馬返しキャンプ場 その2

先日、区界高原でお会いしたTKさんの話しでは、冬の間よく姫神山に登っていたCBさん、最近は岩手山に登っているそうだ。もう馬返しまで行けるようになったのか？　登山口周辺やキャンプ場は今どうなっているだろうか？　気になったので馬返しまで様子見に行った

10時半、馬返し第1駐車場着。車が40台くらいある。半分以上が県外ナンバーだった

駐車場から少し登ったところにあるキャンプ場に行ってみた。キャンプ場は使用前に滝沢市観光物産課に連絡する必要がある。今日は休日だったので電話対応は休日受付けだった。観光物産課からの申し送りでは利用は5月からなので、今日はまだ利用できないとのこと。すでにキャンプ場にいるからと、お昼を食べるだけの一時利用を了承してもらった。馬返しキャンプ場の利用は2021年7月以来だった

サイトは傾斜していてテントを張るのによさそうな平らな場所がほとんどない

山側に向かって傾斜している

ハンモックを張るのに都合のよい木も少ない

ピンクのテープが巻いてある木は朽ちて倒木の恐れあり。今回ハンモックを張った場所は非推奨

キャンプ場の水が使えないので（蛇口の水は出るけど）登山口にある鬼又清水まで水を汲みに行った

ちょうど下山してきた登山者に山の様子を訊いたところ、6合目からは雪があったがツボ足で頂上まで登ってきたとのこと（アイゼンは所持）

今年は雪解けが早いので、すでに多くの人が登っているようだ

鬼又清水の脇の休憩所と岩手山登山口さわやかトイレ

休憩所の周囲には薪がたくさん積んであった。登山者がボランティアで8合目の避難小屋まで担ぎ上げているようだ

トイレの入口には貼り紙と協力金箱

水筒2本に清水を汲んでキャンプ場に戻った

周りに落ちている小枝を拾ってソロストーブでお湯を沸かす

昼食はカップラーメン

落ちている小枝でお湯を沸かせるソロストーブは頼りになる。煙が目立たないように小さく火をキープする

ハンモックで昼寝。風が気持ち良い。Tシャツ1枚で過ごせる

昼寝のあとのおやつ

15時に駐車場を出る。今年は登れるだろうか

一本杉園地キャンプ場 その78

今日予定していた御所湖艇庫主催のイベントが強風予報で中止になった。今年最初のカヤックだったのに残念。代わりに一本杉に様子見に行ってみた。GW前半3連休の中日、混み具合はどうだろうか？

11時半、キャンプ場着。テントは2張りだけ。GWにしては意外と少ない

とりあえずハンモックを張る

今日はリンゴの木を燃やしてみたい。リンゴの木は燃やすとよい香りがするらしい。3月に山仲間のIさんからご紹介いただいたリンゴ農家さんから剪定した枝をいただいた

ベランダで乾かしていた一部を持ってきた。割って燃やしやすいようにする

火口は松の葉

リンゴの木、残念ながら特徴的な匂いは感じられなかった。自分が鈍感なだけか？ 燃やす量が足りなかったか？ カマドで燃やしたせいか？　残りの木が乾くのを待って、また試してみたい

鍋でお湯を沸かして

石井スポーツで買った「山の棒ラーメン」を煮てみる

味はまぁまぁ

ケトルでお湯を沸かして

食後のコーヒー

炊事場の側に落ちていた松の木を切って燃やす

松脂が入っていて黒い煙をあげながらよく燃える

岩手山、八幡平方面は黄砂の影響か少し霞んでいる

管理人のSさんの話しでは、今日は第2駐車場に登山者の車が100台以上。昨日はテントが16張りあったそうだ

ハンモックでまったりする。風が心地よい。ついこの前まで雪があったのにTシャツ1枚ですごせる季節になった

園地内を散歩。桜が満開。白い桜はオオシマザクラだろうか

ピンクの桜もきれい

日当たりのよいところにワラビが顔を出していた

1食分だけいただいた

17時にキャンプ場を出る。この時点でテントが5張り。今年のGWはキャンプ日和が続きそうだ

区界高原キャンプ場

区界高原ウォーキングセンターが管理するキャンプ場がオープンしたので行ってみた。冬の間、ウォーキングセンターには何度かお世話になったので、管理人さんが覚えていてくれた。キャンプ場はテント持ち込みの場合、1張520円で利用できる

