東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

九州 阿蘇山

    朝一の飛行機で東京~熊本空港へ山口さんと飛行場で待ち合わせをして、阿蘇駅へ向かいった。本来なら29日阿蘇山登山の予定でしたが、予報が雨だったので、急遽今日(28日)登る事にしました。阿蘇駅へ到着、外国人の観光客で大混雑で火口湖も、凄い人数の外国人が、阿蘇駅も外国人の観光客…何処もかしこも外国人です。バスにも長蛇の列…乗れるのかちょっと心配でしたが、臨時バスが出てスムーズに乗れ、くまモンに見送られて出発しました、明日が雨予報のせいか大渋滞…予定通りに登山口に到着するか、心配でしたが案の定遅れて到着、登山口から11時に登山届けをポストに入れて、いざ出発… 火口から噴煙も上がり迫力ある雄大阿蘇の山並みを眺めながら、登山道を登り始めました。ミヤマキリシマがちらほら咲き始めて可愛らしかったです。初めは緩やかな山道でしたが、途中から南岳までは岩が多く登りもきつく長く感じました。中岳、高岳は比較的緩やかだったのでスムーズな山行---稜線からの眺めは何処か別の惑星?を歩いているかの様な不思議な景色---仙酔峡を目指し下山…岩がゴロゴロして、滑りやすい道なので、かなり歩き難く転けないように慎重に下山し、無事に登山口(仙酔峡)に到着、そこからは鋪道をひたすら駅まで歩き(1時20分位歩いたかなぁ〜)電車の時間に間に合うか気にしつつ後半は早足で歩きました。途中牧場を通り牛さんがのんびり休憩してたので、眺めながら歩き癒されました。牛さんの尻尾が柵の鎖にひっかって動けなくなっていたので、山口さんが取ってあげたら、ありがとうも言わずにそそくさと去って行きました…きっと何処かで恩返ししてくれると思います--- 駅まではまだ遠く暑さで喉が乾いてきたので自動販売機のコーラを購入、とても美味しかった。宮地駅に無事到着し電車の時刻表を見たら特急がもう直ぐ来そうなので、とりあえず切符を購入し乗り込みました。 特別列車(列車名、あそぼーい)らしく、車内で特急券を購入しなくてはと思ってましたが、駅員さんの見回りもなく一駅で阿蘇駅… 結果乗車券だけで良かったのでラッキーでした。夜は大津駅近くの居酒屋さんで馬刺し、海鮮頂きとても美味しかったです。お醤油がとても甘く、普通のお醤油も欲しかったような…でも郷土料理味わえて良かったです。九州1日目無事に終わり、雄大阿蘇山行出来てとても良かったです。(記: 伊藤 仲、山口 )阿蘇山概要

牧ノ戸峠8:30~沓掛山9:00~久住山11:20~中岳12:00~白口山13:30~鉾立峠分岐14:30~法華院温泉山荘~法華院温泉山荘15:40

 

九州 九重連山

1日目( 4/30) 朝から雨でしたが登山口に到着したら小雨…レインウエアを着ようか悩みましたが万が一に備えて上だけ着て登りましたが徐々に雨も止み朝靄の中を登り始め歩道も整備されていて比較的歩きやすかった。途中晴れ間もあり、午後はこのままお天気良くなるのかな〜と思いながらサクサク登り途中石で出来た避難小屋もあり--- 久住山、九州最高峰中岳を登り稲星山に到着する頃には雨が酷くなり急いで下る事に、稲星越~白口岳へ登りそこからが大変でした。黒い泥の悪路の斜面を下る事50分、とにかく転ばない様に慎重には慎重を重ねて無事に普通の登山道へ到着…ホッとしましたが雨で周りの景色が見れなかったのが残念でしたが、途中イワカガミ、シャクナゲが少し咲いていて癒されました〜 紫色の小さいお花はフデリンドウだそうで山口さん云く「塩っぱい道」と--- かなりの悪路だったので、明日は多分筋肉痛になるかもしれないなぁ〜 無事に山小屋(法華院温泉山荘)に到着 チェックインを済ませ、荷物を部屋に置き坊ガツルへ、その頃には雨も止み気持ち良く歩けました。 山口さんはテント泊の予定でしたが、到着した時はまだ雨も降っていたので、素泊まりで宿に泊まる事にしたのですが、坊ガツルへ行く時には晴れてたので「なんだ〜晴れたならテント泊でも良かったな〜」とちょっと残念がってました。 山小屋は登山口より標高が30m位下の場所にあるのにも驚きました、山小屋に温泉もあるので、汗をかいて冷えていた体にとてもありがたかった 女風呂は貸し切り状態だったので、気持ち良く入れ、私は個室なので、山小屋ではとても快適に過ごせて満足でした。 深津コレクションがあり、山口さんが懐かしそうに山道具を眺めてました。夕飯を済ませ、明日は雨にならない事を願いつつ床につきました。

