アジア飯 blog

28歳、独身。人生逆転をかけ東南アジアの雄シンガポールに上陸。シンガポールを中心に東南アジアのいわゆる現地飯をガンガン紹介していきます。

カラカラ炒め(Ma la pot) in Clementi

Clementi駅直結のショッピング&飲食店エリア。


koi caféやGong chaに代表されるような昨今流行りのBubble tea屋さんから、用途不明のド派手な蛍光色のザルを売るお店まで様々。

さすがに闇夜に光る竹トンボ的なものを飛ばしてるおじさんはいない。

シンガポーリアン風にいえばRojakの様相。

Rojak。

 

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まずまずのローカル感。

萬田久子のようなフォトジェニック淑女はまずいない。


雑踏を進むと、「442 BGAIN EATING HOUSE」 と銘打たれたコーヒーショップが見える。Malay語でいうとコピティアム。

442はBlock numberの442。

 

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話はそれるけれど、ホーカーとコーヒーショップの違いについて言及しておきたい。(本題まだ始まっていない)

仕組み上の違いは貸主。

外見上の違いは集合体の大きさ。

 

【ホーカー】

仕組み :政府直轄

見た目:大きな掘っ建て小屋&店舗数多め

 

【コーヒーショップ】

仕組み:オーナーによる貸出

見た目:3~6店舗程度と店舗数少なめ

 

話を戻そう。

ちがう、まだ始まってない。

話を始めよう。

 

BGAIN EATING HOUSE 内の右端にある店が今回の主役。

 

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(写真お借りしました)

 

「Spicy Mala Pot La Mei Ma La Xiang Guo 辣妹麻辣香鍋」

英語名Ma La pot(マーラーポット)

ランダム食材のトウガラシ炒め。

 

注文は2ステップ

1ST STEP ショーケース型冷蔵庫内から具材を選ぶ

2ND STEP 辛さを選ぶ(1辛~3辛)


コピティアムの雑多な雰囲気とは裏腹に、ショーケース内には数多くの食材が整然と並べられている。

葉物を中心とした野菜、肉、臓物、海鮮など食材という食材がひと通りある。

食材のデパート(舞の海)。


目についた食材を徒然なるままに選ぶ。

おいしそうなものをとにかく足していく。

どれとどれは合わない等と気にしてはいけない。気付いたら器いっぱいの山盛り生食材。


食材ドラフトのあとは、2ND STEPとして辛さを選ぶ。今回は1辛と3辛を注文。

噂によると0辛にもできるらしい。

Coco壱で0辛を注文する私としては幸甚の極み。

なお、料金体系は食材の種類と量によって決まる。野菜は安く、エビや牛肉はちょい高。1種類1.5ドル~3ドルくらいかな。詳細は失念。御免。 

 

やせ型のおじさんがその華奢な身体で中華鍋をふるう。年季の入った中華鍋をせわしなくふるう。待つこと10分、まずは1辛が登場。

 

ドゥン

 

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ぱっと見はさほど辛そうじゃないね。



……..辛っ!!

 

辛くておいしい。

色んな食材が入ってるので、それぞれの具によって食感や味わいも違って楽しい一品。

みんなちがって、みんないい。

各食材が麻辣(マーラー)によって活躍の場を与えられている。ダイバーシティ(言いたいだけ)。

辛いからやはりビールがススム君。

「ありったけのビールを!」

タイガーレディのお姉さまを困惑させて申し訳ない。

 

 

続いて3辛

 

ドゥン

 

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もう色がね…..

赤が多い...

さっきのでも辛かったのに。

第一形態フリーザに勝てないやつが、第三形態フリ―ザに勝てるわけがない。クリリンの悲哀をかみしめながら自らを奮い立たせ、

 

(恐る恐る)ぱくっ。

 

 

……..辛っ!!辛いよ!

