【振り返る】保険営業になって1年が経ちました
4月。
保険の営業をはじめて1年が経った。
一度はじめたことだから、ある程度収穫がないとやめられない。
こう思うところが貧乏性。
だけど営業職をやると決めた時、自分がひとつでもレベルアップしたいと願った。
金融の知識をつけることもそうだし、不特定多数の人と関わるという点でも今までの自分とは違う、新しい取り組みにチャレンジしようとしたんだ。
結果どうか。
営業って本当に合わない!
この仕事をはじめて良かったこともある。
何が自分を苦しめているのか探ろうとしたことだ。
外回りをはじめて本当に辛かった。
ご家庭への訪問も。法人まわりも。
相手がこちらの商品に興味がない前提で隠されたニーズを掘り起こすのにかける時間も。
苦痛の連続だった。
一番衝撃的だったのは契約をいただけても嬉しくなかったことだ。
保険の契約はいただいた時点から私たち担当者がお客様の人生の伴走者になることを意味する。
「あなただからこの保険に入ったよ」なんて言われると辛すぎて泣きたくなる。
だって背負えない。
お客さんに良い商品を提供できた喜びもあるにはある。
吹いたら飛んでしまうくらいのちっぽけな喜びが。
営業冥利につきる!この仕事に就いて本当に良かった!!!と心揺さぶられた瞬間はまだない。
お気に入りのボールペンをなくした
お気に入りのボールペンをなくした。
こうやって、一度手にした大切なものをなくしてく。
継続が苦手。
行動も、精神状態も。「良い」を続けられない。
細く長く、しなやかに、淡々に。
繋げていくなんて我慢できない!!
あたたかい日差しの道はひらけてる。
その場所へと歩き続ける私は急に爆発しそうになる。
自ら導線を断ち切るように、私は退廃に一歩を踏み入れる。
あぁこれで安心。
冷たい沼に浸って熱が奪われていく。
深く深く、身体は徐々にいつしか口元まで沈み混む。
そこでようやくもう一度、光の道へ這い上がろうと目を見開いて手を伸ばす。
あぁなんて、あぁなんて狂おしい。
だけどもう耐えられない。
きらきらな、ニコニコな、優しく温かなペルソナが張り付いてくる。息ができない!!!!
根本は、わたしの根本はもっともっと悲観的で、衝動的で、ヒリヒリして、どこか危うく、涙で濡れていた。
それが私!それが私!
それが私だったんだ!!!!!
何も成せない。続きが怖い。
点で生きたい。誰にも与えられない。