卑屈なわたし
いやー、約1年ぶりに見た2記事しかない自分のブログは卑屈のかたまりだった笑
この自分を包むもやもやとしたものはなんだと疑問に思っていたが、「卑屈」という言葉で表現できると気づいたのは昨日だった。
なぜそれに気づいたのかというと、こちらの記事を読んだから
こちらを拝読してすこーんと腑に落ちた。
読んでるときはそれを認めたくないと軽く体か震えて心拍が上がっていたけど、そこにいたのはわたし。
実際には違う方がモデルだけど、にているところがたくさんあって、直視したくない自分がそこには書かれてた。
もしかしてこれを読まなかったら一生気づけなかったかもしれない。
直視したくない自分を感じながら、でも気づくことすらできず、自分の像がぼんやりとしてしまって不安定ゆえに卑屈になっていた気がする。
よかった、みじめでもちゃんと自分を見つけてあげられた。
妙にすっきりとしたのでした。
そのハートマーク
主人は人当たりがいい。さらに酔っ払うとすぐ女の人の腰に手を回す。私と初めてサシで飲んだ時もそうだった。付き合っていなくてもそういうことができるタイプだ。
子供を実家に預け、転勤先に夫婦で家を探しに行った時に、空港からのリムジンバスの車内で主人のLINEの画面がちょっと見えた。相手側から短いメッセージにマイメロちゃんのハートがたくさんのスタンプ。
あーーーーー。
あーーーーーーーー。
嫌なもの見てしまった。
以前、主人の携帯を見てしまったことがある。東京に転勤してきてから、自分の飲みにも接待費が使えるようになり、彼の帰りはいつも遅くなった。商売の人か、友人かわからないけど、遊びのやりとりが頻繁になった。サシで飲もうと主人が誘っているようだった。
「携帯を見てしまった。」と言えば、その点を攻撃されてしまって論点がずれてしまうので、「LINEの通知が見えちゃったんだけど」という形で、ざっくりまとめて「あんたのその生活態度いいと思ってんの?」と伝えた。
その時は、「不安にさせて申し訳ない。連絡をマメにするように心がける。家庭を脅かすようなことは自分もしたくない。」と言っていた。その話はそこで終わった。
4歳と2歳の娘は、可愛い。私たちも愛情をもって夫婦で育てていきたいと思っている。
それは主人も同じだという確信はある。そんな話し合いをして半年が経とうかとしている時、話は冒頭のマイメロちゃんのハートマークに戻る。話し合いをしてからしばらくはマメにケアしてくれたが、現在は全然だ。前にも輪をかけて帰ってこない。不安が募っていた時期にこれだ。
反省してねえじゃんよ。
悔しくてバスの中でちょっと泣いた。主人は具合悪いの?と心配してるが、遠い目で大丈夫と答えるしかなかった。これはどうにもならない。接待費がゆるい会社を私がどうすることもできない。主人の資質を変えることはできない。しょうがない。
「高くておいしいものが食べたいんだけど。会社のお金使えるんでしょ?」
百貨店の最上階の鉄板焼きでフィレステーキを食べた。なんか、まあいっかって思えた。
機嫌が直り、いい家が見つかり、成果を出して帰ってこれた。
私たちを繋いでいるのはお金しかないのだろうか。この生活は確実に続かない。主人も私も年をとる。不満や不安をすり替えるためのお金がなくなったとき、私たちは夫婦という形を維持できるのだろうか。無理だろう。
友人から、最強の勝ち組だよね、などと言われるが、実際の家庭の中身なんてこんなもんだったりする。ただバランスを取るのが上手だったり、「どう見られるのが心地いいか」に執着しているだけなのだ。孤独でとても滑稽だ。
目が笑ってない
だってなんかめんどくさいんだもん。
引越までの日数を数えてみた。22日だった。前回引越したのは1年9ヶ月前だ。
主人が辞令を受けて転勤することになった。関東から大阪に行くが、なんとも憤懣遣る方無い。理不尽であると思うが、サラリーマンが転勤の辞令を拒否するのはその会社を辞めることと同じ意味だ。仕方なく転勤する。
すげーめんどくさい。
めんどくさいけど間取り図と実際の長さから値を導き出して、家具のミニチュアを作って間取り図にあてはめてあーだこーだー言いたい。引越前日までにすべての作業を終え、引っ越した当日からスムーズに生活したい。
そこまで持ってくのがすげーめんどくさい。
でも楽しい。
目標がないと死ぬタイプだ。
明日は主人側の友達がやってくる。何人だろう。10人に収まればいいけど。主人は以前調子に乗って18人も家に呼んだ。4歳と2歳の娘がいる。正直心身に余裕がなかった。
静かにブチ切れた私は、徹底的に掃除をし、セットアップをした。文句は言わないが「この働きにそれ相応の対価を払えよ」と顔に書いてあったと思う。当日にこやかに対応し、主人を立てた。
「彼は本当に果報者だね!」
「奥さんは素晴らしい!」
その後、焼肉で有無を言わさず高い肉を食べまくった。彼は文句を言わなかった。
明日は、どうなるだろう。