今日、希望のタネを蒔きました

療育現場の所長日記です。

基本に立ち返る

お店の味は、シンプルなものにこそ現れるような気がします。
基本のバニラ、プレーン、塩味、コンソメ・・・といったところでしょうか。

そのため、私はお菓子やさんでも「かすてら」のように、素材が少なくで技術のごまかしがきかないものを買うことが多くなります。

今日のおやつは、老舗和菓子屋さんの長崎カステラ
うん、濃厚な味と弾力のあるふわふわ感がなんとも言えないおいしさ!

何事もまずは基本が大切です。
うどんや出汁がイマイチなのに、天ぷらトッピングでごまかすお店にならないよう、気をつけなくてはと思う五月雨の日。

友達

4月の上旬から体調不良が戻らず、おとなしく過ごす連休日。
高校時代のお友達と数年ぶりに会うことができました。
教職冬の時代育ちの私にとって、めずらしく同業のお友達です。

ひと時、この年代だからこそ分かち合える裏話に話を咲かせ、ふたり同時に大きなため息(笑)。

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今度は、私が海を渡ろうと思います。

追伸
素敵なお土産をいただき、ありがとうございました。
何に使おうか、わくわくしながら眺めています。

ん?なんだ、なんだ⁉

緑のノズルで給油を始めてください…

緑か…と思いつつ、ノズルを手にした瞬間、あー、お客様!と係の人がとんできます。
うん?なんだ、なんだ⁉️

それ、軽油です!間違えて押されたんですね(笑)と言われ、やっとコトの重大性に気づきました。

無事給油し、忙しさと寒さで2ヶ月延ばした洗車もついでにと思い、洗車コーナーに進んで、前の方のが終了するのを待っていると…

お客様、カードでお支払いされました?
ん?なんだ、なんだ⁉️

ここ(支払い機横の案内板を指差しながら)にありますように、レシートが給油割引券になっていますので、よかったらお持ちください…とレシートが差し出されました。

正直、カードで払ったことも無意識にレシートを取らなかったことも覚えていない…
今日は早めに寝ようと思います。

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幼稚園、楽しくない…

新しく入園してきた子どもが大半の4月初旬の年少児クラス。

昨年から在園しているAちゃんは、慣れた手つきでバッグをしまい、タオルかけに進みます。
お支度が終わったら、遊んでいいよ、と伝えると、保育室のままごとコーナーに移動しました。

しばらくすると、Aちゃんがトコトコ戻ってきて、他の子どもの身支度を手伝っている私をじっと見ています。
Aちゃん、どうしたの?と聞くと、「あのね、せんせい…ようちえん、たのしくない…」と教えてくれました。
そうだよね…今まで過ごしてきた環境と全くちがう部屋、友達、先生…。

もう少し大きくなれば、「や〜めた!」という道もあるかもしれませんが、今は登園以外の選択肢がない3歳児。
なぜか、同志のような気持ちを抱いてしまう瞬間でした。

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かき揚げ

油に入れたら、周囲が固まるまでは静かに見守ります。
余計な手を加えると、バラバラ事件が勃発します。

ほどよく固まってきたら、素早く箸を入れます。
ぐずぐずしていたら、真っ黒な物体が出来上がります。

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単純な料理法ですが、見極めとある程度のカンがモノを言う作業なのかもしれません。

~追伸~
ちなみに今回は、アスパラ、とうもろこし、エビ入りのかき揚げです。
が来ましたね。

うぐいす

丁寧に作られた和菓子から漂う季節の香りを楽しむ一服。
今日のお菓子は「うぐいす」です。

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3歳児の歌唱指導をした時のお話です。
YouTubeやテレビでいろいろな歌に触れる機会が多い子どもたちに、どんな歌を教えたらいいのか悩みつつ、「うぐいす」の歌を取り上げました。
うぐいすのペープサートを動かしながら、「うめのこえだでうくいすは~♪」と歌うと、やはりポカンとした顔の子どもたち。
「あー、令和の子どもたちに大正・明治の歌は、まずかったかな・・・」と思ったものの、「ホーホーホケキョ、ホーホケキョ♪」の部分にさしかかると、「ほーほー・・・」と真似る子どもたちも出てきました。

翌日から「せんせー、こえだのことりのうたは?」、「おじいちゃんの家、春になったらホーホケキョが来るって、言ってた!」という声が聞こえるようになりました。
また「子どもが『ホケキョーの歌、歌って!』と言うけど、知らなくて(笑)。インターネットで調べました。」という保護者の方のお話もあり、まずは安堵。

あるお受験界隈では「童謡」を通して、語彙を増やし、季節感や社会事象を教えていくことを勧めています。
幼児の歌唱指導にその面がないとは言えませんが、まずは「この歌、好きだな」という体験を重ね、いつか本物のうぐいすを見たときに口ずさむ姿を楽しみにしながら、ピアノに向かう毎日です。