抜歯

昨年の6月くらいのこと。
娘の食べ残しのお煎餅を食べたあとから、左下の一番奥の歯が痛くなりました。
大昔に虫歯を悪化させ、既に神経が無い歯。神経が無いのに痛いというのはどういうことだろう…と思いつつ、痛みが引かないので仕方なく近所の歯医者を探して訪問。
一度では分かりきらず、何度か通って調べてもらうと、なんと、歯の根っこの部分が割れてしまっていました。レントゲンで見ただけでも申し訳ないくらいボロボロの歯は、割れてしまった場合は、基本的にはもう抜くしかないとのこと。


えっ、抜歯?
永久歯なのに?
親知らずじゃないのに??


抜くしかない、に激しく動揺し、抜いた後には薬を飲まないといけない=卒乳していないといけない、ということで当時はなるべく抜かずにごまかす方向を選択しました。
スーパーボンドみたいのでとりあえずくっつけてもらい、硬いものを噛まないようにということで。
しかしなぜ大して食べたくもない煎餅なんて食べてしまったんだ、もったいないなんて思わず捨てればよかった、もっともったいないことになってしまったと激しく後悔。
それからは、とにかく硬いものを噛まないように気を付けて過ごしておりました。


しかし!
年末に職場の友達がきてパーティーをした際のこと。
美味しいフランスパンをうっかり左奥歯で噛みしめてしまい、直後から再び痛みが。。。鏡で見ると、埋めてもらったところが少し割れています。
慌てて受診したところ、、、今度は歯の上の部分が割れてしまいました。


抜きましょうと言われるのが嫌で歯医者さんには内緒にしていたのですが、色々あって、授乳は8か月(10月頃)でやめていた私。
上から割れてしまってはもうどうしようもありませんとの話で、なんだ卒乳しているなら抜くのに何の障害もありませんねと言われ、ついに観念。
それでもあきらめきれず、セカンドオピニオンがてら、大学病院の歯科口腔外科を紹介してもらい受診してみました。


大学病院では年下の美人の先生が開口一番、「この歯を残すことに何もメリットはないかと思いますけど、半分に割って半分残すとかしますか?また割れる可能性もありますし、残して何にするんだって感じはしますけど。」とのこと。
そこまで言われるとなんだか清々しい気持ちになり、抜くことをついに決意し、帰宅しました。
余談ですが、この日、病院で芸能人を見ました。
芸能には疎い私でも知っているおじさまでした。


さて、抜歯当日。
いやだー、抜きたくない、と前日までさんざん泣き言をいい、ついには娘に励ましの手紙までもらう始末です。(娘は毎晩、歯磨きのたびに、ママどの歯ぬくの?見せて!と嬉しそうにリマインドしてくれました。)
それでも朝から長男が熱を出して病院に行ったり、子守をしてもらうお姑さんの昼食を用意したりと忙しくしている間にあっという間にその時がやってきました。


13時からの予約で、ぴったり13時から始まりました。
10分後、「はい終わりましたよ〜」との声。
拍子抜けするくらい、あっさり終了です。
前評判ではもろくなってるから、途中で砕けちゃったら歯茎を切るかもとか言われていたのですが、実に素直に抜けてくれたみたいです。
麻酔を4か所くらい打ったのですが、それだけが痛かったです。


抜けた歯を見せてもらうと、本当にぼろぼろの状態で、申し訳なくなってしまいました。何十年も仕えてくれてありがとね…。上手に使えなくてごめんね。。。
持って帰りますかと聞かれて、歯を磨かないとこうなるぞ〜と娘に見せるため、持ち帰ることにしました。
先生は、えっ持ち帰るの?とびっくりしていましたが。


