7と1/2階でシャングリラ

らっしゃい!杏さんのブログだよ!

俺のアイドル楽曲大賞2023

イベント収容人数制限などが撤廃され、復調の兆しの見えた2023年のアイドル。8年にわたりカルチャーを牽引してきたBiSHが、東京ドームでのライブでその活動に終止符を打った。地下から這い上がったグループとして、最も成功を収めた。また、FRUITS ZIPPERが日本レコード大賞  最優秀新人賞を獲得するなど新たな第三極も台頭。キラキラアイドルの活躍が目覚ましい一方、楽曲派アイドルは壊滅状態。アイドル勢力図入り乱れる中、多彩な楽曲が誕生。ということで、本家「アイドル楽曲大賞」をベースに、2022年12月1日〜2023年11月30日リリースされたアイドル楽曲のベスト30を私の独断と偏見で選出し、ランキング付けした。

第30位 Negicco「お久しぶりです・お元気ですか」

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俺のハロプロ楽曲大賞'23

ハロー!プロジェクト、栄光の25年。アニバーサリーイヤーにレジェンドたちが国立代々木競技場 第一体育館に降り立った狂乱の三夜。熱狂が冷めたらぬ中、モーニング娘。を歴代最長の9年間リーダーを務めた譜久村聖が卒業。先んじて、双璧をなすアンジュルムからもリーダーの竹内朱莉が去った。その間、ハロプロからは珠玉の楽曲が誕生。OGで構成される「M-line」からもコンスタントにリリースが続いた。ということで、本家「ハロプロ楽曲大賞」の旧ルールをベースに2022年12月1日〜2023年11月30日リリースされたハロプロ及びハロプロ関連の楽曲(YU-M、他事務所所属を含む)のベスト15を私の独断と偏見で選出し、ランキング付けした。



第15位 佐藤優樹「Ding Dong」

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俺のアイドル楽曲大賞2022

感染者を出しながら、声出し解禁へと舵を切った2022年のアイドル。乃木坂46の全軌跡を歩んだ齋藤飛鳥が卒業を発表し、本格的な世代交代が到来。ももいろクローバーZ高城れにが結婚で祝福を受ける一方、AKB48岡田奈々はスキャンダル発覚で事実上のクビ。「恋愛禁止ルール」にメスが入る事態に。地下アイドルをフックアップしてきた『矢口真里の火曜The NIGHT』が終了し、界隈が縮小傾向。時代を切り拓く救世主の登場が待たれる。そんな最中、サブスクやSNSで多彩なアイドル楽曲がヒット。ということで、本家「アイドル楽曲大賞」をベースに、2021年12月1日〜2022年11月30日リリースされたアイドル楽曲のベスト30を私の独断と偏見で選出し、ランキング付けした。 

第30位 =LOVE「あの子コンプレックス」

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俺のハロプロ楽曲大賞'22

モーニング娘。加賀楓ハロー!プロジェクトの活動に終止符を打った。不遇の苦労人から、キレのあるダンスを舞うクールビューティーに転身。ファンだけでなく同世代のメンバーからも支持を集めた加賀が、ついに去ることに。また、テレビ東京系ドラマ「真夜中にハロー!」にハロプロメンバーが総出演。オープニングテーマをOCHA NORMAが務め、鮮烈なデビューを飾った。もちろん、既存のグループも負けじと多彩な楽曲を展開。ということで、本家「ハロプロ楽曲大賞」の旧ルールをベースに2021年12月1日〜2022年11月30日リリースされたハロプロ及びハロプロ関連の楽曲(YU-M、他事務所所属を含む)のベスト15を私の独断と偏見で選出し、ランキング付けした。  

