20160911
ジャズ大名をアマゾンプライムで見た。エネルギーがほとばしるあの頃の邦画、というほどあの頃の邦画なんて見ていないわけだが、シン・ゴジラでも感じたようにもっと作家がやりたいことやってくれという感じ。ぶつけてきてほしいエネルギー弾を。
K-POPということばをTVではあまり聴かなくなってしまったけれど、Twitterだの見ていると中々いいものがでているらしい。
これなんかトラックいけてるよなあ。いやあと、人工的な顔だけどEyediちゃん、人工感と笑顔の自然さの塩梅が実によろしい。お腹がぷよっとしているところもフェティシズムを呼び起こしますね。
世紀末リーダー伝たけし!を読み返し笑う。聖典中の聖典、言い回しは今でも影響を受けまくっている。
20160910
2016.09.10
友人の誘いで新文芸坐で「花様年華」を見た。ウォン・カーウァイでは一番好きな映画だと思う。劇場で見たのは2回めだが、最低限のセリフで状況を匂わせ、映像の反復で関係性の変化を匂わせる技が素晴らしい、なおかつ俳優も衣装も調度品も美しいのだから画面から目が離せない。
その後はヒカリエの45都道府県の産物を使った定食屋へ赴いた。その後は安定の銀だこハイボール酒場で軽く一杯やり帰路についた。
黒田卓也とWonkのアルバム、どちらもJ Dilla以降の音だが海外ムーブメントと間を置かず日本から同調する作品が出るスピード感に感銘を受ける。踊れるし夏は終わるがこれからヘビロテとなるでしょう。
2014年のベスト・アルバムについて
今年は聴くジャンルの幅が広がった。学生の時よりお金の余裕ができたこともあるが、名盤1000円シリーズが門戸を大きく広げてくれたことが大きかったように思う。ロックはめっきり聴かなくなってしまったけれど、黒いグルーヴには唸らされっぱなし。それとブラジル。そんな今年の気分をよく象徴した10枚だと思う。
1.Lamp - ゆめ
何の気なしに買ってみて再生ボタンを押したら、スピーカーから完璧なポップスが流れてきて腰を抜かした。染谷さんのブログにもすごくお世話になった。
Lamp 「さち子」(Lamp Live 2014 ”ゆめ” @代官山 UNIT) - YouTube
2.D'Angelo - Black Messiah
名盤が誕生する瞬間に立ち会えたことが嬉しい。即クラシック。
D’Angelo and The Vanguard - Really Love - YouTube
3.Leo Tomassini - Arpordor
これがサウダージというやつか。声も演奏もいいし、もっと皆聴いてほしいブラジルのポップス。
4.坂本慎太郎 - ナマで踊ろう
歌詞が直接的でびっくりしたけど、体温の低い空洞ファンクは変わらず踊らせてくれる。
5.Mac Demarco - Salad Days
6.Freddie Gibbs & Madlib - Pinata
7.Me’Shell Ndegéocello - Comet, Come To Me
8.FKA Twigs - LP1
9.Moreno Veloso - Coisa Boa
10.Shabazz Palaces - Lese Majesty
次点
Theo Parrish - American Intelligence
Andre Solomko - Le Poraloid
Todd Terje - It’s Album Time
Flyng Lotus - You’re Dead!