広くてきれいな炊事場

受付時に洗剤など一式を貸し出してもらえる

炊事場の上にはデッキが10基あり、常設テントも用意されている。常設テントの利用は1張1040円

小ぢんまりとしたトイレ。入口は男女別

ウォーキングセンターの外に積んである木は自由に使ってよいとのこと。ありがたい

さっそく今晩使う分の薪を作った

カマドの使い勝手が良さそうなので、今日は炊事場内で夕食を作る

テントはモンベルのムーンライト2

テント設営中に山の先輩TKさんと遭遇してビックリ。TKさん、今日はウォーキングセンター周辺のヤマザクラの様子見に来られたとのこと。コーヒーを御馳走になったあと、一緒にキャンプ場周辺を散策した

キャンプ場の下を流れる小川の周囲には、キクザキイチゲなどの花やギョウジャニンニクなどの山菜がたくさんあった

管理人さんによるとセンター前のヤマザクラは昨日開花したそうだ

夕食にカレーライスを作る。戦闘飯盒2型でカレーと炊飯の同時調理をやってみる

17時に焚き火開始

18時、まだ明るい

カレーライス完成。同時調理でカレーを作ったのは2度目だった

フタに盛って、取っ手を持つと食べやすい

炊事場は電灯が点いて明るい。電灯は入口のスイッチでON/OFFできる

食後は電灯を消して、ランタンの明かりと焚き火を楽しむ

星は見えるが薄曇りでクリアに見えない

21時まで焚き火してテントに入り、タブレットでコミック本を読む

夜中の2時頃トイレに行ったときの空。月が明るく、ライトがいらないくらいだった

朝、DANGERだけどテントの中で固形燃料でお湯を沸かす

8時半に朝食。今朝の最低気温は午前4時半頃、外＋6.1、テント内＋7.2

昨夜は灰を片付けやすいように台の上で焚き火した

管理人さんに灰の捨て場所を訊いたら、そのままにしておいてと言われた。1日経って完全消火を確認してから片付けてくれるそうだ。自分が使った周囲だけ掃いておいた

掃除が終わってコーヒータイム

センター前のヤマザクラはさらに開花が進んで、ほぼ満開になった

帰りに道の駅区界高原で宮古ラーメンを食べた。煮干しだしの醤油味。細目の麺はコシがあってとてもおいしい。区界高原キャンプ場、GW中は複数の予約が入っているらしく賑やかになりそうだ

まほら岩手キャンプ場 その5

まほら岩手でキャンプするのは去年5月下旬以来だ。前回工事中だった場所には「ひなたホール」が建っていて、キャンプの受付はこちらのホールに代わっていた

林間サイトのいつもの場所には先客がいたので、同じ林間サイト内に広く乾いた場所を探した

テントはPomoly社のHUSSAR Plus 2.0　自分が持っている中で一番大きなテント。今年1月に一本杉ではじめて使っただけなので、まだ慣れていない

テントを設営し終わったところで休憩

グランドシートのストーブ位置は耐火シートになっている

林間サイトのトイレのドアに以前はなかった張り紙が...

