失敗と成功のポイ活

 

4年くらい前からアンケートでポイントを稼いでいる。当時はちょうどコロナ禍で外に出れず暇だったので、「いつかやりたい」と長らく思い続けていた投資を始めたのである。現金をドバッと投資するのは怖くて、調べてみると私が開設したSBI証券はT-ポイント(当時)で投資ができるらしい、と。なので、稼いだポイントは全てT-ポイントに換金してきた。

 

途中、T-ポイントがウェルシアと相性が良い事に気が付いて、日用品をお金を出さずに買って残ったポイントを投資に回す、なんてことをしながら4年が経過した。

「アンケートでポイ活なんてやってらんねぇ!」という意見も多く聞くけれども、ちょっとした空き時間にポチポチっと出来るアンケートポイ活は私と相性が良かったみたいで、辞めたいと思ったことは1度もなかったりする。

一応サイトは3つ登録していて、稼いでいる金額は月に3000円ほど。稼げる順は【マクロミル】≒【リサーチパネル】>【キューモニター】、こんな感じ。マクロミルとリサーチパネルは月によって入れ替わったりして、あんまり変わらない。

 

約4年こうしてきたワケだけれども、2ヶ月前に変化が起きた。何と、ゲームポイ活を始めたのである。

きっかけはT-ポイントがウェル活から撤退するから。これまで33%オフで買えていたキャンペーンが無くなってしまうので、もっと稼がねば…!と思ったのである。

 

登録したサイトは【ポイントインカム】。ビギナーズラック的なものもあったのだろうけど、2ヶ月で稼いだ金額は2万5000円超え。

金額だけ見ると「ゲームポイ活ってすごい!」ってなるんだけど、個人的には「もう辞めたいよぉ…」って気持ちでいっぱいだったりする。だって隙間時間にポチポチやって稼げるというよりは、空いている時間の大部分をゲームと向かい合っていて、もう労働って感じなんだもん。最低賃金よりもはるかに低い労働。

 

感覚は労働なのに、とんでもない時間を使っても何ひとつ自分が成長できたと感じられないのもツラいことの1つ。アンケートだってそうじゃんって言われてしまうかもだけど、私にとってアンケートは全然苦痛じゃないのよ。

 

元々スマホが台頭してきた時に、周りの友人と同じようにゲームをインストールしたものの、ライフが回復に合わせてアプリを立ち上げる、あの時間が支配されている感が嫌で早々に辞めてしまった私とは、相性がそもそも良くなかったのかも。

 

稼げるけどしんどい。だけどこれだけ稼げちゃうと辞めるのも勇気がいるなあと感じる今日この頃。

ウェル活が無くなってこれからはポイント換金ではなく現金に換金する予定なので、3000円での入金ではちょっと寂しいかなと始めたゲームポイ活だったんだけど。ウーン、代わりにアンケートサイトを1つ増やす方が良さそうかな。

 

n回目のリスタート


一体何回目かも分からないくらいのブログの作成。作ってはぐちゃぐちゃと壊し、を繰り返しているのだけど、そろそろブログの新規作成は終わりにして、記事数や年月を積み重ねて、数年経って読み返して懐かしむ…なんてことをしてみたい。

 

昔は「ブログで稼ぎたい」と思っていたのだけど、今後はそういう風なブログはやりたくなくて。いや、偶然稼げちゃった!っていうのはすごく大歓迎なんだけど。稼ぎを意識するんじゃなくて、日々の気付きや考え、起こったことなんかをもっと気楽に綴っていきたい。商品のメリットデメリットじゃなくて、未来の自分が読んで「過去の自分って馬鹿だなあ」「こんなことあったなあ」って思えるような内容になっていたいなあって思うようになった。

 

昔々のブログに『ミネラルウォーターが税金8%で水道水が税金10%になるの解せない』と消費税の増税についてつらつら文句言っているものが出てきたんだけど、こういうので良い。その時々の素直な気持ちは後に読んで“自分”が楽しめると思う。

 

小説も読むけどエッセイを読むのも好きで。超絶面白いと評判の『富士日記』を読んだ時に、正直内容はそれほど私の気持ちを揺さぶるものじゃなかったんだけど、大根がいくらだっただの、やかんをいくらで購入しただの、お金の出入りが事細かに書かれていたのはすごく興味深かった。物の値段が数10年前と大きく違って面白いなあと思ったので、お買い物メモ(?)的な、ナニがいくらで買えたかという記録にも今のところ意欲的である。

