tea

japanese green tea

お茶を淹れる

みなさんは、お茶の淹れ方を考えたことはありますか?

今のお茶の淹れ方でも美味しく飲めているとは思います。

お茶も嗜好品なので、自分好みで飲めれば一番だとは私も思います!

 

ですが、

ここでどんな風に味の変化が楽しめるのか知っていればまた一段と楽しくなると

感じてるので、少しだけお付き合いください。

 

お茶淹れ

<point>

 

①お湯の温度

お茶は高い温度で淹れるほど、苦味・渋味成分であるカテキンやカフェインが溶け出しやすく。低い温度で淹れると、旨味成分であるアミノ酸が溶け出します。

試しに水出しでお茶を作ってみたら、一番旨味を感じると思います。茶葉の種類によっては、出汁のような旨味も感じます。

 

高い温度のお茶は苦味・渋味が強く感じるのでは、、、?

と敬遠しがちになってしまうと思ういますが、高い温度で淹れると香りが出やすくお茶の焙煎具合によれば高い香りを楽しめます。

自分の好みで香りや苦味・旨味も調整するのが一番楽しめる飲み方です。

 

(※)one point!

 お水について、

 お茶は軟水の方が溶け出しやすいので水道水でも充分美味しく楽しめます。

 水道水には、カルキ臭がある場合があるので沸騰後2〜3分は沸かしましょう。

 

②茶葉の量

 茶葉によりますが、だいたい一人分2〜3gで様子をみてみましょう。

 湯量など茶葉量は好みによって変えるのも楽しいですよ。

 私は、湯量180mlに対し茶葉5〜7gで調整しています。

 

③蒸らし時間

 急須に注いでから、蓋をして蒸らす時間も味の変化に繋がります!

 だいたい30秒〜1分で茶葉もひらくのでこれも好みですね。

 湯呑みに注ぐ際、急須を返したり何回かに分けて注いだりしても濃ゆさは

 変えられますが、蒸らしの段階で濃ゆさの調整をするのも良いですね。

 

少し長々となりましたが、こんな感じでお茶の味は変化していきます。

お茶を楽しむということを、いろいろな方に感じて貰えたらと思います。

 

因みに、こちらは氷水で淹れたものです。

 

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10gくらいの茶葉に氷水を茶葉がひたひたになるくらい注ぎます。

(60ml程)

その後、5分程待ちます。

とっても濃ゆい出汁の様な旨味たっぷりの冷茶が少量できます。

今思うとはじめて飲んだ時は、とても飲めませんでした。

このまま2煎目を淹れると、苦味と渋味の絶妙なさっぱりとしたお茶が淹れられます。

 

いろんな楽しみ方は他にも沢山あります。

 

ぜひ、またお話したいです。

 

今回はこのへんで、、

お茶のこと

 

2月のお茶畑の様子

はじめに、お茶の原料はツバキ科のカメリア・シネンシスという植物です。

緑茶・烏龍茶・紅茶は全て同じチャの葉からできています。

簡単に違いをいうと、出来上がるまでに発酵をさせないのが、緑茶。発酵をさせるのが、烏龍茶と紅茶です。

 

お茶の種類は本当に沢山あります。

 

野菜やお花と一緒でとても丁寧に作られています。

生産者さんの手で丁寧に作られたお茶をお茶屋さんがまた丁寧に火入れなど味の調整を行って、皆様の手元に届きます。

 

私は以前までは、今飲んでいるお茶を誰がどこで作ってあって、どんな味の違いがあるかなんて考えたことがありませんでした。

 

お茶も土で育つものです。その土地や空気、気候、水、全てのものに関係してきます。

 

なので同じ品種のお茶であっても、各都道府県ごとに違う顔をもっています。

 

不思議ですよね。

 

もっと全国各地のお茶が飲んでみたいです。

 

新茶までもうすぐ、

 

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このお茶畑が綺麗な明るい緑色に輝くのが楽しみです。