東京都職員採用試験1類B(一般方式・行政)一次試験
特別区と同じぐらい人気を誇る地方公共団体である東京都庁の職員を採用するための試験の一次試験について書いていきます。
試験会場は青山学院大学でした。
タイムテーブルは忘れてしまいました。
すみません(´・ω・`)
ざっくり書くとこんな感じです。
午前 教養択一試験 (2時間10分)
お昼休憩
午後 教養論文(1時間30分)
専門記述試験(2時間)
都庁の教養択一はとても簡単なので,是非8割ほどを目指したいところです。
過去問で前年度の28年度のを受けた際は28点で,少しくだらないミスをしてしまっていたので,気をつければ30は超えるかなと迎えた試験。
まぁ知識でボコボコにされたため
結果は変わらず28点でした(´・ω・`)
とりあえず,噂の足切りは回避したかなという程度であまり嬉しくない…
お昼はキャンパス内の中庭的な所で,適当に済ませました。
午後の教養論文試験は
とても簡単でした個人的には。
資料と書いてほしい内容がわかり易かったため,特に国総で公共政策についてやっていたのが功を奏し,30分で書き上げ,途中退室して中庭でボーッとしてました。
1000字以上1500字以内で,噂だとこの条件を破ると採点されず不合格とかなんとか…
内容は環境先進都市を目指す際に都庁としてするべきことは何かだったかと思います(うろ覚え)。
詳細は有名公務員予備校などの解答速報を見てみてください。
ここまでは割と順調にこなしてきましたが…
この後の専門記述で痛い目を見ました。
僕自身経済バカなので法律系や政治系は一切手付かずな上,経営学はうろ覚えなので論述など到底無理な話(というより,都庁の専門記述で経営学はオススメできないと某予備校講師は言ってました。かなり難しい上,出題が読めないそうです)。
そんな私は,経済学・財政学は必ず選び,憲法・経営学から当日書けそうな方を書こうとしました。
さて,問題用紙を開くと顔面真っ青になりました…
財政学は典型的な問題で助かりました。
所謂国債管理政策に関する問題でした。
しかし,財政学よりも簡単だろうと踏んでいた経済学で…
「スウィージーの屈折需要曲線の理論について述べよ」
やられました…
国総の専門択一の過去問で一度見かけましたが
ただの計算問題で解くだけだったので
理論まで詳しく詰めていませんでした。
とりあえず,グラフは頭の中にあったのでそれっぽいのを書き,なんかこじつけて色々書きましたが,無論答えからは程遠い答えとなりました。
かすってすらいなかったと思います。
そして,経営学を見ると
もう問題を思い出せないほどよく分からない出題で避け,憲法を見ると
違憲立法審査権について書く問題でした。
ただ類似点ってなによと思いましたが…
とりあえず,憲法はほぼノー勉だったので
高校時代の政治経済の記憶を呼び起こして書けるだけ書きましたが,まぁ最初の2割しか当たってないクソ内容でしたね。
その後,特に書くこともないので途中退室
いや舐めてました正直
簡単と聞いていたので
某巨大掲示板の住人は論点暗記という勉強をしていて,私自身そういう勉強の仕方は嫌いなので,反面教師として,普通に勉強して臨みましたが…
素直に過去問から論点洗い出しをすれば良かったと今では後悔しています。
実際,スウィージーの屈折需要曲線の理論は過去に出題がありました(確か,平成12年度)。
あまりにも専門記述がくそだった上
某巨大掲示板では,専門記述の配点が高いという意見が多くを占めていたので不合格を確信。
先日の合格発表も生きた心地はしませんでしたが
とりあえず番号を探そうと見てみます。
……やはり無かった…
あれでは無理だよなww
国家系に切り替えよう
そう思った矢先に郵便局から速達で何かが届きました。
母が受け取ったあと
「新宿の住所からなにか来たわよ〜。」
と言うので,まさか!?と思い
見てみると合格の文字が…
あるぇ〜?と思いつつ受験番号を見ると…
自分の確認した番号と違っていました笑
改めて正しい方で確認するとありました笑
皆さん受験番号は必ず控えておきましょう…笑
ではまた次回!
参議院事務局職員採用総合職試験一次試験
あまり情報が公開されていない試験種である参議院事務局の試験。
国会職員と言われ,特別職の国家公務員に当たります。
国家総合職は採用過程や合格者の決定方法について詳細に公開しているのに対して
ほかの公務員試験はあまり公開されていないように感じます。
特にこの国会職員の採用に関しては不透明な部分も多いですね…
今回は一次試験について書いていきたいと思います。
5月3日(水)に東京大学駒場キャンパスで行われた試験です。
出願時に法律か経済かを選びますが
一次試験に関しては,法律・経済関係なく
問題を解くことができます。
8時30分~ 受付
9時10分 着席
9時30分~12時30分 基礎能力試験
14時00分~17時30分 専門択一試験
まず基礎能力試験ですが
三時間の試験時間に対して,問題数は50問
全て必答となります。
おそらくこの形式の基礎能力試験(教養択一試験)は珍しいのではないでしょうか…
問題は至って標準的で,知識系の問題が多めでした。
普通は知能分野→知識分野という流れになるのですが
国会職員系の試験は知識分野→知能分野という流れになっています。
まず知識分野
かなり易しいと思われます。
国家公務員の試験なので(特に三日前の国家総合職の試験でコテンパンにされてるので),身構えてましたが…
国家総合職よりランク的には2個下がります。
国家総合職のように選択肢が長文ではなく,単文~2文程度と認識しています。
次に文章理解
国家総合職よりランク的には2個下がります。
文量も国家総合職より少ないように思われます。
古文が1題出題されたのは驚きました笑
最後に数的処理
国家総合職よりランク的には1個下がります。
詳細な問題については覚えていません。
申し訳ありません(´・ω・`)
基礎能力試験の問題構成はこの順でした!