第15位 アンジュルム「愛すべきべき Human Life

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俺のアイドル楽曲大賞2021

飛沫防止シート越しでしか、アイドルに触れられなくなった2021年。2度目の東京ドーム公演完遂の乃木坂46ら、坂道シリーズの人気は衰え知らず。BiSHは並みいる競合が成し得なかった、紅白出場を掴み取った。その一方、乃木坂46から生田絵梨花が卒業。さくら学院は”閉校”、BABYMETALが”封印”、Maison book girlは”削除”と去るものも。ZOCは大森靖子恫喝音声流出、巫まろ不倫報道とてんやわんや。コロナ禍前と変わらない混沌へ突入も、この1年は楽曲のクオリティが見直された時期でもあった。ということで、本家「アイドル楽曲大賞」をベースに、2020年12月1日〜2021年11月30日リリースされたアイドル楽曲のベスト30を私の独断と偏見で選出し、ランキング付けした。 

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ハロプロ楽曲に関しては別枠にてレビュー。

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第30位 クマリデパート「限界無限大ケン%」

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”世界のこころのデパート”クマリデパート、6枚目のシングル。作詞作曲はサクライケンタとWiennersの玉屋2060%で、2ndシングル「シャダーイクン」と同じ布陣で制作。玉屋のドラッギーなメロディとアクバティックな転調の中に、サクライ特有のクラップやマリンバが奏でられており、今年活動終了したMaison book girlの面影が感じられる。作家性の強い天才2人が、お互いの持ち味を上手く引き出し合っている一曲。

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俺のハロプロ楽曲大賞'21

ついにモーニング娘。佐藤優樹ハロー!プロジェクトを後にした。天真爛漫な問題児から、不思議な魅力を纏ったトリックスターに変貌し、ハロプロの人気を牽引。日本武道館を最後に、OCHA NORMAなど次世代へたすきを繋いだ。またこの1年は、映画「あの頃。」や書籍「証言モーヲタ」など、ハロプロの伝統を振り返る機会も多かった。そんな中、ハロプロはもちろんOGの音楽活動も活発になり、新たな楽曲が誕生。ということで、本家「ハロプロ楽曲大賞」の旧ルールをベースに2020年12月1日〜2021年11月30日リリースされたハロプロ及びハロプロ関連の楽曲(YU-M、他事務所所属を含む)のベスト15を私の独断と偏見で選出し、ランキング付けした。  

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※アイドル楽曲に関しては別枠にてレビュー。

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第15位 小片リサ「真夜中のドア〜stay with me」

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つばきファクトリー小片リサ、復帰第2弾となるYouTube投稿曲で、カバーアルバム「bon voyage!〜risa covers〜」収録予定。松原みきの名曲のカバー。作詞は三浦徳子、作曲は林哲司。海外でヒット中のシティポップのビートに乗った、清らかで透明感のある歌声の裏に、底しれぬ闇が見え隠れ。前代未聞のスキャンダルで地に落ち汚れた歌姫が、皮肉なことに表現力を増して戻ってきた。

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俺のアイドル楽曲大賞2020

混乱と陶酔の2020年。平手友梨奈欅坂46を脱退。白石麻衣乃木坂46を卒業。しかし坂道シリーズの栄華は未だ色褪せず。韓国ブースターを備えたNiziUは世界を熱狂。日本型アイドルのアイデンティティを揺るがせた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、アイドルたちは軒並み活動が制限。TOKYO IDOL FESTIVALは初のオンライン開催となり、あまりの粗末さに燃えすらせず。ステイホーム期間中、配信に活路を見出すものもいれば、ステージを去るものも。そして楽曲制作に力を入れるものも。ということで、本家「アイドル楽曲大賞」をベースに、2019年12月1日〜2020年11月30日リリースされたアイドル楽曲のベスト30を私の独断と偏見で選出し、ランキング付けした。 

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ハロプロ楽曲に関しては別枠にてレビュー。

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第30位 眉村ちあき「冒険隊 〜森の勇者〜」

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今年12月、日本武道館公演を成功させた”弾き語りトラックメイカーアイドル” 眉村ちあき、配信シングルでメジャー3rdアルバム「日本元気女歌手」に収録。森への冒険と誘う子どもたちの無双感をテーマに、ノスタルジックかつ壮大な世界観をストレートに表現。数年前までいち地下アイドルだった眉村が、兼松衆のアヴァンギャルドなピアノと荒ぶるバンドサウンドを体内に取り込み、規格外の怪物へと変貌しているかのよう。 

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