米国株インデックス投資との出会い
こんばんは、オールインです。
今日は、米国株インデックス投資との出会いについてお話しします。
私は資産運用を開始してしばらくは、日本企業の個別株にのみ投資をしておりました。
日本の個別株以外にも投資対象は色々あり、それぞれリターンが違うことも知らず、日本の個別株投資のみで資産を築こうと考えていたのです。
ある日、ひとつのブログ記事に目が留まりました。
”バフェット太郎の秘密のポートフォリオ”というタイトルのブログです。
このブログには、米国株へのインデックス投資は自分の資産を最大化させる方法として最適解のひとつである、と紹介していました。
今でこそ、米国株投資はメジャーなものとなり、沢山の米国株ブログ発信者がいますが、バフェット太郎氏の投資ブログが書かれ始めた当初は、まだ米国株投資がメジャーではなく、この記事を読んだときには衝撃が走りました。
例えば、米国企業のコカ・コーラは、世界中でコーラを販売しており、世界中の人間がコーラを飲み続ける限り、コカ・コーラは収益を上げ続けることができると。
また、コカ・コーラというブランド名は世界中で知れ渡っており、これから出てくる新しい飲料メーカーが、コカ・コーラのブランド名を超えるブランド力をつけるのは困難であるため、コカ・コーラは飲料メーカーのトップを走り続けるであろうと。
米国企業にはこういった優良企業がいくつもあり、バフェット太郎氏はこれら優良企業の中から10社を選び、それぞれに投資をして資産の最大化を目指そうとしています。
また、ブログ内には米国株インデックス投資についても書かれていました。
これは、米国の優良企業500社に数十年というスパンで長期積み立て投資をするといったものであり、その有効性は投資の神様と言われるウォーレン・バフェット氏が認めています。
具体的に米国の優良企業500社に積み立て投資しようとするなら、S&P500種指数に連動するように運用するファンド(投資信託)を買うことになります。
下図は日経平均株価チャートとS&P500種指数チャートです。
1970年から2020年までの50年間の長期チャートですが、二つのチャートは対照的です。
日経平均株価チャートの方は、1989年にピークを迎えたのち、バブル崩壊により下落を続けます。
その後、2008年のリーマンショックで底を打ってから上昇を始めますが、2020年現在も1989年のピークを越えられずにいます。
一方、S&P500種指数のチャートは、2000年のITバブル崩壊と2008年のリーマンショックによる大暴落を受けますが、その後は反転して力強く上昇しています。
この二つのチャートを比較すれば、数十年単位という長いスパンで投資をするなら、どちらを選択した方が資産の最大化を目指せるかという答えは見えてくるかと思います。
確かに、未来の株価がどうなるかは、知りようがありません。
しかし、経済活動は人口の増加に比例して活発になるというデータがあります。
将来人口が減少していくであろう日本と、人口が増加している米国を比較すると、二つの国の経済状況が将来どうなっているかは、想像ができるかと思います。
こういった背景を踏まえて私は、数週間から数か月といった短期投資では、日本企業の個別株投資をおこない、数十年といった長期投資では、米国株のインデックス投資をするように方針を変えました。
現在、長期投資の運用は、積み立てニーサと企業型確定拠出年金(企業型DC)でインデックス投資をおこなっております。
これらの長期インデックス投資については、別の記事で紹介したいと思います。
それでは。
ポジポジ病をどう治す?
