可愛い子たちと旅をせよ

ピーナッツ・乳・卵・小麦アレルギー、反対咬合でムーシールド、様々な困難を子どもたちと乗り越えようと頑張っています

ムーシールド開始から7ヶ月、前歯2本についに変化が!

3歳半ばから開始したムーシールドの治療。

完全に下の歯が前に出てしまっている反対咬合からのスタートだったため、なかなか変化が見られずやきもきしましたが、地道に続けていました。

そして。

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ついに!

前歯2本が、前に出てきてくれました!

本人も変化を感じるようで、歯が違う!と自ら教えてくれました。本当に変化があったことに、正直なところ驚いています。

早速先生にお見せしたところ、もう一歩前に出て欲しい、と言われたので、またこつこつとムーシールドをつける日々を続けています。そして、「プリンセスの歯になったらプリンセスのドレスを買う」という約束を果たすために、お買い物に行きました。娘も4歳ながら、達成感を感じているようです。

あとは、永久歯への生え変わりのタイミングでまた大きく歯の位置が変わるので、気を抜かずによく意識していきたいと思います。

あと一歩!

 

過去記事:

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ピーナッツ負荷試験、6歳児初回の摂取量と厳しい結果

6歳息子、12月にピーナッツの負荷試験を行いました。

ピーナッツアレルギーが判明してから2年半ごしのチャレンジ。これまでは完全除去だったので、今回はごく少量から始めました。

 

日帰り入院、朝一で診察を受けた後、病棟に向かいます。負荷するピーナッツは、粉状のものを自分で準備。一緒に口に運ぶための食べ物も、各自持参することになっています。(今回は、おにぎりとヨーグルトを持ち込みました)

 

負荷は、3回に分けて行いました。1回目は0.05グラム、2回目は0.2グラム、3回目は0.8グラムです。それぞれ40分様子を見て、問題がなければ次に進みます。

 

結論から書くと、一口食べてすぐに口の中がピリピリ痛い、という本人からの訴えがありました。ですが、じんましんなどの赤味も全く見られなかったので、2回目、3回目と進めました。そして、3回目の負荷の20分後に、嘔吐、お腹の激しい痛みを訴え、軽くパニック状態になってしまったため、アドレナリン注射のお世話になり、一泊入院、という結果となりました。

 

正直、以前ピーナッツアレルギーが発覚した時には口周り、喉から胸にかけてじんましんが出たので、今回目に見える反応がなかったことから最後までいけるような気がしていました。やはり食物アレルギーは甘くないです。3回合計で摂取した量は約1グラム、つまりピーナッツ一粒相当。クラス3、かつArah2が高く、これまで完全除去。このまま除去を続けても、自然に治癒する可能性は低そうです。

 

血液検査:

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負荷試験後の診察の際、担当医の先生と相談の上、やはりごく少量からの負荷を始めたほうがいい、という結論に達しました。ですが、ピーナッツを食べて苦しんでいた姿を思い出すと、なかなか重い腰が上がらない。などと言っていても前には進めないので、0.01グラムからの負荷をしやすいように、使い勝手の良いピーナッツバターを探そうと思っています。

 

 

 

水いぼ治療から3ヶ月、現在の肌の状態は

生後半年を越した頃に出現した水いぼ。あれよあれよと首回り、おでこに広がり、一時はひどい状態でした。

 

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上の子の経験から、水いぼは免疫がつくまで半年から2年耐えなくてはいけない、と思っていたのですが、かかりつけの小児科で治療の提案を受けました。

使うのは、銀の殺菌作用を取り入れた、新しく発売されたクリーム。ただし、自費診療となります。

初診と薬代で約1万円、痛い出費でしたが藁をも掴む気持ちで開始したところ、1ヶ月ほどで驚くほど改善。

 

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症状が落ち着いたので、薬を塗るのは中止。そしてそのまま様子を見ているうちに、正直水いぼのことはすっかり忘れていました。

3ヶ月経った今、幸せなことに、水いぼはすっかり過去の存在です。

 

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あとが残ることもなく、すっかり綺麗になりました!