2日目(5/1)朝起きたら雨は止んでいましたが、朝食を摂る頃雨が降り始め食事が終わり直ぐに出発出来る様に準備をしていたので、山行行程より20分早めに出発---雨は降ったり止んだり…景色は見れなかったのですが、登山口目指して歩き途中山小屋の温泉源泉があり大量にお湯が流れてました。登り初めは少し急登でしたが心地よい風に癒されながら、歩きます。北千里ヶ浜付近は噴火の後の様で山には木も生えてなく活火山のようです--- 周りは木や草が生い茂ってるのにその山だけ木が一本も無く不思議な感じでした、途中池塘もあり、天気なら綺麗に見えたのでしょうが…ちょっと残念です。平地を歩き進めて行くと岩の登りになり久住別れまで行き星生山へ登ります。今までは目印のマークがありましたが、星生山には全くなく登り口がわかりにくかった。岩が多い登りで星生山は人気がないのか、登ってる人は1組だけ登山口に近くなると登って来る人が増えて来ました。びっくりしたのが、オーストラリアから来た3人の家族連れが観光だと思うのですが、スニーカーに軽装…やめた方がいいと山口さんが言ったので、その家族は引き返して登山口へ戻って行きました。私達も登山口に到着、丁度12時でした!
早目に到着したので、阿蘇神社(風格のあるとても素敵な神社)へお詣りに行って来ました。夕食は1日目同様 居酒屋金之助が美味しかったので、あか牛丼も食べて満足しました。二日間の山行も終わり、雨で足元が泥だらけでしたが、とても楽しめました。明日東京に帰るのが少し寂しいのですが、また九州の山に登れたら嬉しいです。(記:伊藤 仲、山口 )九重連山概説 

 

朝霧 会長の九州漫遊山行記!

5/  1  久住山、牧ノ戸峠   (山口、伊藤 仲)  

4/30   九重山

4/28 1日目 阿蘇山周回  牧ノ戸峠8:30~沓掛山9:00~久住山11:20~中岳12:00~白口山13:30~鉾立峠分岐14:30~法華院温泉山荘~法華院温泉山荘15:40

2日目 出発8:00~北千里ヶ浜9:30~ 久住分かれ10:30~星生山11:20~沓掛山~牧ノ戸峠13:00 ( 山口、 伊藤 仲 )

4/25 雲仙普賢岳: 低山歩きの「吉田 類さん」撮影隊に遭遇、ミヤマキリシマも三分咲き眺望良好気持良い登山でした!仁田峠(08:45)~普賢岳(09:45)~風穴北周り~普賢岳(11:10)~国見峠(12:10)~仁田峠(13:25)

  4/23 日本の四端 / 北端・稚内宗谷岬 /東端・根室納沙布岬 / 今回は西端・佐世保の神崎岬 / 来月は南端・大隅半島佐多岬平戸島九十九島

  4/20 出発 950㌔走り、山陽道の山口 富海PA ~4/21 佐賀 玄海町 道の駅  ~4/22 長崎平戸 道の駅  (連日 雨です--- )長崎平戸市松浦資料博物館、平戸城、ザビエル教会、オランダ商館

 