こんばんは、オールインです。
今日は、FXトレードで陥りがちなポジポジ病を、どのようにして克服したかについて、お話ししたいと思います。
FXを始めて数年間は、トレード手法と呼べるものが、まだ定まっておらず、ルールのないまま、気の向くままトレードをしておりました。
時間足も、5分足とか15分足といった短い時間足でチャートを見て、トレードしていました。
私はサラリーマンをやっている関係で、仕事から帰ってきて、用事を済ませたあと、自由になる時間は、夜の数時間しかありません。
なので、その日のうちにポジションを持つとなると、どうしても短い時間足で取引することになってしまったのです。
短い時間足では、色々なところがチャンスに思えて、常にポジションを持っていなくては勿体ないという感覚に陥ってしまいました。
また、損失が出たあと、すぐに取り返そうとして、ポジションを持っては負けるということも、やってきました。
俗に言う、ポジポジ病ですね。
このままでは資金が尽きてしまうと思い、なんとかポジポジ病から抜け出そうと、色々試してみました。
その結果、有効と思える解決策を2つ見つけることができました。
一つは、取引する時間足を4時間足以上に引き上げること。
もう一つは、トレード記録を取ること。
です。
時間足を4時間にしてチャートを表示させると、一本の足が確定するのに4時間かかるため、チャートを見るのは4時間に一回でよくなります。
これにより、日によってはトレードチャンスが無いこともあり、毎日ポジションを持つということが減っていきました。
さらに、決済時にトレード記録を取るようになったことで、損切り決済となったあとも、記録をつけている間に熱くなった頭を冷やすことができるため、決済後すぐにポジションを取り直すということが減っていきました。
この2個のルールを守っていくことで、ポジポジ病は治まっていきました。
さらに、分足といった短い時間足から、4時間以上の足にチャート表示を変更することで、トレード手法も変わっていくことになります。
あまり勝ち目の無いところではエントリーせず、より有利なところまで待ってエントリーするように手法が変わっていったのです。
また、トレード記録を取るということは、過去のトレードを振り返って反省することができるため、自分の手法を改良していけることにも繋がるのです。
ポジポジ病がきっかけで、つけ始めたトレード記録ですが、自分の手法の確立に一役買ってくれていました。
今後もトレードを続けていく限りは、トレード記録は取り続けていくことになると思います。
より良い手法でトレードするために。
それでは。
飛び乗りは危険!
こんばんは、オールインです。
本日の教訓:経済指標トレードはすべきでない
FXトレードを始めてしばらく経ったときに、経済指標が発表されると、レートが一気に動くことがよくあることを知りました。
この時にトレードしたら短時間で利益を生みだすことができるのではと考え、トレードしてみたことがあります。
今日は、このときに感じたことについて、お話ししたいと思います。
FXのレートは、米国の雇用統計を代表とした経済指標の発表や、米国のFOMCといった、金融政策を決定する機関の動向により、大きく動くことがあります。
これらのイベントにより、レートが動き出した瞬間にエントリーすれば、短時間で楽に利益を出せるのではと考えました。
そこで、実際にトレードしてみようと考え、FOMCの開催直前からドル円チャートを開きっぱなしにして、レートが動き出すのを待っていました。
しばらくはレートに動きはなかったのですが、会合がある程度進んだときに、それは突然起こったのです。
なんと、ほとんど水平移動をしていたレートが、突然下方向に落ち込んだのです。
さらに、下へ下へとレートが加速していきました。
この突然のレートの変動は、会合の内容が市場予想と大きく異なるということが、市場に伝わったことが原因だったのです。
この突然のネガティブサプライズにより、市場参加者が一斉に売り注文を出したことで、レートが大きく下がっていきました。
レートがぐんぐん下がっていくのをチャートで見て、これに便乗しようと、売り注文を成り行きで入れました。
しかし、成り行き注文を入れたにも関わらず、注文したレートからは、かなり離れた不利なレートで約定していました。
これはスリッページと言われるもので、注文を出したレートと約定したレートに差が生まれることです。
さらに、レートが激しく動く指標発表時などには、スリッページによりレートの差がかなり生まれるということでした。
これにより、エントリーして注文が約定した瞬間から、いきなり得られるかもしれない利益の幅が、かなり縮小してしまったのです。
しかし、約定後もチャートは下がっていたので、利益も乗っていたこともあり、決済せずにそのままチャートを眺めていました。
ここまでが、ほんの十数秒の出来事だったと思います。
しかし、さらに数秒後、思わぬ出来事が起こります。
なんと、下がっていたチャートが突然反転し、急上昇し始めたのです。
突然の上昇に、含み益は一瞬にして含み損に変わってしまいました。
このままでは損失が拡大してしまうと思い、決済ボタンを押そうとしたのですが、なんと今度は、またまた反転して急降下を始めたのです。
このまま、レートが急上昇と急降下を繰り返したため、なんとか利益が乗った状態で決済しようと、チャートを凝視しながら決済ボタンを押しました。
しかし、またしてもスリッページにやられてしまいました。
決済が約定したレートは、決済ボタンを押した瞬間のレートとは、かけ離れた不利な位置となってしまったのです。
