気が向いたら花活け

ローコストで無理しない花活けを目指します

ミモザアカシアのリメイク作品


前回のミモザアカシアは、購入後1週間経っても鮮やかな黄色を保つことができました。

私にしては珍しく熱心にケアをしたから、と思いたいところだけど、もしかしたら花がフワフワに全開する手前で買ったのが幸いしたのかもしれません。

とにかく予想外に長持ちしてくれたおかげで、新たに別のデザインを試すことができました😄


リメイク作品でミモザアカシアに合わせたのは、前回使ったユーカリと、その前のアレンジで使ったブルーのサイネリアです。



つまり全部がリユース花材。

使いまわしの中古品で活けたアレンジ、と言ったら身も蓋もないですが(笑)



ミモザアカシアの枝元の方の花が中途半端に残っていて、器の中がちょっと見苦しい😔

スッキリさせるべきと思いながらも、綺麗な花を取るのが惜しくて決断できませんでした。

水面に浮いている花は、取り除いてもまた落ちてくるので結局そのまま放置することに💦


なおこの時点でミモザアカシアは買ってからちょうど1週間、サイネリアは10日経っていました。

サイネリアも一見弱そうだけど、実際はとても持ちが良くて優秀な花です👍



ミモザアカシアを買った店のオーナーによると、最近ミモザがすごい人気で、その分値段も上がっているそうです。

そう言われてみれば、今年はどこの店でもミモザが目立っていたような🤔

切り花のミモザといえば、綺麗なのはその日だけという認識だったので、これまで積極的に買うことはなかったのですが、

逆にミモザはそういう花だと割り切って、フワフワの時を思い切り楽しんだ方がいいのかもしれません。

今回も花が長持ちしたのはいいけれど、ドライ化させないことに必死で花を楽しむどころではなかったし😅



これが正しいミモザアカシア


前回のアレンジで使ったカラタチを買ったとき、他にも手に入れた花材がありました。


ユーカリミモザアカシアです。


ミモザアカシアは前々回の記事でも登場しましたが、あれはスーパーで売っていたパック束に入っていたものでした。

これは生花店で買った正しいミモザアカシアです(笑)

花の大きさも花穂の長さもパック束のミモザとは比べ物になりません。


ユーカリミモザアカシアと大変相性が良い花材で、ユーカリミモザのリースなどは定番ですね。

実際合わせてみると、シルバーグリーンの葉と鮮やかな黄色い花がお互いを引き立てあって、この上なくしっくりくると思いました👍


今回はこのユーカリミモザアカシアに、前回使ったスカビオサを入れて活けてみました。



買った時よりミモザアカシアの花が開いて、ぐっと華やかになりました。

本当にパック束のミモザとは大違い(もう比べちゃダメ🙅‍♀️)

活けている間、ずっとテンション上がりっぱなしでした🎵



このミモザアカシアについて、店のオーナーからは「持ってせいぜい3日」と言われたのですが、私は過去の経験から3日持てばむしろ御の字と思いました。

ところがその後、3日どころかミモザにしてはあり得ないほど長持ちして、リメイク作品まで作ることができました。

後日その作品も公開するかも? しないかも?😅



ユニークなスカビオサを活ける


先月行った隣駅の新しい店で、再び花を買いました。


左の花と真ん中の花はスカビオサ、右のブルーの花はサイネリアです。


薄いピンクのスカビオサは花の中心から葉っぱが出ています。

このユニークで楽しい花、前にも見かけた気はするのですが、不覚にも買ったことがなく、今回が初めての購入です。

これに合わせて紫のスカビオサとブルーのサイネリアを選んで、その日は喜んで帰りました。


ところがその翌日、お店の方からお知らせが来て、

「明日と明後日、10%offのセールやります」とのこと😮

ちょっと、先に言ってよ~💦

何だか悔しくて、もう一度行ってしまいました(まんまと乗せられてる?)😅


そこでまた幾つか買うことになり、そのうちの一つがこれでした。


カラタチの枝を晒したものです。

花活けでよく使われる花材なのですが、いつでもどこでも手に入るというものでもないので、これを機に買ってみました。


結局、今回は最初に買った3種類の花に、当初の予定になかったカラタチを加えて活けることになりました。



カラタチを使って正解👌

ちょうど良い花留めになりました。



今回の変わり咲きのスカビオサは、チョンマゲリョウマという品種でした。

花の中から出ている葉っぱがチョンマゲ?

見た目だけでなくネーミングもユニークです😆

同じ生産者さんから品種名にチョンマゲがつくスカビオサがいくつも出ているようで、その中にチョンマゲオリョウもありました。

リョウマとオリョウ、是非一緒に活けてみたいものです😊



見切り品で小さなアレンジ


このあいだ近所のスーパーで、見切り品になっていたパック束の花を2つ購入しました。


1つは黄色がメインの束。

左からミモザアカシア、ガーベラ、ブルースター


もう1つの束には白と紫の花が入っていました。

左からアルストロメリア、リューココリネ、マーガレット、スターチス


特に欲しい花があったわけではないけど、値下げという言葉に弱くて、つい買ってしまいました😄


これらの花の中で、急いで活けなくてはと思ったのはミモザアカシアでした。

というのも切り花のミモザは水揚げが悪くて、一日でドライ化してしまうことも珍しくないからです。

水揚げの悪さは蕾が開かないことにもつながり、

今回のミモザもいちおう黄色になっていますが、花は全開ではなく、これ以上開くのかも怪しいと思いました。

いずれにしろ悲惨なことになる前にとっとと活けるに越したことはありません。


ということで、まずはミモザアカシアにガーベラ、ブルースタースターチスを合わせて活けてみることにしました。



小さくて面白味のないアレンジになりました💦

パック束で、しかも見切り品の花となるとこんなものかしら...

