自分に自信を持つために

自己主張が弱いために仕事を失ったあさおが自信を取り戻すためのブログ

味方・理解者の大切さ

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こんにちは、あさおです。

 意志に反して引きこもりになってしまっている。鬱ではないし、それどころか体調は非常にいいから出かけたいのだ。これでは無職のおじさんというより、独居高齢者だ。

 そんな中、数少ない味方・理解者の存在が大げさではなく生きる活力の源になっている。自分だけでなく多くの発達障害者にとって、理解者の有無や関わり方は大げさでなく人生を左右する。

 理解者がいること、居場所があることのありがたさ

  週1で出かける東京赤坂の喫茶店は大事な居場所。ここがあることで外出するモチベーションになるし、身だしなみをキチンとしておこうという気になれる。

 また、コーヒー1杯で3時間話につきあってくれるママさんは大事な味方だ。このママさん、アクが強くて人の好き嫌いが激しい。雇った店員さんはいつも短い期間で逃げ出してしまうし、客にもその店なりのマナーを求める。

 コーヒーの単価はその辺のカフェの何倍もする店で、主要客層はマスコミや保険会社の関係者。打ち合わせや商談で使われることも多い。先週あさおの隣の席に座ったのは某新聞社のカリスマと言われる記者だったようだ(自分は知らなかったけど)。こういう店で、お客さんにはスタバとは違う価値を認めてもらわなくてはいけないからしょうがない面もあるのだろう。

 

 そんなママさんに、何故歓迎すべき客として受け入れられたのかを考えてみる。

まず第1段階、週2~3回昼間30分程いたとき、

  • 8年前に通い始めた当時、店のメインターゲットだった金融機関の社員だった。その店にふさわしい服装をしてたのだと思う。
  • 周りのお客さんに「タバコ吸っていい?」って問われてもイヤな顔せず快く「いいですよ」と答え、店の雰囲気を壊さなかったところ。単価が高い故にワガママなお客さんも多かったらしい。
  • 30代半ばの常連は珍しかったようだ。それでママさんの記憶に残ったのだと思う。

 こうやって書いてみるとただの客だねえ。でも鬱で2年間店に行かなかった後でも顔を覚えていてくれた。

 ターゲットとする客層の客でありながらも、その中で記憶に残るぐらい特長があったのだと思う。

 これは転職が成功したときと同じだ。今思い返してみても、 1年以上転職活動していても、決まるときはその職種ではインパクトのある特技が認められての即決だった。

理解者にとっても自分が価値のある存在であることが大事

 次に第2段階、3年前に新しい職場で仕事するようになってから、今度は仕事帰りに通うようになった。今度は1回来たら2時間ぐらいいるようになった。仕事でピリピリした気分をリセットするにはちょうどいいから。

 店の効率だけを考えるなら、同じ1杯でも30分で済ましてくれる客の方が120分よりありがたい。けどそれは時と場合によりけりで、120分のんびり過ごす今の方が喜ばれている。

  • 夜は閑散時で客が自分だけのことも割とある。暇だと何していいかわからないというママさんのモチベーション維持に役に立っているらしい。
  • 機械に弱いママさんにとって、その場でスマホで調べごとを助けてくれる客(自分含め数名)は重宝するらしい。JRの指定券を座席ピンポイント(グリーン車最前列窓側)を取ってあげたときは感動してもらえた。
  • たまに自分に何かを聞くと、期待を上回る答えが帰ってくることがあるらしい。それが何だったのかは知らないけど。
  • 「テレビを観ない≒社会に興味のない自分」に対して、ママさんは世の中にアンテナを張ることがいかに大事かを説いてくれる。それで自分がラジオを聴くようになったと伝えると本当に喜んでくれた。ママさんが「美味しいコーヒーを淹れてくれる喫茶店のママさん」になれたことに貢献できたのだ。

  お金を払ってコーヒーを飲むだけ、今では当たり前になったスマホを使うことだけでも、思わぬ役に立っていたのだ。

 

 仕事をなくし、自信をなくし、母親から蔑まれる自分でも人から喜ばれることもある。

 理解者がいることのありがたみを感じるとともに、自分も理解者にとって価値のある人間であることも大事だと思わされる。

 

今の自分は「何」の引き出しを増やす段階

「何を言ったか・やったか」ではなく「誰が言ったか・やったか」に価値が置かれる世の中だ。社会人時代のあさおは「(人がやらない・できない)何かを(いかに速く)やるか」ということだけを考えて仕事していた。あさおという人間を評価してもらおうとはこれっぽっちも思い浮かばなかった。