これにより、このトレードは失敗に終わりました。
このトレードを振り返ってみると、エントリー注文と決済注文を出したレートでそれぞれ約定していれば、利益を得ることができていました。
しかし、実際にはスリッページというものが邪魔をし、思うように利益を得ることができなかったのです。
さらに、レートが動き出した瞬間から、激しく上下に動いたため、これを捉えるのはかなり難しいことも分かりました。
短時間で簡単に利益が出せそうと、タカを括っていましたが、現実は全然違っていたのです。
この経験から、指標トレードではなかなか利益を出せるものではないと悟りました。
スリッページによる不利な約定や、指標発表時の目まぐるしく動くレートなどは、実際に経験して初めて知りました。
損失の出たトレードでしたが、いい経験ができたことによる授業料だと割り切ることにしました。
それでは。
トルコリラを売ってみると・・・
こんばんは、オールインです。
本日の教訓:決めつけは良くない
本日は、FXでトルコリラ/円をトレードしたときのことについてお話しします。
この通貨を買って、保有し続けるだけで、スワップポイントを毎日もらうことが出来ます。
スワップポイントとは、二国間の金利差に応じてもらえるお金であり、ここではトルコリラと日本円の金利の差で決まります。
トルコリラの政策金利は2020年6月現在、8%以上あります。それに対し、日本円の政策金利は0%以下のマイナス金利です。
ですので、もらえるスワップポイントは、約8%分の金利差に応じたお金になります。
政策金利は、概ね新興国が高くなる傾向があり、中でもトルコの政策金利は世界でトップクラスの高さです。
そのため、スワップポイントを稼ぎたいという投資家に、トルコリラは人気があるのです。
新興国は、政策金利を高くすることで、投資家から資金を集めようとします。
逆に言えば、金利を高くしないと投資家からは振り向いてもらえないのです。
新興国は、先進国と比べて資金があまり無いため、高金利で投資家を引き付けようとするのですが、政治不安や経済不安といった不安材料が多いため、自国通貨の価値が不安定なのです。
トルコリラ/円の10年前から2020年現在までの推移を見てみると、ずっと下がり続けています。
そこで、トルコリラを売り続けたらどうなるのか、試してみることにしました。
このトルコリラ売りに関するアイデアは、下記のブログから得ました。
で、実際に自分でもトルコリラを売ってみました。
2018年7月のことです。
当時のトルコリラ/円のレートは1トルコリラ当たり23円程度でした。
戦略としては、トルコリラはこれまでのチャートからも下落し続けている通貨のため、損切は置かず、売りを放置しておくといったものにしました。
ただし、損切を置かない分、リスクを下げるために、ロットを最小の1000通貨としました。
これで、レートが思惑と逆方向に1円動いても、損失は1000円に抑えられます。
このまま、気長にトルコリラが下落していくのを待つつもりでいました。
しかし、翌月8月に事件が起こります。
FXをされている方なら、記憶にあると思いますが、トルコリラが大暴落するトルコショックが起こります。
これにより、23円だったトルコリラが一気に15円台まで急落しました。
売りで入っていたことで、含み益が急に膨らむことになります。
これに気をよくしてしまい、衝動的に売りを追加で入れてしまいました。
この行動が、後に仇となるとも知らず・・・。
一旦、トルコリラは15円の半ばくらいまで、下がったのですが、そこから急反転し、上昇し始めたのです。
いくら低ロットで入っていたとはいえ、ほとんど下がることなく上昇を続けたため、含み益が縮小していくのを見るのは、あまり気分のいいものではありませんでした。
さらに売りで入ったために、本来なら貰えるはずのスワップポイントを、ひたすら払い続けていたことも含み益が縮小していく原因の一つでした。
このトルコリラの上昇は年末まで続くことになります。
トルコリラの上昇の過程で、追加で売りを入れたことが仇となり、含み益は、損失へと変わっていくことになってしまいます。
さすがにこれはまずいと思い、年末前に決済をしてしまいます。
相場の上昇分と、逆スワップポイントのせいで、最初は含み益のあったトレードも損失で決済してしまうという、お粗末な結果に終わりました。
結論から言うと、トルコリラの上昇は2018年の年末をピークに、再下落を始めます。
そして、2020年5月に、2018年8月以来の最安値を更新することになります。
結果論から言えば、2018年の8月にトルコリラを売ったとしても、2020年の5月まで決済しなければ、利益となっていました。
しかし、2年近くもの間、ポジションを保有したままにするなど、なかなかできることではありません。
トルコリラは、現状は長期的に見れば、下落していく通貨だということが、分かったのですが、短期的には上昇し続けることもあるのです。
最初に、トルコリラは売りだと決めつけてしまった為、上昇トレンドに入った時に、決済の判断が遅れてしまったのです。
やはり、思惑と逆に動いた時のことも想定した上で戦略を立てて、トレードに臨むべきだったと思いました。
それでは。
FXを始めるにあたり・・・
こんばんは、オールインです。
本日の教訓:FXは、とにかく資金管理を怠らないように運用すべし
前回の記事で、FXのトレードも開始したことについて書いたこともあり、今回はFXについて私なりの考えをお話ししたいと思います。
