VRAIN雑記

アニメ、漫画、ドラマ、映画の感想です。ネタバレが前提なので ご注意下さい。

ヴィンランド・サガ 210話【千年航路⑲】

ウーヌゥ人の追ってから逃げるトルフィンとヒルド。
トルフィンの傷は深くヒルドの矢も尽きます。
トルフィンは意識が朦朧とする中、心の中で
トルケル、イーヴァル、エイナルに罵られ責められます。
心が折れるトルフィンに、ヒルドは
「お前は間違っちゃいない。お前の様な馬鹿が増えれば世の中平和になる」
と励まします。
そして二人の前に、ブルムクが現れ…。


開拓辺の今後の展開が分からないですね。解決策が無い。
あれだけ強いトルフィンもヒルドも結局は多勢の前には負けるし。規格外のコーデリアだって、大量の矢で射殺せるし。
トルフィンが良い悪い関係なくトルフィンの挑戦と実験によって両者に大量の死者が出たのも事実だし。

オリエント 151話【耄碌(もうろく)】

直江VS静六!
静六は黄刀の力を自身にかけ強化、武士団を次々に斬り殺していきます。
それを離れた場所から傍観していた藍二郎も、その強さに驚きます。
静六は医者ではなくもとは最強の武士だったんですね。
それが能力を買われ医者に。
しかし静六は人々の怪我を直し次け力を使い続けボロボロになります。体はぐずぐずになった老人に…。そんな静六を周りの人間はせせら笑っていたんですね。
そんな切望と死から黒犬になったんですね。
静六が最後に望んだことは…。

ごちゃごちゃと武士団がどうのこうの言う静六を直江が殴りつけます。
様子もおかしく、淡路島で戦った時より弱いと言います。
そんな直江を見て静六は自分の最期の望みを思い出します。
最期は、武士として強い敵と戦って死にたい

静六の目に光が戻り、顔つきが変わります。


ちょっと意外な展開。静六はクズ道突き進むのかな~と思ってたけど、ドラマ見せてきたな。
生気溢れる顔つきになったけれども、求めるゴールは死というのが切ないですね。
しかしオリエントのモブはクズばっかりだな。

どうもこのオリエントの人々が好きになれないのはこういう所だな。モブが極端に情けなく、クズばかり。
人間の醜い面をモブを使って極端に描きすぎな気もする。
モブがあまりに、生きたキャラでなさすぎる。
前々から感じてはいたけど、この世界の人たちが救われて欲しい!って微塵も思わないんですよね。

MAO 227話【不死身の化け物】

魄の種による事件、華紋と芽生が関係してきます。
不治の病を魄の種により延命するも顔から蔓が飛び出した化け物になった父親と、その男に暴力を振るわれる家族。息子は殴られた怪我で瀕死の状態で御降家のもと退治の依頼にきます。
今にも死にそうな少年に芽生は魄の種を使い助けます。少年の怪我は綺麗に治りました。
一方、不死身の化け物となった父親の方には摩緒と華紋。
家紋は、魄の種による現状を見て、
ああ…誰も救われない
と思います。

この“誰も”ってのが気になりますね。芽生が助けた少年はやはり死んでしまうのか…?
事件とは別に、白眉と不知火のやりとり。
白眉は、大五が真っ先に殺しに来るのは不知火だろうと言います。ビビってる不知火、小物感よ。
白眉は白眉で、嫌いな奴から殺していくと言い、まず百火、次に華紋。華紋のこともやっぱり嫌いだったか。
不知火に、今のまま商売に励めと言いながら、心の中では、不知火ごときいつでも殺せると言い捨てる白眉。

白眉って…。白眉ってなんか根本的に多くが欠落してるな。他人に対しての感情が本当に0なのかも。
だけど幽羅子への態度だけは気になりますね。

MAO 225話【不知火の罪】

不知火が大五を殺した経緯が説明されます。
大五と紗那の逢瀬を目撃した不知火。紗那は先に館に戻ります。
不知火は、大五が紗那を手に入れる事により御降家を乗っ取ろうとしているのだと考えます。
当主の息子である自分は後継者から外されたのに、捨童子の出の者になど御降家の跡目を渡してなるかと、不知火は背後から大五の首を水の術で切り落としてしまいます。
それなのに、大五の体は動き、不知火に術で攻撃してきます。
不知火は尚も大五の体を引き裂きます。
それでも蠢き続ける大五の肉片。
不知火は恐ろしくなります。
そこに妖の目を通して事態を知った幽羅子がやってきます。
幽羅子は怯えながら不知火に協力し、妖を使って大五の体を四方八方へ持っていきました。

