ほのぼの書庫。

ほのぼのと小説書いてきます。

story1

〜〜♪

私はいつものように放課後、屋上でトランペットを吹いていた。

ヒュー

そろそろ春が始まるというのにまだ風は冷たかった。

「帰ろ。」

私はそう言い、トランペットを片づける。

いつもの日常。

そんなに日常が、今日はいつもと違った。

「さっきの綺麗な音色は君のかね?」

ーー君が私に話しかけてくるまでは。