FXに出会ったのは2011年のことで、そこから一冊のFX入門書を購入し、勉強を開始しました。
株式投資を始めたときは、何も勉強していなかった為に最初の取引から痛い目を見たので、同じ過ちを繰り返したくなかったのです。
最初に読んだ入門書には、FXの仕組みや注文の仕方、ローソク足の説明など、基本的な事柄について説明されていました。
利益を出す為の、テクニカル分析にも触れられており、トレードの仕方についても学ぶことができました。
また、この本では資金管理の重要性についても書かれていました。
どのようなことをすれば、資金が無くなるのか、を具体例を挙げ解説されていました。
そこで、この本を参考に資金管理のルールを決めました。
口座には20万円を入金するとして、
【ルール1】一回のトレードで取引するロットは一万通貨とする。
【ルール2】エントリーと決済の注文を同時に入れる。
【ルール3】決済注文は利益確定と損切を同時に入れる。
【ルール4】一度入れた注文は、決済されるまで、変更しない。
としました。
取引ロットを一万通貨とした理由ですが、
損切幅を最大100pipsと考えて、ドル円で−100pipsとなった場合、損失額は一万円となります。
トータル資金が20万円なので、損失の割合は資金に対して5%となります。
5%の損失あれば取り返せる範囲内である為、取引ロットは一万通貨としました。
また、エントリーする際、利益確定するシナリオと損切するシナリオの両方を想定しておくことで、エントリー時に、決済注文まで出すことをルールとしました。
これにより仮に思惑と反対に値が動いたとしても損失額は限定されます。
更に、一度入れた注文を変更しないというルールは、値動きによる感情の変化に惑わされないようにする為に決めたものです。
これらのルールを守ることで、資金管理をしていこうと考えました。
この資金管理のルールはトレードを始めた当初から現在まで、ずっと意識してきました。
これにより、思わぬ損失を被ることもなく、何とか相場で生き残ってこれています。
FXで利益を出すには、もちろんトレード戦略(手法)が必要となります。
しかし、相場から退場しないようにするには、やはり資金管理が一番大切なのではないかと考えています。
勝てるトレード手法を追いかけるばかりではなく、資金管理のルール作りをしっかり決めてから、トレードに挑むようにすれば、そうそう相場から退場ということは、無いと思います。
何はともあれ、まずは資金管理を頭に置いておきたいものです。
それでは。
投資を始めたきっかけ
こんばんは、オールインです。
今日は、私が本格的に投資を始めることになった、きっかけについてお話しします。
昔の私は、投資に関する知識や興味もなく、お金は労働により得るものだと考えていました。
しかし、父が株式投資をしており、父の勧めもあって、今から20年ほど前の2001年に現在のみずほ証券に株式口座を開設しました。
当時、ネット証券は、まだサービスが開始されたばかりであり、ネット証券に関する知識自体を持ち合わせていなかったため、対面型の証券会社を選択することになってしまったのです。
対面型の証券会社というのは、売買取引を全て電話で、しかも営業時間内に行います。
さらに、取引手数料がネット証券の10倍以上するのです。
また、対面取引なので株価のチャートなども無く、株価は新聞でチェックする以外方法がありませんでした。
しかし、当時はネット証券の存在を知らなかったので、それが普通だと思っていたのです。
口座を開設して、すぐに3つの銘柄を最低単元株数で購入しました。
金額にして、約270万円分です。
この株式を購入した時期は2001年の6月頃で、ちょうどITバブルが弾けたところでした。
しかし、投資に関しての勉強を何もすることなく、株式投資を開始してしまったために、株価はITバブル崩壊後の下落トレンドであったという事実も知らないまま、安易に株式を購入してしまったのです。
ここからが、地獄の始まりです。
6月に270万円で購入した株価は、その年の年末には、180万円まで大暴落してしまったのです。
当時は株価チャートの存在自体を知らなかった為、今が下落トレンドであるということも分からず、口座を放置してしまいました。
その結果、-90万円という、株式投資を始めたばかりの私にとっては立ち直れないくらいの含み損を抱えてしまったのです。
この時以来、株のことを考えるのが嫌になり、約10年間、取引することなく口座は放置されたまま時が過ぎていきました。
この10年間に何が起こったのか言いますと、実は2007年の6月には、含み損が-20万円まで縮小するのです。
この時の世の中は、自民党の小泉政権で日経平均株価がイケイケ状態でした。株価はITバブル崩壊前の水準まで持ち直しつつあったのです。
しかし、このあと大事件が起こりました。
歴史に名を残す大暴落が起きたのです。
そう、リーマンショックによる世界的な株価の大暴落です。
これにより、口座の含み損は一気に-100万円を超えてしましました。
さらに悪いことに、自民党から民主党へと政権交代が行われ、日本経済にとっては冬の時代が続くことになるのです。
私は-100万円以上の含み損を抱えたまま、さらに数年口座を放置し、そのうち株のことは忘れていきました。
しかし、ここで転機が訪れます。
なにげなく入った古本屋で、ある本が目に留まりました。
若林史江著の「株が好き」という本です。
この本の紹介の部分を立ち読みしていると、「たった1銘柄の取引で1000万円以上の利益を出したことがある」という文句を見つけました。
えっ、これどういうこと?