「からい!!」じゃなくて「つらい!!」

 

皿が麻辣だらけになってきたので、

食べやすいように麻辣をよける。

 

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……そりゃ辛いわ。

 

舌と唇にジンジンとした痛みを感じながら、無事完食。

 

同じコピティアム内にある拉麺&小籠包がメインのお店の餃子も美味しいので、あわせて試されたし。水・焼ともにどちらも美味しい。

 

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ふぅ~

 

お腹ぽんぽん。

 

「Spicy Mala Pot La Mei Ma La Xiang Guo 辣妹麻辣香鍋」

Bgain 442 Eating House, 442 Clementi Ave 3 Clementi

Singapore No.1 福建麺(Hokken mee)

高頭監督が牧に言ったように言いたい。


ナンバーワンだ。

 

シンガポールには数多くのローカルフードがある。チキンライス、肉骨茶(バクテー)、プロウンヌードル等々。

 

その中でホッケンミーほど、美味しい店と不味い店の差が大きいメニューはない。

 

全然ちがう。

 

美味しい店は一口食べて柏手をたたくレベル。不味い店は一口食べて席を立つレベル。

フランクミュラーとフランク三浦くらい違う。


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柏手のタツ。


したがって、一見のお店でのホッケンミー

注文はわりとハイリスク。 

 

美味しい店のホッケンミーと不味い店の

それとでは、何がどう違うのか。


美味しいホッケンミーの条件を以下の3点にまとめてみた。

  1. ニンニクの塩梅が絶妙
  2. 麺が油を吸いすぎていない
  3. シーフード(海老やイカ)が新鮮

これを満たすホッケンミーはそう多くないのだが、ここにあった。

 

ドン。

 

 

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SERANGOON NORTH AVENUE 1の

HDB BLK153

「小弟炒虾面 Xiao Di Fried Prawn Noodle」

  

メニューは 

ホッケンミー(中)$4

ホッケンミー(大)$5

海鮮追加     $2

 

これだけ。 

 

「味に自信のある店はいたずらにメニューを増やさない。」

ガチンコラーメン道 佐野稔

  

ホッケンミー(大)$5を注文する。

 

円盤を受け取り席に着く。


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ランチで行くなら11時半までには行きたい。または1時半すぎ。

人気店なので12時を過ぎると30分待ちは覚悟したい。

 

幸い円盤システムなので、

行列に並ぶ必要はなく円盤でフリスビーを楽しみながら待つことができる。

 

待つこと10分。

 

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いつ食べても美味い。

美味いだけでなく中毒性がある。

1皿食べても2皿目に行きたくなる。

2~3日経つとまた食べたくなる。

 

美味いだけでなく、中毒性まである。

あっぱれ。

 

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初対面で良い印象を持たれるだけでなく

また会ってみたいと思われる、

そんな中毒性のある男になりたい。(強引)

 

 

お腹ぽんぽん。

 

 

 

「小弟炒虾面 Xiao Di Fried Prawn Noodle」

 

Address : Serangoon north avenue 1

                550153 Serangoon Village

Tel : 9062 1201

URL : https://www.facebook.com/FPNxiaodi/

Open : 11:00 to 20:00

(FBでは20時までだが当てにならない。その日の分がなくなれば営業終了。行くなら昼がオススメ。)

Close : Monday 

Price : $

赤アイナメ鍋

赤アイナメ青アイナメ黄アイナメ‼︎早口言葉は得意な方だ。今夜は、赤アイナメの鍋を食す。

 

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どこまでがこの店なのか…。道路ギリギリまで並ぶ机と椅子。店裏にも同様に机が並んでいる。夕飯時になると満席。…かと思うとまた机が出てきて、お店がどんどん広がるシステム。

 

天天海鮮館

事前情報によるとバンブーシェル(マテ貝)がうまいらしい。早速注文。

どぅん!