 

当時、水いぼは時間が経つのを待つしかない、と思わずに、自費診療に取り組んで良かったです。一つ反省点を挙げるならば、銀のクリームは一度に3本も購入せず、まずは1本にしておけばよかった、ということでしょうか。2本まるまる余ってしまいました。

銀のクリームなんて聞いたことない、赤ちゃんに使っても大丈夫かな、と迷っている方の参考になれば嬉しいです。

 

過去記事:

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ついに牛乳の負荷を開始しました:1歳0ヶ月

卵、小麦の進捗状況をかかりつけのアレルギー科の先生に伝え、その2品目については晴れて解除に!

血液検査によりアレルギーが確定し、負荷を始めたのが生後8ヶ月のとき。それから5ヶ月、目覚ましい進歩です。

そしてついに、一番の難関である「牛乳」の負荷を本格的に開始しました。

 

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牛乳アレルギーが確定する前から食べていた卵ボーロ。アレルギー表記を見ると、乳、と記載があります。それまで食べられていたものは食べさせたほうが良い、という考えから、卵ボーロに含まれる微量の乳成分は摂取し続けていました。

そして、うどんによる小麦の負荷がほぼ完了した頃から、食パンを開始。食パンは、始めは6枚切りを1cm角から、たまに出る口周り小さな蕁麻疹の様子を見ながら徐々に食べる量を増やしていき、現在では6枚切り1枚を食べています。そして当然、食パンには乳成分が含まれているので、食パンを慣らしながら、同時に乳成分の負荷も行っていた形になります。(ちなみに食べている食パンは超熟です)

 

本格的な負荷に用いるのは、スライスチーズにしました。

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1枚(18グラム)に含まれる乳成分は、牛乳に換算すると120ml相当。なので、12等分すると、1片あたり10mlの牛乳相当となります。米粒程度の大きさで試して問題がなかったので、この1片の半分=5ml相当を摂取し、それもクリア。今は、1片を連続3回食べてみて、うっすらとした蕁麻疹が出たのは初回のみ、という状況です。

あと一週間ほど1片(牛乳10ml相当)の負荷を続け、問題がなければ2片に進もうと思っています。

 

ここまで順調に来れているのは、

  • 蕁麻疹以外のアレルギー反応が出ていない
  • 食品アレルギーがある子供が2人目なのである程度の知識と心の準備があった
  • 日常的にアレルギー科の先生に相談できた

という要因があると思います。正直、1人目でマルチアレルゲンと遭遇していたら、こんなに思い切って負荷を進めることは怖くて出来なかった気がします。

牛乳のみIgEはクラス3、一番怖いのですが、気を引き締めて取り組んでいきたいです。

 

 

赤ちゃんの牛乳負荷と、牛乳以外の食べ物の乳成分の量

卵と小麦の負荷がひと段落ついたので、さて牛乳の負荷を開始しようと思ったところ。

利便性から負荷に使用したいと思っていたヨーグルト、全く食べてくれなくなってしまいました。

ちなみに、乳製品の乳成分を牛乳に換算すると。

 

食パン6枚切1枚:0.1~14ml(牛乳換算)

バター大さじ1:2.3ml

生クリーム50g:29ml

無糖ヨーグルト100g:106ml

スライスチーズ1枚18g:120ml

6Pチーズ1個25g:170ml

 

だそうです。食パンは乳成分の量がはっきりしないし、大量に摂取できない。牛乳は上手に飲めなくて皮膚につくのが怖いし、何より飲んでくれる気がしない。ヨーグルトで進めたかったんだけどなぁ。この際、ジャムをたくさん混ぜて、甘くしてみればどうだろう。

チーズは1gあたりに含まれる乳成分が多いため、先生いわく始めはおすすめできないそうです。

とりあえずヨーグルトで試しますが、全然食べてくれなければ、スライスチーズを1cm角にして増やしていってみようかな、とも考えています。

まずは、米粒サイズから。口の周りには、皮膚の保護のためにプロペトを厚塗りして。

気を引き締めて臨もうと思います。

 

 

