3人目

「あなたのような人に

出会ったのは人生3人目」

褒めてるのか、莫迦にしているのか

面白がられてしまった。

「心から好きでもない人とはできない。

勢いでそうなったとしたら

心がすり減るような気がして怖いんです」

そういうと

彼は目を丸くして、次の瞬間

ニコニコ笑った。

「あなたはとっても面白い。

経験が増えるという意見ならともかく

すり減るんですか・・新鮮です。」

「無理する必要はないですし

気持ちに正直でいいですよ」

そう言われて、ホッとした。

「男はズルいですからね。

あなたが考えいるより単純で

考えてないですよ。

だから、悩まなくていいです。

そして、あなたを

女性として意識してます。

何で世間から

女性扱いされてないと思うの?

あなたは自分の価値が低過ぎる。

ちゃんと、女性ですよ(笑)

それから

「社交的なくせに男女だと思うと

いきなりシールド貼るんですね」

視野が狭いことを指摘された。

「でも、そこ

男には都合がいいし、魅力的です」

そうか、

世間知らずか

面と向かって言われた。

そういうこという男性

私にとっては3人目ですよ^ - ^