 

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ぷりぷりの身にメロメロ。身もうまいがこれでもかとからまりつくきざみにんにくが美味。これを白飯にぶっかければ2杯はいける。

 

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その他にもレバーの土鍋煮やカエルのソテーなどを友人と食した。ビールがどんどんすすむくん。

 

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題名の鍋はこちら。赤い体に鮮やかな水色の斑点模様…おちゃめに顔半分もついてきた。赤アイナメちゃん、nice to meet you.出てきた鍋はすでにちょうど良く煮込まれていて、蓋が開いたら即召し上がれ方式。塩味に整えられた赤アイナメちゃんのお出汁と、具材の海苔がマッチして海苔しお味。うまいうまい。赤アイナメちゃんの身も柔らかくて。うまいうまい。しっぽや頭やヒレ、絵に描いたような闇鍋風だが、ほっこり味だった。人も鍋もギャップが重要と再確認。

 

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スープの追加はおっちゃんがやってくれる。無愛想のおっちゃんもカメラを向ければ照れ笑い。これまたギャップにやられましたとさ。

 

お腹ぽんぽん♡

 

【天天海鮮館】

239 outram road Singapore 169042

Tel:63241082

open hour:17:00-3:00

Price:$$

 

Singapore式 肉骨茶(バクテー)

前回に続いて肉骨茶(バクテー)。

 

「アイライク肉骨茶サン」

マートンもこう言うはず。

 

とかく油っこい食べ物が多いシンガポールにおいて、肉骨茶はそれらとは一線を画す。

 

ポークスペアリブ in 胡椒ベースのスープ。

スープは豚骨出汁と塩コショウで味付けされているので油っぽくない。

油っぽくないだけでヘルシー認定とは、ずいぶんヘルシーハードルが低い気もする。


しかし、油(砂糖、塩も同様)が少ないだけでヘルシアチョイスマークを食品に付与できるのでシンガポール的にはやはりヘルシーと言える。

 

 

ang mo kioのblock453にある肉骨茶

 

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キアヌリーブスを意識しているおじさん(写真手前左)も通う人気店。

 

$5、$8、$10から選べる。

同僚とシェアすべく$10を選ぶ。

 

 

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肉は少し固めで、かみごたえあり。

その分脂肪が少なく好みの肉。

スープは湯気が立ちのぼり、霧のよう。

コショウの香りが香ばしい。

 

布施明が食べていたら

「霧の肉骨茶」

肉骨茶のかほり」

代表曲が変わっていたかもしれない。

そのくらい美味しいスープ。

味の濃さもちょうど良い

 

ちなみにang mo kioという地名の由来にはちょっと怖い言い伝えがある。

漢字で書くと「紅毛橋」。福建語読みでアンモーキオ。北京語読みでホンマオチャオ。

「紅毛」とは、イギリス人豪商の妻ジェニファー・ウィンザーのことを指し、ジェニファーの娘アンジェラが行方不明になった後、この橋の上で、女の子の声が聞こえるようになった。その噂を聞いたジェニファーは、愛する娘を想い、自分が死去するまでこの橋の上ですごした。

 

 

お腹ぽんぽん。

 

 

Seng Kee Bak Kut Teh 成記肉骨茶
Address :Blk 453A Ang Mo Kio Ave 10 #01-99
Open : 0600 - 1430
Close : Wednesday

 

Malaysia式 肉骨茶(バクテー)

肉骨茶

「にくほねちゃ」と書いて「バクテー」と読む。

福建語読み。北京語読みだと「ローグーチャー」

 

漢字の字面だけみると、

なにやら恐ろしげだが、

要は豚肉のスペアリブ入りスープ。

 

日本人にとっても与しやすい味付けで

人気のローカルフード。

 

シンガポールで食べることができる肉骨茶は

2つに大別できる。

 

ひとつは、シンガポールスタイル肉骨茶。

もうひとつは、マレーシアスタイル肉骨茶。

 

違いはスープ。

 

シンガポール肉骨茶は胡椒&にんにくベースのスープ。

にんにくがマルッとそのまま入っていたりする。

うすい色のスープでこんな感じ。

 

 「songfa bakuteh」の画像検索結果

 