到着時にいくつかあったデイキャンのテントは、いつの間にか撤収していた

フリーサイト脇の斜面を登り、立ち枯れ木を探す

シラカバの皮がごっそり剥がれ落ちていた。長さは1メートル以上ある

サイト付近に落ちていた枯れ木も集めて、焚き火用の薪が準備できた

持参したストーブ用の薪を適当な太さに割っておく

焚き火の準備はできたが風がある。山林火災が発生しているので要注意。風が治まるのを待つ

テントは2つある出入り口を開放して風が通り抜けるようにした

近くの木に温度計を吊るす

17時半過ぎてだいぶ風が治まってきた。焚き火をはじめる。今夜は先客と自分の2組だけ

夕食はスウェーデンの師匠のマネをしてベーコンとマッシュポテトがメイン

師匠はケトルでマッシュポテトを作っていたが、今回は鍋を使った

夕食は燻しベーコンとパプリカ、マッシュポテトのみ。調味料なしで食べてみた。味付けなしでも十分おいしい

食後は外で焚き火しながらまったり過ごす。19時前、月が明るくなって星も見えてきた

20時前、採取した薪を燃やし尽くしてからテントに入った

薪ストーブ点火。寒い。外の気温は＋3.4度

テントの中でコミックを読む

21時過ぎ、月明かりと薄曇りで星はクリアに見えない　外＋2.5度　中＋16.9度

テントの中は17度近くあるのに寒く感じる。煙突が赤くなるくらいガンガン焚いた。1月にはじめてこのテントを張ったときにも思ったが、このサイズのテントに小さなストーブはパワー不足だ。真冬に比べれば気温が上がっているので小さなストーブでも大丈夫だろうと思ったが甘かった

23時、外＋1.3度。風はほぼない。静かで月が明るい

朝は8時前にやっとシュラフから出て、とりあえずガスストーブを点けた。夜中に何度か目が覚めて、あまり眠った気がしない。冬用シュラフだったのに、なんだかとても寒く感じた。暖かい気温に体が慣れてしまったせいだろうか

薪ストーブも点けてテントの中が暖かくなってきた。今朝の最低気温は午前4時半頃、外マイナス4.2度、テント内マイナス3.6度だった。予想以上の冷え込み、さすがは藪川

8時半過ぎに朝食

朝食後、片側の出入り口を開放して1時間ほど朝寝する

10時、外で景色を眺めながらコーヒー。日差しは暖かいが風は冷たい。先客は9時過ぎに出発した

コーヒーを飲み終わって11時頃から少しづつ撤収をはじめる。受付時に、チェックアウトは12時だが今日は休みなので、ゆっくり過ごしてOKと言われた

のんびり撤収して13時にまほらを出る

近くの藪川そばに寄った

舞茸天ぷらそばがおいしい。まほら岩手、夏場の避暑にまた来てみたい

雫石川園地公園

数年ぶりに雫石川園地の桜並木に行ってみた。9時半、公園駐車場着。まだ時間が早いのか駐車場は1/3くらいしか埋まっていなかった

雫石駅の南側を流れる雫石川の堤に約150本のソメイヨシノが植えられている。並木の距離は約1.5km

桜はほぼ満開。グッドタイミングだった。中国人？観光客が桜の下で写真撮影会をしていた

堤から下りて歩いてみる

スイセンもきれい

並木のすぐ側を流れる雫石川

コブシもきれい

今日は花見しながらコーヒーの野点をしてみたい。が、桜並木の下は人通りが多くなってきて、ちょっと恥ずかしい。並木から離れた場所にバックパックを下ろした

豆はマサエコーヒーで焙煎してもらったグァテマラ

園地内で火を使うのは憚れたので、サーモボトルにお湯を入れてきた

ほんとは桜の下で花を愛でながらコーヒーを飲みたかったが、いつもどおりの山の中な感じになってしまった

詳しく判らないが数種類の桜の木があるようだ

秋田駒ケ岳は黄砂で霞んでいる

次第に人が増えてきたので退散する

堤の上から見る桜もきれい

帰りがけ、キャンプ仲間のFさんと偶然にお会いしてびっくり。今日はご家族と花見だそう。5分ほど立ち話しした

11時過ぎ、駐車場はほぼ満車

雫石の農家レストラン葉菜Cafeに寄ってみた。葉菜Cafeに来るのは何年ぶりだろうか。地元産の新鮮な野菜や米を使ったランチがおいしい。珍しくご飯をお代わりしてしまった