家に帰ると、ちょうど昼寝から覚めた長男が大泣きしていました。
最近、パパママ以外だと激泣きするようになり、今日もお姑さんが来るのに合わせて昼寝をさせていたのです。(眠いのに昼寝させてもらえなかった反動で、私が帰る直前まで死んだように昼寝していたようです。)
間に合ってよかった〜〜〜。
ちなみに前回の受診の際は、離乳食をあげてもらっている間にフェードアウトしたのですが、息子は私がトイレにこもっていると思ったらしく、トイレのドアにすがりついて泣き叫んでいたそうです。
じじがドアを開けていないと見せても納得せず、ドアに張り付いて1時間泣いて、落ちたとのこと。。。
今回はそうならずによかったです。


抜歯後、少し痛むものの、順調に回復しています。
消毒などは近所の歯医者(長男は抱っこで受診OK)でしてもらうことができ、一安心。
今後は落ち着いたらインプラントなど考えなくてはいけません(上の歯が落ちてきちゃうんだそうです。)が、まずは一休み。


みなさん、歯は大切にしましょう。。。

ループタオル

プリキュアイベントにて、お土産に大きめのタオルを買って帰ってきた娘。
いそいそ持ってきて、「ママ、これに紐をつけて、ループタオルにして?」とのこと。
保育園では正方形のタオルに紐をつけたものをフックにかけて使用するのですが、紐を自分で縫い付けるなんて面倒くさいことをするはずもなく、これまでは全て既製品を購入していました。


余計なもん買ってきやがってギリギリギリ……と怒りオーラをパパに向けて放ちつつ、「じゃあお時間あるときに付けておくね」と答えたら、「でもね、あした保育園にもっていきたいから、今日つけてほしいんだ。夜ねんねしたあとにつけておいて?」と食い下がってきます。
それでも「うーん、そうねえ」とお茶を濁していたら、娘はノートのページをちぎり、何やら字を書き始めました。書けない字は都度都度パパのところに行って、書いてもらっています。


「できた!ママ、ここに、ひものつけ方をかいておいたからね。これを見てひもつけてね!」とお手紙をくれました。
そこには、
「まづ ひもお ごよいするよ それで ひもお ぬるだけ」
とありました。


紐を用意して縫うだけ…。うん、それはわかってる……わかってるんだ。と思いつつ、えっへんと得意げな様子の娘が可愛くて、手紙は手紙として嬉しかったので冷蔵庫に貼ると、娘は満足して去っていきました。


その手紙には可愛い以外の効用はないと思っていましたが、寝かしつけ後、紅茶を入れてさあ遊ぼう!おっとその前にミルクを…と冷蔵庫に行って、件の手紙を見てはっと娘のオーダーを思い出し、やらなかった場合のリスクを考え合わせた結果、そこからちくちくと紐を付け、紐を隠すための布を付け、が始まりまして、気が付けばほかほかミルクティーはアイスティーに、遊ぶ時間は裁縫の時間に姿を変えておりました。
手書きの手紙ってすごい力がありますね(^^;)下手な説明書よりずっと威力ありました。


娘は翌朝ループタオルを見て、「ママ、お手紙みながらやったらできたでしょ?」とにんまりしていまして、母は力なく笑って頷くしかなかったのでした。

隠し立て

先日、パパと二人でプリキュアのイベントに行ってきた長女。
(私も行く予定でしたが、長男が突然発熱し、留守番となりました…。)
サンタクロースさんにもらった、キュアフェリーチェの衣装を着て(あまりに寒かったので、現地で着替えたそうです。)、写真スペースでキュアフェリーチェはもちろん、歴代のプリキュアたちと記念撮影を楽しんできたそうです。
屋外だったそうで、さすがに表情が硬いものもありましたが。。。