 この喫茶店でも「何を言ったか・やったか」がたまたまいい方に転がったのだ。ただ、味方や居場所を見つける行動力は人よりもあったのだと思う。これは発達障害であるが故に自然と身についた力のようだ。

 理想は誰かにとって自分という人間となれることだろう。けど今の自分にとっては「何をやったか」が意味を持つ居場所を見つけること、「何」を増やすことが大事だと思っている。

 

 この喫茶店では、今1番の理解者で週2回仕事場におじゃましているKさんとも出会っている。Kさんは家族に発達障害者がいて、自分のことも親身になって理解してくれている。近いうちにKさんのことも書くつもりだ。

 

 今回はここまで。お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

偽りか、演技か

こんにちは、あさおです。

 

  ショーンKの経歴詐称問題がすごく騒がれてる。自分はこれまでショーンKのことを全く知らなかった。テレビのニュースは苦手だし、ラジオは23年前の状況以来NACK5一筋。 yahooのニュースでランキング上位になっていたので、大して興味もないのにちょっと読んだのが今回の件を知ったきっかけ。

 

 目についたのが番組視聴者からの彼への応援のメッセージ。

 ベッキーや清原とはエライ違いだ。謝罪会見を見たわけではなく、それどころか未だに人気の源と言われる声すら聞いたことすらない自分でも彼に興味を持った。真の川上さんではない「ショーンK」を長年演じていたのか、「ショーンK」もまた彼の本当の姿で偽っているという意識すらなかったのかは本人でないからわからない。いずれにせよ彼が自己肯定感に溢れていて視聴者にも幸福感をあたえる、それが擁護の意見も多い理由だろう。

 ただ、有名コメンテイター「ショーンK」が努力によって作り上げたものか(この場合罪悪感もあるだろう)、根っからのホラッチョで無意識に「なり切っていたから嘘でも真実になってしまう」のかはわからない。

 

受け取られ方は真実か嘘かより大事かも

 

ショーンKが演じられた姿だったら、見習う所も多いのではないか。

ラジオで番組を持つようになってから15年以上経っているらしいが、継続していくことは新しく始めるより大変だったと思う。

  • 英語力を鍛える
  • 安心感を与える話し方を身につける
  • 表情の作り方
  • ファッションのセンス
  • 見た目を維持するための節制

これだけのことをしている。文字で書くと「これだけかよ!?」と思われるかもしれない。でもどれか一つだけなら自分でもできそうじゃないか。

 今回は金銭的な被害者が出ていないこと、彼が人の悪口を言わないこと、攻撃的なコメントスタイルでなかったこと(伝聞)が、彼を庇う意見の多さにつながったと思う。

 清原のニュースの直後だけに反社会的なことをしていないことも大きいかな。実は高卒だったのに、見かけによらない努力でここまで来たを応援している人が多いと感じた。

 

 これはWWE(アメリカのプロレス)のスーパースター達と共通点がある。自分の好きなリーガル(英国人レスラー)は実際には物静かな男らしいが、リングの上やカメラの前ではイヤミで胡散臭い「英国親善大使」の役割を立派に果たした。

WWEのファンはアングルを承知の上だし、乗せられ踊らされながら楽しんでいる。

 真実か嘘かなんて小さな問題で、それによって周りが幸福感が得られればそれが正しいんだろう。

 

生まれながらの詐欺師もいる

  天才としか考えられない。周りから見たら嘘で固めた姿でも、本人から見ればそれが真実。罪悪感ゼロ。第三者から見れば面白いかもしれない。

 

 あさおのかつての上司(40代女性)にもこのタイプはいた。「自分は江戸時代京都から四国に嫁入りしたお姫様の子孫なの」と言って、仕事中も忘年会も散々聞かされた。

 勤務先では誰も信じてなかったけど、あれは嘘ついているような話し方ではなかった。本人にとっては真実なんだろう。

 自信に満ち溢れていることもあって、第三者の評価が高い傾向がある。

 でも直接かかわると酷い目に遭わされることも多い。攻撃性と獲物を見極める目を持ち合わせていることが多いようだ。出会ったら逃げるか、できるだけ関わらないようにしよう。生まれながら違う生き物なので、見習おうにもとても真似できない。

 

 

自尊心を守ること

こんにちは、あさおです。

 

