デジタルマーケティング業界に転職しよう!

デジタルマーケティングの世界で5年以上勤めています。まだまだ伸びていくこの業界へ飛び込んでみませんか?実体験に基づくシゴト話を紹介していきます!

【シゴト紹介】営業|顧客のデジタルマーケティングを牽引する先鋒

デジタルマーケティングの営業とは、誰よりも顧客のビジネス成果にコミットし牽引する存在

今回はデジタルマーケティング業界における「営業」職種の紹介をしたいと思います。
広告業界の営業」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?

  • ゴリゴリの体育会系
  • 名刺100枚配るまで帰れない、ビル1つの全企業を回らないと帰れない
  • 顧客の言うことは絶対、貰った依頼は何が何でもやり切る

など、ブラックなイメージから挙げてみましたが…笑
私の経験上、そんなことはありません。(もしかしたら未だ存在するかもしれませんが)
今やデジタルマーケティングは様々なビジネスにおいて欠かせない存在となっています。
つまり企業の成長を続ける目的において、デジタルマーケティング業界で働く私達は「頼られる」存在でもあるのです。
目まぐるしい変化の中、如何に勝ち抜くノウハウ・テクニックを選択出来るかが勝負の分かれ目。
そんな環境にいるからこそ、最先端を走ることが出来れば顧客から頼られる存在になることは間違いありません。
ですから営業という顧客に向き合う職種には、如何のような役割が求められています。

  • 顧客ビジネス理解
  • 顧客の事業成長理解、競合会社との比較
  • 顧客が向き合っているユーザーの理解
  • これからのデジタルプロモーション戦略策定
  • 社内のチームビルディング、プロモーションの進行管理
  • 顧客との折衝・進行中のコミュニケーション

いかがでしょうか?
営業という職種はあくまでも「御用聞き」ではなく「パートナー」として日々顧客と接しています。
顧客と同じ目線に立ち、業界の変化をいち早く捉え先端ノウハウを提供しデジタルマーケティングを牽引する役割を求められているのです。

とはいえ、営業がしんどいと思うこと

私も中の人ですので、綺麗事ばかり書いてはいけないでしょう…笑
リアルなしんどい事も書いていきたいと思います。

  • 顧客の知識も高い場合があり、食らいついていく必要がある場合も
  • とにかく日進月歩の世界なので、情報収集を欠かすと即座についていけない
  • 社内メンバーも専門家が多く、日々忙しいので諸々の調整が大変
  • パートナーとはいえ突発の依頼が全く来ないわけではない
  • なんだかんだで顧客との再フロントであるため、何事も最後は自分の責任

日々変化・成長を求められるからこその裏返しでもありますが、決して楽な職種ではなく成長と隣り合わせに厳しさが求められる職種です。
自身に答えや経験無いコトでも、答えを導く為に動く事を惜しまないタイプで無ければ合わないかもしれません。
一方で、こうした緊張・ストレスを超えて顧客のデジタルマーケティングを牽引出来た瞬間は、つまり顧客の事業・或いは顧客が向き合うユーザーを大きく動かした瞬間でもあります。他では得難い充実感があります。
自らに高いハードルを課し、その分大きな成長が望める営業という職種。成長に貪欲な貴方にはうってつけのフィールドになるでしょう!

【動画広告】いま、最も伸びている広告手法

バイスやインフラの進化がもたらした動画広告市場

先の記事でもお伝えした通り、ネット広告市場は広告業界の中でも最も伸びている市場です。

【2018】インターネット広告の市場規模 - デジタルマーケティング業界に転職しよう!

その中でも、さらに伸びているのが動画広告市場。
動画広告と聞くと、「YouTubeの再生前に出てくるアレ?いつも飛ばしてるけど…」なんて思っていませんか?
先の記事で紹介した市場動向データでは、動画広告市場はネット広告市場全体の成長率約115%を大きく引き離し、何と132%(2016年→2017年比)の高い成長率で一層伸びている市場なのです!