 

一方、マレーシアスタイル肉骨茶は薬膳&醤油ベースの濃色スープ。

今回食べたのはマレーシア肉骨茶。

Marsiling(マーシリング)というジョホールとの国境にほど近いエリア。

Woodlandsの隣といえば分かる人も多いかもしれない。

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昼どきは多くの人でにぎわっていて、

席を探すのもひと苦労。

席を探していると、辺りを巡回している

お店のおじちゃんが注文を聞きにきて、

調理人たちにその注文を伝えてくれる。

席に着いたころにはモノが届くという合理的なシステム。

 

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肉だけのタイプと、臓物系をミックスしたタイプを選択できる。

今回は肉だけのタイプ、サイズはレギュラーを注文。

価格はいずれもレギュラーサイズ$5.5。

$6.5、$7.5とアップサイズが可能。

 

これがマレーシアスタイル肉骨茶。

 

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濃色のスープ。

薬膳、醤油、豚骨だしがバランスよく混じり合っている。

 

飲む。

 

美味い。

 

 

肉食べるの忘れそうになる。

スープ美味しい。

 

スペアリブ的な肉は一昼夜煮込まれていて、とても柔らかい。

肉を先に食べてしまって、ご飯だけ残ってしまった。そんな事態でも心配いらない。

 

スープを無限に追加してくれる。

 

このスープ、本当にご飯がススム君。

これだけで十分ご飯を食べ進めることができる。

 

今日は肉食いたいよ、肉!

っていう日にはもってこいのバクテー。

 

草食系男子という言葉が世に生まれて久しいが、これからも肉食系であり続けたい。

 

 

お腹ぽんぽん。

 

 

Hong Ji Herbs Bak ku teh

Address : Marsiling Blk19  730019 Singapore
Tel : 9682 2614
Open : 08:00 - 21:30(不定休)
Price range: $

 

海老麺

こっちで知り合った、長年シンガポールに住んでいる人にオススメを聞いた所、力説され勧められたのがここ「Beach Road Prawn Noodle House」

 

週末、意を決して12時頃行ってみると凄い行列!!

 

まずは席を確保し、机の番号を覚えて

期待大にして自分も行列の最後に並ぶ。

 

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「Soup or Dry?」

 

分からないから、とりあえずSoup。

 

待つこと10分。

 

海老が意外と大きい!

 

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一口スープを飲んでみる。

ヤバイ!美味い!

海老の出汁がスゴイ出てる!!一口飲んだだけで、海老の良い出汁が口全体へ広がる。

しみるなーーーー

これは病みつきになりそうだ!!!

 

麺は黄色い麺を選んだが、他にも太めのビーフンもあるらしい。

 

周りを見てみるとDryを選んでいる人も多い。

ピリ辛のソースで和えてるみたいで、これはこれで美味しそう。

小さいお椀でスープは別盛りで。

次回はこっちをチャレンジしようかな。

 

あっという間にスープを飲み終えて、物足りなく感じてると、レジの隣にお椀を持っていってる人がいる!

どうやら、スープおかわりが出来るらしい!

自分もスープをもう少しもらう。 

 飲んだ後に飲みたくなるスープだが、営業時間はどうやら朝8時から夕方4時まで。

平日通うのは難しそうなのが、残念。。。

ただ、週末の朝ごはんにはうってつけ!って事でまた今度はDryを試しに行くぞ!!

 

370 East Coast Road

Singapore 428981

Tel : +65-63457196

Open : 08:00 to 16:00

Close : Tuesday

Price : $

 

お腹ぽんぽん

 

 

 

 

 

アジア飯とは

アジア飯をやっていくにあたって、

3つの方針をきめてやっていきます。

 

①るるぶや地球の歩き方には載ってないお店を紹介します。

②現地の人が日常的に食べている本当のローカルフードを紹介します。

③海外に住んでまで和食を探しもとめるような軟派なマネはしません。

 

お腹ぽんぽん。

 

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