 

そんなこんなでブログを新設したワケだけども、ここでスッキリ0からスタート出来ず、かさ増しに過去から記事を少しだけ持ってきてしまうのが私の恰好が付かないところ。以前のブログで反応が頂けたのが嬉しくて、捨てきれなかったものをチラホラ。

 

ここはこんな性格の人間が綴るブログです。長続きすると良いなあ。

 

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ブックオフに読み終えた本とイニシエのA賞を売りに行ってきた。

 

読書記録を付けなくなってから「読まねば」という意識が薄くなって、すっかり読書のペースも頻度も量も落ちている。読み終わった本が溜まるのも当然遅くなって、前回いつ売りに行ったか思い出せないくらい久々に本を売りに行ってきた。

 

今回は古本に加えてコンビニで行われている1番くじのA賞も。仮面ライダーウィザード、フレイムドラゴンフィギュア、とレシートには書いてある。全く分からない。

10年くらい前に親戚の子供が遊びに来て、近所のコンビニでノリでくじを引かせてやったら当たったやつだ。持ち帰るにはかさばるからと我が家に残ったコヤツ、A賞だからと誰のコレクションでも無いのに何度も断捨離を免れて早10年。

 

開封だし「どうだろうか」とワクワクして持って行ったものの、買取金額は200円。説明がなく一体何がプラス査定で、何がマイナスだったのか分からないんだけど、割増金額が32円で減点金額が40円という評価が付いている。なので結局192円という結果に。まあスペースが空いて、192円貰えたと思えば良いか。安く売り出されて、ファンの人がお得に手に入れられることを願っています。

 

小説で高く買い取られたのは【丘の上の賢人】(50円)、【カフーを待ちわびて】【妊娠カレンダー】【夜の国のクーパー】(40円)、このあたり。

ブックオフの買取は店員さんのご機嫌とか、在庫とか、店舗やタイミングで全く違う金額になるのだろうけど、私の行きつけは原田マハ小川洋子の作品は良い値段が付きがち。それは今回だけでなく以前からそう。

 

それを知っていても色々な作家の作品を手に取りたいですけどね。ロレックスやバーキンならまだしも、110円から220円で買える小説くらいリセールを考えずに「面白そう」「挑戦してみよう」くらいの気持ちで手に取りたいですしね。

 

聞いた話によると文庫本の買取は定価の0.2%~30%(出てすぐ)らしいから、1冊最低5円で買い取ってくれるブックオフは結構優良店なのでは?と個人的には思っていたり。ゲームやフィギュア、CD・DVDの買取事情は知らんけど。

 

売りに行った日はクーポンが配布されていたから、それを使って小説を2冊購入。180円。買取合計金額が597円だったので、お店から出る時は小説2冊と財布の中身が417円増えました。ヤッタネ!

 

ミニマリスト(仮)にあるまじき

 

先日行ったショッピングモールでは、人様の足元ばかりを見ていた。9月の半ばを過ぎているということもあってサンダル率は30%ほど。私もその30%に当てはまっていたのだけど、第三者視点でサンダルの人とそうじゃない人を眺めていたらサンダル派の季節外れ感がすごくて。私もこうなんだと思ったら、トップスはまだ半袖でも良いからサンダルは帰ったらすぐに片付けてしまおうという気持ちがムクムク湧いてきたのである。

 

帰宅するまでその熱は冷めなくて、靴箱を開けて私はビックリした。サンダルが7足もあったのだ。100歩譲ってパンプスやスニーカーなら分かる。だって春秋はもちろん夏も冬も活用できる言わばオールシーズンアイテムだもの。ミニマリストに憧れてせっせと物を減らした過去があるのに、1シーズンしか履けないサンダルが7足もあるなんて思ってもいなかったし、「私はミニマリスト(仮)」なんてどの口が言っているんだと。

 

ただこれには理由がある。母親が無類の買い物好きなのである。どのくらい買い物好きかと言うと、スーパーに行くのは毎日のこと。特売があったと沢山買い込んだ次の日にも必ず買い物に行く。休みの日には食料品だけじゃなくて雑貨や服なんかも置いてあるようなスーパー以上ショッピングモール未満の店に行って、隅から隅まで見るので2~3時間は帰って来ない。服や靴なんか高い物が大安売りしていたら買って帰って来てくれることも多々あって、それに甘えちゃっている部分もあるから母親のせいにするつもりはないんだけど、そんなわけでサンダルがいつの間にか7足にまで増えたというわけだ。ちなみにこの中で自分で買ったものは1足しかなかった。