動画広告が伸びることで変わるデジタルコミュニケーション

「マスはマス、ネットはネット」
これはこの業界でずっと言われてきた言葉でした。テレビをはじめとするマスメディアだからこそ、広くリーチ出来たりリッチなCMで話題作り・興味喚起出来ることがマスメディア最大の特徴であるとも。
ですがこのように動画広告市場が伸びているということは、つまりユーザー行動がよりネットへ・更に動画広告を受容するようになってきているのではと感じます。
もちろん私もスキップを良くするのですが…それでもたまについ食い入ってしまう広告もあります。
この動きがより加速してくれば、これまでマスメディアの役割と言われてきた「認知」「興味喚起」が動画広告でも起こりうると感じませんか?
マスはマス、ネットはネットではなくその垣根はどんどん無くなっていきますし、「ネットならではのマスコミュニケーション」だってどんどん生まれるはずです。 そしてそのコミュニケーションは、正に新たなマーケティングが切り開ける可能性に溢れている世界と言えるでしょう。

【ソーシャルメディア】主要プレイヤーが激しく変わり続ける市場

たった6年で…

皆さんは、ソーシャルメディアという言葉に何を思い浮かべますか? TwitterFacebookInstagram、LINE…皆さんのスマホに入っているアプリを眺めてみても、それぞれインストールしているしていない、好き嫌い様々あると思います。
ここで、総務省が毎年発表しているソーシャルメディアの利用状況を見てみましょう。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/e/2PACX-1vR7GxfQxIMVCzTmpIJvYt-A24D04bzicXoRLSuhfM2T2811kZR27RRzMBKoi67RUx22cekg-LtzT6Ug/pubchart?oid=1247469389&format=image

いかがでしょうか?
たった6年の間にも、目まぐるしく変化していることが明らかだと思いませんか?

  • いわゆる「ソシャゲプラットフォーム」の衰退
  • LINEの圧倒的なインフラ化
  • Instagramの台頭(調査開始が遅いとも言えますが。。。)

あとは、昔から堅調なFacebookと比べて緩やかに伸びているTwitterも対照的ですね。
世界的には利用が鈍化していると言われているTwitterですが、日本ではコミュニケーションスタイルが合っているのか、まだまだ伸び続けていますし学生の方は「検索エンジンではなくTwitterで検索」が当たり前の行動にもなっているようです。

広告運用の現場も目まぐるしく変わる

ここまで主要プレイヤーが大きく変わると、当然ソーシャルメディアを活用したデジタルマーケティング手法も変わってきます。
いまやインフラの一つとも言えるLINEも広告プラットフォームが定着しており(LINE Ad Platform、通称LAP)、幅広い年代をターゲティングする広告手法へ成長しています。
LINE以外にもInstagramであればトレンド感度の高い若年層向け、取り分け写真や映像との相性が良いコスメ業界では今や主要メディアになっています。
ただこれも今私が執筆している2018年以前、上記グラフでいう2013年はまだまだソシャゲプラットフォームも健在でした。特にエンタメ業種なら、ソシャゲ出稿は必須でしょ!と誰もが疑わなかった時代です。
変化が激しいことは、この業界では私は「チャンス」だと捉えています。なぜチャンスなのか?それは顧客のマーケティングを成功に導くセオリーを自ら構築出来るからです。
メディアが変われば狙えるターゲットも変わる、またソーシャルメディアの広告枠は大半が運用型広告なので、運用ロジックも様々です。これもセオリーを覆す大きな要因と言えます。
時代の変化を捉えながら、勝ち筋が変わり続けるデジタルマーケティング業界。
だからこそ勝ち抜くことが出来た瞬間は、正にビジネスの世界を抜きん出た充実感があると私は確信しています。

【広告手法】運用型広告はネット広告の中心的存在

運用型広告はネット広告の中心的存在

まだまだ伸び続けるネット広告市場。
電通から発表されたデータによると、以下の様に取引手法別の構成比が公開されています。

取引手法別構成比は、運用型広告(77.0%)、予約型広告(14.4%)、成果報酬型広告(8.6%)