専門択一試験
法律系・経済系・政治系などの11科目から40題になるように選択する形式です。
各科目5題or10題となっております。
国家総合職は選択科目から一問しか答えないという,横断的な解答が可能でしたが
この試験では,科目毎に選択なので,選択した科目は全問答えなければなりません。
問題の難易度は国家総合職に比べて1ランク下がります。
稀に難しい内容を聞いてきたりします(経済であれば効用フロンティアを求める問題が出ました)。
専門択一試験はかなり時間が余るので,多くの人は途中退室して帰っていました笑
問題冊子は持って帰れません。
手応えでの判断ですが
全体的に7割~8割と言ったところでしょうか?
自己採点してないので分かりませんが笑
結果は合格していました。
過去同じように参議院事務局の試験についてブログで書いていた方のを拝見した際に
手応えが微妙なのに,合格したと書いてあり
倍率見ると,特に国家系の公務員試験ということもあり,合格が難しそうに思えますが
割と一次試験は通りやすいのではないかと思えます。
ではまた次回!
国家公務員採用総合職試験一次試験
2017年4月30日(日)
受験地は千葉市で受けました。
受験会場は千葉大学
試験のタイムテーブルは
9時集合
9時30分~13時 専門択一試験
14時~17時 基礎能力試験(教養択一試験)
僕が受験した会場では経済区分は1教室のみ
60人前後で欠席率は2割~3割といったところ。
僕は元々国総第一志望として受験しているので
模試などで専門択一が先であるのを知っていたので,特になんとも思いませんでしたが,地上などほかの試験種を第一志望にしている,所謂腕ためし・試験慣れのために受験した人たちは,このタイムテーブルに面を食らったようでした。
普通は教養択一から始まるので仕方ないといえば仕方ないですね笑
さて
平成29年度の専門択一試験は一言で申しますと
簡単でした。
経済理論は前年の平成28年度に比べると素直な問題が多く。
経済事情・財政事情,制度も素直な設問で
例年難化傾向にあると言われる統計学・計量経済学,国際経済学も易化しており
前者は標準レベルで,後者はかなり易化していました。
さて経営学と選択科目の経済事情・経済史はと言いますと
こちらは知らない用語の出現などで難化したと言えるでしょう。
全体的に見るとやや易化と言えるのではないでしょうか。
次は基礎能力試験の話をしていきたいと思います。
文章理解は難化しましたね。
特に英語
僕は英語弱者なので,国総の過去問や模試では9/11しか取れないんですよね(ヽ´ω`)トホホ・・
特に英語は内容を薄く飛び飛びで理解している感じなので,正答率(一問間違えが常でした)に比べて内容はあまり理解していません笑
逆を言えば,薄く理解出来ていれば,十分解答可能ということになります。
なぜなら選択肢が日本語で,かつ選択肢の内容が文章読解のヒントにもなっているからです。
しかし今年は状況が全く違いました…
英語の読解を進めていく内に
まさにこの状態になっていました笑
飛び飛びですら,内容把握が厳しいほど難しかったと思います。
おかげ様で脂汗をかきながらヒーヒー言って読んでやっと解答に辿り着くと言った感じでした。
数的処理も比較的難しかったですね…
二桁得点常連の僕が9点で終わったのだから…(ヽ´ω`)トホホ・・
あまりもう記憶に残っていないのですが
取れる問題と難しい問題でかなりの温度差があったように感じてました。
知識系の問題は簡単だったと思います。
割と素直で選択肢も絞りやすかったですね。
基礎能力試験はやや難化と言ったところでしょう。
僕の結果をまとめますと…
基礎能力試験 23/40
専門択一試験 29/40
合計 52/80
微妙…(´・ω・`)
予備校の講師には55を超えろと言われていたので
キリのいい56(7割)を目指していましたが,
目標まであと一歩及ばず…
まぁ結果を書きますと
一次試験は合格していたので,切り替えて二次試験に臨みました。
僕の反省する点は
基礎能力試験はノー勉で臨んだので,やはりしっかりやっておくべきであること。
専門択一試験は余裕かましすぎてクソ基本的な問題で失点しました。
マクロの最初の問題
総供給曲線は古典派的世界では垂直になるのに
何を勘違いしたのか水平と思い込みバツにしてしまいました。
いやぁ笑えない…本当に笑えない。
ということで更新は次回!
ではまた
自己紹介
初めまして!
現在,都内のとある私立大学の経済系学部に通っている4年生です。
ダブルスクールをしており,Tから始まる予備校に通っていました。
少し公務員試験が落ち着いたので,来年以降公務員試験を考えている人たちの参考になればと思い,このブログを開設いたしました!
このブログで書いていく内容は以下の通りです。
①国家公務員採用総合職試験(経済区分)
②参議院事務局職員採用総合職試験
③国立国会図書館職員採用総合職試験
④東京都庁職員採用試験Ⅰ類B(行政一般方式)
これらの公務員試験の受験を考えている方はぜひ僕のブログを参考にしてみてください!
あと公務員試験と民間の併願を悩んでる方に向けても書いていこうと思います。
では今後ともよろしくお願い致します!