 

私の生活にサンダル7足はあまりにも多いので、1足はゴミ捨てか何かの時にササッと履く用の靴として降格。それともう1足、それ単体では可愛いんだけど合わせるのが難しい色で頻度が下がっていたものがあるのだけど、それも手放すことにした。

一応母親に「これ手放しても良いかな?」とお伺いを立てたら「何でこの前服を売りに行った時に持って行かんかったん?」と返され、貰った手前気を使ってたんや!なんて心の中で反論しつつ、手持ちは5足になった。5足でもまだ多いような気もするけれど、半歩前進ってことで。

 

女の子の中には服も靴もカバンも沢山持っている人も少なくなくて、別にそういう人を見て「1つ1つの頻度が少なくて勿体ないじゃない!」なんて思ったりはしないんだけど、私はそんなにオシャレが好きなわけではないし。似合う着こなしが見付かれば擦り切れるほどそれを着たいし。一丁前に着たくない服のタイプもあるし。そもそもモデルでもないのに似合う服ってそんなに沢山ないだろうし。もう考えれば考えるほど、手持ちの量ってほどほどで良いはずなのだと思えてくる。

 

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お馬鹿が0円で失ったもの

 

断捨離に何度も失敗しているサイトがある。

そのサイトは巷では性格が悪い人間の集まりだとか、頭がオカシイだとか言われていて、初めて偶然辿り着いてしまった時には私も「うわ…」って思ったものだったのだけど、いつしか慣れてしまった。そうこうしているうちに暇さえあれば覗くようになってしまった。

嫌な気分になる度に辞めようと決心をして一時は離れることが出来ても、2週間ほど経つと元の密着度に戻っている。

 

どれだけの時間をそのサイトに費やしたか、なんて恐ろしくて想像できない。我が国には『ただより高いものはない』という諺があるけれど、その諺の通り、0円で閲覧できるWEBサイトの代償にお金で決して買い戻すことの出来ないたくさんの時間が奪われていた。

 

スマホが登場して干支が1周ほどまわったけれども、思えばスマホになってから携帯電話が手放せなくなったような気がする。ゲームもWEBサイトの閲覧も、私はやっていないけれどSNSの類も延々と続けられる仕組みになっている。賢い人がそんな風に作っているのだ。

 

今まではどうにかして自分の意志で某サイトから距離を置こうとしていたけれど、この度「自分はそんなに強い心を持っていない」と素直に敗北を認めて、指定したWEBサイトをブロックできるというアプリをインストールすることにした。

1つ目にインストールした『BlockSite』はAndroidであることがダメだったのか、他に理由があるのか、分からないけれど「あなたの番号じゃ使えません」と出て即アンインストールすることになったが、2つ目にインストールした『App Block』が使えたので、すぐさまサイトをブロックする。

当たり前だけど、検索しても繋がらないのだからサーチボックスにそのサイト名を打ち込もうという気が起きない。早速効果を感じる。このまま依存から抜け出せたら良いのだけど。

 

WEBサイトの閲覧はタダだったけれど、ブロックアプリもこれまたタダだ。ダイエットのために参考にしている動画もタダである。そう思うと果たして悪いのはタダなのだろうか。私の頭なんじゃないかと思う今日この頃。

 

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瞑想かお金持ち

 

瞑想を始めて3カ月が経過した。

人生、不安や不満は少なく心が穏やかであればあるだけ良いと思っていて、そういう脳を作るのに瞑想が効果的だという情報を小耳に挟んだのである。瞑想を実行することに何か大きなお金がかかるだとか、専門のスクールに行かねばならないだとか、そんなことがあれば「胡散臭すぎる」と拒否反応も出るだろうけれど、必要なのはこの身1つ。かかるお金は0円。効果が出れば儲けもの、くらいの気持ちで瞑想をやってみることにした。

 

ネットに転がっている『呼吸を観察する』だったり『頭の中で図形を思い浮かべる』だったり『体をスキャンするイメージ』などなど、見様見真似でやっているのだけど、瞑想状態が成功した形がそもそも分からないので、上手くできているのか判断できない。瞑想体験者がよく言う「クラクラする」「頭がぼーっとする」という感覚はあるような気がするけれど、「心地よさで満たされる」は経験できたことがない。