帰ってきて、写真やスタンプラリーのほか、キュアミラクルキュアマジカルのプラスチック製のしおりを嬉しそうにを見せてくれました。よく見ると、2枚の絵がつながるようになっていて、もう1枚、娘の好きなキュアフェリーチェの物もありそうな雰囲気。
パパに、「これって3枚で完成ぽくない?フェリーチェのはなかったの?」と聞くと、「そう、フェリーチェがほしくて係の人に聞いたら、売店で食べ物を買わないといけないっていうから、ポテト買って食べたんだよ〜!」と「よく聞いてくれた!」と言わんばかりの勢いで手柄自慢を始めてくれました。
ところが、途中で娘が「パパ、その話はナイショだから、言わなくていいの!」と遮ります。
「ママ、ミラクルとマジカル、どこかに飾って!」というので、飾り棚に置いて、「フェリーチェさんもあるならちょうだい?」と言うと、「フェリーチェさんはナイショだからいいのよ」と言って何事もなかったかのように去っていく娘。
なんか変だなぁと思いつつ過ごしていましたが、気になってしまい、「フェリーチェさんのナイショの話を教えてくれたら、今日撮った写真をプリントしてあげる」と釣ってみたら、しぶしぶ膝に乗ってぽつぽつと教えてくれました。


「あのね、フェリーチェさんは、もらったんだけどね。帰りにどこかに置いてきちゃったから、もうないんだよ。だからナイショなの。はい、おしまい!」


そ、そうだったのか!と色々なことが腑に落ちるとともに、ポーカーフェイスでショックを隠していた娘が愛おしく、無くしたことがばれないように話を一生懸命そらしていた姿にもある意味感動してしまいました。


本人は電車で置いてきちゃったと言っていて、パパは落とし物ないかしっかり見たと言っていますが、私は娘の記憶が正しいだろうと思っています。
大好きなフェリーチェのしおりをウキウキ眺めていたのに、あれ?手に持っていない!と気付いたときには、内心とても悲しかっただろうなぁ。私が近くにいれば、電車の中もしっかり見てたんだけどなぁ。
飾ってほしいというので、飾り棚にしおりを飾っていますが、見るたびに、なんとなく寂しそうにも見え、そのうち撤去しようかな?と思っています。

火傷その後

本日は火傷の再診。
「だいぶよくなったね、火傷はもうこれで人生最後にしようね」との看護婦さんの言葉が沁みます。
「きれいにママが手当してくれてるんだね」と看護師さんが言うと、娘が「あのね、ママがおいしいもの、いっぱい作ってくれるんだよ!コーンスープとか!」と90度くらいずれた内容のアピール。
ずれてはいますが、火傷させちゃったけどいいママなんだよ!と言ってくれているようで、なんだか嬉しくて少し涙が出そうでした。


お医者さんに診てもらい、もう薬はなしで保湿剤のみでOK、お風呂もプールも大丈夫とのことでした。子供の回復力ってすごいなぁと感心します。でも、当然ながらまだまだ痕は残っていて、元通りとはいかないんですが。


保湿剤をもらいに薬局に行くと、ペッパー君がいました。
「あ!ロボット!」と嬉しそうな娘。
最近オンデマンドで遅ればせながら逃げ恥を視聴し終わり、ガッキーがペッパー君と喋っているのを見たばかりだったので、私も是非とも一度しゃべってみたいと前のめり。
子連れだと、ロボット相手に話しかけても全然恥ずかしくなく、ペッパー君の前で二人でキャッキャウフフと遊んできました。
実に楽しかったです。
うちにいたら癒されるかな、いくらくらいするんだろうと検索して、うん、うちには癒しが二人もいるからいらないな!!と思いました。

あけましておめでとうございます

新年、おめでとうございます。
今年は慌ただしい一年になりそうですが、健康に留意して、なるべく笑顔を忘れずに頑張りたいと思います。そして頑張るだけではなく、できれば楽しみたいと思います。
人生の貴重な時間ですから…。
皆さまも良い一年をお過ごしください。

大反省

昨晩、娘が、熱々の卵スープをこぼしてお腹にかけてしまい、かなりの火傷をしてしまいました。
最近お手伝いが好きで、スープを一緒にかき混ぜたいというので、一緒にやっていたのですが、作業が終わり踏み台から降りるときに、お碗に手がぶつかってしまったらしいのです。
降り終わるまで私がちゃんと見ていれば、お碗をもう少し内側にしてあげれば、そもそも手伝いなんて許可しなければ、、、と思いますが、後の祭りです。