一本杉園地キャンプ場 その77

久しぶりにハンモック泊がしたくて一本杉に向かった。15時過ぎ一本杉園地着、プラス22度。車9台、キャンパー7組。結構、賑わっている。ハンモックを張る予定だった場所には県外ナンバーの先客が居た。予定の場所以外でハンモックを張る気になれず、予備で持ってきたムーンライトⅢを上の棚に張った

炊事場の横に放置されていた松の木で薪を作る

周囲にたくさん落ちている、松ぼっくりや小枝も集めて焚き火準備完了

17時前に焚き火開始。到着時にいたキャンパーは17時頃までに帰った。今夜は県外ナンバーの先客と自分の2組だけ

去年から倒れたまま放置されているシラカバの木からも薪を作る

夕食用にジャガイモを茹でる

シラカバの枝でバイポッドを作り、ランタンを吊るす

トマトソースハンバーグも温める

日が落ちてきたが

上空はまだ青空

八幡平の向こうに日が沈んだ

夕食はこれだけ。暑くなってきたのでノンアルビールも

食後の焚き火。松の木の燃える匂い、シラカバの木の燃える匂い、どちらも好きだ

松脂を含んだ薪がよく燃える

夜遅くまで焚き火して、採取した薪はすべて燃やし尽くした

翌朝は5時に一度目が覚めたが、7時頃まで二度寝してしまった

今朝の最低気温は午前4時半頃のプラス8.3度

園地内を散歩。第2駐車場の桜の蕾が膨らみはじめている。盛岡市内の桜は今日が満開かも？

テントの前室で固形燃料でお湯を沸かして朝食。今朝はいただきもののスープのみ

撤収途中、ソロストーブでお湯を沸かしてコーヒータイム

2次燃焼の炎を見ながら、ちまちまと小枝や松ぼっくりを燃やすのもいい

11時半に一本杉を出る。県外ナンバーの車は11時頃出ていった。車の温度計はプラス29度。春を通り越して、いきなり真夏になった

万寿山

春先に花巻の万寿山(まんじゅさん)に咲くイワウチワがきれいだと教えてくれたのは、今年1月に区界のかぶと山荘でお会いした年配登山者の皆さんだった。雪山の師匠Mさんの情報によると山はすでに花盛りらしい。今回はMさんに万寿山を案内していただけることになった

駐車場付近からの万寿山。花の時期、週末の駐車場は登山者の車で混雑するらしい

登山口近くにはきれいなトイレとバスの停留所があった

バス待合室の案内板

民家？の裏手が登山口になっていた

セリバオウレン。登り始めから足元にはきれいな花が咲いている。花の名前はすべてMさんに教えていただいた

ショウジョウバカマ。登山道の周囲にたくさん咲いている

これもセリバオウレン？　雌しべ？がピンク

少々急だが歩きやすい登山道

イワウチワ。葉も丸くてかわいい

ミスミソウ。自分が一番見たかった花。このミスミソウは紫がかっている

ミスミソウの群生

白いミスミソウ。雄しべ？がピンクで美しい

コース上に2つある大きな鉄塔からの東根山

山頂到着。プレートが5つもある。標高は410mほど

四等三角点

見晴らしは良くない。5分ほどで下りにかかった

カタクリも美しい

2つ目の鉄塔から山頂方面の眺め

鉄塔の下で昼食。食後のコーヒー

のんびり休憩してから下山

また美しいミスミソウを見つけた

これはオオカメノキとのこと。Mさんはなんでも詳しい

台温泉に戻った。ホテルの敷地内が登山道になっていてビックリ

Mさんお勧めの観光荘。台温泉に入るのは初めて。花を愛でるよい山歩きだった。案内していただいたMさんに感謝