とこの本に興味を持ち、すぐに買って帰って読みました。
著者が言うには、「株は連想ゲームである」と。
ひとつの事柄から様々なことを連想し、思いもよらない銘柄を見つけ出すことで、大きな利益を得ることができる可能性があると。
また、この本にはテクニカルな事についても触れられており、チャートのローソク足についても、この時初めて知りました。
この本をきっかけにして、株式投資の勉強を本格的に開始していくこととなりました。
この時が、2011年のことです。
そして、約1年後に自民党の安倍政権によるアベノミクス相場が展開していくこととなります。
2011年以降の株式売買で、印象に残ったものについては、以前ブログ記事にしておりますので興味のある方は、読んでみてください。
2011年以降、本格的に株式トレードをしていくわけですが、投資の勉強をしていく中で、別の金融商品であるFX(外国為替証拠金取引)についても興味を持つようになります。
そこで2012年に、FX業者である外為どっとコムに口座を開設して、FX取引を始めることになります。
また、このとき株式についても、ネット証券の一つであるauカブコム証券に口座開設して、こちらの口座をメインに株式トレードを開始しました。
FXについても、株と同時進行で勉強して取引していくこととなりますが、これまた、様々な体験をしていくこととなります。
今後は、FXについての体験談も書いていくつもりですので、よろしくお願いします。
それでは。
トヨタ自動車株を購入し、利益は得られたが・・・
こんばんは、オールインです。
本日の教訓:官製相場には乗っかるべし
ということで、今日はトヨタ自動車株を売買したことで得られた教訓について、お話しします。
この銘柄を最初に購入したのは、2012年の夏頃で、その時の株価は3000円程度でした。
当時は、リーマンショックでの世界同時株安の影響を受けて、日本株も低迷を続けておりました。
トヨタ自動車株も、リーマンショック前の高値である8350円から、2年の年月をかけて2600円くらいまで下落し続けました。
その後、株価は2300円から4000円の間を行ったり来たりする状態が続いていたため、株価が3000円の時に底値は近いと判断し、購入に踏み切りました。
それから、しばらくは株価が3000円のあたりをウロウロしていたのですが、2012年の12月末に第二次安倍政権が発足して以来、株価は上昇を始めたのです。
後にこれは、アベノミクス相場と呼ばれる、官製相場となるのですが、当時はそのようなことは分かりませんでした。
そのため、株価が上昇を始め、4000円を突破した時点で、リーマンショック以来の高値である4000円を超えたということで、一旦利益確定してしまいました。
もちろん、この時点でも利益が出ていたのですが、その後の株価上昇スピードは衰えを知りません。
株式売却後の株価上昇を見て、再度購入も考えたのですが、リーマンショック後の株価停滞期で投資を続けていたせいで、またすぐに株価が反転するかもしれないという恐れもあり、結局購入することができませんでした。
しかし、株価はその後も上昇を続け、2015年には最高値の9000円弱という値を付けたのです。
結果論を言えば、利益確定をせず、そのままホールドしておけば株価は購入額の3倍になっていました。
あとで知ったのですが、株価が大きく動く要因の一つとして、政権交代が挙げられるということを。
リーマンショックの時から続いていた民主党政権から、安倍率いる自民党へ政権交代がおこなわれ、様々な政策が打ち立てられた時に時代の流れが変わったことを感じ取れていれば、トヨタ自動車株を再度購入し、ホールドし続けるという選択が取れたかもしれません。
2020年現在、アベノミクス相場には陰りが見えてきているように思います。
しかし、これから先に再度官製相場が訪れた場合、チャンスを逃すことなくトレンドに乗り続けたいと考えております。
それでは。