祝1歳!卵・小麦・乳アレルギーが大幅に改善されました

マルチアレルゲンという衝撃的な血液検査の結果を受け、生後8ヶ月から始めたアレルギー食材の負荷。

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牛乳がクラス3、小麦がクラス2、卵がクラス1。

上の子のピーナッツアレルギーでの経験があるので、初めこそ躊躇したものの、強気の負荷を続けてきたと思います。

1歳の誕生日を迎えた今の状況をまとめます。

 

結論から言うと、卵は完全にクリア。小麦はほぼクリア。牛乳の負荷を本格的に開始しよう、というところです。

 

卵は、徐々に量を増やしてみたところ、一度もアレルギー反応を起こすことなく、ゆで卵半分程度を食べられることが分かったので、現在は何も気にせず日常的に食べさせています。

そして小麦。負荷を始めた頃は、量を増やすと口の周りにじんましんが出ていました。ですが、生後10ヶ月頃にうどん15グラムを問題なく食べられるようになった後、18グラム、20グラム、23、25、28、30、35、と、週に3回摂取、一週間ごとに増量、のペースで進めたところ、一度もアレルギー反応は出現しませんでした。40グラムを数回続けても問題なかったため、1歳の誕生日の少し前から、小麦はほぼ解除。朝、昼、と続けて主食で摂ることは避けていますが、主食として小麦を摂取できるようになっています。朝食に食パンを食べる日も出てきました。

最後に、乳製品。今までのアレルギー反応や血液検査の結果からも一番難しいことが分かっていたため、まずは卵と小麦を片付けようと決めていました。卵ボーロや食パンに少量含まれている分を軽い負荷のような形で摂取してきていましたが、ここから本格的な負荷に移ろうと思っています。

 

じんましんを見て食物アレルギーを疑った時、全身が赤くなって小児科に駆け込んだ時。まさか、1歳の誕生日までにこれほどアレルギーが改善されるとは思ってもみませんでした。アレルギー科の先生とよく相談し、過剰に怖がったりせずに負荷を進めてきてよかったと感じています。

ですが、難関は、乳製品。もしかしたらここからが、本当の戦いなのかもしれません。

これまでのように、皮膚感作を避けるためにスキンケアと掃除を頑張りつつ、次の段階の負荷に取り組みたいと思っているところです。

 

ムーシールドでの反対咬合(受け口)治療、5ヶ月経過しました

かかりつけの歯科医にて進めている、ムーシールドを使った反対咬合の治療。

開始してから5ヶ月が経過しました。

 

ムーシールドとは、小児用に開発された反対咬合を矯正するためのマウスピース型矯正装置です。装着は夜間の就寝時のみと手軽で、3歳になったら使用可能。適切に装着した場合、9割の子供の受け口が治ると言われています。

 

foodallergy.hatenablog.com

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導入当初こそはかなり嫌がったものの(なんとかムーシールドをつけて就寝できるまでの紆余曲折は上記のリンクを参照下さい)、今では自分から「あ、つけ忘れてる」と申告してくるほど、毎日の生活に自然に溶け込んでいます。

 

さて、治療開始前はがっちりと反対に噛みこんでしまった噛み合わせですが。

現在はここまで改善しました。

 

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上の歯と下の歯が、ほぼ同じ位置まで動いて来ました!大きな進歩です。

ムーシールドは本格的な歯科矯正とは違い、歯の位置を引っ張って動かすわけではありません。マウスピースを入れることで舌で下の歯を押してしまうことを防ぎ、その結果自然と歯の位置が正しい位置に戻ることを狙っています。

本当にこんなシンプルな装置でこの手強そうな噛み合わせが治るのかと、正直疑いに近い気持ちもあったので、この成果には驚くばかりです。

舌で押す力ってすごいんですね。

 

「プリンセスの歯になる」を目標にムーシールドを続けてきましたが、そろそろ「つけるのがめんどくさい」という中だるみの時期に来ています。

歯の位置が治ったらプリンセスのドレスを買う、という約束を再確認することで、また親子共々モチベーションを上げていくのもいいかな、と考えています。

あ、口がなんか変!治ってる!が楽しみです。