 

瞑想を始める前と比べて実感できる違いは、イライラしている自分に気が付いて「深呼吸しよう」と意識することが増えたなってことくらい。根っこから穏やか人間にはまだなれていない。

だけど『覆水盆に返らず』という言葉があるように、イライラが顔や態度に出てしまうとそれはもう取り消せない。それがグッと堪えられているのだから、周りから見ると穏やかな人という評価には近付けているのかもしれない。周りの評価よりも穏やかな性格そのものが欲しいのだけど。

 

穏やかな生活を目指す中で、ギャンブルを嗜んでいて気が付いた穏やかに過ごす秘訣がある。

先日、何を打ってもロクな当たりにならなくて、瞑想での微々たる成長では誤魔化せないくらいイライラしたのだけど、「お金はあるから大丈夫だ」と思い込んだらイライラが治まっていった。これは妄想だから現実は何ひとつ良い方向に進んでいないのだけど、お金を持っているという意識が心の余裕を生むことを体験した。つまりギャンブルで気が付いた穏やかな性格になる秘訣は、息を吸うのと同じくらい当然のこととしてお金を持っていると思えるくらいの『潤沢な資金を持つこと』である。まさにお金の余裕は心の余裕。

 

しかし考えてしまう。瞑想を極めるのと、潤沢な資金を作り上げること、どちらも難しそうだと。私が穏やかな人間に生まれ変わるまではまだまだ遠い。

 

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セカストにて1,305円。

 

セカンドストリートに服やらバッグやらを売りに行ってきた。ついこの間売りに持って行ったばかりなんだけれど、今季着た服が「もう要らないかな」と手放す意欲がわいてきたのだ。この時期(この記事を書いたのは2月17日)に冬物なんて売りに行ったら買い叩かれるのも十分なほど知っているけれども、売るのにベストな時期に持って行ったからって高く買い取ってもらえるとも限らないし、半年待ったあげくに大した買取金額じゃなかったらそれはそれでモヤっとするなあと思って、もう買い叩かれても良いやとお店に持ち込むことにした。

 

店内をウロウロしていると赤ちゃんを抱いた夫婦がベビー用品を見ていて『堅実』という二文字が頭に浮かぶ。私は断捨離をして物を手放すまで、いや手放してもしばらくは中古品を買うという意識が無かった。中古品が嫌だとかじゃなくて、中古品の存在そのものが自分の中に全く無かったのだ。だけど中古品も買うようになった今、お古で十分だっただろう物が沢山ある。

 

15分程経って提示された買取金額は1,305円。DAKOTAのバッグに1000円の値段が付いたので久々の4桁となる。買取金額が10円20円でも「要らない物に値段付けてもらっちゃってすいません」なんて気持ちで全然落ち込んだりはしないんだけど、いざ1000円を超えたら、畳んで袋に入れて持って行って店内で待って…っていうその過程が何だか報われた気持ちになった。

 

ネット記事で読んだのだけど、フリマアプリが充実している時代とオシャレ期が重なる最近の若い子はリセールバリューを意識して服を買うらしい。自分が楽しんだ後、売る時にそこそこの値段で買い手が見付かるブランドの物を買うそうだ。

 

めちゃくちゃ賢いと思う、が私には出来ない。売る側としてフリマアプリに参入することのハードルが私には高すぎる。お金のやり取りがあるんだって思うと、サイズを測って、汚れや傷みなどの状態を明記することに精神がゴリゴリと削られていくのが、実際にやらずともやっている自分を想像しただけで分かる。

 

そんなわけで私にとっての理想は「これを売りに持って行ったら失礼でしょう」ってくらいたくさん使うことだ。それが出来なかったから立て続けに売りに持って行くようなことになってしまったのだけど、これで手持ちの服がやっと落ち着いた気がする。

 

かつて値札の付いた服で部屋の隅に山を作ってしまった私は知っている。服は“どう”着るか、ではなく“何を”着るか、だと。1度着ない服にジャッジされた服は、どれだけ待てども使用頻度が上がっていかない。不思議なもので「今日が着るチャンスなのでは?」という日でさえグルグルと考えた結果、最終的には着なかったりする。

勝負は服を購入するところから始まり、その時点で7割は決着がついているのだ。

 

服を着るならこんなふうに 1 [ 縞野やえ ]

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