これら取引手法をもう少し噛み砕いてみましょう。

  • 運用型広告
    • リスティング広告(検索連動型広告)、アドネットワーク広告(DSP)など。ユーザーが検索したりネットサーフィンしている情報に基づいて連動する広告が主。どんな行動をフックに広告を出すのか・どんなクリエイティブ露出するかを細かく設定できるほか、さながらオークション形式で広告の露出量や利用コストをコントロール出来る特徴を持つ点も伴って「運用型」と言われます。
  • 予約型広告
    • バナー広告やタイアップ広告など、もともと広告メディアが自身で「広告枠」を設けており、そこに一定期間の掲載を保証されることを対価に「予約」して出稿する広告取引。ネット広告もかつてはこの手法が主流だったが、テクノロジー(アドテクノロジー)の進化により上記運用型広告が主流となり、今や市場規模は下降する一方です。
  • 成果報酬型広告
    • いわゆるアフィリエイト広告と言われる取引手法。商品購入、会員登録、口座開設など、サイト上の何らかの成果が確認できて初めて対価が支払われます。広告主視点ではリスクを最小限に抑えた手法と言え、市場は小さいながら堅調に成長している市場です。

運用型広告の面白さ

私も運用型広告のコンサルタント経験があります。
今でも思う面白さは、 自らの裁量で広告の戦略・戦術を決定でき、かつ成果がリアルタイムに分かることコレに尽きると思います。
ダークサイドな面ではチューニング要素が多いが故に稀に暴走してしまい、預かった予算を大幅に超えてしまうとかありますが。。。笑
それも含めて運用するからこそのダイナミズムでもあります。 さながらトレーダーの様に、日々変わりゆく市場・競合の動きと自社の動きを掛け合わせながら、顧客の広告パフォーマンスを最大化するロジックを考え続ける緊張感と成果が出た瞬間の自己効力感こそ、運用型広告を武器にデジタルマーケティングを推進する魅力と言えるでしょう。(運用型広告を“トレーディングデスク”と呼ぶ企業もあるぐらいです)

【2018】インターネット広告の市場規模

4年連続2ケタ成長!まだまだ伸びゆくネット広告市場

2018年2月、電通が発表した「2017年日本の広告費」ではネット広告が唯一2ケタ成長(昨年比115%)、しかも4年連続という華々しい成長率が明らかになりました。

広告全体の成長率も6年連続で成長。市場自体は変わらず成長を続けているものの、実態はネット広告が牽引しています。これまで「マスメディア」「4マス」と言われていたテレビ、新聞、ラジオ、雑誌それぞれは明らかに苦境の現代。

そんな中各マスメディアのトピックには、以下のような“デジタルシフト”の記述が見られます。これからはマスはマス、ネットはネットという垣根はどんどん無くなり、むしろ“デジタル中心”となっていく広告の流れが窺えます。

テレビ

本広告費には含まれないが、キャッチアップ広告をはじめ動画配信型広告が増加するなど、「テレビ×デジタル」の取り組みが加速している。

新聞

新聞各社によるデジタル施策の取り組みが急速に進む中、PMP(プライベート・マーケット・プレイス)などの運用領域や、コンテンツマーケティングの新聞社扱い案件が伸長した。また、デジタルと連動した紙面企画をはじめ、他媒体との協働も加速している。

雑誌

前年に続き、出版社によるデジタルメディアのローンチが活発化した。また、電子雑誌での広告事業が開始されるなど、出版コンテンツとデジタルメディアの協業が急速に深化している。

ラジオ

radiko.jp(ラジコ)」は、認知の向上とともにプレミアム会員数が堅調に増加している。また、2017年にラジコ搭載のスマートスピーカーが発売されたことに伴い、利用者が増加しており、今後も接触者数の増加が期待される。

ネット広告が日本のマーケティングを牽引する

正にこれからはネット広告が日本の広告、ひいてはマーケティングを牽引していく時代です!

あなたもそんな成長市場で自身を成長させ、市場価値を高めてみませんか?