最終出社日から2週間、退職の意思表示をして毎日出資しなくなって1ヶ月半だ。

日々「やらなければならないこと」がどんどんなくなっていくことを実感している。

  • 出社するために毎朝早く起きる
  • 頭や手を使って仕事する。会社に求められるパフォーマンスを出す。
  • 仕事に必要な食事・睡眠を取る。
  • 仕事やオフィスで過ごすことに最低限必要な世の中の出来事を把握する。
  • 周りに不快や不安を与えない清潔な身だしなみを守ること。

 

無職でぶらぶらしているが、以下のことは心がけている。イチローや五郎丸で注目されたルーチンというものだ。

  • 仕事していた時と同じく朝5時に起きる。
  • 朝6時までに新聞を買いに行き、7時までに読み終える。
  • 毎日部屋の掃除をする。
  • 毎日髭を剃る。
  • 1日4回(起床後と各食後)歯を磨く。
  • 家にいるときはなるべくラジオをつける(人が話している環境に身を置く。聞き流してもいい)
  • 行きつけの店には今まで通って、マスターやママさんと今までどおりに話すこと。

 目的は自尊心を失わないこと。コミュ障の自分は他人(←特に生きていくのに必要な身近な人)から認められない、非難されることが多い。だからこそ自尊心が大きな意味を持っていて、できることを継続することである程度守られると思っている。早起きは自分のアイデンティティの一つであるから、死ぬまで続けるだろう。

上司が自分を認めず仕事をさせなかったから会社を辞めた。でも自分を認めなかったのは生殺与奪の権利を持つとはいえ上司だけだ。世の中の大多数は上司に味方するだろうが、自分が絶対悪で全面的に間違っていた訳ではない。


 自分が正しいと思うことやできることを続けていくことは、自分が満足して生きること、自分を必要としてくれる人が現れることにつながると思っている。

 自尊心、自己肯定感といったものは今後の自分の大きなテーマになる。気がついたことがあればどんどん書いていきたい。


今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。

 

退職に至ったプロセス

こんにちは、あさおです。

 

前回から1ヶ月以上空けてしまった。最終出社を終えるまでは下手に書けないと思っていたのだ。今思えばそんなのどうだっていいんだけど。

 最終出社日は円満な結末とはいかなかった。詳しくは書きたくなったら書こう。この日得た教訓は、覚悟決めて辞めるのだから円満退職や自分を退職に追い込んだ人のために引き継ぎなんてしなくていい。感謝なんてされないし、悔しい気持ちが残るだけだ。

 

 退職に至った原因・プロセスを書く方が参考になるかな。

 

 まず最初の原因。1年前に来た上司が自分の10数年来の部下を連れてきて、自分の仕事を奪ったことだ。上司が来てから半年間は非常に良好な関係だった。半年で実績を作って長年の部下を呼ぶ所まで、最初から計画していたんだろう。指示があるまでは何もしないよう言われ、年明けから1日何もしないでyahooのニュースやwikipediaを見て過ごすことが続いた。

 

 次に決定打となったのは、社長を含め部外の人に自分の現状を伝えたり改善を求める主張をできなかったことだ。ここが自分が普通の人と違うところ。

 何かを言うときはまず上司に伝えるのは会社の原則。でも生きるか死ぬかの瀬戸際でそんなこと気にするべきでないのだ。年明けには会社中に、あさおはダメな奴、上司が連れてきたKさんはコミュニケーションの達人で素晴らしいという評判が行き渡っていた。戦わずして負けたのだ。Kさんの入社が公にされた去年の夏、または仕事を全部Kさんに引き継ぐよう言われた昨年末に行動するべきだった。セオリーでは。

 

 戦わなかったのか、戦えなかったのか、どちらか一つとは決められない。ただ自分は心療内科でコミュニケーションに障害(いわゆる発達障害)があると言われた人間で、組織の中で生きていくのは困難な人間だということは自覚していた。

 おそらく、コミュ障や自己主張といったことをこれから書いていくことになるだろう。今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。

 

 

はじめまして、あさおです。

人生初ブログです。

これを書いている2016年2月11日の時点では、まだ会社員です。

が、今週はじめに退職の意志を伝え、手続き中です。おそらく2月末での退職となるでしょう。

転職先はまだ決まっていません。

サラリーマンとして次の会社を見つけるか、見切りをつけて別の生き方をするか、そのプロセスを残していきたいと思っています。

 

あさお