泣き叫ぶ娘からすぐにシャツを離し、お風呂場で冷やして、その後救急相談に電話をして近所の夜間対応している総合病院にGO。
娘はショック&パニック状態で、約110センチ、19キロの娘をエルゴで無理やり抱っこして連れて行きました。あまりに息子とサイズ感が違うので、「こんな大きい子抱っこしたの初めてだな」とクスッと漏らしてしまったところ、「ママ、それ笑うところじゃないからぁ(ToT)」と泣きながら抗議してきました。4歳とは思えない言語能力です…。


救急では応急処置をしてもらって帰宅し、今日再診してきました。タクシーで少し寝たら落ち着いたのか、救急でも今日の再診でもほとんど痛がらず、ありがたかったです。
看護師さんのコメントでは「まだ浅めでよかった」とのこと。皮がずるっと剥けていて、全然浅く見えないけども、プロがそういうならと少し救われました。
それから、傷もだんだん目立たなくなると思うとのこと。まったく残らないかは経過を見ないとわからないようですが、お腹だし、剥けた面積自体は500円玉くらいなので、もちろん良いということはありませんが、それでも不幸中の幸いだったと思います。はやく薄くなりますように。


子供の火傷は100%親の不注意。
周囲でも、時々ポットのお湯をかぶってしまったり、お味噌汁をかぶってしまったり、と大火傷の怖い話を聞いていたのに、自分も一緒にやっているし「まあ大丈夫かな」と油断してしまいました。
事故が起こるのはほんの一瞬で、それが本当に取り返しのつかないことになることもあるんだと、自分も決して例外じゃないんだと、骨身にしみた一夜でした。
とにかく、なるべくあとが残らないよう、しっかりケアさせていただかなくては、と思っております。


ちなみに娘は10月にもブランコで、顔から地面に突っ込み、かなりの傷を負っております。今はほとんどわからないくらいになりましたが、顔は毎日見えるので、本当に痛々しくてかわいそうでした。
少し大きくなってきて、また特にうちの子は大きめで実際の年齢よりしっかりしてるように私達も思ってしまうところがあり、油断が出てきてるなと思います。
来年は再度気を引き締めて、子供たちを危険な目に合わせないように気を付けたいと思います。

誕生日

真ん中はクラゲ


無事に今年も誕生日を迎えられました。
健康に家族と過ごせることに感謝です。


朝は、サンタさんが来た娘と息子が新しいおもちゃで大はしゃぎ。
といっても息子はよくわかっておらず、新しいおしゃぶりか!となめているだけでしたが。
娘は初めて自分がリクエストしたもの(プリキュアキュアフェリーチェのドレスと髪飾りです。)をもらって大興奮。
「サンタさんもプリキュア観てるのかな?!」と面白いことを言っていました。


朝食のあとには、夫と子供たちが買ってきてくれたケーキでお祝いをしてもらいました。娘がかなり主体的にお祝いお祝い!と言ってくれ、バースデーソングも歌ってくれたので、とても幸せでした。
ケーキのチョコレートに、「ママ」と書いてあってしみじみしたのですが、「このチョコレートはみーちゃんのね!」とあっけなく奪われてしまいました。交渉の末、「ママ」の部分だけは食べさせてもらいましたが。。。


今年は働いていないせいかあまり物欲がなく、パパに聞かれてもあまりプレゼントが思いつかなかったので、結婚前に母とイタリア旅行に行った際に買った思い出のブレスレットの革紐交換&チャーム付け足しをお願いしました。
ドードーと、ダイヤキラキラのお月様が増えて、だいぶ豪華になりました。多分、それなりのお値段がするはず。パパありがとうです。


再来年には大台。
そろそろ再来年の自分ご褒美向けに、ちょっとずつお金を貯めておこうかなと思ったのでした。