日光 山王帽子~太郎山~男体山

  今回は正月に山王帽子山で一泊して撤退…今回は山友と2人で山王帽子~小太郎~太郎~男体山縦走。かなりの難所続きでした。

4/27 日光駅からのバスは行と帰りでルートが違うようです。運転手さんが間違えて登山口のすぐ近くまで行きましたが、バス停でおろしてもらえずUターン。遠くまで行って2時間ほど歩いて登山口へ。予定よりも若干ロス。山王峠からが山王帽子山への登山スタート。結構きついですが、高低差350mを50分位で山王帽子山に着くことができました。ここから先150mの下りが怖くて前回は撤退。しかし、今回はなんとなくクリア...山友が一緒だと心強い。390mを登返して小太郎に着くと絶景が待っていてくれました。小太郎から太郎へは細尾根を歩くいて20分位で着きました。やっぱりこちらも絶景...360度山々が見渡すことができてあそこも歩いたし、あっちも歩いた...うれしいひと時です。ここから花畑に下っていくと花畑で靴は泥だらけ...700m位下って林道へ出ました。緩やかな登りでもすでに17時過ぎ..睡魔に襲われ右目をつぶって左脳を休め、左目をつぶって右脳を休め18時明るいうちに志津小屋に着くことができました。ほんの少しの食事と熱燗で爆睡。泊りは私達だけでした。

4/28 6:05に志津小屋を出るとまだまだ登山道には雪だらけ...山友に耐えず先行してもらってきつい登り700mを3時間半...重い荷物での雪道は辛さ倍増...。男体山には二荒山神社から登ってきた多くのハイカー。剣は写真撮影の順番待ち。本日も天候がよく富士山も見ることができました。下りは岩々で結構きつく4合目を目指して下山。私はここで昼寝すること30分位?もう水もなくなり神社でがぶ飲みしたいねと、二人...。二荒山神社でたっぷりお水をいただき下山のお礼をして、華厳の滝(歩いて15分位)を目指しました。途中、レストランでざるそばとまたまた水分補給。華厳の滝に寄って帰路に着きました。やっぱり観光の皆さんで一杯でした。( 黒澤、斉藤 )

4/27 9:18バス停~太郎山入口~光徳キャンプ場~11:29太郎山登山口~12:10山王帽子山~14:15小太郎山~15:08太郎山~志津峠~18:03志津避難小屋 / 4/28 6:05志津避難小屋~9:32男体山~12:24二荒山神社華厳の滝

丹澤 蓑毛~大山~大倉

   蓑毛~大山~北尾根~ヨモギ尾根~大倉 GWのトレーニングで今日も蓑毛からスタート…薄墨桜の辺りを確認してヤビツ峠に向かいましたが…髭僧の滝に寄ってそのまま沢を詰めることに…久しぶりの沢歩きは楽しかったです。大山から北尾根を地獄沢まで下って目的のよもぎ尾根の登口(丹沢ホームから川を渡渉するのに苦労しました)に着くと早くも12時半…こんな時間にスタートするなんて…大丈夫かな?と心配でしたが…途中昼寝をしてもなんとか三ノ塔に15時半にたどり着くことが出来ました…ここまでくれば下山も大丈夫かな?三ノ塔でも三ノ塔尾根を下っても途中に素敵な富士山が…これは滅多にないチャンス?と思い一時間位待機し17時半過ぎまで待ちましたが難しそうなので…後ろ髪をひかれながら大倉へ向かいました…バス間に合うかな?とダッシュ!!三ノ塔尾根で道を間違えながらでしたが明るいうちに大倉バス停に着くことが出来ました。今日は心洗われたような一日でした。( 黒澤 )
07:56蓑毛バス停~10:23大山~11:05西沢ノ頭~11:13ミズヒノ頭~11:35境沢ノ頭~12:30丹澤ホームの登山口~14:04蓬平~15:14三ノ塔~18:13大倉バス停

 

鹿沼 不動岳(664.5m)