この時点で不知火はまだ蟲毒に組み込まれていなかったため、不知火では大五を殺せなかったんですね。
体を切り刻まれても死ねない恐ろしい呪いです。

大五は御降家などどうでもよく、ただ紗那と共に生きたかったと言います。

大五復活により蟲毒の殺し合いが再開。
術は猫鬼と当主によってかけられた物で、当主が死んだ事で術を解く手段は無い。5人の弟子達の殺し合いでしか終わらないと猫鬼は言います。
そこで5人はそれぞれ元いた場所に飛ばされます。
摩緒と菜花は診療所に帰ります。


だいぶ謎が解かれてきましたね。
でもこのMAOと言う作品がこの先どういうゴールを目指していくのか、いまいち分からない。
大五はもう紗那もいないのにこの先何をするのか。
不知火と白眉は御降家を盛り立てていくのが目的だし。
“殺し合い”は誰も望んでないんじゃないか?
大五が復讐劇を始める…とか?

次回からまた日常回や事件解決型の形式に戻るのかな。
それもそれでなんだかな~。

MAO 224話【壺結の術】

五色堂に呼ばれた弟子達にかけられた壺結の術。
お互いに殺しあわないと死ねない呪いです。

御降家で起きた事が順々に明かされていきます。
まず一番驚いたのが、
不知火は当主の実の息子でした。
つまり幽羅子、紗那の兄です。
妙に御降家の内情に精通していたり、以前幽羅子が「兄さま」と呼んでいましたが…。

妖を通して五色堂で起きた事をすべて見ていた幽羅子から不知火もすべてを聞いて知っていました。
跡目争いから外されていたことも。


そして、大五の呪殺事件。これは紗那と大五の狂言でしたが。夜、大五を埋めた場所へ赴く紗那を不審に思った不知火はあとをつけました。
そこで目にしたのは、埋められた大五が甦り、紗那と逢瀬をしていました。

大五の口ぶりでは、大五を殺したのは不知火。この後何が起きたのか…。



不知火かなりキーマンになってきました。
実力は大五の方が上だったはず。その彼を本当に不知火が殺したのか。

オリエント 150話【赤と黄】

上杉竜臣VS伊達。

結果は相討ち…と言っていいのか。
竜臣の最後の、命と引き換えにした大技で、伊達共に二人は散っていきました。

伊達は態度はああだったけど、人を救うことが出来ない赤刀として、人を救う黄刀の竜臣に憧れ認めていたんですね。それなのに、力の弱い黄刀だと自分を卑下する竜臣が許せなかったと。

この二人のストーリーはなんとも、やるせない結末でしたね。
伊達というキャラもあまりいい所なく退場、上杉も退場はちょっと意外。
上杉をここまで苦しめて殺す必要があったのかも少し疑問。

変わって、直江の前に、清六が現れます。
「竜臣は死んだ」とせせら笑う清六。


次回、清六バイバイかな。
いよいよ登場人物達の退場ラッシュかな?
犬飼清六もよくここまで生き延びたなぁ。
個人的に、このキャラの役目はもう無いんじゃないかなと。
五万理や七緒ももはや影薄いし(つぐみもね)
一眞佐や獅子門は本当にあれで死んだのか。もし死んでたら、それはなんだかあっけない。

直江さんは生き延びて、上杉をまとめていくんじゃないかな。

MAO 223話【不死の呪い】

五色堂に集まった御降家の弟子達に猫鬼は語ります。
猫鬼と御降家のお師匠はある賭けをしていました。
灰丸は御降家に来た時点で猫鬼であり、お師匠だけが気づいていました。
そこでお師匠は猫鬼に勝負を持ちかけます。
勝てば猫鬼を使役し、負ければ猫鬼に御降家を差し出すと。

そこでお師匠は勝負の手駒を作るために、
五色堂に5人の弟子を呼び出します。
殺し合い生き残った最後の一人を手駒にするために。
五色堂は人間の蟲毒でした。

そして猫鬼の駒は、自身の器になる摩緒でした。

摩緒達の時間が止まり不死になったのは、“壺決の術”だと猫鬼は言います…。



この作品、どこまでも蟲毒ですね。新しいキーワード、壺結の術って?
他にもまだまだ謎が残っていますが、どこまで明かされるのか。