリー)という言葉は巷にあふれており聞きなれていると思いますが、そもそもカロリーは本当に太るのか?

結論 : kcal(カロリー)だけで太るとは言い切れません。

※高カロリーでも、ケーキやお菓子は太りやすいですがお肉は太りにくいとされています。


■高カロリーで軽い食事の場合
高カロリーであるはずのお菓子をたくさん食べた日でも200~300g程度しか体重は増えないと思います。(たくさん食べる人は別。) 

■低カロリーで重い食事の場合
スープや野菜・サラダなど低カロリーの食事の場合はむしろ1~2キロくらい増えているかともます。 

実は「高カロリーの軽い食事」と「低カロリーの重い食事」での体重の増え方は違います。さらに細かく言うと消費し切れなかった糖や脂肪などは、すぐに体脂肪にはならず微粒子のまま数日間体内に留められます。なので「重量」(体重)と摂取カロリーとは異なります。  

仮に1週間同じ食事同じ生活を続けた場合、高カロリーお菓子やジュースを摂取した方に体重の増加が生じてきます。逆に低カロリーであれば数日後にはカロリーが消化され切って体重は元に戻ります。なので、カロリーだけでは判断しきれないもののカロリーを気にすることも大切です。

もし、高カロリー食品を食べても体重があまり増えていないと思って喜んでいる方がいたら、実は日に日に蓄積されていることを覚えておいてください。