 栃木 鹿沼市上永野の長寿院に07:40着。駐車場と登山口を探し08時に登り始める。登り口は長寿院の直ぐ左の斜面で墓場の隣、小さい沢の左岸を上るのだが数年前の雨で崩れ倒木がそのままにしてある。登山道は全く分からない中倒木を跨ぎ下を潜りして青いペナントに導かれ沢を上がる.本来の登山道は上から見て右側だがペナントは左の尾根を目指している。沢の急斜面を四つん這いになりながら稜線を目指す。斜面は落ち葉で滑りやすいがこれからの季節草が繁るともっと登り辛くなりそう。今は木の葉が落ちて稜線が見えるのでルートが無くても目的地が見えるので何とか成る。これで葉が繁ると辛そう。約60分で稜線へ。そこから雷竜山までは歩き易い尾根道。雷竜山(617.3m)頂上に9:30着。そこからの本来の登山道はしっかりありそう。はっきりした登山道で不動岳まで30分。下りは塩沢峠まで分かり易い道を45分。そこからはルートははっきりしないがペナントと道標があり迷う事はない。登山口に50分で着。土曜日で良い天気だが他の登山者と会ったのは塩沢峠からの登山道で一組だけ。余りマイナーな山は地図の上では登山道がはっきりしているが、数年前の崩壊後手入れをしていないので心して登らないと駄目。ルートの確認や足場の悪さに手間取る事になる。( 井上 弘  、喜美子 )

御坂 三つ峠~河口湖

三つ峠は何回か計画して、その度に実現に至らなかった山です。今回は幸運な事に山口会長自らリーダーでの山行となりました。大月駅で合流し、三つ峠駅で下車しましたが、桜の時季の土曜日とあってか、電車は大変な賑わいで、英語から中国語、タイ語、他解読不能の言語で満ち溢れていました。駅前で登山指導をしている警察官に登山届を提出して、背後に聳える三つ峠に向かい線路を潜りました。グリーンセンター、憩いの森と進み、満開の桜の下、良く整備されている公園でオートキャンプを楽しんでいる家族連れを脇目に、登山道に入り達磨石にお賽銭無しで本日の安全登山を祈願して、やや急な登山道に歩を進めました。登山ペースは思ったよりやや速めで、このペースだと昼食は三つ峠開運山かなと思いながら、又のぞき、馬返し、八十八大師と左手に富士を眺め登り、尾根道から屏風岩の巻き道を通りました。巻き道は崩壊が進み、又桟道や手すりも危うい箇所もあり細心の注意が必要です。屏風岩には数組のクライマーが取り付いて、ぴかぴかの登攀用具や、鮮明な輝きを放つザイルに、その昔一ノ倉沢衝立岩下部での1ピッチ目を開始する前の、あの空腹時にも似たたぎるような緊張感が思い出されました。渥美君、川内君もう一度ザイルを結ぼうよ。急登を登り三つ峠山荘、四季楽園の前を通過し、電波塔を目指して最後の整備された階段を上りランチタイムとなりました、開運山(1,785.2m)です。景色は 絶景で富士山はもちろん、御坂山地、南アルプス北アルプス(イメージ)、八ヶ岳、奥秩父丹沢山塊の山並みまで一望でき人気の程が伺えました。ランチタイムの後は府戸尾尾根を霜山、天上山へと河口湖を右手に見て下りましたが、穏やかですが、とにかく長い、歌のレパートリーも尽き北原謙二さんの”ふるさとのはなしをしよう”を口ずさんだら、やっぱり同年代山口会長が覚えていてくれました。カチカチ山ロープウエイ富士見台駅は夕方にも関わらず大勢の外国人観光客で押すな押すなの大盛況で、展望台で合間を見つけ記念写真を撮り河口湖駅に下り、予定コースタイムより1時間早く着いたので、駅前の名物ほうとう不動で熱々の鉄鍋のほうとうを山口会長からご馳走になり、大月行の富士急の乗客となりました。山口会長は来週から九州地方踏破と云う事なので、とにかく事故、怪我無く、健康第一での帰還を願っての帰宅となりました。今回は準企画山行的な山行でしたが、朝霧は山に行く会なので、会員同士、出来れば旧友、入会希望者も誘って山に行けたらいいなと思っています。三つ峠山は登山道も多く山頂には立派な山荘もあり、比較的登り易いとは思いますが、急登、ガレ場、長い尾根道と決して侮れない山です。特に雨天時は周到な準備が必要です。やっぱり単独行も気ままで良いが、仲間がいた方が張り合いがあります。(

記:伊藤 源、山口、伊藤 仲子、梶  )

三つ峠駅8:35~又のぞき10:40~三つ峠山(開運山)12:45・・・13:20 府戸尾尾根鉄塔14:45~河口湖駅16:30



 

 

( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会