と、作品のショボさを花のせいにする😅


ちなみにミモザアカシアの花は、思った通りほとんどが開花する前に固まってしまったようです。

フワフワの美しい花が見たかったけど、残念でした😔



新しい店で買った花


花活けの花材は主に家の近所の店で購入していますが、隣駅まで出かけた時はその近辺の店もチェックするようにしています。

ただ隣駅はうちの駅より大きいにもかかわらず、生花店が極端に少なく、しかもお値段高めなのでほとんど利用したことはありませんでした。


ところがそんな隣駅に1年ほど前、突如新しい店がオープンしました🎊

これは嬉しい!

見ればなかなか良さそうな店だし、今度ここで何か買ってみよう😃


そう心に決めてから何故か1年が過ぎ(笑)、先日ようやくこの店で花を買いました。

買ったのはラナンキュラスとタマシダ。



今回のラナンキュラスはモロッコ咲きという咲き方で、花色は赤に近い濃いピンク(ワインレッド?)。

切り花の品種改良が年々進んで、ラナンキュラスも過去のイメージを覆すような花色や咲き方が増えています。


今回は最初にラナンキュラスを買うと決め、タマシダはそれに合わせて選びました。

ラナンキュラスを選んだのは第一に花の持つ魅力からですが、

その時ちょうど正月花で使った銀ヤナギのリメイクを考えていたところで、そこに使えそうだと思ったこともあります。

果たしてその結果は?



撮影場所が変ですが、銀ヤナギがちゃんと写る場所がここしかなかったもので💦


銀ヤナギはこの器に入れようと最初から決めていて、それもラナンキュラスとタマシダを選んだ理由の一つになっています。

つまり器の口が狭くて茎が細くないと入らないという話😅



さて今回利用した隣駅の店。

競合店が少ない良い場所を選んだなと思ったら、ごく最近、すぐ近くに某有名フラワーショップがオープンしました。

まー大変😱

買う方としては店が増えるの大歓迎だけど😄



新年最初の花活け


2024年最初の記事です。

今年もよろしくお願いいたします😊


今回の作品は正月花です。

本来なら年末に仕上がっているはずの正月花を、年が明けてから活けることとなりました。


花材は定番の正月用花材を揃えました。



ダイオウショウ(大王松)、ナンテン南天)の実、金銀のヤナギ。

ダイオウショウとナンテンはしめ飾りにも利用しました。


この3つの花材だけで正月花にするのもありだけど、お正月に花ものが無いのはちょっと寂しい🤔

そこでしつこく店内を見回していたら...店の片隅にお宝を発見しました!😆



花径が10cmくらいの不思議な咲き方をするマム(西洋菊)です。


「品種は聞かないで(笑)」とお店の人に言われたので、自分なりに調べてみたら、どうやらマノアという名のデコラマムらしい。

※マムは咲き方によって分類されていて、デコラマムは花弁が密集して隙間なく咲くデコラ咲きのマムです。

あまりに魅力的な花なので、他の花は一切目に入らなくなりました😄


花材は以上で全部です。

これらを使った今年最初の花活けはこんな感じになりました。



金銀のヤナギの輝きが、写真ではなかなか上手く写らなくて残念😔

実際はもっと煌びやかで、おめでたい感があります✨



今回の花材は昨年末に用意していて、ようやく活けることになった時にはすでに購入から1週間経過していました。

そしてブログも、新年を迎えて10日も経ってからの更新。

と、何もかもスローテンポですが、今年も気が向いたら花を活けて、細々とでもブログを継続できたらいいなと思っています😄



今年の花活けはしめ飾りで終わり


2023年もいよいよ明日で終わり。

1年は本当に早いです💦


そして今年の花活けは、しめ飾りで終わりとすることにしました。

正しくは、「今年」ではなく「今年」ですね。

以前はちゃんと年内に正月花を活けて終わりだったのですが、いまや間に合わないのが当たり前みたいになっています😅


何とか踏ん張っているのは、しめ飾りが一夜飾りにならないように28日までに作るということだけ。

せめてこれだけは死守しよう!と思っています。(大丈夫か?🤔)



使用花材は、ダイオウショウ(大王松)、ナンテン南天)の実、ブルーバード、そして松かさと稲穂。

ダイオウショウとナンテンは正月花用に買った花材(活けていないけど花材だけは買ってある👌)から一部貰いました。

ブルーバードは前回のクリスマスアレンジで使ったものです。 まさかここで役に立つとは思いませんでした。

ちなみにしめ縄部分は100均のしめ縄リースを使っています。



今年は途中でブログ名を「気が向いたら花活け」と変えたのをいいことに、本当に気が向いた時しかブログを更新しなくなってしまいました。

そんなやる気のないブログをご訪問くださった皆様には感謝の言葉しかありません🥲

一年間ありがとうございました✨

どうぞ良いお年をお迎えください😊